「呪術連鎖」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

呪術連鎖 - (2024/05/28 (火) 19:13:27) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

冥奥領域の東京。その一角に旧家が多く立ち並ぶ地域がある。 いわゆるハイソな高級住宅街……というやつだが、そのうちの大きな屋敷の書斎に"彼"の姿はあった。 「……全く、嘆かわしいわい」 そう呟くのは椅子に座った少年だった。 綺麗に切りそろえられた髪に汚れ一つない服装、恐らくはこの屋敷の跡取りの少年だろう。 ――だが少年が発したと思えないほどに、その声は淀み、歪んでいた。 『大人のマネをする子ども』 そう受け取るにはあまりにもまとった空気が、子どものそれではない。 ……それもそのはずである。 椅子に対して小さすぎる体。その体は10にも満たない少年のものだが、その魂は『龍賀時貞』という80を超える老人のものであるからだ。 時貞は苛立たしげに広げていた本をたたむと、豪奢な椅子に深く体を預けた。 「どうだい葬者(マスター)、勉強は進んでいるかい?」 その時だった。宙からすぅ、と僧衣に身を包んだ青年が現れたのは。 だがその超常現象にも時貞は眉一つ動かさない。 「……キャスターか。周囲の様子はどうじゃ?」 「ああ、今のところ目立った魔力反応はなしって感じだね。  とりあえず周囲に複数体の呪霊を放ったから、そのうち何らかの反応は出てくると思うよ」 まあ行方不明者が2,3人は出るだろうけど、と事もなげにキャスターは付け足すが時貞は気にした風もない。 時貞にとって見知らぬ他人など――いや、見知っていたとして他人など気にするものでもないからだ。 道に生える雑草が一本ほど次の日に消えていたとして誰が気づくだろうか? もしこの東京にいるのが魂を持たぬ人形でなかったとしても、時貞にとっては差はない。 むしろ時貞にとって気になるのは眼の前の自分のサーヴァントの様子だ。 「キャスター、お前……"何か"変わったか?」 「おや、わかるかい? もしやできるかと思って試してみたんだが……」 キャスターが手をクイ、と動かすとその影から縦方向に影が伸び、人の姿を形作る。 ……凹凸のない黒い人影。気配は以前に見た呪霊とにているが、"何か"が違う。 「聖杯から与えられた知識にあるだろう? これが"シャドウサーヴァント"、というやつらしい。  私の持つこの呪霊操術とこの空間は殊更相性がいいらしくてね、  少し調整は必要だが、シャドウサーヴァントと呼ばれる"なり損ない"も取り込めるようだ」 "今回はお試しだからかなり弱い霊基のものだがね?"と笑いながら付け足すキャスター。 ……これは彼らにとってかなりの朗報と言っていいだろう。 事実上、時間さえあれば手駒が尽きる心配はない、と言っているのだ。 加えてシャドーサーヴァントを取り込むという新しいことができたことで上機嫌なキャスター。 だが対する時貞は不機嫌な表情を隠しもしない。 その原因は探すまでもない。彼が先程まで読んでいた本にある事は明白だった。 「『戦後日本の歩み』、ねぇ……。どうだった? ……と、その表情だと聞くまでもないか」 時貞の顔に浮かんでいたのは嫌悪の色。 整った顔が苦虫を噛み潰したような表情に歪んでいる。 「……町並みを見て薄々感じてはいたが、導く者のいない日本人はここまで堕落するのか。  嘆かわしいことこの上ない。教養も学も品も無くした……、まるでサル山の猿どもじゃ」 つばを撒き散らしながら現代社会を罵る時貞。 だがその様子を見たキャスターはこらえきれないように吹き出す。 「……何がおかしい」 「いやぁ、失礼。……同じような例えをするような青年を知っていたものでね」 時貞は自身のサーヴァントをじろりと睨む。 その目に浮かぶのは不信と猜疑。 キャスターと名乗ったサーヴァント。 本人曰く、自分が生きたよりも未来、――すなわちこの時代で活躍した術師だという。 (事実、機械類に関しては知識を与えられた自分よりも使いこなしている) 本人曰く『二度目の命に興味はない』と言っているが―― (――信用できるものか、馬鹿め) 生にしがみつくは人の本能。 それは人間であった以上、逃れられるものではない。 それに加えて聖杯からサーヴァントについての知識は与えられている。 サーヴァントとは、自身の願いを叶えるために葬者の呼び声に応えるものだという。 そんな存在が『願いが無い』などとあるわけがない。 (まぁよい。どちらにしろ"切り札"は2つもこちらにある……) 絶対命令権たる令呪はこの手にあるし、何よりこの"冥奥領域"と相性が良いのはキャスターの力だけではない。 時貞の持つ『術』もこの冥奥領域で力を増しているのを感じる。 そして強化された『術』はサーヴァントにすら十分に通用するものだという確信がある。 (ふん……何を考えていようと、ワシのためにせいぜい働き、使い潰してやろう。  それが従者"サーヴァント"としての正しいあり方であろうなぁ……!!) 時貞は自身のサーヴァントの横顔を見ながら、内心ほくそ笑んだ。 ――――――――――――――― (――などとと、考えているところかな?) 一方、僧衣のサーヴァントは自分の主を横目で見つつ、薄笑いを崩さない。 欲に取り憑かれ凝り固まった"若輩者"の思考など、彼にとっては馴染み深く――そして軽蔑するものの一つでしかない。 ……とはいえその執念、人を操ることに特化した老獪さは決して油断していいものではないが。 (ま、そのうち切り捨てるとはいえ、しばらくは魔力の供給源として頑張ってもらうとしよう。  令呪はもちろんだが、……何か妙な呪力を感じるしね) ……これは推測だが、恐らくマスターは何らかの強力な魔術礼装を所持している。 しかも封印指定……自分の持つ概念に当てはめるなら特級呪物クラスの品を、だ。 術師としては三流であろうが、魔術礼装の仕様次第では相性次第で負けもありうる。 だが一方で奪ってしまえばかなりのアドバンテージを得ることができる。 (とりあえずは情報を収集つつ、計画を練るか……さぁて、楽しくなってきたなぁ) 内心のワクワクを表に出さないように留め、先程の時貞の言いようを反芻する。 (しかし"ヒト"を"猿"呼ばわりとは、……潔癖と傲慢で真逆と言えるほど違うのに、  口から出てくる言葉が似通うとは実に皮肉だなぁ、――"夏油傑"?)  ――そう心のなかで呟きながら、"夏油傑"という青年の顔をした「欺くもの」は、額の縫い痕をそっと撫でた。 【CLASS】キャスター 【真名】夏油傑@呪術廻戦 【ステー __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―  ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄  ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―              真 名 展 開  ___―===―___   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄ ̄―‐―― ___  ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___ =―   ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ―― __――_━ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―= 【CLASS】プリテンダー 【真名】羂索@呪術廻戦 【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 ・陣地作成:C-  魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。  プリテンダーは基本的に打って出るタイプのため、そこまで高くはない。 ・道具作成:A+  魔力を帯びた器具を作成できる。  様々な呪物を創造してきたプリテンダーは高い道具作成スキルを有する。 【保有スキル】 ・対魔力:C  魔術への耐性を得る能力。  一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。 ・高速詠唱:C  魔術の詠唱を高速化するスキル。  一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。 ・呪術(詳細不明):-(A)  脳を交換し肉体を渡る術式でありプリテンダー本来の術式。  下準備が必要なため、本聖杯戦争では基本的に使用できない。 ・呪霊操術:A  本来は体の持ち主である夏油傑の術式。  調伏させた呪霊を球状にしてから体内に取り込み、自在に使役する術式。  本聖杯戦争では冥界内で発生する死霊やシャドウサーヴァントも使役することが可能。 ・反重力機構:A  本来は過去に乗っ取った虎杖香織の術式。  本来は物体の重力を消す術式だが、プリテンダーは術式反転で重力場を発生させ、自身に近づくものを地面に叩き落とすという使い方をしている。 【宝具】 『胎蔵遍野(たいぞうへんや)』  ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:30m 最大捕捉:10体  領域展開という、固有結界と似て非なる大呪術の一つ。  原作では詳細不明だが、今回の召喚においては『重力術式の必中化により叩き潰す必中領域』と定義されている。 『獄門疆(ごくもんちょう)』  ランク:EX 種別: レンジ:D 最大捕捉:1人  真名開放後、半径4m以内の位置に対象を一定時間(脳内時間で1分)留める事で、相手を完全封印する特級呪物。。  効果は絶大で一度囚われると身体に一切の力を入れられず一切の魔力も断たれる概念断絶・破壊不可能・絶対封印の小箱。  ただしプリテンダーの宝具としての発現であるため、プリテンダー自身が消滅した場合は封印が弱まる可能性がある。  なおあくまで封印であるため、例えばこれでサーヴァントを封印した場合、マスターは契約切れにはならないが、逆に再契約も行うことができない。 【weapon】  これまでに体をのっとった術師の術式を使いこなす。  また術師タイプでありながら純粋な格闘戦もこなす。 【人物背景】  呪術廻戦の元凶で、その正体は千年以上暗躍を続けた呪術師。  極めて強い好奇心の持ち主で、人間の可能性の追求のためだけに周囲を利用し、『呪い』をばらまいている。  現在は"夏油傑"という青年の体を乗っ取っている。  好奇心のためなら人を利用することに何ら躊躇しないが、好奇心を満たす現代のお笑いにも詳しい。 【サーヴァントとしての願い】  好奇心を満たすために行動する。 【マスターへの態度】  表向きは忠実だが嫌いなタイプなのでそのうち裏切る予定。  ただしマスターの令呪と切り札は警戒中。 【マスター】  龍賀時貞@ゲゲゲの謎 【マスターとしての願い】  永遠の命を得て、自分が操り日本を素晴らしい国に変える。 【能力・技能】  大妖怪・狂骨を使役する。  またある程度呪術に関する知識もある模様。 【人物背景】  戦後日本の財界を裏で牛耳った龍賀一族の当主。  幽霊族を利用して、薬を生成し巨万の富を築いた。  親族も自分の道具としてしか見ておらず、自身の孫である時弥の体を乗っ取り、魂だけの状態から復活している。  時間軸としては映画終盤、時弥の体をのっとった状態での参戦となる。 【方針】  聖杯戦争の勝利。 【サーヴァントへの態度】  利用できるまで利用する。  切り札である狂骨の存在は教えない。
冥奥領域の東京。その一角に旧家が多く立ち並ぶ地域がある。 いわゆるハイソな高級住宅街……というやつだが、そのうちの大きな屋敷の書斎に"彼"の姿はあった。 「……全く、嘆かわしいわい」 そう呟くのは椅子に座った少年だった。 綺麗に切りそろえられた髪に汚れ一つない服装、恐らくはこの屋敷の跡取りの少年だろう。 ――だが少年が発したと思えないほどに、その声は淀み、歪んでいた。 『大人のマネをする子ども』 そう受け取るにはあまりにもまとった空気が、子どものそれではない。 ……それもそのはずである。 椅子に対して小さすぎる体。その体は10にも満たない少年のものだが、その魂は『龍賀時貞』という80を超える老人のものであるからだ。 時貞は苛立たしげに広げていた本をたたむと、豪奢な椅子に深く体を預けた。 「どうだい葬者(マスター)、勉強は進んでいるかい?」 その時だった。宙からすぅ、と僧衣に身を包んだ青年が現れたのは。 だがその超常現象にも時貞は眉一つ動かさない。 「……キャスターか。周囲の様子はどうじゃ?」 「ああ、今のところ目立った魔力反応はなしって感じだね。  とりあえず周囲に複数体の呪霊を放ったから、そのうち何らかの反応は出てくると思うよ」 まあ行方不明者が2,3人は出るだろうけど、と事もなげにキャスターは付け足すが時貞は気にした風もない。 時貞にとって見知らぬ他人など――いや、見知っていたとして他人など気にするものでもないからだ。 道に生える雑草が一本ほど次の日に消えていたとして誰が気づくだろうか? もしこの東京にいるのが魂を持たぬ人形でなかったとしても、時貞にとっては差はない。 むしろ時貞にとって気になるのは眼の前の自分のサーヴァントの様子だ。 「キャスター、お前……"何か"変わったか?」 「おや、わかるかい? もしやできるかと思って試してみたんだが……」 キャスターが手をクイ、と動かすとその影から縦方向に影が伸び、人の姿を形作る。 ……凹凸のない黒い人影。気配は以前に見た呪霊とにているが、"何か"が違う。 「聖杯から与えられた知識にあるだろう? これが"シャドウサーヴァント"、というやつらしい。  私の持つこの呪霊操術とこの空間は殊更相性がいいらしくてね、  少し調整は必要だが、シャドウサーヴァントと呼ばれる"なり損ない"も取り込めるようだ」 "今回はお試しだからかなり弱い霊基のものだがね?"と笑いながら付け足すキャスター。 ……これは彼らにとってかなりの朗報と言っていいだろう。 事実上、時間さえあれば手駒が尽きる心配はない、と言っているのだ。 加えてシャドーサーヴァントを取り込むという新しいことができたことで上機嫌なキャスター。 だが対する時貞は不機嫌な表情を隠しもしない。 その原因は探すまでもない。彼が先程まで読んでいた本にある事は明白だった。 「『戦後日本の歩み』、ねぇ……。どうだった? ……と、その表情だと聞くまでもないか」 時貞の顔に浮かんでいたのは嫌悪の色。 整った顔が苦虫を噛み潰したような表情に歪んでいる。 「……町並みを見て薄々感じてはいたが、導く者のいない日本人はここまで堕落するのか。  嘆かわしいことこの上ない。教養も学も品も無くした……、まるでサル山の猿どもじゃ」 つばを撒き散らしながら現代社会を罵る時貞。 だがその様子を見たキャスターはこらえきれないように吹き出す。 「……何がおかしい」 「いやぁ、失礼。……同じような例えをするような青年を知っていたものでね」 時貞は自身のサーヴァントをじろりと睨む。 その目に浮かぶのは不信と猜疑。 キャスターと名乗ったサーヴァント。 本人曰く、自分が生きたよりも未来、――すなわちこの時代で活躍した術師だという。 (事実、機械類に関しては知識を与えられた自分よりも使いこなしている) 本人曰く『二度目の命に興味はない』と言っているが―― (――信用できるものか、馬鹿め) 生にしがみつくは人の本能。 それは人間であった以上、逃れられるものではない。 それに加えて聖杯からサーヴァントについての知識は与えられている。 サーヴァントとは、自身の願いを叶えるために葬者の呼び声に応えるものだという。 そんな存在が『願いが無い』などとあるわけがない。 (まぁよい。どちらにしろ"切り札"は2つもこちらにある……) 絶対命令権たる令呪はこの手にあるし、何よりこの"冥奥領域"と相性が良いのはキャスターの力だけではない。 時貞の持つ『術』もこの冥奥領域で力を増しているのを感じる。 そして強化された『術』はサーヴァントにすら十分に通用するものだという確信がある。 (ふん……何を考えていようと、ワシのためにせいぜい働き、使い潰してやろう。  それが従者"サーヴァント"としての正しいあり方であろうなぁ……!!) 時貞は自身のサーヴァントの横顔を見ながら、内心ほくそ笑んだ。 ――――――――――――――― (――などとと、考えているところかな?) 一方、僧衣のサーヴァントは自分の主を横目で見つつ、薄笑いを崩さない。 欲に取り憑かれ凝り固まった"若輩者"の思考など、彼にとっては馴染み深く――そして軽蔑するものの一つでしかない。 ……とはいえその執念、人を操ることに特化した老獪さは決して油断していいものではないが。 (ま、そのうち切り捨てるとはいえ、しばらくは魔力の供給源として頑張ってもらうとしよう。  令呪はもちろんだが、……何か妙な呪力を感じるしね) ……これは推測だが、恐らくマスターは何らかの強力な魔術礼装を所持している。 しかも封印指定……自分の持つ概念に当てはめるなら特級呪物クラスの品を、だ。 術師としては三流であろうが、魔術礼装の仕様次第では相性次第で負けもありうる。 だが一方で奪ってしまえばかなりのアドバンテージを得ることができる。 (とりあえずは情報を収集つつ、計画を練るか……さぁて、楽しくなってきたなぁ) 内心のワクワクを表に出さないように留め、先程の時貞の言いようを反芻する。 (しかし"ヒト"を"猿"呼ばわりとは、……潔癖と傲慢で真逆と言えるほど違うのに、  口から出てくる言葉が似通うとは実に皮肉だなぁ、――"[[夏油傑]]"?)  ――そう心のなかで呟きながら、"夏油傑"という青年の顔をした「欺くもの」は、額の縫い痕をそっと撫でた。 【CLASS】キャスター 【真名】夏油傑@呪術廻戦 【ステー __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―  ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄  ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―              真 名 展 開  ___―===―___   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄ ̄―‐―― ___  ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___ =―   ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ―― __――_━ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―= 【CLASS】プリテンダー 【真名】羂索@呪術廻戦 【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 ・陣地作成:C-  魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。  プリテンダーは基本的に打って出るタイプのため、そこまで高くはない。 ・道具作成:A+  魔力を帯びた器具を作成できる。  様々な呪物を創造してきたプリテンダーは高い道具作成スキルを有する。 【保有スキル】 ・対魔力:C  魔術への耐性を得る能力。  一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。 ・高速詠唱:C  魔術の詠唱を高速化するスキル。  一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。 ・呪術(詳細不明):-(A)  脳を交換し肉体を渡る術式でありプリテンダー本来の術式。  下準備が必要なため、本聖杯戦争では基本的に使用できない。 ・呪霊操術:A  本来は体の持ち主である夏油傑の術式。  調伏させた呪霊を球状にしてから体内に取り込み、自在に使役する術式。  本聖杯戦争では冥界内で発生する死霊やシャドウサーヴァントも使役することが可能。 ・反重力機構:A  本来は過去に乗っ取った虎杖香織の術式。  本来は物体の重力を消す術式だが、プリテンダーは術式反転で重力場を発生させ、自身に近づくものを地面に叩き落とすという使い方をしている。 【宝具】 『胎蔵遍野(たいぞうへんや)』  ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:30m 最大捕捉:10体  領域展開という、固有結界と似て非なる大呪術の一つ。  原作では詳細不明だが、今回の召喚においては『重力術式の必中化により叩き潰す必中領域』と定義されている。 『獄門疆(ごくもんちょう)』  ランク:EX 種別: レンジ:D 最大捕捉:1人  真名開放後、半径4m以内の位置に対象を一定時間(脳内時間で1分)留める事で、相手を完全封印する特級呪物。。  効果は絶大で一度囚われると身体に一切の力を入れられず一切の魔力も断たれる概念断絶・破壊不可能・絶対封印の小箱。  ただしプリテンダーの宝具としての発現であるため、プリテンダー自身が消滅した場合は封印が弱まる可能性がある。  なおあくまで封印であるため、例えばこれでサーヴァントを封印した場合、マスターは契約切れにはならないが、逆に再契約も行うことができない。 【weapon】  これまでに体をのっとった術師の術式を使いこなす。  また術師タイプでありながら純粋な格闘戦もこなす。 【人物背景】  呪術廻戦の元凶で、その正体は千年以上暗躍を続けた呪術師。  極めて強い好奇心の持ち主で、人間の可能性の追求のためだけに周囲を利用し、『呪い』をばらまいている。  現在は"夏油傑"という青年の体を乗っ取っている。  好奇心のためなら人を利用することに何ら躊躇しないが、好奇心を満たす現代のお笑いにも詳しい。 【サーヴァントとしての願い】  好奇心を満たすために行動する。 【マスターへの態度】  表向きは忠実だが嫌いなタイプなのでそのうち裏切る予定。  ただしマスターの令呪と切り札は警戒中。 【マスター】  龍賀時貞@ゲゲゲの謎 【マスターとしての願い】  永遠の命を得て、自分が操り日本を素晴らしい国に変える。 【能力・技能】  大妖怪・狂骨を使役する。  またある程度呪術に関する知識もある模様。 【人物背景】  戦後日本の財界を裏で牛耳った龍賀一族の当主。  幽霊族を利用して、薬を生成し巨万の富を築いた。  親族も自分の道具としてしか見ておらず、自身の孫である時弥の体を乗っ取り、魂だけの状態から復活している。  時間軸としては映画終盤、時弥の体をのっとった状態での参戦となる。 【方針】  聖杯戦争の勝利。 【サーヴァントへの態度】  利用できるまで利用する。  切り札である狂骨の存在は教えない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: