ここでは、武器の大きなカテゴリの一つ『剣』について記す。 なお、『魔法剣』や『刀』と言った類の武器も、ここと同じ系統のものとみなし、この記事に記していく。
一般的に剣といえば、これの事を指す。 全長1メートルほどあるものが多く、片手で持てるくらいの重さで、両刃のものが多い。 振りは大剣よりも早いが、小剣よりは遅い。 しかし、小剣に比べると威力と射程があり、 駆け出しの剣士達にも扱いやすい系統である。
鉄の剣。 剣の中では最も安価で使いやすく、一般に最も出回っている。
青銅の剣。 アイアンソードより切れ味が良いが、手入れを怠ると直ぐに錆びる。 値段も少し高い。
鋼の剣。 ブロンズソードより軽いが、切れ味が良い。
白銀の剣。 非常に高価だが、威力が高く、またそのまばゆい輝きと柄のデザインから装飾品として飾られている事も多い。 噂では、魔を退く力が秘められているとの噂もある。
ミスリル鉱石で出来た剣。 魔力をその刃に宿す事が出来るらしく、『魔法剣士』と呼ばれる職業に就いている者達に人気がある。
刀身が水晶で出来た剣。 非常に高価で、魔法剣も扱うことも可能な剣。
大剣とは、長剣よりも大型で、常人なら両手で持つ事が基本となる、武器である。 その重量が故に両手で持って戦う事が基本なのだが、腕力が強いものであるなら、片手で扱うことも可能である。 両手で扱う場合は、その高い攻撃力だけでなく、剣を前に構えることで防御としても使うことが出来る。
鉄の大剣。 アイアンソードより威力は高いが、重いので、両手で持たなければならない。
青銅の大剣。 威力はスチールソードより少し劣るくらいの威力だが、重いので、両手で持たなければならない。
鋼の大剣。 ブロンズソードより切れ味が良い。 ある程度力のある者なら、片手で持てるだろう。
銀の大剣。 非常に高価だが、威力が高く、またそのまばゆい輝きと柄のデザインから装飾品として飾られている事も多い。 噂では、魔を退く力が秘められているとの噂もある。…が、非常に重く、熟練した者でないと扱いづらい。 また、両手持ちが基本。
東方にあると伝えられている片刃の剣。 長剣より重いが、切れ味が良いのが特徴。 また片刃なので、剣の峰で打つ「峰打ち」により、相手を気絶させることも可能である。
名匠クリームス=アクスバイトが最初に作ったとされる魔法剣。 初期のナイトソードでは、純度の高い魔法石を刀身にしていることで、剣に魔法が伝わりやすくなり、高い魔法攻撃力を秘める。 しかし、剣としては脆く、簡単に刃こぼれをおこしてしまう。
その為最近の魔法剣では、魔法石と相性がよいミスリル、オリハルコンといった金属との合金で作られている。 魔法攻撃力は初期のものに比べると劣ってしまったが、武器としての耐久性は非常に優れている。
クロムやシャドウ、疾人が持つナイトソードは、この合金で作られたナイトソードである。
剣の刀身に呪文が刻み込まれた魔法剣。 ナイトソードとはちがい、こちらは一般的な剣に魔法石で練成されたもので、魔法攻撃力よりも物理攻撃力に長ける。 しかし、一般的な剣では通用しない精神体や幽霊体に対して高い効果を秘めている。 【特殊能力:魔法剣技可。 精神体・幽霊体に特効】
上位魔法剣。 オリハルコン合金で出来た刀身を持つ。 物理攻撃力・魔法攻撃力共に高い性能を持つ。 また、この剣を持っていると、基本六属性と呼ばれる、6つの属性の効果を高めてくれるという。 【特殊能力:魔法剣技可。 炎・水・地・風・氷・雷属性威力上昇(中)】
一見すると、全長15cm程の長い棒状の物体だが、その先端から魔力の刃を展開することが出来る魔法武器。 棒状の物体は、剣で言う柄の部分にあたるのだ。 所持者が本来持っている属性や、習得している技・魔法の属性と一致していれば、その範囲で刃の属性を変更する事が出来る。
魔法と斬撃の両方をもち、魔法を無効化する防壁を切り裂き、物理攻撃に対して高い防御性能のある敵に効果的なダメージを与えることが出来る。 ただし、刃を出している間魔力を消費し続け、その持続時間は所持者の魔力の残量に比例する。 また、刃の長さの最大値も、所持者の知力(魔法攻撃力)に比例する。
この武器については、パラケルススは錬成可能であり、彼がその場に居れば何時でも受け取ることが出来、使用する事が可能である。 その場合の、それぞれの目安について下に記しておく。 <展開時間> E:3分(+1つで1分延長) D:10分(+1つで10分延長) C:1時間(+1つで30分延長) B:3時間(+1つで1時間延長) A:6時間(+1つで2時間延長) S:12時間(+1つで3時間延長) SS:24時間
※これは、魔力が全快の状態で、かつ刃の長さが刃渡り1m程度(知力Cに相当)という条件で記録したもの。 戦闘中等の理由により魔力を消費していた場合は、その分展開時間も短くなる。
<刃の長さの最大値> E:刃渡り10cm程度(+1つで+10cm)但し持続時間がCの2倍 D:刃渡り50cm程度(+1つで+20cm)、但し持続時間がCの1.5倍 C:刃渡り1m程度(+1つで+50cm) B:刃渡り3m程度(+1つで+75cm)、但し持続時間がCの75%程度 A:刃渡り5m程度(+1つで+2m)、但し持続時間がCの50%程度 S:刃渡り10m、但し持続時間がCの25%程度(+1つで持続時間がこれの+5%分延長される) SS:刃渡り10m、但し持続時間がCの50%程度
また、魔力の無い者でも、柄に内蔵された魔石を使って刃を出すことが出来るが、 持続時間は知力Cのレベルで10分程度。 因みに魔法石に内蔵されている分の魔力が無くなった場合、魔石を交換しないと、そのフォースエッジでは刃を展開できなくなる。
なお、この武器は魔力の無い者も扱うことが出来る。 その場合は、柄に内臓された魔石から魔力を放出させることで、刃を展開する。
更に、この武器は柄のスイッチを切り替える事で、威力を抑え、代わりに短い時間だが、麻痺効果を齎す「スタンモード」へと切り替えることが出来る。 これは、敵を殺さずに動きを封じなければならなくなった場合を想定して付けたものである。
剣としての能力以外に他の武器の機能も併せ持った特殊武器。錬金術による産物の一つとも言われている。
柄の中央部にある赤水晶から、武器を自由に取り出すことが出来る上、剣の刀身部にもいくつか武器を収納させることが可能である。 非常にトリッキーな攻撃を行うことが可能だが、その分非常に重く、扱うにはそれなりの腕力を要する。 また、この武器を全て使いこなすためには、パズルを解く用に、この剣そのものを変形させなければならないため、非常に高い知能も必要となる。(もちろん、無くても大剣として戦う事は出来るが…)
魔界には偉大なる錬金術士からその技術を受け継いだ少年が居るといわれているが……