山崎今朝弥 (Kesaya Yamazaki) archive内検索 / 「弁護士大安売」で検索した結果

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  • 弁護士大安売
    弁護士大安売  度胸のないのと、胆玉の小さいのとで有名の僕は、従つて又随分と物事に注意を払ふ。然るに広告では屢々不注意極まる失敗を仕出かす。序に今茲に実例二三を並べて其法律上の関係を攻究せん。       (一)  僕が明治四十年に米国伯爵と欧米各国色々博士を唯一の土産として帰朝した当時は、僕の気が驕り、心が大きくなつて居た時であるから、前後の弁へもなく、米国大使館前に事務所を開き、大々的広告をして、某小さい下宿屋の一室を借受け看板を出した。処が其頃は電話が至つて少なく、初めて開業する弁護士が其場所を選定するには、先づ第一要件として、近所に電話の架かつてる家があるか否やを調べたと云ふ仕末であつた。  僕の近所には電話がなかつた。僕は田町辺の或肉屋に電話を見付け、之を名刺や広告に濫用した。初めの間は肉屋でも妙な電話がよく懸る位に思ふていたが、仕舞に僕の業と知れて、肉屋から尻を持ち込ま...
  • 『弁護士大安売』の新聞広告
    弁護士大安売』の新聞広告 大杉栄主幹にかかる『労働運動』第6号(大正11年8月1日発行)12頁に山崎の著書である『弁護士大安売』の広告が掲載されているので下記に転載する。 全面広告ページのうちの四分の一面広告であり、同サイズ内に、下記のとおり平民法律所の広告と一緒に掲載されている。同ページには、『弁護士大安売』の広告の他に、凡人社による吉田只次著『貧乏人根絶論』の広告、三越呉服店の広告、星製薬株式会社のホシ胃腸薬の広告がそれぞれ掲載されている。 広告文句は下記のとおり諧謔に富んでおり、山崎の作であるかもしれない。また、平民法律所の下記広告について、山崎は『山崎伯爵創作集』収録の「我輩の懲戒問題」の中で、「入獄で赤化した自分の経験を以て、僕を頻りに赤化しようと企んだ者があつた。同時に殆んど全部の赤色新聞雑誌に左の広告が載つた。(中略)この悪戯者は、これを以て尚飽き足れりとせず、...
  • 弁護士となつた動機
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 弁護士の品位
    ... 甲府遊郭大門前 弁護士大安売 山崎今朝彌    旧化物屋敷地跡 ------ と新聞広告した事がある、弁護士会では弁ゴ士は呉服屋ではない大安売は弁ゴ士の体面に係はるとあつて、[甲野]弁護士がやつて来り詰問され大屋からも又非常の小言を頂戴したから小生は直に其翌日 ------    甲府市新青沼町五十七番地 民刑品々 弁護士 山崎今朝彌    追て旧化物屋敷の儀は今後家賃に障るとて大屋大目玉に付全部取消 ------ と広告し直した、大屋の方は取消の広告も出さぬ様との依頼があつたが弁護士会からは其後何の咎めも無くなつた、但し以来小生を一膳めし屋と呼んだ。  一体世間では弁ゴ士と云ふ者の天職を非常に誤解して居る、我田引水かは知らぬが、弁護士と興行師との間には其天職の関係に於て何の差異もない、弁ゴ士は一の商売である、他人に迷惑を懸けず平和に商売して居れば立派の忠良な...
  • 新米弁護士の失敗
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 2.04・第一編
    第一編 弁護士大安売<一部仮名> 結婚通知書 弁護士となつた動機 公判廷を逃げ出した検事閣下 此母に此子あり朧月夜 汽車の飛乗り 借金取退治法 ツンボ哲学 危険人物の弁解にあらず 自分の性相観 「自分の性状を白状す」 廃業萬両の弁解にあらず 去るの記
  • 2.01・表紙
    平民大学昇格記念 山崎伯爵疳作 弁護士大安売 聚英閣刊
  • 博士大場茂馬論
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 訴訟取下書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 平民大学圧迫事件
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 2.11・奥付
    大正十年十一月十日印刷 大正十年十一月十八日発行 弁護士大安売 定価壱円八拾銭 著者 山崎今朝彌 東京市牛込区横寺町四十三番地 発行者 後藤誠雄 東京市本郷区湯島五丁目四番地 印刷者 佐藤三郎 東京市牛込区横寺町四十三番地 版元 聚英閣 振替東京四七八六九番 電話番町四六二番
  • 平澤均治君と磯部尚君と
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 市疑獄事件検挙感嘆状
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 田島熊太君
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 借金取退治法
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 官庁注文書人民命令書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 改心広告
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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    弁護士山崎今朝弥(山崎今朝彌、1877-1954)氏の著書『弁護士大安売』、『山崎伯爵創作集』、その他同氏の論文等を紹介するウェブサイトです。 The purpose of this website is to introduce books-"Bengoshi ooyasuuri (Attorney's fee is under discount; 1921)" and "Yamazaki hakushaku sousaku shu (The Earl Yamazaki fiction collection; 1924)"- and articles written by the lawyer Kesaya Yamazaki (1877-1954).
  • 三田警察掛合書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 結婚通知書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 高木益太郎君と高窪喜八郎君
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 保釈嘆願書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 平民法律並に平民法律所広告
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 禁止公判傍聴許可願
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 平民大学夏期講習会規則
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 密告書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 告訴取下書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • エロセンコ事件の建白書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 論文『弁護士改正論』
    ...あった。山崎の著書『弁護士大安売』には、「偶に書いた『弁護士改正論』は丸切り社会主義論だと怒る」(第一編、去るの記)とあり、この論文について山崎は東京法律事務所の同人から批判されたようである。また、雑誌『新社会』の出版時期は山崎が東京法律事務所を退所した時期とちょうど符合する。  これはあくまで推測であるが、山崎はこの論文が社会主義的内容を含むことから、東京法律事務所の同人に遠慮して、架空の外国の大学教授の論文の翻訳(合著)と仮託したのではないか。そして、その後山崎は同事務所を退所し、同人に遠慮する必要がなくなったため、『新社会』においては晴れて自己名義の論文として「弁護士改正論」を発表したのではないか。  この推理が正しいとすれば、外国の大学教授の権威を借りるとはいかにも山崎らしい。
  • 講師招待状
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 加瀬禧逸君と松田源治君
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 大臣招待状
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 公判廷を逃げ出した検事閣下
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 三淵忠彦君
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 汽車の飛乗り
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 間諜謀殺未遂現行犯の告訴
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 労働主と資本者
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 2.02・序文
    ...彦君のお好とあつて『弁護士大安売』と極まるらしい、僕は余り好まぬが、ト云ふて外に之れ以上の良い名が付けられなんだ。著者の肩書は、総裁、総長、博士、所長などと、余り不真面目にならぬ様アツサリ、山崎伯爵疳作集、上の方へ、平民大学昇格記念出版とでもして呉れと申込んでは置いた。  一、本書は大体第(一)編は自分の経歴に関するもの、第(二)編は広告文や欄外記事や埋草等を集めたもの、第(三)編は雑文集とでも謂ふべきか、第(四)編は裁判所に提出したる法律文書式実例と云つた様のもの、第(五)編は聊か真面目の法律研究論文、第(六)編は法曹月旦、第(七)編は他人が自分の事に就て書いたもの即ち付録的のものである。  一、本書は疑もなく文集ではあるが、決して売文集ではない。従て如何なる点より論じても詐欺取財や不当利得にはならない。がコレが金になる事や、人が買つて読む事など考へると自分乍ら赤面したくなつた...
  • 知人名簿
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 上告専門所略則・改正広告(但元通)
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 3. Memorandum
    ...行)に収録。・・・『弁護士大安売』に転載。北里博士告発状 「弁護士改正論(一)」「弁護士改正論(二)」『東京法律』(東京法律事務所)25号1頁(大正5年(1916年)11月1日発行)、同26号3頁(同年12月1日発行)に収録。・・・著作権(翻案権)の所在が不明なため未公表。論文『弁護士改正論』参照。 「弁護士改正論」『新社会』(由分社)3巻5号40頁(大正6年(1917年)1月1日発行)に収録。・・・著作権(翻案権)の所在が不明なため未公表。論文『弁護士改正論』参照。 「奇人変人ソラツンボ並に変死記事取消請求広告書」『中外』(中外社)2巻11 号235頁(大正7年(1918年)10月1日発行)に収録。・・・『弁護士大安売』に転載。奇人変人ソラツンボ並に変死記事取消請求書(山崎今朝彌) 「米国伯爵平民弁護士山崎今朝彌君」『法律新聞』(法律新聞社)1485号(大正7年(1918年)12月...
  • 判事懲戒の意見書
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 年頭の感想(大正八年)
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 上告部通信
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 2.03・自伝
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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    ...ます。 (2) 『弁護士大安売』(Bengoshi ooyasuuri / Attorney s fee is under discount;聚英閣 1921年) 2.00・凡例 2.01・表紙 2.02・序文 2.03・自伝 2.04・第一編 2.05・第二編 2.06・第三編 2.07・第四編 2.08・第五編 2.09・第六編 2.10・第七編 2.11・奥付 国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにて本文公開中。「弁護士大安売」で検索すると出ます。 (3) 『山崎伯爵創作集』(Yamazaki hakushaku sousaku shu / The Earl Yamazaki fiction collection;平民大学 1924年) 『地震憲兵火事巡査』(解放社、1924年)とおそらく同一内容と思われる。 2. Articles 『法律新聞』595号...
  • 被告人見舞状(一)(二)
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 法律顧問所設立趣旨
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 日米交渉不敬犯保釈願
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • 堀江専一郎君と名川侃市君
    ... <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
  • @wiki全体から「弁護士大安売」で調べる

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