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高坂家のとある日常

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とても爽やかな朝だった。
部屋の中はかなり蒸し暑かったが珍しく寝覚めはよく、少し開いたカーテンからは真っ青な空が見えた。

「ふわぁ~あ…何だかよく寝たな」

開口一番、一人ごちてむにゃむにゃとする俺。ともすると目覚めたばかりの腹から飯の催促が聞こえてきた。

腹減ったなあ…。さっさと着替えて朝飯でも頂くかね。

寝間着を着替えて階段を降りきると、洗面所ではパーフェクト超人妹:桐乃が一生懸命ドライヤーとコームを駆使していた。

今日は桐乃…特に寝癖がヒドイ…また不機嫌モード入ってんだろーな。
触らぬ神に祟りなし…俺は朝の挨拶をするだけして(ウチは挨拶には厳しいから仕方無いんだ…)トイレのドアノブに手をかけた。

ドライヤーの音で挨拶が聞こえづらかったのか、桐乃は訝しげに振り替えって俺の顔を見るや否や、キャッ!と短い悲鳴をあげてヒドイ寝癖を両手で隠した。

急いで両手を頭に回したもんだから、勢い余ってドライヤーが俺の顔目掛けて一直線に---ガツン!

「いってぇー!な、なな何しやがる!朝っぱらからオマエは…」

「ゴ、ゴメン!…なさい…だ、大丈夫…??」

「へ?あ…あぁ、大丈…夫…」

俺は耳を疑ったね!あの妹の口からこんなに素直な言葉が出てくるとは…しかし桐乃は相変わらず両手を頭に回したまま、こちらを心配そうな瞳で見つめている。

な、何だ、何か企んでやがるのか…

「ま、まぁ気を付けろよ…ほら。」

意外な言葉で毒気を抜かれた俺は、ドライヤーを拾い上げて真っ赤な顔の桐乃に素直に渡してやった。

「あ、ありがと。…ゴメンね、き…兄貴」

何だ?何なんだよこの違和感は!?
得体のしれない不安を背中に感じながら、気にすんなと捨て台詞を残してトイレへと逃げ込んだ。

便座に座って落ち着いたら、左目の辺りから痛みがジンワリ拡がってきた。




めちゃくちゃ痛てぇ!うぅ…最低な朝だぜ。しかし…桐乃のやつ、何だか様子が変だな。いつもだったら、

『急に声掛けんな!』とか
『馴れ馴れしくすんな!』とか
『あ、居たんだ。早くドライヤー拾いなさいよ』だの言うに違いない。
それが『大丈夫…??』だと…?

小まめに妹イベントをこなしてたせいで、好感度が上がって妹フラグが…?
と、いかんいかん。どーもここ最近頭がエロゲチックに染まりつつある。
そもそも妹フラグなんて、気持ちわりぃだけだっての!ぺっぺっ!

アホな妄想で気分も最悪になってきた…
早く朝飯を食おう。
トイレから出ると、洗面所にもう誰も居なかったのでようやく顔を洗うことができた。
リビングに入ると親父がテーブルに座って新聞を広げていた。

「おはよう」
「ああ、おはよう」
「おはよう、京介」
「…おはょ」

朝の挨拶を交わすと、香ばしい香りがリビングに広がっていることに気付く。
俺の食欲センサーは働きっぱなしだ。
テーブルには、正に日本の朝食といった体で食器が並んでいた。
俺はそのままの足で椅子に座ると、お袋が俺の茶碗を持ってきてくれた。

「はい、京介」
「サンキュー」

丁度全ての食器が揃ったのを見計らったかのように、親父が新聞を畳み、そのドスの効いた厳かな声色で呟いた。

「…頂こう」
家族全員で手を合わせ、
「「いただきます」」

親父が挨拶や作法などに厳格なため、ウチはこういった感じの挨拶はきちんとやるんだ。
ウチの家族は、食事中は誰もあまり喋らない。特に話題が無い時は、誰も一言も喋らないで食事が終わるほど、ウチの家族は寡黙だったのであった。しかし、今日は違ったらしい。


「京介」

対面に座っていた親父が珍しくぽそりと呟いた。

「な、なに?」

いきなり悪党声で呟かれるこっちの身としては、もう少し心臓を気遣ってほしい今日この頃だ。

「お前、誰とケンカしたんだ?」
「??」

質問の意味が分からない。
お袋は俺の顔をすがめみると、今気付いたらしく、ぷっと吹き出した。

「京介、左目がパンダになってるわよ。」
「左目…?てまさか。」

隣に座る桐乃も俺の異変に気付いたらしく、笑いを堪えているみたいなリアクション。

何?何なの?て考える暇も要らねーやチクショウ!
さっきの桐乃のドライヤーだぁぁあああ!

朝食を終えた俺は自室に戻り、充電中だった俺の携帯からある人物に電話を掛けた。

俺の幼馴染み、田村 麻奈実に、である。

今日は図書館で勉強会をする予定だったのだが、こんな目で外を練り歩くのはさすがの恥知らずな俺でも恥ずかしい。
勉強会は中止にしてもらおう。
---プルルル…プルルル…ピッ

「おう、麻奈実か?」

「どうしたの?きょうちゃん」

電話口の向こうからは相変わらずののんびりした口調の声が聞こえてきた。

「今日の勉強会なんだけど…中止にしてもらっていいか?」

「うん、いーよ。きょうちゃん、風邪でも引いたの?お見舞いに行こうか?」

「い、いや、病気じゃないんだが…ちょっと用事が出来てな…悪りぃ、この埋め合わせは今度必ずする」

「いーよぉ、気にしないで~。じゃあまた学校でねぇ」

「おう、悪いな」

---ピッ

俺は8時20分と書いてある携帯のディスプレイを見つめる。
ディスプレイには片目に氷のうを当てた冴えないツラの男が写っていた。

こりゃ今日は1日外に出られないな…
大人しく家で勉強でもしてるか。

外は晴れ晴れとした青空が広がっていて、子供の笑い声が時折、聞こえてくる。
まぁ、たまにはこんなのんびりとした休みも悪くないな。
ベッドに寝そべった俺は、そのままウトウトして寝入ってしまった---。

---再び意識を取り戻したのは、寝入ってから暫く時間が経ってからだった。

何やら俺のそばで人の気配がする。

ゴソゴソゴソゴソうるせーなぁ…
ったく、こっちはゆっくり寝てんだから静かにしてくれよ…

「んん…」

俺は牽制の意味で目を閉じたまま咳払いをした。すると、

「あぅ…」

---桐乃の声??

俺は意外な声の主によって微睡みからたたき起こされることになった。

「オマエ…何してんだ?」

デジカメ片手の妹に突っ込む。

「べ…別に。目、様子見に来ただけだから…」

「嘘つけ!思いっきり貶める気マンマンじゃねーか!何だそのデジカメは!」

「!…こ、これは…」

デジカメを後ろの方に回す桐乃。

「おおかた俺の今の愉快なツラを黒猫や沙織にでも見せて笑い物にするつもりだったんだろ」

「ち、ちが…!」

「じゃあ他に何があんだよ!俺の寝顔でも盗撮してオマエの携帯の壁紙にでもするってのかぁ?」

いつもならここで『はぁ!?んな訳無いでしょ!キモッ』とでも返ってくるはずなんだけど…

「…」

言い返さないんだ!?てか否定しないんだ!?どゆこと?今日は本格的におかしいぞ。

「お、おい。なんか言えよ」

「…」

しばらく沈黙が訪れたが、
その沈黙は、桐乃のよく分からない質問で破られた。

「アンタさぁ…もし…もしもだよ。もし妹なんか居なくて---アタシを街中で見かけたらどうしてる?どう思う?」

「---何言ってんだ?」

「いいから、答えてよ」

「簡単だ。見た目的にチャラチャラしてそーで俺のだいっきらいなタイプだからな。無視もしくは目も合わさずにスルーだな。」

「---そう。そっか…」

「お、おう」

桐乃はそのあと何も言わずに俺の部屋を出ていった。

何だったんだ?あいつ。変なこと聞いてきやがって。
ちょっと言い過ぎたかな。でも、俺の顔を笑い物にしようとした罰だ。少しは堪えただろう。うは、俺TUEEEE。

大体、正直に言えるわけ無いだろ!
本物の実妹前にして、普通に可愛いと思います、とか、付き合いたいくらいだーとか。

まぁ、これに懲りたらまた暫くはイタズラなんかしないだろう。



次の日の朝---

よし、1日寝てたら目も治ったな。
良かったぜ。さすがにあんな理由で学校まで休む訳にはいかないからな。

「おはよー」

「ああ、おはよう」

「おはよう、京介」

欠伸を噛み殺しながらリビングに入って挨拶をした俺は、いつもと違う風景に気がついた。

「…あれ、桐乃はまた朝練か」

一人ごちて呟くと、お袋が残念そうに答えた。

「あの子、今日具合悪いみたいなのよ。さっき聞いたら、何も食べたくない、学校休むって---部屋に閉じ籠ってるの」

「ふーん」

完璧そうに見えてそうでもないんだな。
体調管理ができてないんじゃねーの?
それとも、よっぽど体調悪いんだろうか。
まぁ、俺には関係ねーか、と。

俺はさっさと朝飯を平らげて、学校に行った。

普段通りの日常…なんて心が休まるんだ。
でも…何だろうな。何か物足りないような。モヤモヤするぜ。

自分の謎の感情に答えが出せないまま、放課後を迎えた俺は、麻奈実と帰り道を共にして歩いていた。

「きょうちゃん、何だか今日は元気ないね。何かあったの~?」

「別に?何でもねーよ」

「そっかぁ。何でもないんだねぇ。」

「そうだ。何でもない…」

「きょうちゃん。きょうちゃんは、私が元気なかったら、理由を聞かずに通り過ごせるの??」

「?過ごすわけないだろ。理由を聞くまで帰さねーよ」

「そーゆうことだよ、きょうちゃん。ね、何かあったの?」

改めて聞き直してくる幼馴染み。その顔は先程までとは打って変わって、真剣な表情だった。

あーもー、俺にだってわかんねーよ。
まぁ、麻奈実もたまに鋭いとこあるし、俺のモヤモヤも見抜いてくれるのかもしれんな。

俺は昨日起こった一部始終を麻奈実に話した。

「なるほどぉ。きょうちゃんは、桐乃ちゃんに謝りたいんだね」

「…何をどう聞いたらそういう解釈が生まれるんだ」

俺は呆れ顔でため息を着いた。

「どう聞いても、『言い過ぎた上に、体調も悪いから可哀想だ、ちょっと謝っておきたいな』って言う風に聞こえるよ~」

「あのなぁ、そんなこと…」

あるかもしれねえ。
このモヤモヤ、もしかしたら罪悪感の塊だったのか?
そりゃああの時は気が昂っててちょっと---いや、かなりヒドイ事言っちまった気がする。

「それに---」

麻奈実は訳知り顔で続ける。

「私だったら、ショックで寝込んじゃうかな。学校も休んじゃいたくなっちゃうかも」

「オマエ、桐乃は俺のせいで寝込んでるって言いたいのか?」

「んーん。私だったら、って言ったでしょ。桐乃ちゃんは…どうかな?」

麻奈実は上目遣いで俺の顔を覗きこんだ。

まぁ、俺のせいで寝込んだって言うのは全く想像つかないが(てかそうだったら怖ぇよ!)俺のこのモヤモヤの正体ってのがわかった気がする。

「ありがとな、麻奈実」

「んーん。どういたしまして~。がんばってねぇ、おにぃ~ちゃん♪」

「それは止めてくれぇ…」

帰ったら、差し入れでも入れて謝っとくか。

まぁ…しょうがねぇな。

俺は麻奈実と別れると、コンビニで具合が悪くても食べれそうな物を買ってやった。
家に帰り着き、玄関を開ける。
我が家は静寂に包まれていた。

そういえば、今日は親父もお袋も家に居ないんだったっけ。
…桐乃のやつ、寝てんのかな。

俺は、早速桐乃の部屋の前まで行って、昨日の非礼を詫びることにした。
ドアにノックをすると、意外にも返事が返ってきた。

「…何?」

「あー…桐乃。体調は大丈夫か?」

「別に…。関係ないでしょ。」

ズズッと鼻をすする音。
何だ、ホントは風邪引いてるだけじゃねーの?

「昨日はさ、悪かった。ちょっと寝起きで機嫌が悪かったのもあったんだ」

「…もーいぃよ。べ、別にあん時の事がショックで寝込んでた訳じゃないし」

「そーだよな。ほら、差し入れ、買ってきたぞ。カロリーそんなに無いから、食べても大丈夫だろ?ちょっとドア開けるぞ」

「!やだ、待っ…!」

ガチャ。

慌てて鍵を閉めようとしたのか、ドアの前まで走ってきた桐乃は急にドアが開いたのでバランスを崩して俺に倒れ掛けてきた。

「キャッ!」

「あっあぶねぇ!」

危うく俺もろとも倒れそうになったが、何とか桐乃を受け止めて踏ん張り、二次災害を避けた。
俺の買ってきた差し入れは床に音をたてて落ちた。

「大丈夫か?桐乃」

「う…うん。大丈夫」

ほっとしたのも束の間、ふと気づいたのだが…なんと言うか…この状況はだな…

有り体に言うと、カップル同士の熱い抱擁みたいな形になってしまってるんだ、これが。






「す、すまん!」

「…」

バッと飛び退き身体を引き離す俺。
沈黙が怖ぇよ!三次災害の予感!?
桐乃の顔が怖くて見れない…て、あれ?

「…桐乃、オマエ…泣いてたのか?」

よく見ると目のまわりと鼻が真っ赤で、スンスン鼻をすすっている。
風邪にしてはおかしな症状だ。

まさか、本気で昨日の俺の言葉に傷付いて?

「な、泣いてないし!意味わかんない!なんでアタシが泣かないと…いけないのよ…」

言ってるそばから涙がこぼれそうだ。
…しょうがねぇなぁ。

「…桐乃、昨日の俺の言葉はな。ありゃ嘘だ。」

「はぁ!?何言って…関係無いって言ってんじゃん!」

「もし俺に妹が居なくて、オマエみたいな女の子を街で見かけたらどう思う、って質問な」

「…」

桐乃は急に黙りこんで俺の話しに耳を傾けている。

「すげー可愛いと思うし、付き合いたいって思うよ。それぐらいオマエは可愛い」

これでいいのか?麻奈実。

「…ホントに?」

「あぁ、ホントだ。この期に及んで嘘は吐かねーよ」

鼻をズッとすする桐乃。
その瞳は何か決意したかのような色に染まっていた。

「ちょっと、私の部屋に来て」

俺の買ってきた差し入れを拾って、桐乃は自分の部屋に入って行ってしまった。

この状況でなんで俺が誘われたかわからないが、促されるがままに桐乃の部屋に入った。
桐乃の部屋のテーブルにはあの時の---そう、最後の人生相談の時に見なかったアルバムが、あった。

「お母さんたちには口止めされてたんだけど…そのアルバム、見て 」

「アルバムが…どうかしたのか?」

「いいから」

俺はかつて見ることのなかったあのアルバムに、訝しげな表情で手を伸ばした。

パラパラとアルバムをめくる。特に…おかしな点はない。普通に桐乃のアルバムだ。というか桐乃の写真集かってほど、桐乃で埋め尽くされている。

「なぁ、これがどうしたってんだ?」

何が言いたいか分からないと言った顔をして桐乃を見ると、桐乃はため息をついた。

「最後のページ、見て」

俺は言われるがままにアルバムの最後のページを開いた。

そこには---
ウチの親父とお袋ではない、二人の大人と並んで立っているかなり幼い桐乃がいた。

「それが、あたしのお父さんとお母さん」

俺は、桐乃が何を言っているか、理解できなかった。

「今…何つった?」

「アンタどんだけ鈍いの…だから、アタシとアンタは本当の兄妹じゃないってことよ」

「そう…か」

そう言われると、妙に納得してしまった。兄妹でこんなに容姿も内容も何もかも違う事に。

そりゃそうだ。他人だってんだもんな。
そりゃ違って当然だ。

桐乃は少し声のトーンを落とした。

「やっぱり…ショック?」
「…」

俺は呆然としたまま桐乃の問いには答えなかったが、桐乃は構わず続けた。

「アタシは…ショックは少しはあったけど。嬉しかった」
「…そりゃそうだよな。こんな出来の悪い兄貴とホントの兄妹じゃなくて、良かったろ」
「違うよ…だって兄妹って…結婚、できないじゃん」

俺は桐乃の顔を見返した。
桐乃は真っ直ぐに俺を見据えている。

「き、桐乃…」
「アタシは、ずっと兄貴を…京介を見てきた。なんでこんなに近くにいるのに好きって言えないんだろうって…もどかしかった。今まではそんな気持ちから京介にはヒドイ事いっぱいして…ホントにゴメン」
「なんで、兄妹なんだろうって…ずっと思ってた。でも、この写真をこの押し入れで見付けた時…お母さんから真実を聞いた時…私の気持ちは止まらなかった。止まれなかったんだよ」

俺の手を優しく包み込みながら桐乃は俺の顔を見つめている。

「京介…私…京介の事が好き。どうしようもないくらい…」
「きり」

俺の口はそのまま桐乃の口で塞がれた。
そして、すぐに離れた。

「ゴメン…いきなり…すぎるよね」

伏し目がちに、照れ臭そうに呟く桐乃の顔は今までにない位真っ赤だった。
そんな桐乃を見て…俺はたまらなくいとおしくなり、桐乃を抱き寄せた。
俺は今まで、桐乃に嫌われていると思ってた。そんな状況をどうにかしたいって思ってた。
だから、ついつい憎まれ口を叩きつつも、邪険に扱いつつも、心の中では桐乃と仲良くしたい一心で---

でも、桐乃は俺のことを好きで居てくれた。本当の兄貴としてじゃなく、一人の男として。

俺は、兄貴として桐乃と仲良くしたかったのか---
男として桐乃と仲良くなりたかったのか---今ではよく分からなくなってしまった。

でも、目の前の桐乃は、こんな俺を好きでいてくれている。

今は、それだけで---自分の気持ちに正直になるには充分だった。

「桐乃…俺も…オマエの事が好きだ」

「京介…」

先程の事故みたいな抱擁じゃない。
本当の恋人のように俺達は抱き合っていた。
桐乃は瞳を閉じて、唇を委ねてきた。
俺は…その唇を受け入れた。

おわり

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最終更新:2011年03月18日 13:45
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