むんびい


「むーん」

概要


灰色の大きな体のぷよぷよしたなぞのいきもの。妖精の一種とも言われる。
川辺によく生息しており、とても温厚で人懐っこい性質と高い知能を持つことから、人との交流もわりと盛ん。
二足歩行する巨大なカエルのようなクマのようなへんな生き物であり、頭には目や鼻、耳などが無いかわりに3~4本の触手が生えている。
触手のようなものは感覚器および舌の役割を持つものであり、マゼンタ色をしている。
足や手の指は口の触手と同じ色だが形が違い、先が吸盤状になっており、接地や物を掴むのを補助する。
ずんぐりむっくりとした少し不気味ながらも愛らしい姿をしており、巷ではキャラクターグッズ化もされているらしい。
人懐っこくはあるが、それなりに高い知能と良識を持ち合わせているらしく、わるいことをする者を嫌う。
自然の道具や材料を使って簡易な武器を作る姿なども確認されており、むんびい族達にはコミュニティが存在する事も分かっている。
その事も有って一つの霊長類的種族として認められつつある。
人語も的確に理解するようで、人語を話しはしないが人との交流に致命的な問題は発生しない。
簡単なものしか書けないものの、実は人の文字を書く事も出来るので、大抵のむんびいは筆談が可能。
書ける文字は生息地によって異なる。
むんびい同士であれば「むーん」や「びい」などの鳴き声でコミュニケーションを取る事が出来るらしい。

基本的な鳴き声は「むーん」で、哀しみや怒りなどの悪い感情を表す時には「びい」と鳴く。
生まれた瞬間は人の幼児くらいで、幼体は人の子供くらいの大きさだが、成体は基本的に1m80㎝~2mほどの大柄な者が多い。
身体能力に関しては、人間以上のものを持つとされるが、殆どの種族が穏やかでのんびりした性格をしており、激しい性質が無いためあまり判明していない。
目撃談による一説には、木の槍を投げれば時速150㎞以上で飛び、足を溜めた跳躍力なら5m以上、渾身のパンチはコンクリートを破壊する、などと言われているものの
これらはむんびいに何らかの恨みを持ち、その危険性を吹聴しようとした人間の悪質な流言であるという可能性が高いらしい。
その一方、かつて存在した悪徳リゾート開発企業に生息地を侵略された際に一匹の個体が立ち上がり、類稀なる身体能力で企業の繰り出す殺人部隊やロボット軍団と渡り合い勝利したとも言われるが、詳細は不明。

アイテム


「石のナイフ」
石と石を削り合わせて作ったナイフ。
木の槍を作ったり、食料である虫や魚を狩猟する時などにも使う。
むんびい族が普段から持っている道具のひとつ。

「木の槍」
石のナイフで木の枝を削って作り出す短い槍。
むんびい族の狩猟アイテムであり、魚を突く時などに使われる。
その形は独特であり、捻じれたような風になっている。

経歴


2016年7月17日平原討伐なりチャ
川辺から離れた一個体が登場。
八千に懐いて手を取ってダンスしたり肩車したりするが、レインダンスの襲撃に怯える。
槍を作って八千を援護しようとするものの、勝負は既に終わっていた。
その後、お腹を空かせて川辺に狩りに出かけ、戦いが終わった後に討伐隊に取れた魚を振る舞ったらしい。

由来

「ムーンビースト」から。

余談

むーん
最終更新:2016年07月30日 11:29