ふたば系ゆっくりいじめ 703 ゆー具

ゆー具 10KB


虐待-普通 理不尽 野良ゆ 赤子・子供 現代 虐待人間 初投稿です。至らないところもありますがよろしくお願いします。

 ・初投稿です。


『ゆー具』




一、
 子供というものは、時として残酷である。幼さや純粋さも入り混じった残酷さは、同じ人間に向けられることもあれば、虫や小動物へと向けられることもある。
ゆっくり、その喋るナマモノが子供達の遊び道具となっていったのは何も不自然なことではなかったのかもしれない。

ある少年は言う。虫とかと違って、反応が面白いからだと。饅頭達は同族が潰されると泣き喚き、自身に物理的な被害が及んでも泣き叫ぶ。

ある少女は言う。気持ち悪いし、腹立たしいからだと。人間の生首のようなそのフォルムは見る者によっては生理的嫌悪感を抱き、挙句人間に向かって罵詈雑言を放つ個体も存在するのだ。

そんな彼らも成長し、また次世代へと様々なものが受け継がれてゆく。その中には、『ゆっくりでの遊び方』も含まれていたのだ。




ニ、
 生徒が授業という拘束時間から開放される放課後、小学生頃の活発そうな男子と眼鏡をかけたおとなしそうな男子が連れ立って歩いていた。

「だからさ、お前も一回やってみろよ」
「え、でもいいのかな……」

 悪戯っぽい笑顔を浮かべる男子に対して、眼鏡の少年は困惑したような表情を見せる。

「いいんだって。あいつらどこにでも、幾らでもいるんだから。俺達がちょっと遊んだって減るもんじゃないし」
「うーん……」

 気乗りしない様子の眼鏡の少年を見かねて、男子は手を掴んで駆け出した。

「わわっ!」
「とりあえず路地裏あたりに行けばいるだろ! あれこれ考える前にとにかくやってみろって!」

 路地裏に着くと、早速男子は周囲を見回す。すると一分も経たないうちに目的の物が見つかった。

「……あれなの?」

薄汚れたダンボール箱を指差し確認すると、力強い頷きが返される。

「おう。あれが野良ゆの巣だ」

手招きをされる。自分に拒否権が無い事を眼鏡の少年は悟り、それに従った。巣の近くまで接近して中を覗き込むと、汚らしい饅頭が複数身を寄せ合っていた。

「ゆゆ? ここはまりさとれいむおちびちゃんたちのおうちだよ!! ばかなにんげんはあまあまをおいてどこかいってね!!!」
「れいむのまりさはつよいんだよ!!」
「「「「「おとーしゃんはちゅよいんだよ!!!」」」」」

「うわあ、汚い……」

眼鏡の少年は露骨に嫌そうな顔をすると、もう一人の少年に視線を向けた。

「で、どうするの? なんかもう、見ただけで僕の中のこいつらに対する不快指数がどんどん上昇していくのがはっきり分かるんだけど」
「やっぱりそう思うよな。今俺がお手本を見せてやるからちょっと待ってろ」

 一向に立ち去る様子がないどころか、自分達を無視して会話を続ける少年達にゆっくり達は苛立って罵詈雑言を浴びせ始める。

「まりさのいうことがわからないの? ばかなの? しぬの?」
「ゆぷぷ! まりさ、にんげんはばかだからしかたないよ!!」
「「「「「ばかなにんげんはしゃっしゃとちんでにぇ!!!」」」」」

そんな事をすれば人間の怒りを買うだけでただでさえ少ない生存率が下がる一方だというのに、実に愚かだ。案の定、少年達も不快そうな表情を隠そうともしなくなってきた。

「うっせえ」
「「ゆべぇ!?」」
「「「「「ゆびぃ!!!」」」」」

 ダンボールを蹴り飛ばして破壊し、強制的に黙らせる。ダンボールの中からは食料らしき生ゴミや雑草、よく分からないガラクタが衝撃で飛び出してきた。

「ゴミがゴミ集めてんじゃねえよ」

 靴が汚れるのも気にせず、少年はそれらを側溝へと足を使って落としていく。

「まりさがあつめたごはんさんがあああああ!!」
「れいみゅのたからもにょー!!」

 ゆっくり達が悔しがれば悔しがるほど、少年は笑みを深くする。そんな様子を見ていた眼鏡の少年も、段々と愉快になってきた。

「ちょっと、おもしろそうだね」
「だろ?」
「ちっともおもしろくないでしょおおおおおお!?」

 母れいむが怒りの叫びで少年達に抗議する。彼女達からすれば、住家を壊され、食料や宝物を理不尽に奪われたのだから当然の事だ。

「「どぼじでごんなごどずるのおおおお!?」」
「なんとなく」

 元々少年にはゆっくりで遊ぼうという考えはあったが、ゆっくりが生意気だったからついやっただけであり、後悔も反省もしていない。玩具風情が逆らうなどあってはいけない事なのだから。眼鏡の少年も諌めはしない。

「ゆううううう!! ゆっくりできないくそじじいはゆっくりしねえええええ!!!」

父まりさが遂に直接的な行動に出た。勢い良く地面を蹴り(足が無いとつっこんではいけない)、少年目掛けて一直線に飛び込む。
ゆっくりにとって最大の攻撃手段の一つ、体当たりである。父まりさの体格も合わさって、相手がゆっくりなら効果的な筈であった。もっとも、

「うりゃ」

人間の前ではたとえ相手が小学生であっても無力なものである。事実、少年の一蹴りであっさりと迎撃される始末だった。

「ゆべええええっ!!」

 下顎を突き上げられるように蹴り飛ばされ、砂糖細工の歯を口から撒き散らしながら路地裏を転がっていく父まりさ。その姿は饅頭一家に衝撃を与えた。

「ば、ばりざああああああ!!!」
「「「「「おちょうしゃあああああん!!!」」」」」

 いつも頼れる父まりさ。狩り(といってもゴミ漁りが主であるが)がとても上手く、とても強い自慢のお父さん。それが今、人間にあっさりやられた。

 なんで? ……まりさはとっても強いのに、どうしてゆっくりできないじじいに負けるの? ……ううん、違うよ! じじいがずるをしたからだよ!!

 父まりさは己のプライドが打ち砕かれるのを感じ、それに抗おうと餡子脳が自分にとって都合の良い考えを導き出す。

「うわあ、ゆっくりって弱いんだね。これなら僕でも遊べるかも」
「お前も乗り気になってきたな。よし、とりあえずあの帽子持ってきてくれ」
「あの落ちてるやつ? ……はい」

 まだ動けない父まりさは落とした帽子を回収できず、目の前でそれが奪われるのを見ていることしかできなかった。

「ばりざのずでぎなおぼうじがえぜえええええええ!!!」

 そんな父まりさをニヤニヤしながら少年は横目で見ると、ショックを受けたままの赤ゆ五匹を掴んで帽子の中へと入れていく。

「「ゆんやあああああ!!!」」
「「「たしゅけちぇええええ!!!」」」
「おちびちゃああああん!!!」

 眼鏡の少年は自分の手にしている帽子の中から赤ゆの悲鳴が聞こえる度に嬉しそうにする。最早当初の気後れはなく、完全に楽しんでいるようだ。
母れいむはもう一人の少年に踏みつけられていて身動きすらできない。

 「じゃあ、いよいよ本番だな!」

ランドセルから筆箱を取り出すと、少年は中から『遊び道具』を取り出した。




三、
 鉛筆。それもよく削られていて先が尖ったものである。

「ん~、赤まりさでいいか。三匹いるし」

 少年は無造作に赤まりさを一匹帽子の中から摘み上げた。赤まりさは尻をぷりぷり振って抵抗る。

「はなしぇくしょじじい!」
「はいはいゆっくりゆっくり。まずな、こいつらは飾りを取られるのを嫌がるんだ」

 赤まりさにはおざなりな対応をしつつ、友人への指導を始める。

「ふーん、どれどれ」

 早速実践する眼鏡の少年。赤まりさの帽子を手早く取り上げると、手の平の上で弄ぶ。

「やめちぇにぇ! まりしゃのおぼうちかえちてにぇ!!」
「その調子その調子。次はこの鉛筆で帽子を貫いてみ」

 少年は鉛筆を、眼鏡の少年が帽子に突き刺しやすいように傾ける。躊躇わず、彼は帽子の中心部に鉛筆を貫通させた。

「まりじゃのゆっぐりじだおぼうじがあああああ!!!」
「おぢびじゃんにひどいごどずるじじいはじねええええ!!!」

 眼鏡の少年はゆっくりの生態に興味津々だ。

「最終段階いくぞー。この辺かなっと……」
「ゆゆ……!! きたないてでまりじゃのまむまむにさわらにゃいでにぇ!!」

 帽子を破壊されたショックからまだ完全に立ち直ってはいないのか半泣きで、それでも少年をきっ、と睨みつける赤まりさ。

「分かった分かった、手では触らねえよ」
「ゆ?」
「ほれぐーりぐーり」

 鉛筆の芯の部分を赤まりさのまむまむにあてがい、ゆっくりと、しかし確実に侵入させる。狭い穴を無理やりにこじ開けられる痛みはどれほどのものか。ぶちぶちと、皮が裂けて黒い中身が見えてくる。

「やめじぇえええええ!! まりじゃの、まりじゃのだいじなばーじんざんがああああ!!!」
「はいはい、ろすとばーじんおめでとさん。これで大人の仲間入りだな、嬉しいだろ?」
「「やめろぐぞじじいいいいい!!」」

 倒れ伏した父まりさ、踏みつけられている母れいむ共に愛しい我が子の悲惨な様子を見て少年を止めようと叫ぶが、あまりにも無意味。そんな程度で止めるなら、始めからこんなことしない。

「止めてください、でしょ? そんな生意気な態度を取るなんて、自分達の立場が分かってないみたいだね」

 眼鏡の少年はさり気なく鬼畜な一面をゆっくり達へと向ける。秘められた嗜虐性が開放されたようだ。その間にもさらに赤まりさへの責めは続けられる。

「ゆ゛……、ゆ゛、ゆ゛……」

 鉛筆が引き抜かれる頃には、赤まりさのまむまむはすっかり使い物にならなくなっていた。がばまむ状態になってしまい、子を作る為の機能は完全に失われている。
それでもまだ生きているあたり、少年はこの類の遊びに手馴れていると見ていいだろう。

「ねえ、この帽子なんだけどさ」
「ん?」

赤まりさから取り上げて破壊した帽子、その成れの果てを眼鏡の少年は丸めながら言う。

「その饅頭の穴に詰めてあげようよ。手当てにもなるし、ちゃんと持ち主に返してあげるなんて僕達って優しいよね」
「いいじゃんそれ! お前やるなあ!」
「「おちびちゃんをかえぜええええええ!!!」」

 親ゆっくり達の声は、届かない。やがて、赤まりさのまむまむだった部分には帽子だったものが詰め込まれ、少年の筆箱から出された小型テープで穴が塞がれた。

「ほら、返すぜ」

 ぽいっと、ゴミのように投げ捨てられる赤まりさ。実際に遊び終えた後で反応が薄くなって飽きたから、少年達にとってはゴミそのものだった。
母れいむは慌てて口で受け止めるが赤まりさは何の反応も返さず、ゆ゛、と呻き声を出すだけの饅頭になっていた。死んではいないが今後まともなゆん生は絶対に送れないだろう。

「……おちびちゃん? ゆっくりおへんじしてね?」
「じゃあ赤れいむと赤まりさ、一匹ずつ持ち帰ろうぜ」
「うん」

 少年達は既に帰り支度に移っており、赤ゆっくりを分配していた。

「「「「おちょうしゃああああん、おかあしゃああああん!!!」」」」
「まっでね! ばりざにがでないがらっでおぢびじゃんをねらうなんでじじいだぢはひぎょうだよ!!!」
「は? 勝てないって?」
「さっぎのはなにがのまぢがいだよ!! まりざがじじいなんがにまげるばずないんだよ!!!」
「お前がそう思うんならそれでいいよ。じゃ、帽子は返してやるから」

 用済みの帽子を放り投げ、少年達は帰途に着いた。

「おぢびじゃんもがえぜええええええ!!!」
「え? また作ればいいじゃないか。また来るからな!」
「今度はもっと遊んであげるね! 君の子供もその時に持ってきてあげるよ!」




四、
 少年達が帰った後、父まりさと母れいむは途方にくれていた。

「まりさとおちびちゃん、ゆっくりなおってね……」
「ばりざのおぢびぢゃん……」
「ゆ゛……」

唯一残されたおちびちゃんは飾りを失い、まむまむを破壊されてゆっくりできないゆっくりになってしまった。父まりさは歯の大半が欠損し、人間に蹴られた跡が痛々しい。

「おうちも、ごはんさんもなくなっちゃったよ」

 とってもゆっくりできたおうちも、おいしいごはんも、おちびちゃんも。ゆっくりできるものは皆奪われた。

「どうしてこんなことに……」

 別に、この一家が特別不幸だったわけではない。寧ろこの程度で済んで運が良かったと見るべきだろう。
少年達のような子供が、成長して本格的なゆ虐を学んだ鬼意惨だった場合、明日の朝日は間違いなく拝めなかっただろうから。野良ゆっくりなど大体がこんなものである。

 飼いゆっくりも、人間にとっては玩具の延長に過ぎない。その証拠に、勝手にすっきりーを行った飼いゆっくりの末路は悲惨である。
子供は間引かれ、そのまま自身は捨てられるパターンが多い。飼い主の意図に合わない行動をしたからだ。

 詰まるところ、遊具。人間にとってゆっくりはその程度の存在でしかなかった。


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このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

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  • 連れ去られた赤ゆは、この少年の
    親(虐待家)により、じっくりと
    あんよ焼き等をされたそうなww -- 2013-03-30 18:56:49
  • おやまりさのぼうしもデストロイしろよ

    しかし自分が強いと信じるまりさを傷つけるのはいいね -- 2011-07-12 20:27:55
  • 連れ去られた赤ゆがどうなったかを是非知りたいw -- 2011-06-22 07:30:06
  • ゆっくりがわりとゲスいおかげか不思議と少年たちに嫌悪を感じない -- 2010-07-29 17:47:52
最終更新:2010年01月15日 23:04
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