中学校に通う「エロゲに興味がある以外はごく一般的な女の子」である高坂桐乃。ある日、
帰宅途中に尿意を催し公園の公衆トイレ目指し急いでいた桐乃は、途中でベンチに座ったつなぎ姿の男性を見かけたが、トイレを探すので忙しいので無視した。
桐乃はようやくトイレを見つけると、急いでトイレの個室へ駆け込んだ。
その時、桐乃があまりにも急いでいたからかそれとも辺りがすっかり暗くなっていたからか彼女はそれに気付かずに奈落に自ら足を踏み入れたのである。
何しろ桐乃は、個室の鍵を掛けパンツを下ろし、さあ用を足そうかという段階になってやっと異常に気付いた程である。
そこには既に先客が居た、正確には収納されていたというべきだろうか。
それは、初めには桐乃のおしりを撫でる様にぬめりとした感触を桐乃に与えた。
通常ならばウォシュレットの誤動作かと思う所だろうが、ここは公園の公衆トイレである。
舞浜の某テーマパークならいざ知らず、帰宅途中にある公園にそんな物が備えられているはずもない。
もしかしたら、ここで異常を認識しすぐさま逃走すればまだ逃れられたかも知れない、この時の桐乃はおもらしをする寸前に見つけたトイレに安心し切っていたのである。
突然の感触に驚き便器の中を桐乃が覗き込むとその先客と目が合った、はたしてそれが目なのかどうかは分からないがとにかくその何かを見てしまった。
あまりの恐怖に「ひぃっ」と桐乃は喉を引きつる様にして僅かに声を漏らすのが精一杯だった。
それは生き物に例えるとタコに似ていた、赤い色をしヌメリと粘液で光る触手が数え切れないほど伸びておりその先端は男性器のそれに似て亀頭の様な形をしていた。
桐乃がそれを見た瞬間にはそれは触手を桐乃の足に絡ませ足の自由は奪われていた。
すると今度は、背後にあるタンクからも蓋を押し上げて別の触手が桐乃の手の自由も奪い、体中に巻き付いて仰向けに釣り上げる状態で桐乃の体を固定した。
体の自由を奪われ身の危険を感じ、桐乃が助けを呼ぼうと口を開いた瞬間に待ち構えていた触手が口へと押し込まれる。
桐乃の悲痛の叫びは「うぐぅ」だとか「んぐ」と言ったうめき声にしかならなかった。
最も、暗くなった薄気味悪い公園のトイレの前をたまたま人が通りかかる可能性など皆無に等しいが、それでも桐乃は呻き声を洩らしていた。
「うぐぅぅぅぅぅあ゛んんん……ひぃう……ジュル」
周りの残っていた触手が服の隙間やスカートの下から服を破く様に引っ張る。
スカートとセーラー服はあっという間に破かれてボロ切れと化し、触手はブラとパンツも引っ張りブラは千切れパンツは伸びきって割れ目に食い込んでから千切れた。
「やめで……ぶぁううぅぅうぃぁ」
上半身を覆っていた触手は露になった胸や乳首に巻く付いた。それと同時に口に挿入されていた触手が外に出る。
「ぷはっ……けほっけほっ……うぅ」
下半身のパンツを破った触手も新たに現れた穴に狙い済ましたかの様に侵入を開始する。
「や、やめてよ!そこだけはっ……はぐっ……ひい!……あああん」
触手から出る粘液で多少入りやすくなっているとはいえ、まだ何人たりとも進入を許した事のない秘部にゴツイ形をした触手が無理やり入ってくる。
「いぃぃいいいたぁぃ……いたいよぉ……あが……ぎぎぎぎ」
膣に無理やり突き込まれた触手によって結合部から血が滴り落ちる。
「あたしの初めて……がっ……こんなのに……奪われる……なんて……ひどっ……いぃ」
破瓜の痛みに精神を破壊され、触手という異物に処女を奪われてしまった事に自らの不幸を信じる事が出来ずこれは夢だと思い込もうしたのもつかの間。
更にお尻の穴にまで触手の魔の手は伸び、今まで開いた事がない程の大きさに肛門を広げながらも奥へ奥へと侵入してくる。
「お、お尻の穴……だ、だめぇ……さ、裂けちゃう……あぁぁぁっ……お腹の中這いずり回って気持ち悪いよぉ」
直腸にまで入り込んだ触手に嫌悪していると膣に入り込んだ触手が更に子宮の入り口を執拗に叩く。
「ひうっ……ああぁん……だめっ……それ以上……はいらなひぃぃぃ」
桐乃叫びも空しく触手は先端から更に細い触手を伸ばして子宮の中にまで入り込んだ。
「ひぃぃやぁあ……やめ、やめてよぉ……ぉ、おご」
体の中心部にまで進入され痛みと気持ち悪さに意識が飛びそうになる。
「えへ……あへ……うぅぅぅ……あっあっ……あぅ……」
体の感覚が薄れ意識が白くなりかけた瞬間。
これまで奥へ奥へと侵入してきた触手が出し入れされ、激しいピストン運動を始め意識は嫌がおうにも現実に引き戻される。
「はっはぅひぃ……あぁああぁぁあん……らめええええっ」
膣を刺すような痛みと肛門と腸を犯され触手が中で擦れ合う様な感覚が痛みから快感へと変って行った。
「うあぁぁぅ……ひんっ……そんな激しくしないでぇ……あああっ」
どうやら触手の出す粘液が腸から吸収され、それが麻薬の様に働いているのかも知れない。
痛みから開放されると胸や乳首を蹂躙している触手の感覚もより鋭敏に感じ取れる様になった。
「あっあっあうぅぅっ……乳首吸っちゃダメぇぇぇ……そんなに引っ張ったら伸びちゃうぅぅぅぅぁ」
反応の良くなった桐乃を察知したのか、更に触手の蹂躙は桐乃の下腹部にあるクリトリスと尿道にまで及んだ。
「あああんっ……やめてぇ……そこは……あ、あ、あひっ、うっうっ……い、いっちゃう……イっちゃうよぉ」
これまで以上の快感に桐乃はとうとう理性を失ってしまった。
「はっはっはぅ……もっと触手ぅ……からだじゅう……きもぢぃよぉ」
「あっぁっひぃ……も、もうっ、いっイっちゃうっ、イっちゃうよぉぉぉおおぉぉぉお」
一際大きく痙攣し触手を締め付ける様にして桐乃は達してしまった。
同時に触手の方も肉壁に搾り取られる様に大量の白い粘液を桐乃の膣に放出した。
胸や体に巻きついてたいた触手からも白い液体を桐乃の体に放出し白濁液で桐乃の体を汚す。
子宮と腸の奥に出された液体は桐乃のお腹を膨らませませてまるで妊娠したかの様な大きさまで膨れた。
「ひっ、あぁぁあああぁっ……な、なんか出てるよぉぉ……うぅまだ出てる……」
中々止まらないその射精に中に入りきらなかった液体が結合部から零れて白濁した粘液を滴り落とす。
一頻り射精し終わった触手はボトリと膣とアナルから引き抜かれ。腹を満たしていた液体があふれ出し流れ出た血と交じり合って床に水溜りを作った。
「あぁぁぁぅ……ひぃぃ……ふぅぅぅ」
人生でこれまで感じた事の無い快感に桐乃は放心状態になり意識を失った。
「朝だよっ起きてーなのっ!早く起きないと魔法を
お見舞いしちゃうよーっ」
萌え声で恐ろしい事を囁く目覚ましボイスが鳴り響く、その音で桐乃はここが自室のベッドだと気付いた。
そう、あれは全部夢だったのだ。そう理解するのに更に15秒ほど要した。
淫夢にしては性質が悪過ぎる、きっと昨日深夜までやっていたエロゲ「ドキッ!はじめての触手!妹編」の所為だ。
それにしても体を這いずり回る触手の感覚がやけにリアルだった様な……。
うなされ過ぎたのか衣服も乱れているし、何故かショーツもぐっしょりと濡れていた事に焦るが、お漏らしと違ってべっとりとした感触がした。
エッチな夢を見て自慰をしたという事実にあのカリビアンコムと同じレベルになった気がしてショックだった。
もし朝あいつと出くわしたら蹴りの一つでも入れてやろうと思った。
最終更新:2010年01月06日 05:10