1: 名前
フロント
2: 年齢
2歳3ヶ月
3: 性別
男性型
4: 種族
自律行動型人型機械
5: 外見
メタリックイエローの装甲を纏った人型に近い姿をしたロボット。
三角型(デルタタイプ)マスクと黒いバイザー・ゴーグルアイを持つ。
身長:178cm 体重:89kg
6: 性格
冷静。
ロボットらしい性格のように見えるが、実際は「感性」たる「AIの偏り」が存在する。
自律行動力も強い為に、「間違いを感じた」時は上司や製作者、他人の命令を聞かない事も多い。
これは製作者が「自律す者なら正しき事を自ら判断して人のように自ら間違え成長すべし」という観念から与えたもの。
本人はそれを「私のような作業用ロボットを作る者としては間違っているが、自分としては気に入っている」と捉えている。
「正しさを機械が判断する事の危うさ」はフロント自身も懸念しており、常に自分の判断が危険ではないかを警戒している。
7: 過去
研究機関「エンノ」にて、システム・武装試験型汎用ロボットとして開発される。
現在は「八百万識尽炉(やおよろずしきじんろ)」と「天象自在紐(てんしょうじざいじゅう)」なる特殊装置の運用を任されている。
8: 職業
武装・システム試験要員
9: 口調
「ボクの名前はフロント。八百万識尽炉と天象自在紐のテストロボットです」
「ボクの名前はフロント。研究機関「エンノ」に所属するシステム試験搭載汎用人型自律稼動ロボットです」
「テスト目的は果たしています。ですが救助行動の為に戦闘をもう少し続けなければなりません。研究所の評判を下げる事になりますよ」
「ロボットは人間の役に立つべきです。なので、今戦闘行動を中断してボクだけ逃げ帰る事は出来ません」
「パンパカパーン。新しい装置を搭載しました。システム最適化・動作方法走査中…ワクワクしますね」
「人工知能は危険、ですか。ボクもそう思いますよ」
「僕達は知能に『偏り』が無いと、どう生まれるべきか分からず起動すら出来ない」
「確かにロボットには用途が有ります」
「その用途以上の機能は必要無いでしょう」
「まずは友たれ、ですよ。良き関係を保つにはそれが最善と考えます」
「ブラスト、オフ」
「理性で己を律するのが人なら、激情が自他を殺すのも人」
「本当にそうだとしても、ボクは」
10: 一人称、二人称
一人称:ボク
二人称:貴方、~~さん
11: 好きなもの
のどかな風景
平和
人の笑顔
新しい装置のテスト
12: 嫌いなもの
言葉で分からない相手
物言わぬ破壊機械
13: 好きな人
言葉の通じる相手は皆兄弟と思いたい
14: パートナー
その場でさまざま
15: 属性
無し
16: 苦手な属性
無し
17: 戦闘スタイル
「八百万識尽炉」により吸収・合成した属性を「天象自在紐」によって操る変幻自在のエネルギーバトルスタイル。
雨針のように降らす電撃弾や相手の目を欺く闇霧、地から吹き出す火山のような火勢、螺旋に踊る水壁など百様。
本人に備わった格闘術により接近戦をこなす事も十分に可能。
その中でただ一つ、地属性のものだけは使えない。
18: 精神力
高め。
恐怖や絶望などの感情も人と同じようにインプットされているが、何かを守る時にそれらは形を潜める。
19: 戦闘熟練度
★★☆☆☆
20: 技や魔法
「弾道雨形(だんどううけい)」
雨のように空から広域狭域問わず降らせるエネルギーフォーム。
相手の視界外から音も無く致命傷を負わせる。
「弾道曲状(だんどうきょくじょう)」
自在に弾道を曲げて複雑な軌道を描かせる事の出来るエネルギーフォーム。
自在に動くエネルギーバレットとフロント本体が動く事で分身したように攻撃性を高める。
「弾道昇天(だんどうしょうてん)」
地面から立ち上らせるようにエネルギーを開放する。
相手の下方から不意を突く。
地に足か手を付していなければ使用不能。
「流動波形(りゅうどうはけい)」
両手両足全ての放出地点からエネルギーを放出する。
然る後に「弾道曲状」にて四方八方より相手を追わせる。
この時点でもフロント本体は独立して動く事が可能。
21: 特殊能力・特殊技能
「八百万識尽炉(やおよろずしきじんろ)」
あらゆる属性の運用を可能とする事を目的に開発された、新機軸エネルギー・ジェネレーター。
外部装甲兼受信機である「輝黄受理甲(きおうじゅりこう)」によりエネルギーを吸収し、解析のち合成する事で自らの力として操作する事が可能になる。
試作型の為、戦場での突発的なエネルギー吸収は装甲に攻撃を伴う=ダメージを受けねばならず、予定された安全上問題の無い吸収解析行為でなくば危険を伴う。
システム調整の際は「輝黄受理甲」を盾状に建造するシールド・システム「受盾形(じゅじゅんけい)」による危険の排除が予定されている。
システム完成の際には、球状フィールドを前面に発生させ、その中に属性攻撃を誘い込む事で使用者の操作可能な非敵性エネルギーへと変換。
変換したエネルギーを安全に受信機へと吸収するシステム「全安経路(ぜんあんけいろ)」を搭載予定。
現段階では本体から離れすぎた位置に「輝黄受理甲」を設置する事は出来ず、ボディに密着する素材となっている。
フロントの背部アーマー内に収められている。
その性質上、固形の実体属性を扱う事は出来ない。地属性が苦手。
「天象自在紐(てんしょうじざいじゅう)」
エネルギー体の形態可変を目的に開発された試作型エネルギー牽引装置。
使用者の意思に合わせてエネルギーの形態を自在に変化させる事が可能。
形態変化にエネルギーを裂いている為に代償として攻撃の威力は一定レベルにまで抑えられてしまう。
無理にエネルギー消費を高めて大威力の攻撃を放とうとすれば形態変化の制御を失い、両立出来ない。
エネルギー放出機構は現段階では両手両足の末端部分(手先・足先)にしか搭載されていない。
22: 必殺技
「無辺爆裂(むへんばくれつ)」
掌か足のどちらかから、制御を失う寸前のエネルギーを爆裂させる高威力砲撃。
放った以降の制御は出来ないが威力は高い。
「内径激烈(ないけいげきれつ)」
相手の体に掌もしくは足裏を密着させる事で、内部にエネルギーを送り込み爆裂させる。
装甲のあまり厚くないフロントにとっては標的を斃すか自ら壊死するかの賭け技。
「ブラストオフ」
腕部分エネルギー増幅機構「アンプリファイアランチャー」によって増幅された運動エネルギーから放たれるパンチ。
更にインパクトの瞬間にスプリングを使ったシャトル発射で厚いコンクリートの壁を一撃で粉砕し鋼板をへこませる。
これはフロント本体の装備であって試験用装備ではない。
全ての外付武装を封じられた際の最後の手段。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:概念なし
魔力:A(八百万識尽炉搭載時。実際本体はB)
腕力:B
知力:B
素早さ:B
命中:B
24: 武器やアイテム
特殊能力欄に記載。
25: その他
データ書換の際に一部名称・設定変更。
最終更新:2015年10月03日 19:20