フルムーンベアー
概要
主に
イーシス大陸に生息する、熊の魔物。別名・満月熊
山間部や森林に好んで生息する。
近年、子供を愛玩動物目的で他大陸に連れ去る案件が増えている。
しかし、成長した個体を飼育しきれずに勝手に逃がして野生化し、他大陸でも生息域を広げている。
胸に満月のような白い毛が丸く生えていて、それが名前の由来となっている。
食性は雑食で、魚やキノコ類を好んで食する。
基本的に知能が高く、個体によっては人語をも理解する。
また、本来の性格は温和で戦闘は好まないが、子供を守る際には牙をむく。
周囲の精霊や魔力などの影響を受け、意思に関係なく凶暴化してしまうこともある。
子供のころの大きさはバスケットボールくらいの大きさだが、3~5年ほどで成体となり、3~6mの大きさへと成長する。
イーシス大陸に残る記録では、10mを超える大きさの個体が確認されている。
戦いにおいては強靭な顎と高い腕力を持つ腕を主に戦う。
その爪も鋭く、有事の際には大きく伸び、凶器と化す。
体には茶色い毛と、胸を中心に純白の毛が生えている。
この白い毛には、自然光、特に月の光に反応し、その光を魔力へと変換し吸収・蓄積する力を持つ。
また、両腕の真ん中の爪は一際大きく、この爪にも光を魔力として吸収・蓄積する効果がある。
特にこの白い毛を「月光毛」爪を「銀鈎」と呼んでいる。
一定量の光が集まると、全身に淡い光を帯び、その能力が強化される。
特に月光毛と月光爪は一際強く輝き、まるで地上に満月と三日月があるようにも見て取れる。
この状態を「極光状態」と称している。
物理・魔術によりダメージを一定以上与えることで強制的に解除することが出来る。
が、戦闘能力や防御能力も高いので、辛い戦いを強いられる。
光、水、氷属性に耐性を持ち、火属性に弱い。
素材
- 満月熊の皮
- フルムーンベアーの全身を覆う茶色の外皮。
- 汎用性が高く、様々な用途に使用可能。
- 中でも強度の高いものは「剛皮」と呼ばれる。
- 満月熊の月光毛
- 胸元で純白に輝く、月光を魔力に変換して蓄える力を持つ純白の毛。
- それだけで強い魔力を持ち、同様に月の光を浴びることでさらに魔力を帯びる。
- 魔術に対して高い耐性を持ち、魔力を帯びることで装備者の能力を強化する。
- 満月熊の銀鈎
- 両腕に生えた鋭い爪の、その中で一際鋭く巨大な爪。
- その切れ味はそこらへんの刃物より高く、月光を浴びることでさらにその能力を高める。
- 中でも一際強力なものは「真銀鈎」と呼ばれる。
- 満月熊の牙
- 大きな口に生えそろった鋭い牙。数年に一度生え変わり、その度に強靭で鋭くなっていく。
- 自然に抜け落ちることもあり、一般に流通することもある。
- 中でも鋭いものは「鋭牙」と呼ばれ、普通のものより高値で取引される。
最終更新:2014年09月08日 22:04