エリュシオン大陸では、この世に存在するの全てのものは6つの元素からできているとされている。 6つの元素とは即ち、火、水、風、土、光、闇である。 生物の元素は潜在元素と呼ばれ、魔術においての属性的資質と深く関わりを持つ。 例えば、火の潜在元素の強い者は自然魔術の火の領域への適性がある。 加えて火の潜在元素を持つ召喚対象との契約が結びやすくなり、召喚がより容易となる。 潜在元素は個体により大きく異なり、単一の元素を持つ者から複数の元素を持つ者まで多種多様である。
六大元素には、それぞれを司る六大精霊神と呼ばれる存在がある。 六大精霊神とはそれぞれ、火のルブルム、水のアスル、風のウィリデ、土のブルーノ、光のヴァイス、闇のアートルムである。
火の元素は炎、高熱、喜怒哀楽の怒を司る。 火の精霊神はルブルム。 ルブルムは戦士の神とも言われる。
水の元素は水、冷気、喜怒哀楽の哀を司る。 水の精霊神はアスル。 アスルは慈愛の神とも言われる。
風の元素は風、電気、喜怒哀楽の楽を司る。 風の精霊神はウィリデ。 ウィリデは商人の神とも言われる。
土の元素は土、植物、喜怒哀楽の喜を司る。 土の精霊神はブルーノ。 ブルーノは豊穣の神とも言われる。
光の元素は光、聖なる力、愛情などの正の感情を司る。 光の精霊神はヴァイス。 ヴァイスは審判を下す神とも言われる。
闇の元素は闇、邪なる力、憎悪などの負の感情を司る。 闇の精霊神はアートルム。 アートルムは罪人を見張る神とも言われる。