おまえはなにもわかっちゃいない 11KB
おまえはなにもわかっちゃいない
※駄文注意。
家に帰るとゆっくりれいむに部屋が荒らされていた。
「ゆ?おじさんだれ?ゆっくりできるひと?
かわいいれいむにあまあまちょうだいね!」
僕に気付いたれいむは開口一番にそんなことをこちらに言ってきた。
眉は釣り上がったふてぶてしい表情。人を馬鹿にした顔である。
一部の人にはこの顔が可愛く見えるらしいが僕は好きになれない。
ほかには誰もおらずこいつ1匹だけのようだ。
「やあ、れいむ。ここは僕の部屋なんだけど。」
とりあえず言ってみた。
「ちがうよ!ここはれいむがみつけたんだかられいむの
ゆっくりすぽっとだよ!ゆっくりできないおじさんは
ゆっくりでていってね!あとあまあまちょうだいね!」
さっきからおじさんおじさん言うけど僕はまだ二十歳だ。
「部屋もめちゃくちゃだね。」
「ここはれいむのいえなんだからかってでしょ!
あとからきたくせになまいきだよ!ゆっくりできないじじいは
あまあまおいてゆっくりしね!!」
ぷくぅー!
あらら、威嚇されちゃったよ。無駄なのにね。
「しょうがないな。」
僕は右手を振り上げて、
パァァァァァンッ!!
「ゆ゛ぎゅ!」
れいむの左頬をひっぱたいた。
れいむはなにがおきたかわからずきょとんとしている。
「1度しか言わないからよ~くお聞き?僕はこれからお前に酷いことをします。
おまえがなにを言うべきかわかったらすぐにやめて帰してあげる。わかった?」
言われたからようやく自分が叩かれたことがわかったみたいだ。
自覚すると痛くなってきたのかえぐえぐと砂糖水を目から流し盛大に泣き出す。
正直気持ち悪い。
涙目のまま憎かろう僕の足に体当たりをかまして叫びだした。
「ゆ゛っ!な゛に゛す゛る゛の゛!?いだいでじょ!?
ゆ゛っぐりでぎないじじいはじね!!」
うーん、聞いてんのかなこいつ?どちらでも別に構わないけど。
れいむの体当たりは当然ながら痛くない。だけどぽむぽむとした感触は実に不快だ。
やってる本人は本気で殺せるつもりのようだけど。
「ゆ、いたいでしょ?でもやめないよ!こうかいしながらゆっくりとしね!」
イラッときいて僕はもう一度右手を振り上げて
パァァァァァンッ!!
今度は思い切り強くたたいた。
「ぷぎょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ごろごろごろ バンッ!
強くたたいたため壁まで叫びながら転がっていくれいむ。
壁にぶつかったとき「ぷぎゅっ!」とつぶれた声をあげていた。
れいむが飛んでいった場所までゆっくりと近づき努めて優しい声で話しかける。
「なにかわかった?」
「ゆぎぃ・・・くそじじいはゆっくりしないで『パァンッ!』ゆぷっ!!」
たたく。「ぴぎゃぁ!!」たたく。「い゛だい゛!!」たたく。「や゛べろ゛!!」
たたく。「や゛べで!!」たたく。「どぼじで!!」たたく。「や゛じゃ!!」
たた・・「わわ、わがりばじだぁぁぁ!わがりまじだがら!!だからいっだんやべでねぇ?!!」
く。「ぴぎゃぁぁぁ!!どぼじでぇぇ!わがっだっっでいっでるでじょぉ!?
ばがなの!?じぬ゛の゛!?」
パァァァァァンッ!!「ぴぎょぉ!?」
なんだ、聞こえてたのか。
けどむかつくからもう一発だけ殴ってしまった。
殴り終えたときには左頬は右頬の2倍にまで膨れ上がって醜い造形と化している。
「わかったよ。それで?なにがわかったの?」
「ゆ!?わがっだよ!ごべんなざい!でいぶがわるがっだです!でいぶのはだがきれいすぎる
がら・・・だがらしっとじたんでしょぉ?あやばっであげたんだがらからゆるじでね!!」」
だめだこいつ。
「れいむ。焼き饅頭食べる?」
「ゆ!れいむは(ry
僕は返事を待たずれいむを抱えると台所へと向かう。
「ゆゆ~おそらをとんでるみたい~♪」だってよかったね。
片手でフライパンに油を垂らしてコンロに火をつけるとれいむの足を
下にしてフライパンにおいてやる。
「いまさらごきげんとってもむだだよ!でもどうしてもっていうなられいむのどれいに
してあげるよ!わかったらあまあまもってきてね!3びょういないだよ!」
無言で聞き流す。そろそろ温まってきたかな?
「ゆゆ!はなしてね!あんよがあついよ!このままじゃゆっくりできないよ!
ゆ!?ゆ、ゆゆ、ゆゆゆゆゆぎゃあああぁぁぁぁ!!あづいいぃぃいい!!
あんよがっ!!でいぶのあんよがやげるぅぅぅうう!!」
暴れだしたのでしっかりと抑えつける。
今や高熱の鉄と化したフライパンはれいむの足をじゅうじゅうと音を立てて焼き続ける。
だらだらと砂糖水の汗を全身から垂れ流し押さえつけている僕の手までべとべとだ。
やめてと何度も懇願してくるけど僕が聞きたいことをれいむは言わない。だからやめない。
せっかくなのでまっ黒になるまで焼くことにした。
「ゆ゛がががががががぁぁぁぁぁ!!はなぜぐぞじじいぃぃぃ!
ゆぁぁぁぁ・・あづい!!あづいよぉぉおおぅぅぅ・・・!!」
よし、できた。火を止めて床におろしてやる。
みごとにまっ黒だ。これではもう跳ねられないだろう。
当の本人が1番わかっているらしく動かないまっ黒な自分の足を嗚咽まじりにじっと見ていた。
「う゛う゛・・・でいぶのあんよさんがぁ・・・ゆぐっ!ひぐっ!」
「どう?なにかわかった?」
「!?わがっだじゃないでしょぉぉぉ!!はやくなおせばがぁぁぁぁぁ!!」
「わかったの?」
「なにいっでるの!?いまでいぶのあんよよりじゅうようなことなんてないでしょぉ?!
わがっだらさっさとなおしてあまあまもっでぎでね!!」
「じゃあ次は右頬いってみようか。」
「!?や゛だ!も゛う゛お゛う゛ぢがえ゛る゛!」
「はは、やだなぁれいむ。きみのお家はここなんだろ?そおい!」
「ぶおおおおぉぉぉ!!あづいぃぃぃいい!!やべで!!
やべでぐだざい!!ごべんなざい!!ごべんなざい!!」
じゅうじゅうと音を立てて今度はれいむの右頬が焼けていく。
あたりにはおいしそうな焼き饅頭の匂いでいっぱいだ。
焼かれ続けている間、狂ったようにうわべだけの謝罪の言葉を吐き続けるれいむを僕は無視する。
右頬がまっ黒に焼けたので引きあげてやる。
「れいむ。なにを謝ってるの?それを言わなきゃ。」
「ぞ・・ぞれは・・・」
「続けようか。」
「ゆべおぉぉぉううううぁぁぁぁ!!!」
れいむの右頬を力の限り引っ張る。
「ぞんなごどじだらどれじゃう!どれじゃうがらぁぁぁぁ『ブチッ』!?あぎゃうぅぁぁぁ!!」
取れた右頬あたりの餡子がむき出しになっているが焼けているため漏れ出さない。
それでもむき出した場所が痛むのだろう。苦渋の顔を浮かべながらも歯を食いしばって必死に耐えている。
つんとつついてあげたら思いっきり叫んだ。うるさい。
いじるのもほどほどに僕は取れた頬の比較的焦げてないところを毟って食べてみた。
「うん。おいしいよ。よくできてる。さあ。口をお開け?」
「!?」
意図に気付いたれいむは驚愕の表情を浮かべた。青ざめた顔で頑として口をつぐみ顔を振って
いやいやと体全体を横に揺すってアピールする。やめないけど。
「遠慮はいらないよ。もともと君のために作ったのだし。」
そういってれいむの口を無理やりこじ開ける。
涙を流して必死に閉じようとするけどどうして?
人の力に敵うわけないだろうが。
「ほら、あ~ん。」
「あ・・・あが・・・!?ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぐぐぐぐぐぐぐ!!」
こじ開けた口にれいむの右頬をいれてやると吐きだそうとしたため
今度は全力で閉じてあげた。中の異物を吐きだそうと体が反応し餡子が逆流したのかれいむの口は
胃餡でパンパンになった。
「だめだよ。ちゃんとごっくんしないと。ね?」
声にならない声で叫び抵抗してくるが全力で押さえつけているために
わずかも体は動かない。目なんて思いっきりひん剥いて一層気持ち悪い。
びくびくと痙攣まで起こしいまだ口の中の異物を吐きだそうとするがそうはさせない。
暴れることの無駄を悟ったのか根性で口の中のものを徐々に飲み込みだしたれいむ。
口の中のものを飲み込み終えて元の大きさに戻ったので離してやる。
「そろそろわかった?」
「ぁ・・・あ・・・れいむたべちゃった・・・じぶんの・オエェほっぺ・・・
んぐぅ!!オエェェェエレエレエレ・・・ゲェェェェェエエエ!!」
れいむは致死量に達するかギリギリの餡子を吐きだしふらふらと揺れると
グルンと白目をむいて倒れてしまった。
ぶっ倒れたれいむに吐いたものをすべてぶち込みかなり濃いめにつくった砂糖水を
頭からかけてやる。ゆっくりは生命力だけは強いのでこれでなんとかなるだろう。
しかし、れいむはなかなかあの一言を言ってはくれない。
もともと部屋を荒らされた腹いせに虐めていただけなのでもうやめにしてもよかった。
でもなかなか言わないれいむに僕は意固地になっていた。
あともう1回。それで駄目なら終わりにしよう。うん、そうしよう。
そう決めて僕はのろのろと準備を始めた。
れいむを透明な箱に入れて机の上に固定する。箱は上が蓋になっている以外普通のものだ。
そして僕の手にはやかんが握られている。水が入っているので少し重い。
やかんの口をれいむが入った箱にあてがいほんの少しだけ水を垂らす。
冷たい感触にれいむは目を覚ましこちらに気付くと、
「ゆぎゃああああああああぁぁぁぁ!!おまえはくるなあああああぁぁぁ!!たすけてぇぇぇ!!
じにたぐないいいいいぃぃぃぃ!!」
なかなかに熱烈な反応をよこしてくれた。お得意の餡子脳で忘れてるかと思っていたが杞憂ですんだ。
僕が話そうとしてもれいむはギャアギャアと叫ぶばかりでとりあってくれない。
このままでは話にならないのでれいむの右目に指を突っ込んだ。
「ゆぎぃいい!!や・・・やべでね・・はやぐぬいてね・・・いだいぃぃぃ!」
異物を突っ込まれて目から砂糖水を垂れ流し苦痛に顔を引きつらせる。
しばらく指でこりこりしていたが悲鳴が一層ひどくなったので遊びはやめにして軽く指で摘んで引き抜いた。
「あがああああぁぁぁぁ!!おめめが!!でいぶのおめめがみえないぃぃぃ!!ぐらいよぅぅぅ!!」
「静かにしないともう1個もとっちゃうよ?」
「ゆぐぅ!・・・ひぐ・・・わがっだよ。」
「よし、えらいぞれいむ。ところでなにかわかった?」
「なんにもわがるわげないでじょう・・・」
「ほんとにわかんない?じゃあそんなれいむに大チャンス!
僕が2つの例え話をしてあげるからよく考えてね。
例え話を聞いて言うことがわかったら君のキズ全部治してもといたお家に帰してあげる。
駄目なら殺すけど。わかった?」
「ゆ・・・おめめもなおるの・・・?」
「うん、なおしてあげるよ。」
「ゆう!わかったよ!わかったからはやくきかせてね!ぐずはきらいだよ!」
降ってわいた希望にれいむは元気を取り戻す。あれだけやられてもまだそんな口が利けるとは。
もしかして実は大物?いや、ただの馬鹿だな。
「じゃあいくよ?
あるところにれいむがいました。そのれいむは自分でお家を一生懸命作りました。
お家の中も自分が住みやすいように柔らかい草でベッドを作ったり、ゆっくりできるきれいな石を
集めてきてはそれでお家をコーディネイトしていました。そんなある日狩りから帰ってみると見知らぬ
まりさがなぜか自分のお家にいました。しかも自分がせっかく作ったベッドや集めた宝物を
めちゃくちゃにされていました。怒ったれいむはここは自分の家だとまりさに言います。
しかしまりさはここには誰もいなかった、だから見つけた自分のものだと言い張ります。
ここまで聞いてどう思う?」
「ゆ!そんなのまりさがわるいよ!そのまりさはそうとうのばかだね!れいむがかわいそうだよ!」
「うんうん、そうだよねじゃあ次いくよ。
あるところに人間がいました。その人間はは自分でお家を一生懸命作りました。
お家の中も自分が住みやすいようベッドを買ったり、ゆっくりできる家具を
集めてきてはそれでお家をコーディネイトしていました。そんなある日仕事から帰ってみると見知らぬ
ゆっくりがなぜか自分のお家にいました。しかも自分がせっかく買ったベッドや集めた家具を
めちゃくちゃにされていました。怒った人間はここは自分の家だとゆっくりに言います。
しかしゆっくりはここには誰もいなかった、だから見つけた自分のものだと言い張ります。
これはどう思う?」」
「かんたんだよ!そんなのにんげんがわるいね!」
「・・・は?」
「じぶんのいえならゆっくりがわかるようにしておかなきゃだめだよ!
なんにもなかったらかんちがいしちゃうでしょ?ゆっくりだってかんちがいしちゃうよ。
そんなこともできないそのにんげんもそうとうのばかだね!」
そうか。これがゆっくりか。どうやら僕は時間を無駄にしたようだ。
「ざんねん!しね!」
僕はれいむの箱に盛大に水を流し込んだ。
「なんで?!れいむこたえたでしょ?!おじさんははやくれいむをだしてね!
やべで!みずさんはゆっぐりでぎない!!ゆっぐり!ゆっぐりじでね!ゆっぐりじだいよ!!
あ゛あ゛あ゛あ゛ごっぢごないでね!れいむはじにだぐないよ!!あぶ!あが!!がぼぼぼぼぼ・・・」
満杯となった箱の蓋を閉じる。
れいむは納得がいかないといった様子でガボガボと喚いていたが蓋を閉じたのでなにも聞こえない。
諦め悪く壁をどんどんしているがそんなことで壊れるようにはできていない。
やがて限界が来たのかぱくぱくと口を動かすとそのまま動かなくなった。おそらくもっとゆっくりしたかったとでも
言ったのだろう。
苦痛の表情をうかべたれいむのデスマスクを窓から投げ捨てふと考える。
「なんで部屋を荒らしてごめんさい、ぐらい言えないかな?」
所詮ゆっくりか、そう納得して部屋を片付けることにした。
おわり
あとがき
書きたいこと書いてたけどいまいち形にならなかった。でもせっかく書いたので。
れいむなのは最近のssでむかついたから。つまらなかったらごめんなさい。
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- その焼きまんじゅう食べてみたかったど~
-- 2025-04-24 22:27:25
- ↓×1 まりさでも関係ないよ?
ゆっくりは基本的に、
・因果関係を理解できない
・(自ゆんが)ゆっくりすることが最優先事項
・「ゆっくり>>>>>>>>>>>>>神>森羅万象>ゴミ>人間」と思っている
というのが前提のナマモノだから。
但し今回はお兄さんが悪いよ。ゆっくりが存在する世界なのに、ゆ害対策してないんだからね? -- 2018-03-13 22:30:47
- まりさだったらちゃんと謝っていたな。 -- 2016-12-16 11:33:19
- ゆっくりの中ではゆっくり>人間だからな・・・ -- 2015-11-04 22:44:39
- そおい!が何故かつぼった -- 2012-11-29 01:26:41
- 笑うしかないおwwwww馬鹿だな所詮ゆっくり -- 2012-07-07 21:00:39
- 返事が無い、ただのゲス饅頭のようだ。 -- 2012-03-09 20:04:40
- おいおいそこは水じゃなくオレンジジュースにして再生と破壊の無限の苦しみを与えなくちゃ♪ -- 2011-10-25 18:46:21
- ↓↓無いな(ヾノ・∀・`)ナイナイ -- 2011-10-16 23:16:40
- 認めるかと思ったら人間が悪いって言うなんて・・・
笑っちゃったじゃないか -- 2011-03-23 21:40:31
- 最後の一言が謝罪だった可能性は… -- 2011-02-19 15:43:04
- おはだがきれいすぎるから、だからしっとしたんでしょ!?
この時点で死んでておかしくない、というか殺したくなった。 -- 2011-01-09 03:54:50
- いい拷問でした^^
最後は、オーブンなんかで、弾けたら面白かったです。 -- 2010-12-07 15:27:01
- この程度のヌル制裁じゃ全然ゆっくりできないよ!
もっときついせいっさい!を書いてね!今すぐでいいよ! -- 2010-09-21 01:54:16
- こいつらの思考って人間で言うなら「キチガイ」そのものだと思う。 -- 2010-08-25 11:35:07
- 人間が自分の家だとゆっくりに分かるようにしたとしても
おうち宣言して乗っ取ろうとするくせに。このゲスは何を言っているのかと -- 2010-08-24 20:04:12
- 埋められない価値観の相違。
このれいむ好きだわ。とっても楽しい。 -- 2010-08-17 11:46:45
- ↓↓謝罪なんて出ないと思う -- 2010-08-17 11:41:03
- 最後は水攻めにするよりオーブンで丸焼きにする方がよかったな -- 2010-08-08 09:37:30
- もっと長く痛めつけてほしかったね、謝罪が出るくらいに。 -- 2010-07-23 15:12:15
最終更新:2009年10月18日 16:06