※この物語はフィクションであり
登場する人物・団体・その他名称とは一切関係ありません……ホントですよ?
「あれはラブリーマイエンジェルあやせたん!?」
とある日の放課後、家へと帰る途中偶然にもあやせたんを見つけた。
これって運命だよね!?
「おーい、あやせー!!」
「あ、おにいたん!」
あやせたんが振り向いた!?こっち見た!視線があった!
ウヒョーーー(゜∀゜)ーーー!!
声も可愛いよ!おにいたんって呼んでくれたよ!あやせたんマジ天s……おにい、たん?
「おにいたんじゃないですか!?偶然、いや運命ですね!」
「あやせ……さん……?」
ーーーどうやら今日の俺はおかしいようだ。
「あの」あやせが俺の事を「おにいたん」と呼ぶだと?ありえん……
「今日もかっこいいですねおにいたん!」
「な、何かあったのかあやせーーってなにイキナリダキツイテンノ!?」
「あぁ、おにいたんは今日もいい匂いですね……エヘヘ」
「何でクンカクンカしてんだ!?」
オーケイ、落ち着こうか俺。
今、俺に抱きついているのは紛れもなくあやせである。
しかしどう考えてもおかしい。
あやせだぞ?俺を変態シスコン野郎呼ばわりしているあやせだぞ?
「ほ……本当にあやせか?」
「もう、何言ってるんですかおにいたん?私は私ですよ?」
そう言って上目遣いで俺を見つめるあやせ。体には柔らかい感触が……
正直……たまりません。
「あやせ……その……ど、どうしたんだ……?」
「……?どうもしませんよ?」
「いや、おかしいよ!?確実に何かあったよな!?」
……今日のあやせは本気と書いてマジでおかしい。
「おにいたん!」
「な……なんだ?」
「結婚しましょう!」
「何でいきなりそうなんの!?通報しますよ!?」
「そんな……おにいたん、私のこと嫌いなんですか……?」
「いやそんなことはないが……」
「ならいいじゃないですか〜」
満面の笑みでそう言うあやせ。
マジで何が起こってるのか理解できませんよ……
「おにいたん大好き!!」
頭の中が真っ白になっていく中、こう思った。
「俺のあやせがこんなに可愛いわけがな……くはないけど……やっぱない!」
最終更新:2011年02月07日 20:23