あたし、高坂桐乃は今時流行りの読モや携帯小説家もやってるイケてる女子中学生で自慢だけど自分の事を可愛いとも思ってる。
学校では勉強も県内で上位3位以内の秀才だし部活の陸上部でも全国大会出場クラスのパーフェクトな女の子。
だけど、そんな完全無欠の美少女のあたしにも秘密がある。それは可愛い女の子の出るアニメやエロゲが大好きだという事。
とは言っても、最近は兄貴やオタ友の黒猫と沙織達には趣味の話をする様にもなったけれどまだ隠している極秘事項がある。
それは、あたしが勉強も部活もトップクラスで仕事もエロゲも全力で取り組んでいる完璧超人で、その力の源であるミラクルパワーに関する事。
出版に関わった担当編集さんが言っていたけど、一日3時間睡眠にすれば6時間睡眠の人と比べて起きている時間が1週間で21時間。一週間が約一日長い!これをナチュラルにこなしてるのがこのあたし高坂桐乃である。
普通だったら、寝不足は乙女のお肌の天敵だからご法度なんだけど。あたしは特殊なエネルギーを吸収する事でこれを完全に克服した。
それこそが、兄貴分というビタミンだ。兄貴分と言っても弟分の対となる方の兄貴分では無く、妹には必須アミノ酸くらい大切な栄養素なの。
どうやってそれを吸収するのかと言うと、兄貴とスキンシップ(ベタベタするとか恥ずかしいからいつも蹴ったりしちゃうの)やフレグランスによる鼻孔から摂取(パンツの匂いとか最高ね!)等の方法を取る。
この兄貴分の重要性は、海外留学の際に兄貴分不足で欠乏症に掛かる等その必要性は疑いようがない。
そう、だからこの行為はあたしがあたしである為に必要不可欠な自然な行動。けど、兄貴だけには絶対に知られてはいけない極秘ミッションなのだ。
そして今日も、兄貴が風呂に入っている間に兄貴のパンツ略してアニパンをゲットし速やかに兄貴分を吸収しなければならない。
兄貴の入浴時間は約15分、と言うかもっとしっかり洗いなさいよねあたしなら肌のケア含めて毎日45分は入浴に費やすと言うのに。
でも、全部の匂いが消えちゃうとベッドの匂いが薄くなっちゃうから余り綺麗好きになるのも考えものかもね。
あっと、こんな事考えてる間に無駄に時間を浪費してしまった。この短い兄貴の入浴時間は一分一秒も無駄に出来ないと言うのに!
「兄貴のパンツ……くんかくんか……今日も臭くてこのスメルが堪んない。くんかくんかくんか」
このくんかタイムが一日のうちであたしを一番無防備にさせる。うちのお風呂はトイレとは別の位置にあるから兄貴が風呂に入っている間にトイレに行こうとした両親に出くわす心配が無い、だから今まで安全にこの至福の時間に浸ってこれた。
「くんかくんか、アニパンの匂い嗅いでたらえっちな気分になって来ちゃった。もう、匂いで妹を妊娠気ぃ?この変態兄貴ぃ」
あたしは、兄貴のパンツを右手で鼻に宛てがい、左手でミニスカートをまくり上げショーツの上から下腹部を撫でた。
アニパンの匂いを嗅ぎながら女の子の大事な部分を撫でると脳裏に電流が流れる様な快感が頭の中に広がる。
「ひゃふ、あぁぁん」
急激に満たされた兄貴分であたしは立っている事もままならずにその場にへたり込んだ。
「あぁ、あたしの中を兄貴分が満たされていく、頭の中空っぽで馬鹿になっちゃううう」
いつもならこれだけで満足出来たのだが、今日発売した新作エロゲ『妹と洗脳とチュウしよー』を徹夜でクリアするには更に兄貴分を吸収して兄貴分満タンのアニマックスにならなくては。
そこであたしは思いついた、アニパンを嗅ぐだけでこんなに興奮するならこのアニパンを口に含んで経口投与したらどれだけの効果が得られるか。
ただ、これには問題がある。兄貴のパンツを嗅ぐだけならまだマーキング程度だけど、兄貴のおちんちが触れていたパンツを口に含んだら間接フェラになってしまう。
それを考えると余計に興奮し下着越しに撫でているだけなのにショーツが妹汁で濡れてグッショリしてしまう程だ、これはもう試さずにはいられない。
「パンツで間接フェラさせるなんて兄貴ってば超変態!いえ、スーパード変態ね。でも、良いよあたしも変態妹だからお互い様だね。あ、兄貴のパンツ頂きます。はむ」
それをしゃぶった瞬間に鼻孔を擽る兄貴臭と共に独特の酸味と塩味の味覚が口全体に広がった。
「これが兄貴のおちんぽの味……おいひい……しゃぶしゃぶ……おいひすびてしゃぶ中になっちゃううう」
想像以上の快感だった、これはヤバい。兄貴に口と鼻を犯される感覚と、兄貴に無断で間接フェラをしているこの背徳感があたしを苛む。
「むしゃむしゃ、ふーふーー。あへへ、もうダメこのままイっちゃいそう」
淫靡な味と匂いで感覚が麻痺していたあたしは声をかけられるまで気付かなかったが、あたしがこの痴態を晒している瞬間に兄貴が風呂から上がってしまっていた。
「お、お前……何してやがんのこんな所で……」
兄貴のスイートボイスであたしのメインメモリーが急激に冷却される。
「うへ?」
兄貴のパンツを口に含んでいる所為で、間抜けな声を出してしまった。
風呂に入っていたはずの兄貴が既に風呂から出ていて、この場に居るはずが無いあたしを見つめて硬直し怪訝な顔をしている。
そして、風呂上りの兄貴は部活で鍛えたりしてない割には筋肉が発達し所々角張った美しいフォルムを惜しげもなく晒していて当然全裸だった。
「あ、あ、あんたなんてもの見せてくれちゃってるのよ!」
溢れでるヨダレと兄貴分が一緒になった液体を飲み込みながら咄嗟にそう言うの精一杯だった。
「うおっ、すまん!」
兄貴は慌てて両手で股間を隠す。その様子が妹に興奮して股間を押さえてるみたいで妙に可愛らしく思えた。
「て、て言うかお前何口に咥えてんだよ?」
股間をガードしながら私を見つめていた兄貴が私の口に挟まれても入り切らずに口からはみ出している兄貴のパンツに気づいてしまった。
「はっ、はむはむしゃむしゃ」
いきなり指摘され混乱したあたしはパンツを口の中に隠すという突飛な選択をしてしまった。
「おい、何食べようとしてんだよ!それ食いもんじゃないだろう!?」
兄貴はあたしが無理やり口に押し込もうとしていた物を引っ張って奪おうとする。
兄貴が両手を使って座っているあたしから無理やり奪おうとするので丁度あたしの目と鼻の先に兄貴の勃起チンポが出現する。
急に現れたマゼラン級の一物に目を奪われてつぃ口元が緩んでしまい、唾液と兄貴分が混じり合った兄妹合体アニパンツが奪われてしまった。
それにしても妹がオナってるのを見て勃起するなんて我が兄ながら変態シスコン野郎である。あやせに見つかったら抹殺されちゃうよ?
「うお!見覚えがあると思ったらやっぱり俺のトランクスじゃねーか!唾液でべとべとな上に噛んだ所為でボロボロになってるし!」
奪われてしまったアニパンを恨めしく思うと共に、完全に言い逃れ出来ないこの状況にあたしは絶望した。人生オワタ\(^o^)/
「何してたかは怖すぎるから敢えて聞かねえけど、どうしてくれんのこれ?」
兄貴は急いでタオルを腰に巻くと眉間にシワを寄せこめかみをピクピクさせながらあたしに詰問して来た。
まさか、責任を取って犯させろとか言う気なの?そんな展開を妄想したら股間から妹汁が流れだして止まらなくなるんだけど。
「聞いてんのかよ、弁償しろよ!俺のパンツと共に汚された俺の純情をよ!」
近親相姦バッチこいのあたしだが、流石にこの一線を越えてしまったら今までの生活が崩壊しかねない。
ここは、何とかして乗り切られねば……。
「五月蝿いわね、男が純情とかキモいんですけどー。どんだけパンツが大事なのよ。仕方ないからこれあげる」
あたしは閃いた打開策を直ぐ様実行に移し、立ち上がってスカートの左右両端の裾から手を差し込みショーツに手を掛け一気にずり下げた。
片足ずつパンツを脱いでから両手に持って人差し指と親指で開いて丁度妹汁で湿っている面を相手の正面に向け差し出した。
「これ、あんたのパンツなんかと比べ物にならないくらい高いあたしのパンツなんだから。これで文句無いでしょ!」
この場を乗り切る為にこんな事をしてしまったが、あたしのパンツで兄貴がオナったりしたらどうしよう。その妄想だけでご飯3杯は行けるんですけど!
「そんなもんいるかよ!変態じゃあるまいし!」
だが、兄貴にはこのショーツの価値も分からないのか文句を言ってきた。ブルセラショップに売ったら1万は下らないあたしのパンツに謝りなさいよね!
しかもパンツ愛好家を変態呼ばわりし出した、それじゃまるでこのあたしが変態みたいじゃないか。
「馬鹿!もう知らない!」
あたしは恥ずかしさと怒りで頭に血が登って兄貴に自分のパンツを投げつけて勢い良く脱衣所から駆け出した。パンツをはいてない為にやたらにお尻がスースーしてちょっと気持よかった。
その夜は新作エロゲを放置して兄貴の生おちんぽを思い出して何回もイってしまった。
おわり
最終更新:2010年11月10日 09:15