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避2-402

ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん
ぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽとぽと


この音は雨が屋根に落ちる音?

雨の音を聞き分けることができるようになったのは、連日雨の日が続いたから。
雨が降る度に秋が深まっていって、季節が移りゆくのを感じる。


そんな秋のある休日、今日も冷たく寂しい雨が降っていた。


「今日も雨だね」
「そうね」


「雨、止みそうもないね」
「・・・・そうね」


最近、同じ会話を何度繰り返しただろう。


雨には恵みの雨もあるだろうけど、
公園を主な練習場所にしている私達は、ダンス練習ができない。
それに、活動的なラブにしてみれば、外に出られないことは苦痛なのに違いない。

窓際に立って窓の外を眺めるラブの後ろ姿からは、つまらないという彼女の心の声が聞こえるようだ。


「でも、私は雨が降っていて、良かったけど」


軒先から滴り落ちる雨音で、
私の呟きはラブに届く前にかき消された。


「え、何か言った?せつな」
「ううん、なんでもない」


私は窓際まで歩み寄って、ラブの肩に自分の頭を預けて目を閉じると、
未だ止まない雨の音に、耳をすました。


最終更新:2010年11月24日 18:50