【2月11日】 『苦手じゃないもん』
四人 「今日は建国記念の日!」
祈里 「ラブちゃんちに集合して、クッキーを焼くのよ」
せつな「みんなでクッキー作るのって、楽しい」
美希 「せつなは手際いいわね。ブッキー……は、何してるの?」
祈里 「あっ、えっと、砕けた卵の殻が中に入っちゃったの。ガシャン!」
四人 「…………………………」
ラブ 「大丈夫だよ、ブッキー。はじめからやり直そう」
せつな「そうね、一つくらい苦手なものがあったほうが可愛いわ」
美希 「どうして、そこでせつなはアタシを見るの……」
祈里 「ごめんね、ほんとうに今日はたまたまなの……。ガシャン!」
四人 「…………………………」
ラブ 「なんだかんだで完成~! ブッキーの作ってくれた動物の型が超可愛いよ!」
祈里 「みんなごめんね」
美希 「どんまい、ブッキー。苦労した分、より美味しく感じるわ」
せつな「本当に、こんなに美味しいクッキーは初めてよ」
【2月12日】 『一流は全てに通ず?』
ミユキ「お仕事の合間に、カオルちゃんのドーナツ食べに行こ~っと!」
カオルちゃん「やあ、いらっしゃい。ミユキちゃん」
ミユキ「ん~やっぱり最高! そうだカオルちゃん、ちょっと見てもらいたいんだけど」
カオルちゃん「そうだねえ、今のステップの重心がほんの少し左に偏ってるかな」
ミユキ「やっぱ、そうか~。ありがとう! カオルちゃん」
タルト「カオルはんて、ホンマ何者なんやろうか……」
【2月13日】 『女の子です!』
カオルちゃん「明日は
バレンタインデーだから、カオルちゃん特製チョコドーナツ、大売出しだよ!」
タルト「わいも、イリュージョンショーで盛り上げたるでぇ!」
ラブ 「あれっ? 特製って、いつものチョコドーナツと同じに見えるよ?」
カオルちゃん「真心が十倍入ってるのよね、想いが届くの間違いなしよ! ぐはっ」
ラブ 「あはは、じゃあ帰ってせつなと食べるよ。またね~カオルちゃん」
カオルちゃん「兄弟……。完売なのにむなしいのは何故だろうねえ」
タルト「わいもや……。アズキーナは~ん」
シフォン「キュア~♪」
カオルちゃん「これ、おじさんに?」
タルト「シフォンからもらえるなんて……おおきに!」
【2月14日】 『間に合ってます?』
ラブ 「今日はバレンタインデーだよ!」
せつな「ふふふ、ラブは自分がチョコレート食べてばっかりね」
ラブ 「らって、おいひいんらもん」
せつな「食べながら話すのはやめなさい」(ってよく言うわね、私も……)
ラブ 「ブッキーはもらう方が多いからって、おすそわけなの」
せつな「実は私もなの……どうして女の子からもらうのかしら」
ラブ 「はい。あたしからせつなへ、愛を込めて!」
せつな「ええっ?」
ラブ 「友チョコだよ」
せつな「びっくりした、紛らわしい言い方しないで。それに大きすぎるわ」
ラブ 「大きな気持ちを伝えたいから! あたしも食べるの手伝うよ」
せつな(もう、色々渡しにくくなっちゃったじゃない)
【2月15日】 『命を守るお仕事だから』
祈里 「お父さんと一緒に、子牛が生まれるところを見たの。とっても感動したわ」
ラブ 「どうだった? 可愛かった?」
祈里 「もちろん可愛いけど、そう感じる余裕なんてないくらい大変だったの」
美希 「子牛って大きいわよね、やっぱり苦しいのかしら」
祈里 「うん、涙流してたし、鳴いてたから。最後はお父さんが子牛の足を掴んで引っ張り出して」
せつな「生々しいわね。ブッキーは大変なお仕事を目指しているのね」
祈里 「うん。改めてお父さんを見直しちゃった。わたしも精一杯がんばるね」
せつな「ブッキーならできるって、私、信じてる」
【2月16日】 『あたたかな想い』
せつな「今日はおかあさんとブレスレットを作るの。うまくできるかしら?」
美希 「自信あるクセに。もう、嬉しそうな顔しちゃって」
せつな「ちょっと! 私はそんなつもりじゃ……」
美希 「ゴメン、からかったんじゃないのよ。こっちまで嬉しくなっちゃって、ついね」
せつな「なんとなく、誰かに話したくなったの」
美希 「わかるわよ。アタシもちょっとだけ寂しい思いをしてきてるから」
せつな「美希……」
美希 「せつな、良かったわね」
せつな「うん、ありがとう」
【2月17日】 『わたしにまかせて!』
祈里 「シフォンちゃん、あんまり食べ過ぎたらおなか痛くするわよ~」
シフォン「ポンポン痛いのイヤ~」
祈里 「痛くなったら、わたしがこうして治してあげるね」
シフォン「てぶくろもイヤ~!」
祈里 「じゃあ、わかるよね? シフォンちゃん」
シフォン「もう、やめゆ~」
美希 「優しい口調のようで、実はスパルタなのかも……」
【2月18日】 『tarteとtaart』
タルト「タルトっていうお菓子があるんかいな? いっぺん食べてみたいわ~」
美希 「タルトってね、焼いたビスケット生地にクリームや果物をのせたフランスのお菓子よ」
祈里 「タルトはね、カステラ生地に餡を巻いて作る和菓子のことよ」
タルト「どっちやねん……」
ラブ 「あはは、どっちも本当にタルトなんだけど、タルトはどっちのタルトなのかな?」
せつな「なんだか頭が痛くなってきたわ……」
ラブ 「タルトの名前の由来はどっちか、食べに行こうよ!」
美希 「食べてわかるとは思えないけど」
祈里 「行きましょう」
せつな「全くもう、結局そうなるのね」
【2月19日】 『笑顔は一日にしてならず』
美希 「モデルのお仕事で、カメラマンさんに笑顔を誉められちゃった」
せつな「モデルって凄いわ。はい、笑って。なんて言われても私には無理よ」
ラブ 「楽しいことを思い出せばいいんじゃないかな?」
美希 「そんな簡単じゃないのよ。崩し過ぎないようにとか、左右のバランスとか、目の力とかね」
祈里 「綺麗なだけじゃダメなのね」
美希 「そう、結局は日頃のトレーニング次第なの。そうだ、みんなもやってみましょう!」
祈里 「美希ちゃん、なんだか恥ずかしい……」
美希 「つべこべ言わないの。向かい合って声を出しながら顔の筋肉を動かすのよ」
せつな「笑顔って難しいのね。精一杯がんばるわ!」
【2月20日】 『占い館はいいところ』
サウラー 「今度、この館に皆を招待したいな」
せつな 「いつの間に立て直したのよ……」
ウエスター「違うな、同型の館を本国から転送したのだ」
せつな 「どっちでもいいわ。なんか怪しそうだからお断りよ」
ウエスター「怪しくなんか無いぞ! 俺の作ったドーナツをご馳走しようと」
サウラー 「僕もコーヒーを煎れてもてなそうと」
せつな 「やっぱりね……。パスよ!」
ラブ 「なんで? 面白そうじゃん! 行こうよ、せつな」
せつな 「ラブがそう言うなら。じゃあ、美希とブッキーも誘って行きましょう」
サウラー 「実に扱い方がわかりやすい子だね」
最終更新:2011年02月24日 01:44