ふたば系ゆっくりいじめ 480 採用通知?

採用通知? 20KB

現代 虐待ぬるめ 完結 3作目


『採用通知?』


「加工所からだ!!」

ゆっくり虐待DVD"月刊ゆ虐天"に投稿して3週間程経ってからDVDの発行元である加工所から封筒が届いた。

「なになに……ぇ?一度加工所へ来て下さい、だって?」

手紙の内容は中々良い作品だったので加工所の会議に参加してほしいというものだった。

「採用通知でいいのか?」

全国からシナリオが届くのだ。数作に絞ってから会議を重ねて一番良いものを採用するのだろう。

「ほぼ採用だよな。普通落選なら連絡はしないし」


数日後

「ようこそいらっしゃいました。貴方が『饅頭が大福になっちゃった』を書いたL田さんですね」

「はい」

加工所の入口で担当者と会いそのまま加工所の中へ入った。

「中々良いシナリオでしたよ。ゆっくりに何かをするシナリオは多いんですがゆっくりに何かをさせ続けるシナリオは少ないんですよ」

「これは期待して良いんですか?」

「まだ何とも言えませんね。アイデアは結構良かったんですが…例えば穴を掘るシーンですがね」

「はい…」

「掘り返した土はどこへ置いておくんでしょうか?」

「あ…」

「初めのうちはいいでしょう。ですが穴が深くなればゆっくりが掘り返した土を穴の外に出すにはどうしたらいいでしょうか?」

「そっかぁ……う~ん…れみりゃ辺りに…」

「答えの1つですね。人間が捨てるのもいいですが。発展させて掘っても掘っても先に進めないという話も出来そうですね」

「そうですね…」

「ここは直した方が良い、ここはもう少し広げられそう、そういった部分があるんですよ」

「まだまだなんですね…」

「そんなことはないですよ。色々と意見してください。貴方の作品なんですから。あ、多分もう1つ虐待シーンが必要になると思います」

「足りなかったんですか?」

「この後の会議で詳しいことを話しますがゆっくりはそんなに早く穴は掘れませんよ。時間的にもう1つ欲しいですね」

会議室に着いた。

「どうぞ入ってください。もうそろそろ会議始まりますから」

席についてから追加のシナリオを考えた。実は執筆の際既に考え付いていたがもう充分だろうとカットした部分があるのだ。

「大掛かりな装置が要るよな…可能かどうか聞いてみるか」

会議が始まった。自己紹介もそこそこに早速加工所の研究者らしき人物が前に出てゆっくりの生態について講義し始めた。

「まずは基本ですがゆっくりの大きさについてです。赤ゆっくりは大体4~5cmです。ピンポン玉と同じくらいですね」

彼は机にピンポン玉を置いた。実物を置くと煩いのでこうしたのだという。

「9~10cmまで成長すると子ゆっくりになります。ソフトボールぐらいの大きさでしょうか」

ソフトボールを置いた。

「成体ゆっくりですが実は多くの人の想像より小さいです。サッカーボールくらいです。20~22cmくらいですね」

サッカーボールを置いた。そして30cmの物差しを取り出した。

「意外に30cmって長いですよ。皆さんも小学生のとき使いましたよね、30cmの物差し。こんなに大きな顔があったら少し怖いですよ」

確かにそうだ。全長30cm…。そこまで大きくない気もする。だがゆっくりの場合全長=顔の大きさでもあるのだ。

「確かにそうですね。大きいのでどれくらいなんですか?」

「25cm以上は大きいですね。30cmともなると大型です。ゆっくりにとっての1cmってかなり大きいですよ」

成体ゆっくりは赤ゆっくりの4~5倍となる。まぁ妥当なところだろう。

「ドスになると2m以上ですね。ゆっくりの10倍くらいの大きさになるわけですからそりゃゆっくりが従うわけですよ」

机の上のボールがしまわれた。

「次に穴掘りですね。今回のシナリオの主成分です。田舎のゆっくりは山や森の中に巣を作ります。大抵は自分で掘って作りますね」

ゆっくりが巣を作る様子のビデオが流された。

「このように掘りやすい場所を探し口や棒切れを使って土を掘り返します。掘り返した土を口の中に入れて外に吐き出すを繰り返すのです」

ビデオでは斜面に穴を掘って巣を作っていた。ゆっくりが2匹程入れそうな穴が出来上がりその中でゆっくりが喜んでいた。

「完成したようですね。ここまで作るのに2日くらいでしょうか。かなり大変な作業ですから巣はゆっくりにとってステータスなんですよ」

「改築とかするんですか?」

「家族が増えた場合に巣を広げることがありますね。上手くいかないときは場所を変えて新しく作ることもあります」

意外と知らないゆっくりの生態。基本的な生態の解説の後シナリオについて話し合った。

「場所は確保できますよ。今度新しくできる加工所支部の中を使いましょう」

「部屋の中はこういう風になるんですか。プレハブを使いましょう」

「れみりゃとふらん、あと片栗粉ですね。加工所の方で用意できます」

「掘って貰いたい所を事前に少しだけ掘ってその部分だけ低くしましょう。そうしたらゆっくりもそこを掘りますよ。時間短縮にもなる」

「穴掘りはそんなに早く進めないですから体の弱いぱちゅりー種は除きましょう……」

「時間的にもう1つ虐待がほしいな。L田くん、何か浮かんだ?」

「浮かびましたよ。ですが結構な装置が必要になりそうで……」

「何をするんだい?何が必要なんだい?」

「実は……………………」

「扇風機使っちゃえばいいんじゃないか?」

「ああ、起こすのに使いましょうよ。朝御飯にもなりますし……」

「ところで数はどうするんだい?……」

「穴の大きさはどれくらいになるのでしょうか?………」

「土は柔らかいものを使いましょう。砂とか混ぜちゃいます?………」

「……2日で終わらせたいね」

会議は3回行われた。撮影スタッフ、舞台、道具、ゆっくり、食材…全てが揃った。

「正式にこのシナリオで採用となりました。では来週の土曜日に撮影します。L田くんも来なさい」

「はい。ありがとうございます。そうさせて頂きます。皆さんよろしくお願いします」


そして撮影当日を迎えた。

「おお!!」

隣町の加工所内部。まだ稼動しておらず機械等何も置かれていなかった。だだっ広い空間。その中に今回の舞台が出来上がっていた。

想像していたものが目の前にある。全てがシナリオ通りの舞台だ。掘って貰いたい所は既に10cm程掘ってある。

20cm程の親ゆっくり達が40cmの穴を掘る。あのビデオではゆっくりが2匹程入れる巣を2日かけて作り上げていた。

それから考えるに単純計算で2日で穴が出来上がるはずだ。

「L田さん、こちらが今日の撮影スタッフです」

「L田です。今日はどうぞよろしくお願いします」

「こちらこそ。任せてください。素晴らしい作品に仕立ててみせますよ」

「じゃあゆっくりを中に入れましょう」

予定通りある群れから連れ去ったゆっくりを入れた。全て健康で元気だという。

「ゆ!!ここはどこなの?」

「おちびちゃんはどこ!!?ゆっくりしないででていきてね!!」

「おきゃあしゃん?どきょいっちゃの?」

親ゆっくりと子ゆっくり赤ゆっくりを2つの区画に振り分けた。カメラが2つの区画の様子を映し出した。

「ここからだしてね!れいむはおこるとつよいんだよ!!」

「おちびぢゃんをかえじでね!!ありすのとかいはなおちびちゃんをつれてきてね!!」

1匹1匹と自分達が閉じ込められていることに気付いていった。

「おきゃあしゃあぁぁん!!!!おちょうしゃあぁん!!!どきょにいるのぉ!!?きょわいよぉ!!」

「あっちからおかあさんのこえがするよ!!おかあぁさん!!!れいむはここだよぉ!!!!」

子ゆっくりや赤ゆっくりも親と引き離されたことに気が付き泣き始めた。

「ゆ!おちびちゃんのこえがしたよ!!」

「ゆあっ!!こっちくるんだぜ!!」

「ちびぢゃあぁあん!!!!おかあさんはここだよぉぉ!!」

透明なアクリル板で出来た壁に親ゆっくり達が張り付いた。

「おかあさあぁん!!!ゆっくりしないでこっちにきてよぉ!!」

「みゃみゃとしゅりしゅりしちゃいよ!ありちゅのところにきちぇにぇ!!」

親と子の目が合った。

「どぼじでおちびぢゃんのどごろにいげないのぉぉぉ!!!」

「まりさにいじわるしないでね!!あっちにいかせてね!!」

親ゆっくり達はアクリル板に体当たりをして隣へ行こうとした。

「この!この!かべさんこわれてね!!」

「ゆっくりできないかべさんなんかこうだ!!」

だがアクリル板はびくともしない。

「ゆえぇえぇえぇん!!!!おがあざんにあいだいよおぉ!!!」

「どぼじでごっぢぎでぐれないのぉぉ!!?」

「みゃみゃぁ!しゃみしぃいよぉ!!!!ゆえぇえぇえぇん!!!」

親ゆっくりがおろおろし始めた。そろそろだ。

「よし!!行って来い!!」

男が親ゆっくりのいる区画に登場した。

…………

………

……


「ぼう…ねがぜでぇ…」

「じんじゃうよぉ…」

「ゆっぐ……ぢぃ…」

「ゆぅ……ゆぅ…」

全てが予定通りに進んでいた。まずは一番大きなゆっくりを潰して人間の強さを目に焼き付ける。

穴掘りを命令し逆らうゆっくりを痛めつける。何時間も働かせて食事は取らせない。れみりゃとふらんが食べてる所を見せ付ける。

赤ゆっくりが死なないように砂糖水を注射。勿論赤ゆっくりだけ良い思いはさせない。ラー油を注射針に染み込ませて痛め付ける。

そして睡眠を取らせず夜通し働かせる。懸念だった掘り返した土の処理だが洗面器を穴の中に置いてやりその中に土を入れさせた。

土が洗面器一杯になったられみりゃとふらんに回収させる。この部分だけスカッとしないがこれ以外に方法が思いつかなかったのだ。

なにはともあれ台本通り撮影は順調に進んでいた。

午前6時。男とれみりゃとふらんは部屋を出た。

「ゅ……ゅ…」

「ゆぅ…………」

「ひゅぅ……ひゅぅ…」

期待通りにゆっくり達は次々と眠りに着いた。

「3時間後だぞ。それまでに準備だ!」

プレハブの外が慌しく動いた。

「扇風機はここでいいですね」

「バケツ用意できました」

「こっちもOKです」

「スタンバイできました」

テキパキと準備が整った。

「今何時だ?」

「朝8時半です」

「カステラは出来てるか?」

「はい」

「よし。じゃあ始めろ」

一方ゆっくり達はどうだろうか?

「ゆぅ……ぃゃぁぁ……」

「ゅっくちぃ……ひぃぃ…」

「みゃみゃぁ……ぐすん……」

1匹も安らかな顔はしていなかった。悪夢をみているのだろう。

「ゆぅ…ゆぅ……?」

「ゅひぃ……ゅ?」

「くん…くん…」

眠っているゆっくり達の様子が変わった。

「けぇき…しゃん…」

「あまあま……まってよぉ…」

おかしな寝言を言うゆっくりが出始めた。

「どうだ?匂いは充満してるか?」

「プンプン匂いますよ。部屋の中カステラの匂いで充満してます」

「じゃあもう扇風機止めていいんじゃないか?」

「にしてもこんなにカステラ作っちゃっていいんですか?」

「撮影後の打ち上げで皆で食べればいいさ」

出来立てホヤホヤのカステラの匂いを扇風機の弱風でプレハブの中に送り込んでいたのだ。

「ゆぅ~」

「むーひゃむーひゃ…」

どのゆっくりも空腹で匂いに敏感になっている。きっと今頃夢の中でカステラを食べているのだろう。

「起きろ!!!!起きろ!!!おーきーろ!!!」

「ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!」

「うっうー!!!!」

午前9時。男達の声でゆっくり達が起こされた。

「ゆああああ!!!!げぇぎざんがあああ!!!!」

「どごいっだのおおお!!!!??ばりざのげぇぎざあぁあぁん!!!!」

「みゃだたべちぇにゃかったにょにぃぃ!!!」

「あまあまたべたいよぉぉぉ!!!ゆわあぁあぁあぁん!!!!」

期待通り夢の中で甘いものを食べていたのだろう。夢から目覚めればそんなものはどこにもない。

「…っぐ…えっぐ……」

「ゆっぐりじだいよぉ……どうじでれいむはゆっぐりでぎないの…」

「あまあまさん……ゆっぐ…」

つかの間の天国から一気に地獄へ落とされべそをかき始めた。

「れみりゃ、ふらん朝御飯にしようか?」

「うー!!!」

「さんせい!!」

「まってましたどぅ~!!」

一瞬ゆっくり達も顔を上げたがすぐにうな垂れてしまった。

「いいなぁ……いいなぁ…」

「どうぜ……ありずだぢには…ぐれないんでじょ…っぐ…」

「うらやましいよぉ……」

自分達が食べるのは餌で御飯ではないことがきちんと刷り込まれているようだ。

「どうだ?お前らも食べるか?"餌"を」

この一言に全てのゆっくりが顔を上げた。

「ほ…ほんとうなの?」

「たべても…いいの?」

「まりちゃも…たべちぇいいにょ?」

「むーしゃむーしゃして…いいの?」

「ああ、いいぞ。食べたくないんだったら捨てるけど」

ゆっくり達が色めき出した。

「「「「たべいたいよ!!!!」」」」

「「「「いっぱいたべさせてね!!!!」」」」

ゆっくり達の目は輝いていた。

「じゃあ持ってきてやるよ」

男が部屋を出た。

「よがっだよぉ…よがっだぁ…」

「いっぴゃいむーちゃむーちゃすりゅよ!!」

「けーきさんだよね!!このにおいはけーきさんだよね!!」

「ゆゆぅ~。あまあまさん!あまあまさん!」

男が戻ってきた。右手には大きなバケツ。左手には小さなバケツを持っていた。

「持って来たぞ。お前ら、どっちがいい?」

「え…えらんでいいの?」

「ああ。どっちがいい?」

親ゆっくり達は声を揃えて言った。

「「「「「おおきいのがいいよ!!」」」」」

「ええ!どうしよっかな…」

「やくそくしたでしょ!!えらんでいいって!」

「そっちちょうだいね!!ゆっくりしないでちょうだいね!!」

「あぁ……れみりゃ、ふらん。お前らはどっちがいい?」

れみりゃとふらんは上空からチラッとバケツの中を見てからこう言った。

「ちいさいのでいいんだどぅ~」

「ふらんもそっちでいい!」

ゆっくり達が沸き上がった。

「ほら!!ほらあ!!!」

「おおきいのちょうだいね!!」

「分かった分かった。…そこのちび!!お前らはどっちがいい!!!?」

「「「「おおきいのがいいよ!!」」」」

「「「「いっぴゃいたべちゃいよ!!」」」」

「そうか。れみりゃ、ふらん。これ持ってけ。食べてていいよ」

左手の小さなバケツを掲げ上げた。

「うっうー!!」

「みんなではこぶんだどぅ~」

「ふらんもてつだう!!」

「おねえさま!ちゃんともってよね!」

バケツに群がり皆で力を併せてバケツを誰もいない区画に運び込んだ。

「さっそくたべるんだどぅ~」

「いっただきま~す!」

「うー!!これはかすてらさんなんだどぅ!!」

「かすてらおいしい!!」

「これはすっごくおいしいんだどぅ!!」

バケツからカステラを取り出し美味しそうに食べ始めた。

「ゆはぁ……」

「じゅりゅりゅりゅぅぅ……」

「すっごいおいしそうだよ!!」

「まりちゃもたびぇらりぇるんだよにぇ!!」

「これが…とかいはなあまあまさんね!!」

ゆっくり達は涎を垂らしていた。

「ゆっくりしないでね!!」

「そうだよ!!やくそくはまもってね!!」

「はやくたべさせてね!!」

「分かった分かった。じゃぁ…ちゃんと全部食べろよ。約束だろ。残したら…分かってるな?」

男は手袋をした。

「やくそくしたよ!!」

「のこさないよ!!」

「いっぱいたべるからのこしたりなんかしないよ!!」

「そうか…。じゃあ…。食えるもんなら食ってみな!!!!」

男は大きなバケツの中身をぶちまけた。

「ゆわー……ぐ…ぐざいいいい!!!!!」

「なにごれえええ!!!!?げぇぎざんじゃないい!!!!」

「ぐさいい!!!!ゆぎぇえ!!!」

「あまあまさんじゃないよおお!!!!!」

一瞬にして阿鼻叫喚となった。さっきまでの嬉しそうな顔は何処かに行ってしまった。

「くせぇな。でも約束だもんな。ちゃんと食えよ」

バケツの中身はカステラではない。生ゴミだ。

「たべられるわげないでじょおおおお!!!!!」

「ごんなのたべられないよ!!!!」

「あまあまさんは!!!?あまあまさんちょうだいね!!!」

ゆっくり達が文句を言った。

「は?いつ俺があまあまやるなんて言った??」

「ゆ…」

「そ…そんなぁ…」

「だっで…だっで…これはあまあまさんのにおい…」

「匂い?ああ。確かに匂うな。で?」

「で?じゃないでじょおおお!!!これすででぇ!!!!」

「あのさ、熱くなってる所悪いんだけどさ、俺どっちがいい?って聞いたよね」

「そ…それは……」

「お前たちがこれを食べたいって言ったんだ。約束したよな。全部食べるって。ほら、食えよ」

「ゆぐ……ぅぇぇ……」

「ぞんなぁ……っぐ…」

「いやだよぉぉ……ごみなんで…たべられないよぉ…」

1匹としてごみに近づくゆっくりはいなかった。

「ふん。手を汚させやがって」

男は傍にいたれいむを押さえつけると無理やり口を開けさせた。

「ゆごごごごごおお!!!!や…やびぇぢぇへええ!!!やえひぇえええええ!!!!!」

無理やり開けさせた口の中に生ゴミを突っ込んだ。

「ゆひょおおおおおお!!!!!!!…っご……んぐ……ゆああああああ!!!!」

生ゴミの腐い臭いがれいむの全身を駆け巡った。涙をボロボロ流し揉み上げを激しく上下させた。

「ほら、むーしゃむーしゃごっくん!!」

男はれいむの頭と顎を押さえつけ口が開かないようにした。そして力を入れたり少し緩めたりして生ゴミを噛ませようとした。

「良く噛んで食えよ。ゆっくり味わえよ。飲み込まないと口開かせないからな」

「うぐぐぐぐぐ……ぅぅぅ……んぐぐぐぐ……ぅ…ぅ…ぅ…」

れいむは観念した。涙を流しながらゴミを一気に飲み込もうとした。だが生ゴミが多すぎて喉を通らない。

「噛まないと飲み込めないぞ。噛むんだ。噛めば噛むほど味が出るぞ」

れいむは恐る恐る上の歯と下の歯を合わせた。生ゴミから汁が溢れ出た。

「……ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……………」

れいむは噛み続けた。そして漸く飲み込める大きさになり一気に飲み込んだ。

「ぅぅ…っぷ……ぅぎぇぇぇ……っひゅ…っぅ…っぐ…」

どうにか生ゴミを飲み込んだ。れいむの顔色は悪い。吐き気がするが必死に堪えている。

「あまあまさん…だべたい……たべだいぃぃ……」

「どぼじで…れいぶは…ゆっぐぢじじゃいげないの…」

「わがらないよぉ……らんじゃばぁ……」

周りのゆっくりは悲しんでいた。まだ誰も生ゴミには口を付けようとしない。

「れいむの他に食べさせてほしいゆっくりは誰かな?」

ビクっとゆっくり達は震えのそのそと生ゴミの山に向かって行った。

「ゆぎぇぇ…ぐさい…」

「むーぢゃーむ…ぢゃ……っう…っぷ」

「まずいよぉ…」

「げぇぎざん…たべたがっだぁ…あまぐない…」

文句を言いながらも生ゴミを口に入れた。

「残すなよ。約束したもんな。全部食べるから残さないんだってな!!ご苦労なこった」

男は親ゆっくりのいる区画を出て子ゆっくり赤ゆっくりがいる区画に移動した。

「やじゃああああ!!!!しょんなのたべぢゃぐないいいい!!!」

「ぢいさいのどこうがんじでえええ!!!こうかんじでよぉぉ!!!!」

「しょんなのじゃゆっぐぢでぎにゃい!!!!たべぢゃぐないいい!!!!」

子ゆっくり達の願いも空しく生ゴミの山が目の前に出来上がってしまった。

「ゆぎぇぇぇ……くちゃいよぉ……」

「ゆえぇえぇぇん!!!!!あまあまざん!!!あまあまぁ!!!!」

「ぼうやだああ!!!おうぢがえらぜでえええ!!!!」

男が近くにいた子ゆっくりを掴もうとした途端1匹1匹と渋々ゴミの山へ向かって行った。

「そうそう。素直な子は好きだよ。ちゃんと食べろよな」

男は出て行った。

「まじゅい……ゅぇぇ……」

「にぎゃいよぉ……っぷ…ゆぎぇえええええ……」

「ごんなんじゃゆっぐぢでぎない……ゆひぃぃぃ……」

「ごんなに…たべられないよぉ……」

「ごんにゃの…たべぢゃぐにゃい……ごちしょうしゃん…たべぢゃい…ゆええぇぇええん!!!!!」

親ゆっくりも子ゆっくりも赤ゆっくりも必死にゴミの山を減らしていった。

「ゅ?……れみりゃが…いないわ?」

ふと1匹のありすが隣の大きな区画を覗いた。さっきまでそこでカステラに舌鼓を打っていたれみりゃ達がいなくなっていたのだ。

"うー!!!!!!おいしいんだどぅ!!!!!!!!"

急に大きな声がした。

「ゆぎゃああ!!!!たべでまずう!!!たべでるよおお!!!」

「でみりゃはいやあああ!!!!ごっぢごないでえええ!!!!」

「みょうやじゃあああ!!!!!どうじだりゃいいにょおお!!!!!!?」

突然の天敵の大声にパニックになるゆっくり達。

"このくろいところおいしい!"

"ぷりんにはまけるけどかすてらもおいしんだどぅ!"

少し音量が下げられた。

「ど…どうなっでるの?…れ…れみりゃはいないよ……」

「どぼじで…ごえがするのぉ…ごわいよぉ…」

部屋の中にはれみりゃもふらんもいない。だが部屋の中にはれみりゃとふらんの声がするのだ。

"おかわりするんだどぅ~!"

"ふらんもいっぱいたべるの!"

声は天井からしていた。タネを明かせばれみりゃ達は部屋を出て外でカステラを食べているのだ。音声だけスピーカーで部屋に流している。

「いいなぁ…いいなぁ…」

「まりさも…ごちそう…たべだいよ…」

ゆっくり達にタネが分からなくても良い。単にれみりゃ達が美味しそうにカステラを食べている音声が聞こえればいいだけだからだ。

"おいしいんだどぅ!こんなにおいしいけーきははじめてなんだどぅ!"

「まりちゃにも……まりちゃにも…ちょうぢゃい……たべしゃせぢぇぇ……」

"もうおなかいっぱい!ふらんはもういい!おにいさん!ありがとう!"

「ありずは……おながぺごぺごなのにぃ……ずるいわ……わげだっで…いいのにぃ…」

"それにしてもあのへやはゆっくりできないんだどぅ"

"あんなものたべられないわ"

"おかしいんだどぅ…なんであんなのをたべいんだどぅ?"

「たべだぐ…ないよぉ…でいぶだっで…いやだよぉ……」

「ゆっぎゅぢぢだいよぉ……ありぢゅ…にゃにも…じでにゃぃょ……」

"あんなくさいへやでおいしいものはたべられなんだどぅ"

"あいつらっておはながないのかしら"

"おかしなゆっくりなんだどぅ"

"ぶさいくなまんじゅうね"

「ゆわあぁあぁあぁあん!!!!!どぼじでぞんなごどいうのおおお!!!!!!」

「ゆっぐぢじだいよおお!!!!!おちびぢゃんといっじょにいだいのにいい!!!!!」

「りぇいみゅはゆっくちだよおお!!!!まんじゅうしゃんじゃにゃいいい!!!」

「ゆえぇえぇぇえぇえん!!!ゆえぇえぇえぇん!!!!」

1匹1匹と我慢できなくなりついにわんわん泣き出した。

"うるさいんだどぅ!"

"ごちそうがまずくなるわ!!"

"さっさとごみをたべるんだどぅ!"

部屋の中は更に泣き声で煩くなった。

「……っぷ……ぅ…ぇ…」

「…っゅ……っぷ…」

「…っひ……っぐ…」

少し時間がかかったがゆっくり達は生ゴミを食べ終えた。

「おいおい、本当に食いやがったぞ。こいつら生きてる価値無いよな」

れみりゃ達がゲラゲラと笑った。ゆっくり達には悔しがる気力もない。必死に涙を堪えていた。

撮影はその後も順調に進みついに最後の場面を迎えた。穴を片栗粉で埋める。あとはそこから出てくるゆっくりを食べれば終了だ。

「ごろじゃないぢぇえええ!!!!ゆっぎゅぢさしぇぢぇえええ!!!」

「がんばっだのにいい!!!ばりざがんばっでほっだのいいい!!!!」

「ごんなのどがいはじゃないわあああ!!!ひどずぎるうう!!!」

「おがあざあぁぁん!!!だずげでえええ!!!」

「ひどいよおお!!!!おじごどぢゃんどじだでじょおおおお!!!!」

次々に穴から這い出てきたゆっくりがれみりゃとふらんに食べられていった。

「……………」

ゆっくりが穴から出て来なくなった。もう全部食べてしまったのだろう。

「おし!カット!!!!!」

撮影が終了した。男とれみりゃ達が部屋から出て来た。

「お疲れ様でした」

「後は編集作業だけです。まずは打ち上げといきましょう。後日編集した映像をお渡しします」

「楽しみですね」

「色んな角度から撮りましたからね。期待してて下さい」



そして1ヵ月後、このシナリオを収めた月刊ゆ虐天が発売された。執筆して2ヵ月後に店頭に並ぶこととなった。

「俺も採用してみるっかな」

また1人作家が誕生しようとしている。

"貴方もシナリオを書いてみませんか?宛先は………"

DVDにこんなテロップが流れた。

"れみりゃとふらんが大量に余ったのでれみりゃふらん虐めのシナリオは特に採用されやすくなっています"

「れみりゃとふらんか……ちょいと考えてみるか」

果たして彼のシナリオは採用されるのだろうか?

「…ダメだ。全然思いつかない…。シナリオ考えるのって意外と難しいんだな……」





終わり










by エルダーあき





次回構想

『ドスの上手い活用法』

『売れるゆっくりを開発せよ!!』


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感想

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  • ふらんをいじめるのはちょっとなぁ… -- 2011-10-05 20:12:53
  • 細かいことだが
    お客様(読者)を
    L田「くん」
    なんて呼ばないだろ
    L田「さん」
    だろ -- 2011-06-30 01:59:13
  • れみふら虐め…
    私は一向にかまわん!
    少ないし面白いからむしろもっと増えてほしい。
    そしてお前の家にさくやはいないから安心しろ。 -- 2011-01-12 22:21:26
  • ↓↓↓どういせざるをえないんだぜ!
    れみりゃふらんいじめはゆっくりできないのぜ!
    やるんならまりささまをじごくにつきおとしてほしいのぜ!! -- 2010-11-12 06:30:46
  • ゆっくりできたよ!! -- 2010-09-23 01:57:25
  • お前の家にさくやはいないから安心しろ。 -- 2010-09-15 01:47:55
  • 「おざうさま・いもうとさま優遇はゆっくりできますわ!!」とウチのさくやが申しておりますので、れみ・ふら虐待は無しでおねがいします。 -- 2010-07-09 13:10:43
最終更新:2009年11月11日 16:07
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