ゲノカスタム遊撃救助隊
概要
自らの身を改造する事で身体能力や五感を強化した隊員の集まる放浪救助隊。
基本的に天災による被災地や紛争地域などで、救助活動をメインに活動するが、戦闘も行う変化球の傭兵隊。
組織は資金さえ提供してもらえれば現地政府の監督の下他者への遺伝子配合・改良身体改造も行っている。
しかしその実態は闇の改造組織「スプリード・エヴォリューション」。
人類の改造による進化、生活形態の変革を求め技術を普及させようとする非合法組織である。
資金を稼ぐ為ならば、政府の認めない賊徒やテロリスト等の危険人物などにも金次第で改造を施す。
戦闘ではなく救助活動をメインに働くのは、「闘争心」や「極限状態や殺傷時での冷静さ」という特殊な才能の必要な、非日常性の高い行動より
「救助」という、より建設的で穏やかな日常維持への親和性が高い行動を取る事で「全身を遺伝子改造する」事への嫌悪感などを少なく宣伝する為。
「いざと言う時命を守る為には必要で、これからの日常を守り発展させ得る新しい基本」として売ろうとする意識から。
身長:??? 体重:???
「スプリード・エヴォリューション」の頂点に座す者。
性別、能力、容姿全てが不明。
「ゲノカスタム遊撃救助隊」の隊員としては姿を表していない。
「誰もしない事を始めた奴は、必ず最初は気違いさね」
身長:184cm 体重:74kg
属性:無
志願者の改造を担当する女科学者。
サバサバした性格で、良くも悪くも責任感が有るのか無いのか分からない。
改造する事で相手に精神相性的な悪影響が有るかどうかを考えないのに、改造した後の面倒見は良い。
本人自身もその身に様々な遺伝子を配合改造しており、多数の遺伝子を選ぶ事で単種、多種に関わらず生物の特質を得る事が出来る。
しかし、それは本格的な戦闘に身を投じた時や救助の際に必要な時だけで、基本的には「ヒョウ」の遺伝子を開放して活動する。
ホヒモス・ヤマト・海造(かいぞう)
「ホヒホヒ。かいぢょうしゅじゅちゅをはじめりゅじょい」
身長:148cm
体重:53kg
属性:???
生体改造のみで、人体との調和を計り拒絶反応を極力少なく強化を試みる
イサミ博士とは違い、機械との融合による能力倍増を重視する老博士。
頭の天辺にだけ髪の毛が屹立するという珍しい禿げ方をした70代男性。
能力至上主義であり、強化さえされれば姿形や日常生活においての融和性など眼中にないマッドな男。
自らに改造を施しているかは定かではなく、その小さな身体は単なるよぼよぼの老人に見える。
イサミ博士と方針は違うが、特別仲が悪い訳ではないらしい。
入れ歯がよく取れているせいか発音が不明瞭な事が多いが、入れ歯を入れると普通に喋れる。
マゼル・カラーカラー
「あ…混ぜる…ね。バランス5:5キッチリ…ヒヒ、ヒヒヒ…ヒ」
身長:190cm(極端な猫背のせいで印象上は低い)
体重:58kg
性質の異なる遺伝子や細胞を崩壊させずに人体に合成するスペシャリスト。
木肌のような白さの髪の毛に、作業に必要なのか「ガスマスクのような何か」と「ゴーグルのようなもの」を装着していて顔が見えない。
不気味な雰囲気を醸し出しており、ガリガリの身体と極端な猫背で、上記の顔に装備した器具のせいで人間離れした印象を受ける。
手術時、進化の際に不要、邪魔となる為に切り取った患者の器官を状況が許せばコレクションするのが趣味。
施術の時の思い出として取って置く為との事で、特別な用途には用いたりしないらしい。
背中には即時どこでも実験を行えるようにと、二本のアームの付いた大型の機械を背負っている。
病気のような体型で重量のある機材を運べるとは思えないので、彼も自身を強化しているか、機材は見た目より軽いのだと思われる。
普段は拘束衣と似たデザインの奇妙な白い服を着ており、作業は背中に背負った機械のアームが行う。
コールドスリープ
「私の名は伊達じゃない!!凍ッてしまえよッ!!」
身長:182cm
体重:95kg(体表に常に纏っている氷も含めて)
冷凍ガスを吐き散らして冷害を発生させる甲殻類「クールグリッパー」の遺伝子を取り込んだ青年。
本来は人間で亜人ではないが、肌は真っ青な甲殻となっており更にその上から氷の装甲を纏っている。
その素性は数十年前、ドクターホヒモスが青年期に行われた遺伝子配合実験に失敗し、暴走遺伝子に身体を蝕まれた青年であり、実年齢は70数歳。
コールドスリープ状態で長らく眠らされていたが、配合改造技術が発達した際に再配合が執り行われ今に至る。
クールグリッパー遺伝子のおかげで彼の体温は氷点下を差していても問題なく活動出来るが、これは体内の「もう一つの遺伝子」を抑え込むための措置でもある。
最初期の遺伝子が目覚めればたちまち暴走状態を取り戻し、彼は理性の無い凶暴な怪物に成果てるとの事。
その為、常に自らの性質及び能力で自身を冷やし続けなければ危険。彼にとって極端な高温は弱点。
戦闘スタイルは徒手空拳の組み合わせで、氷の能力の応用により滑走による機動力や防御に優れたスピード・ディフェンスタイプ。
彼自身も科学者であり、技術は数十年前で止まっていたが目覚めてからは知識吸収に意欲的。
性格は真面目そのもので、責任感が強く自罰的。周囲から面倒臭がられる事もあるが、基本的には善人。
なお本名は技術の甘い不完全なコールドスリープの影響で一部の記憶と共に吹き飛んでしまっており、不明。
記録にはきっちり記されているので、今からでも本名を知る事は簡単に出来るが「知っている人間が居なくなってしまった今、その名前は虚しいだけ」と
救助活動の際に、「まるでヒーローのような象徴となりたい」という希望の為に名乗らないでいる。
余談
まずはちょっとしたデータのみ設置。
近いうちにもう少し追加したいと思います。
最終更新:2015年06月01日 17:13