桐乃の趣味に歩み寄ろうと勉強した
あやせと京介の会話
あ「最近わかってきたことがあるんですよ、お兄さん」
京「聞こう」
あ「多少オタクっぽいものでも、いかがわしくないものの範疇でなら、面白いものも多いかもしれないです」
京「ふぅん」
あ「えろげー?というものはちょっとハードルが高すぎますけど……」
京「あー、まあな。わかるわかる」
あ「でも、気付いてしまったんです。らいとのべるの面白さに!!」
京「ら、ライト……なんだそりゃ?」
あ「かい摘まむと、多少オタクっぽい小説のことです。知らないんですか?」
京「いや、俺はエロゲーしか経験無いし」
あ「いかがわしいですっ、近寄らないで下さい!!」
京「振って来たのはお前だろうが!」
あ「イカくさいですっ、近寄らないで下さい!!」
京「表現がひどくなった!?」
あ「まあ、冗談ですけど」
京「冗談だったんだ……」
あ「それはともかくお兄さん。調べてみたんですけど、最近はらいとのべるがアニメになることも多いというお話です」
京「へぇ。考えてみれば、桐乃の部屋にもあった気がするよ。学校がどうとかいうのとか、きみとぼくの何とかとか」
あ「やっぱり両方とも妹モノなんですね」
京「知っていたっ!?」
あ「読みやすくて、面白かったです。小説ですから、いかがわしくもないですし」
京「小説だからエロくないってのは、どうかと思うけどな……」
あ「文章が上手い作家さんだったりすると、台詞をそのまま使ってみたくなったりとか」
京「あー、黒猫も同じことやってるな」
あ「いかがわしいですっ」
京「何でだよ!!」
あ「私みたいなキャラを、ヤンデレっていうんでしょう?」京「こいつもういろいろと駄目だ」
最終更新:2009年08月16日 10:01