ヴリドラド大陸
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聖域(サンクチュアリ)の北部の位置する、竜の両翼と頭部に見える3つの連なる陸地からなる大陸。
竜の頭部分と右翼部分に火山があり、現在どちらも活動していない。
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機械技術の国「ダイナスト帝国」
ヴリドラド大陸北方、竜の頭部の陸地に存在する国。総人口およそ8000万。
国土のほぼ全域が冷帯、北部は寒帯に属し、「竜の目」と呼ばれる火山が存在する。
機械技術の発達した国で、生活の電機家具から銃火器・造船に至るの軍事技術まで、
大陸内では突出した技術を保持しており、
雷や炎の「魔石」の機械的な動力への変換、獣ベースに改造を施した半機械兵器・人造AI等の独自技術を持っている。
過去の大きな戦争での被害から、現在は穏健派の皇帝が在位中で大陸各国との関係は良好だが、
同時に、亜人に対する根強い差別意識が残っている実情もある。
人口比は、99%が人間。
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魔法学問の国「ハイエルフィード王国」
ヴリドラド大陸東方、竜の右翼の陸地に存在する国。総人口およそ5000万。
国土のほとんどが温帯雨林に覆われた自然豊かな地。「竜の拳」とよばれる大陸最高峰の火山が存在する。
自然を崇拝し、世界の在る姿を知る。超自然的な精霊、魔法の研究に熱心なこの国は、
大国とは思えないほど豊かな自然を有し、「魔石」も豊富に産出する。
多くの体系魔術に加え、近年では錬金術の研究も行われている。
人口比は、約70%が人間。エルフ・ハーフエルフ族が25%、竜人族が3%、獣巨人族が2%程。
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武術武道の国「闘華王国」
ヴリドラド大陸西方、竜の左翼の陸地に存在する国。総人口およそ6500万。
健全な肉体と精神を育む事を理念とし、国内では多種多様な武術が普及している。
ダイナストより機械技術は劣るが、鉱山から発掘される鉱石を使った製鉄・加工技術は他国からも評価が高い。
国土は温帯と乾燥帯の混じった気候で、大陸唯一の砂漠も国内に存在する。
人口比は、約80%が人間。ドワーフ族が10%、竜人族が5%、獣巨人族が3%、スナブカ族が2%程。
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機械小国「ワイアーム」
ヴリドラド大陸やや北方の東、竜の首の根の陸地に存在する国。総人口およそ1000万。
隣国・ダイナスト帝国との同盟関係にある国で、国内にダイナスト軍基地が多数存在し、
その軍事力と治安により戦後も「レムナント」に吸収される事も無かった。
ダイナストとの密接な外交により、ダイナストよりは劣るが高い機械技術がウリ。
突出した技術力をもち、軍事帝国の色が強いダイナスト帝国と他国の外交の緩衝材としての役割が大きく、
ダイナストではいまだ根強い亜人差別もこちらでは少ないため、各国の技術者、特に亜人はこぞってこの国へ技術を学びに集まる。
人口比は、95%が人間。ドワーフ族が3%、竜人族が2%程。
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中央残党国家「レムナント」
ヴリドラド大陸中央地域、かつての戦争で荒廃した地に存在する国。総人口およそ800万。
残存兵や野盗蛮族、傭兵くずれ達が集まり壊滅した小国連合を元に建国した国家。
その事情から判るとおり治安が悪いだけでなく、各国の陸路の要である地の利を利用し、
各国の輸送物資を略奪する行為が国の主要産業にまでなっている。
裏では政府とつながっている盗賊ギルド・海賊ギルド・奴隷斡旋ギルド等が存在する。
人口比は、約80%が人間。ドワーフ族が10%、スナブカ族が10%程。
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ギルド国家「ドラウプニル」
ヴリドラド大陸南方、竜の背から尾にかかる陸地に存在する国。総人口およそ1200万。
大陸内で唯一、公に許可されている傭兵ギルドを始め、多種多様なギルドが乱立する国で、
ハンターギルド「ヴァルハラ」もこの国に本部を置いている。
軍隊を保持しておらず、警察軍とギルドの構成員がこの国の実質戦力。
人口比は、約86%が人間。ドワーフ族が5%、エルフ族が3%、竜人族が3%、獣巨人族が1%スナブカ族が2%程。
大陸独自の亜人種
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スナブカ族
両腕と2本足を得たサメのような姿の希少亜人。
砂、又はやわらかい土の地面を液状化させ水のように泳ぐ能力を持つ。
知能・性質は様々だが、優れた戦闘能力から傭兵・ハンター業に付くものが多い。
反面、その外見から差別されやすい種族であり、犯罪に手を染めるものも多い。
現在、彼らを正式な軍属においているのは闘華のみ。
サメと同等の盾燐は、肌との間に空気含み温度変化と乾燥から身を守るため、
砂漠のなどの乾燥地帯に適した生態をしており、砂漠地帯に同種族でまとまった集落を作っている。
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獣巨人族
体長4〜5mにもなる希少な獣人の一種。
近接戦闘能力では桁外れの能力を持っているが、軍隊の兵種としてみると使いどころが無い種族でもある。
言語能力が低く殆どの物はカタコト程度しか喋れず、またそのサイズゆえに人間用の武器兵器も扱えない。おまけに、かなりの大飯喰らい。
そのため、単純な力仕事に従事するものが殆どである。
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入魔族
「いるまぞく」と読む。魔界の入り口(ファフラーマ島)で生まれ育った元人間。
魔界の入り口の恐ろしく濃度の高い魔素の中で生まれ育つことで、その肉体は確実に超人怪物に育つ。
ヴリドラドでも100人も現存していないといわれる超希少種族で、その全てが素性を明かさず隠れ住んでいため、
各国の人口統計にも入っていない。魔界の入り口以外の薄い魔素では十分な力を発揮できないため、
高濃度の魔素を充填したマスクを着用している。
ヴリドラド大陸創世神話
創造神ファフマトは、人間が暮らす大地を作るため、天空の竜ダイナストを仕留め、海に落とし陸地とした。
しかしその際、ファフマトも同時に深手を負い、命を落とす。
残された破壊の神ザノヴァは、彼の為に海底の火山を起こし、出来た島に彼を埋葬した。
創造神の埋められたこの島が後に、豊富な資源を産出するファフラーマ島となった。
ザノヴァは、ファフマトの髪の毛から知の神、爪から武の神、そしてその血から、新たな創造の神を作り、
彼らは大陸に三つの国の最初の人間を作り上げた。
後、大陸の人間が、ファフマトの墓標たるファフラーマ島で、資源搾取と醜い争いを繰り広げる事を見て激怒。
火山を噴火させ怒り狂った。これを止めるため、武の神と知の神が新たに造り上げた破壊の神・シヴァ。
シヴァは島に嵐を呼び火山を沈め、武の神より授かった雷の槍でザノヴァを貫いた。
シヴァは、ザノヴァをファフラーマ島へと埋葬したが、死しても消えないザノヴァの怒りと憎悪により、
かの地には凶悪な魔物が絶えず生まれ続けているという。
最終更新:2012年03月27日 19:57