ドクター・ドーニ・デモナル
「やかましゃあっ!!!どーにでもなるんじゃあーっ!!わしは天才だから最後は上手く行くんじゃあーっ!!!」
概要
ロボット工学者の老年男性…ではなく、超絶前代未聞空前絶後老け顔の34歳。
どう見ても60代後半~70代にしか見えないので、「おっさん」と呼ばれたり「じいさん」と呼ばれたりすることはザラ。
おしょうゆ顔で、平べったくてカマボコヒゲをはやしてメガネをかけた黒髪の黄色人種。目が小さい。
この信じられない名前は本名であり、彼には他に名前が存在しない。
正真正銘の本名。
工学者としての腕前はかなりの天才だが、同時にアホでもある。
それと言うものの、設計とか部品集めとか開発を一人で超高速でやってしまうのだが、全部カンで作っているので、他人に作り方や原理を説明出来ない。
自分では次から次へと高性能なロボットを量産出来るのだが、他人にそれをやらせようとすると永遠に不可能なのである。
ついでにロボットや機械を作る事にかけては天才だがそれ以外はダメダメ。
片づけられない男でありいつもきったねえ汚部屋に住んでいるし、お手伝いロボット無くしてまともに生活が出来ない。
研究に打ち込み過ぎて飲み食いを忘れてその事に気付いて急激に死にかけた事が有る。
ついでに夢は世界征服して全人類を自分に平伏させる事なのだが、平伏させて何をするのか全く考えてない。
そのうえ人類支配、世界征服の為にまずは人心を掌握しようと自分の作るロボットを働かせる事務所で失せモノ探しから賊徒撃退に至るまで何でもかんでも無料でやっていたら、いつの間にか便利屋さんとして有名になってしまった。
ちなみに発明品の数々の特許で食ってるのでぜんぜん資金が尽きない。すげえ天才なのでその辺は問題無いが、資金管理が杜撰なのでよく他人に騙されて盗まれる。
しかも騙されたことや盗まれたことに気付くが、研究してる間にすっかり忘れるので気付いた直後は激怒するが1回寝て起きたら全て飛んでいる。
そして自分の名前が「どうにでもなる」という言葉と同じ字面である事に、一切気付いていない。説明されても分からない。
お察しの通り、性格は自己中心的で自分至上主義。自分大好き。
しかし、人の心を掌握したがるので、「まずはわしの天才っぷりを証明する為に貴様の願いを何でも叶えてやる」と豪語して、可能な限りそれを実現しようとするので「ヘンでアホだけど意外と良い人」と思われてしまう。
だが本人は「良い人」と褒められると「ヒューマニズムがなんじゃあーっ!!!いい人とか悪い人とかでなく天才ドーニ・デモナル様と呼べぇーっ!!!」と怒る。
賊徒撃退の時にはお手伝いロボットを行かせる事もあるが、自分がバトルアーマーを着こんで出撃する事もざら。
その時は非殺傷兵器の弾幕で力押しの限りに力押しをする。
そのバトルアーマーの性能は腐っても天才博士の作なので強い事には強いが、後の事を考えてない発明が多い。
すごいブースターで最高速度は音速以上、でも姿勢制御ブースターをつけ忘れてそのまま戦場から離脱、なんでも壊す凄い熱ビームを発射する装置を作ったが発射装置がその熱に耐えられなくて爆発、などよくある。
その事に気付いて完璧な兵器を作り上げる事は容易い事、と彼は豪語するものの、家に帰ったらそれを忘れてしまうので永遠に不可能だとも言われる。
ついでにネーミングセンスは無く、バトルアーマー一つとっても「ドーニ・デモナルオブザバトルキンググレートモード」とか「スーパードーニ・デモナルファイナルウェポン」とか小学生並。
その事を大多数の人間から指摘されるが「わしのセンスが最高過ぎて誰も頭が追い付いとらん」と主張して全く聞き入れようとしない。
あと身体が無駄に丈夫で、大爆発に巻き込まれても黒焦げになって咳をするだけで済む。
3000mの上空からパラシュート無しで叩き付けられても全身が複雑粉砕骨折して包帯まみれになるだけで、叫び散らすほど元気。
そのわりに暴れているときにツッコミの当身を食らったくらいで首の骨を言わしたり、こけて膝を擦りむいたくらいで痛みで歩けなくなったりもする。
あほ丸出しのくせにやる事なす事科学工学のスーパーパワープレイなので、「もしかして宇宙人なんじゃないか」と言われる。
バカと天才紙一重語録
「やかましゃあっ!!!どーにでもなるんじゃあーっ!!わしは天才だから最後は上手く行くんじゃあーっ!!!」
自分のやってる事に「お前それじゃ上手く行かねえよ」と言われた時の反論。
実は無根拠な事を言っているのではなく、「よくわからんけどカンで凄い発明が出来るので、その他の作戦もカンで上手く行く」と思っているのだ。
「ヒューマニズムがなんじゃあーっ!!!いい人とか悪い人とかでなく天才ドーニ・デモナル様と呼べぇーっ!!!」
天才と呼ばれる方が嬉しいらしい。
「凡人どもの心は操り易いわい!!!ちょっと頼みを聞いてやるだけでこっちに笑顔を向けて来よるわーっ!!ばははははーっ!!!」
実際、それが崇拝や尊敬の笑顔ではない事にこのおじさんは気付いていない。
「なんじゃあーっ!!!話が長くてよく分からんぞおーっ!!!要はわしが強いか貴様が強いかと言う事じゃろーっ!!!勝負せいーっ!!!」
すごい機械を作りまくるわりには長い話がよく分からない。
二段論法くらいのモノでなければ理解出来ないほどの頭脳なのだ。
「ぐほほほほ!!!!喜べ愚民ども!!!わしの目指す未来がお前らの未来じゃあーっ!!!」
自分のやった事で人が喜んでくれると喜ぶ。
そうとだけ言えば、とてもいい人に見えて来る。
「わしの家族は、それはもう天才ばかりと言われるような家族じゃった…じゃがその中でもわしは天才、天才の中の更に天才、つまり…分かるか?そういう事じゃ」
分かるか?…こう言う事だ!!
「ううッ!!しまったッ!!!痔が………ぐはっ!!!貴様運が良かったな!!!痔に薬を塗る時間じゃ!!!」
このおじさん手製のすさまじい痔の治療軟膏を塗っても治らないほどのしつこい痔が弱点。
バトルアーマーの中で長い事座っていると痔の痛みに負けて戦線離脱する事がたまにある。
このようにいくら使っても痔が治らないので、本人はこの「スーパードーニデモナル軟膏α-Ex-s-ν」を信用しておらず、「失敗作」だと思ってもう使ってない。
その時捨てた薬を偶然拾った痔治療軟膏の研究者が、これを元にして成功し、大儲けした事もこのおじさんは知らない。
由来
由来なんて語らなくてもどうにでもなる。
最終更新:2016年10月07日 09:05