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「17-951」(2011/04/21 (木) 11:46:35) の最新版変更点
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沙織は自分の寝室である部屋の前に着くと、横にいる京介に言った。
「ちょっと京介さんは隣の部屋で待っててもらえますか?」
「え?どうしてだ?」
「それは……その、わたしにも心の準備というものがありまして、その……」
人差し指同士を胸の前でくっつけながら赤ら顔でもじもじする沙織を見て、京介はこれからする事に現実感があるようなないような不思議な感覚に襲われた。
「ああ、わかった。隣って、その……シャワー、使えるのか?」
「ぁぅ……も、もちろんです!着替えもクローゼットに色々入ってるはず、です」
「そっか。それじゃ準備できたら電話してくれ」
「は、はい」
わたわたとテンパる沙織を名残惜しそうにちらりと見やり、京介は言われた通りの部屋に入っていった。
それを受けて、沙織はふぅと一息ついてから自分を意気込ませるように小さくガッツポーズをとった。
京介はシャワーを入念に浴びて部屋にあったバスローブを羽織り、備え付けのソファに大の字に座った。沙織からの連絡はまだない。
女の子は準備にいろいろ時間がかかるものなのだから、そんなものだろう。
それに、沙織がそうまで真剣に準備を整えてくれていることに京介は喜びと緊張からの武者震いが止まらなかった。
そうこうするうちに携帯が震え、条件反射的に京介は電話に出た。誰かなど言うまでもない。
「もしもし」
「沙織です。準備ができましたので、お願いします……」
「わかった」
切った後携帯電話の電源を返す刀で落とし、京介は意を決して隣の本丸へと足を踏み入れた。
電気は玄関前しかついておらず、リビングの中は真っ暗だ。
「沙織」
そっと名前を呟くと、照明のスイッチを入れる。
予め調節がしてあったのか、光度が抑え目の薄明かりが部屋の中を包む。
「京介さん」
そこには、ベッドに腰掛けてにこやかに妖艶に微笑む沙織がいた。
風呂上りで上気した肌に黒のシースルーのネグリジェが年頃の女子とは思えぬ程の色気をかもし出している。
極めつけに、沙織がかけている”あの”赤縁のメガネが京介の思考をどうしようもなく狂わせていた。
「そ、その……京介さん、どうですか?この格好――京介さん?」
「い、いや……お前の美貌に見とれててな」
「えっ――」
互いの顔が羞恥で真っ赤に染まる。
「お、お前が常々言ってたことじゃないか」
「自分で言うのと恋人に言われるのでは全然違いますわっ!そんなこと、言われたらそれだけで……」
「す、すまん」
腰から下をもじもじさせる沙織に何か良く分からんが京介はとりあえず謝る。
互いに狼狽していることが読み取れると、2人はどちらともなく笑いあった。
「ふ……ははっ。……綺麗だ。沙織」
「ふふふっ、ありがとうございます。……わたし、こんな日が来るのを待ち焦がれていました。あってはならないことだとわかっていながら」
「沙織……」
「でも、そんな臆病者のわたしにあなたは手を差し伸べてくれた。だから、わたしはあなたに精一杯尽くさせていただきたいと思います」
「……ああ」
「それでは、お覚悟願いますっ」
京介を手でちょいちょいと招き寄せると、京介の首を掴んでその唇を啄ばむ。
時に短く、時に深く。時に舌を絡ませて互いの情欲を煽る。
ぴちゃ、ぴちゃという唾液同士の水音が例えようもなく艶かしい。
そこから沙織が焦るような手つきで京介のバスローブを剥がし、そのそそり立つ陰茎をあらわにした。
「これが本物の京介さんの……す、すごい……」
「え、えーっと……その……」
沙織にモノを見られていることで反応に困る京介を尻目に、眼鏡で性欲がブーストされている沙織は躊躇なく口でそれを含んだ。同時に両手で竿を根元から拙い動作で擦り上げる。
「うおぉぁっ!」
「ふふ、京介さんったら可愛い声で喘ぎますのね……」
「うっ、あぁっ……」
幾分か余裕が出てきたのか沙織の声色にSっ気が混じってくる。
沙織自身どうすればいいかなど良く分かっていないのだが、同人誌での知識をもとに亀頭から裏スジへとチロチロと舌を這わせることは京介には絶大な破壊力をもたらしていた。
「くぅっ沙織、やばい、もう出っ」
「えっもう……んんんんっ!?」
唐突に口内に発射される精液の塊に思わず沙織はけほけほと咳き込む。
「きょ、京介さん、ちょっと早いですわ……」
「そんな無茶言うなよ……お前みたいな極上の女にんなことされたら誰だって……」
一度抜いた影響か京介の呼吸は絶え絶えだ。とはいえ、まだまだ達していない沙織にすればそんな事情など知ったことではない。
「ならば、これでどうですか?」
「んっ……!?」
沙織は京介を自らのネグリジェの中に引きずり込んで、胸の中心まで京介の顔を持ってきてうずめさせて左右から胸を顔に押し付ける。俗に言う「ぱふぱふ」というやつだ。
「ほらほら京介さん、今度はわたしにもお願いしますよぉ」
「うっ……こんにゃろぉっ!」
あまりにも豊かな胸の圧力に呑まれそうになるも気合で振り払い、沙織の胸を両手で鷲掴みにする。
「んっ、京介さん……くすぐったいです」
「ぬぬぬ……」
しかし所詮DTの技量ではブラの上から程度では満足させられぬと悟った京介は、ご丁寧にもフロントホックになっている薄く水色がかった白く清楚なブラを必死に抜き取る。
「ふふっ、そんなにがっつかなくてもわたしは逃げませんよ、京介さん♪」
対する沙織は未だに余裕綽々だ。少し男としてのプライドが揺らいできたが、あえて気に病まず認めることにした。今は沙織を悦ばすことだけに集中する!
「触るぞ……」
「どうぞっ……んっ……」
沙織への対抗心から少し強めに揉みしだき、整った乳首を口に含む。
すでに少し硬くなっていた乳首が刺激に対応するように急激に硬化していく。
「あっ……ふぁっ……はぁっ……」
「んっ……沙織、もしかして乳首弱い?」
「あぁ……いい、いいですわ京介さんっ……!もっと触ってくださいっ……」
「おおせのままに!」
2つの蕾を摘んだり掻いたり弾いたりすると同時に右手を腹のほうに滑らせ、その滑らかな肌を堪能しながら隠された溝を軽く摩った。
「ひゃんっ!」
沙織の腰が跳ね上がる。そのショーツはすでにじっとりと濡れていた。
「これ……」
「い、言わないでくださいっ!は、恥ずかしいです……」
「おやおや、さっきまでの余裕はどうしたんだよ?」
今度は京介がイニシアチブを取る番だった。
身を包む黒のネグリジェと相反する白の紐パンが、まるで大人ぶる外装と内面の純真さを象徴しているかのようにコントラストを作っている。
そのパンツを名残惜しそうに右側の紐、左側の紐と順にするすると外していき、やがてするりと抜き去った。
年相応の薄い陰毛に包まれた秘所が露になり、沙織はよりいっそう顔を紅潮させる。
それを本当に愛おしく思いつつも、京介は人差し指を膣に差し入れ、陰核を親指で弾く。
「ふっ……ああっ……ああああっ!!」
「可愛い……可愛いよ沙織……!」
「はぁっ、そんなこと、言われたら、きっ、来ちゃうっ、あっ……あああああああぁっ!!」
沙織の腰が今まで以上にビクンビクンと跳ね上がり、秘部から愛液が噴水のごとく迸った。
そしてくたっと力が抜ける。
「だ、大丈夫か……沙織?」
女の絶頂というものを生で見るのは初めてだった京介は思わず沙織に声をかける。
「だ、大丈夫です……この程度ではまだまだっ……」
「本当かよ?」
「Exactry(そのとおりでございます).さあ、1対1でファイナルラウンドの開始ですわ!」
「そうか。沙織」
「なんですか?」
「一つだけ注文がある。眼鏡は外さないでくれ」
「ではあっちの眼鏡を「断固辞退する!」」
「ふふっ、冗談ですよ京介さん。では……!」
身にまとっていたネグリジェをするりと外す。これで沙織は眼鏡以外は完全に生まれたままの姿となった。それは京介も同様であるが。
そして横になっている京介にすっと覆い被さり、屹立するペニスに自身の膣をあてがう。
くぱぁと広げられた秘裂と下から見える巨乳のコンボは犯罪的とも言えるものだった。
そして、少しずつ京介のもとに沙織が高度を下ろしていく。
くわえ込まれていく京介の陰茎が僅かな抵抗を受ける。
「んっ……くっ――~~~~~~~っっ!!!」
「さ、沙織……大丈夫、か?」
「~~~~~だ、い、じょうぶ、です……それよりも」
「ん?」
「わたし、重くないです、か?」
こんな時に自分の心配か、と京介は若干呆れながらもそれ以上に愛おしさで溢れかえった。
「んなわけないだろ。沙織は俺の、俺だけの女の子だよ」
「京介さん……」
「……動いていいか?それとも、自分で動く?」
「っ……も、もう少しだけ待ってください……うふふ……」
痛いんだか嬉しいんだか分からない表情で沙織は微笑んでいた。
時間が経ち、少し落ち着いて来た所で沙織の腰がひとりでに動き出した。
「さ、沙織?何で急に!」
「い、いや……少し楽になってきたらすぐに京介さんのが欲しくなってっ、あんっ!」
「うっ、ああっ!」
「はっ、あっ、んぁっ、はぁぁん!」
沙織の予期せぬ動きが結合部を擦れ合わせ、互いの性感を相乗的に高めていく。
そこで京介は沙織の腰を引き寄せて抱っこのように抱き留める、駅弁へと移行した。
腰を押さえつけることで互いの距離が余計に近くなり、2人はキスを再び深く交わす。
「んっ、はっ、沙織っ、俺、もう出るっ!」
「あっ、んむっ、京介さん、わたしもっ、なかっ、中に出してっくださいっ!」
「な、中!?」
「だいじょうぶっ、です、今日はっ!」
そう言うと沙織は腰の動きを更に速める。
「そんな事言われたら、沙織っ、や、やばい!」
「大丈夫、京介、きょうすけぇっ!!」
「うっ、で、出るっ……!」
「はぅっ……京介のが、なかっ、なかにぃぃぃぃ!!」
びゅるっ!びゅるるっ!
ドクンドクンと沙織の中に京介の白濁液が注がれる。
互いに結合したままくたっとベッドに倒れこむ京介と沙織だった。
「……はぁ。京介さん、とっても素晴らしかったですわ」
「俺もだよ、沙織」
「さて、第4ラウンド、始めましょうか?」
「えっ。でもさっき最終ラウンドって……」
「最終ラウンドと言ったな?あれは嘘だ」
「い、いったい何が始まるんです……?」
「第四次対戦です」
性欲がブーストされている沙織にとっては2度の絶頂程度ではまだまだ物足りないという事に京介は今更ながら戦慄していた。
「さあ、京介さん。まだまだ夜は長いですわ。今日はさっきも申し上げた通り大丈夫ですから、心ゆくまで愛し合いましょう♪」
「アッーーー!!」
そうして2人の熱い夜は、京介が倍プッシュされ続けて気を失うまで続いたのだった。
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