ようちえんで、せんせいがいってました。
「みなさん、自分の持ち物には、お名前を書くんですよ。
間違えて喧嘩になったら大変ですからね」
なるほどー、そうなんですか。
いいことをききました。
そういえば、瑠璃おねぇさまもよく
わたしのカバンやふくに『ししゅう』をしてくれます。
そういうことだったんですね。
わたしはとっても、なっとくしました。
それで、じぶんのものにおなまえをかいてみました。
そうしたら、かあさまからほめられました。
「偉いわねぇ、ちゃんと自分の名前書いて」
えへへ。
やっぱりいいことなんですね。
おなまえをかくのは。
せっかくなので、よくあそんでくれる
キリノねぇさまにも、かいてあげました。
じつは、キリノねぇさまのメルルのおにんぎょうに、
おなまえがかいてなかったんです。
これじゃ、だれかがまちがえたらケンカになってしまいます。
だから『きりのののもの』ってかいてあげました。
「あ、ああぁ………ありがと…ね」
キリノねぇさまは、よろこんでくれました。
なきながら、よろこんでくれました。
「す、すごくうれしいな……『の』が一個多いけど」
こんなによろこんでもらえて、わたしもうれしいです。
なまえをかくのはいいことなんですね。
◇ ◇ ◇
瑠璃おねぇさまと京介おにぃさまは、いつもはだかであそんでいます。
さむくないのでしょうか。
「んぁっ……あら先輩、もうイってしまうのかしら…?」
「も、もうそろそろヤバくなってきたって………っくっ…」
「はぁ、はぁ………まだよ。先にイクなんて許さないわ…あぁん…」
きょうは、瑠璃おねぇさまがうえなんですね。
京介おにぃさまをいじめているようにも見えます。
「た、頼むよ、もういかせてくれ………」
「…んはぁっ……っああん…」
「……うっ…やば」
「だ、だめよっ」
「――っ!お、おい、抜くなよっ………」
「はぁ、はぁ……ふ、ふふっ。お楽しみはこれからよ」
「ったく、とんだドSだな」
「ドMな雄に言われたくはないわ」
はじめてみたときは、ケンカしてるのかとおもっていました。
でも、すぐにちがうってわかりました。
だって、瑠璃おねぇさまも京介おにぃさまも、
まいにちとてもたのしそうですから。
「ふふ……こんなビクビクさせて」
「うぅっ………ホントやばいんだっての」
瑠璃おねぇさまが、京介おにぃさまのオチンチンを手でいじっています。
ようちえんのおともだちのオチンチンとはぜんぜんちがいます。
とってもおおきいです。
「いいこと?あなたのコレは、私のモノよ」
「い、いや俺のだけど………?」
「いいえ、私のもの。私がいいと言うまで射精することはゆるさないわ」
そういうと、おねぇさまは………
なんと、オチンチンをお口にくわえてしまいました。
「ちょっ瑠璃!いきなりそれはヤバっ………」
ビクンッ ビクンッ
京介おにぃさまは、瑠璃おねぇさまのあたまをおさえると
せなかがビクンってなりました。
イクって、このことなんでしょうか。
「ん………ん……っはぁー、まったく…」
「わ、悪ぃ…我慢できなくて」
「もう、分かっていないのでしょうけど、飲み込むのも楽じゃないのよ」
「いやその、毎回飲まなくても、さ……」
「ふふっ。雄の精液は魔力の源。体内に摂取してこそ価値があるわ」
「うーん……まぁあえて突っ込まんが」
京介おにぃさまがイったあとはいつもなんですけど、
瑠璃おねぇさまが、なんだかとてもうれしそうです。
「ねぇ、まだできるでしょう?私まだ2回しかイってないのだけど」
「ああ、でも少し休ませてくれよ。………俺は次で4回戦目だ」
「まったく、軟弱なのねぇ先輩は…」
「いやー、相当頑張ってると思うぞ、俺」
うでまくらをされながら、瑠璃おねぇさまはオチンチンをかたてでいじっています。
よくわからないですけど、京介おにぃさまも、しあわせそうです。
「…まぁとにかく、あなたのコレは私のものよ」
「わかったよ、好きにしろ」
「えぇ、そうさせてもらうわ」
なるほど。
京介おにぃさまのオチンチンは瑠璃おねぇさまのものなんですね。
そういえば、ようちえんのせいんせいがいっていました。
『みなさん、自分の持ち物には、お名前を書くんですよ。
間違えて喧嘩になったら大変ですからね』
だれかがまちがえて、京介おにぃさまのおちんちんをもってったらたいへんです。
ケンカになってしまいます。
いまは、瑠璃おねぇさまも京介おにぃさまも、ねています。
わたしはポケットからマジックをとりだして、おねぇさまのおへやに入っていきました。
最終更新:2011年04月06日 00:25