ふたば系ゆっくりいじめ 878 ゆっくりとギャンブル 前編

ゆっくりとギャンブル 15KB


虐待-普通 パロディ 自業自得 野良ゆ 現代 ざわざわ



 寒風吹きすさぶ工業団地の一角にある公園の中
そのゆっくり達はいた。

 「風さんぴゅーぴゅー吹かないでね!れいむは寒いんだよ!」
 「ゆーどうなってるのぜ?どうしてこんなに虫さんいないんだぜ!」
 「むきゅ・・・去年はこんなに寒くなかったのに」
 「花さんも全然ないわ、こんなの都会派じゃないわ」

 れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありす、4匹はブルブルと
震えながら、突然の寒波に戸惑っていた

 この地域は本来温暖であり、冬眠や冬篭りの習慣もなかったが今年は例年
になく、気温が下がり辛い冬となった

 当然ゆっくりの餌となる虫や草は激減、寒さはお家に枯れ草を敷いたり
仲間同士かたまりスーリスーリすることでどうにか凌いできたが飢えだけ
はどうしようもならない

 「ぱちゅりーこのままじゃみんなお腹がすき過ぎて永遠にゆっくりしてしまうわ」
 「そうだよ、ぱちゅりーれいむはあまあまが食べたいよ!なんとかしてね!!」
 「むきゅ・・・そういわれてもこんな寒い冬さんはぱちゅも初めてだし・・・」
 「なにが森の賢者なのぜ!!ぜんぜん役立たずなのぜ!!」

 「むきょーー!ひどいわ!・・・んっ・・・あれはなにかしら・・・」

 ぱちゅりーは公園の入り口の方に視線を向けた、話をはぐらかそうとしたわけではない
近くの工場の作業員であろうか男が一人、公園のベンチに腰掛けていた

 時間は12時昼時である、男は手に持ったビニール袋からメロンパンの袋を取り出し、その封を開ける

 「ゆわーー!!おいしそうだよ!パンさんはれいむの大好物だよ」
 「あれはメロンパンさんだわ、すごく都会派な匂いよ」

 その時まりさの目がキラリと光った。

 「ゆっへっへっ!あのメロンパンさんを全部いただくのぜ!」
 「なるほど・・・分けて貰えるようにお願いするのね。むきゅん」


 「いいや、あの人間からメロンパンさんを奪うのぜ」
 「無理よ・・人間さんには敵わないわ都会派じゃない事になるわよ」
 「ゆふっゆふふ・・・」

 その会話を遮るように不気味な笑い声が聞こえる。

 「ゆふふふ・・・れいむにはまりさの考えがわかったよ。あの人間さん髪の毛は真っ白だよ
  お爺さんなんだよ、そして普通工場の人間さんは暖かいお部屋でみんな仲良くご飯を食べるのに
  あの人間さんは寒いお外で一人で食べようとしている・・・きっと嫌われ者なんだよ」

 こういったゲスな事には鋭いれいむである

 「なるほど、お爺さん相手だったらありす達なら楽勝ね」
 「嫌われ者なら痛めつけても他の人間からの報復はないわね、むきょきょ」
 「そうと決まればあのメロンパンをじじいから奪い返すのぜ!!」

 そう言うが早いかゆっくり達はメロンパンにかじりつこうとする男の前に飛び出した。

 「んっ・・・ゆっくりか・・・なにか用か?お前ら・・・」

 「用も何もないんだぜぇ!!じじい誰に断ってここでご飯をムーシャムーシャしようと
  してんだぜぇ!!」
 「そうよ!!ここはありす達のゆっくりプレイスよ、痛い目みたくなかったらそのメロンパンさん
  をよこしなさい!!」
 「れいむ強いんだよ!ぷくーー!」
 「むきょきょ、抵抗は無意味よ!」

 普通なら問答無用で叩き潰される言動・・・セルフ死の宣告・・・

 「・・・なんだ・・・この寒さでエサが取れず苛立ってるって所か・・・いいぜ
  食えよ・・・」

 男はメロンパンを4つに千切るとれいむ達の前の置いてやる

 「むーしゃむーしゃ、しっしあわせーー!」
 「うめっこれめっちゃうめっ!がつがつ!」
 「都会派な味だわ、でりーしゃすよー!」
 「むきょーおいひいわー!」

 メロンパンを食うゆっくり達、貪り喰う

 「・・・それじゃ俺はアンパンでも食うか・・・」

 男は袋からアンパンを取り出す、しかしその行動をゆっくり達は見逃さない


 「待ってね!ハグハグ、そのアンパンさんもれいむ達の物だよ。ガツガツ!」
 「そうなんだぜぇムシャムシャ!!白髪のクズじじいが食う位ならまりささまが食べてやるのぜ!パクパク」
 「そうよこの田舎者!都会派の常識よぉ!」  
 「むきゅ・・・誰かお水を・・・パンさんが喉に・・・」

 強欲!際限なき要求!

 「おいおい・・・ずいぶんと欲張るじゃないか・・・ふーん・・・いいぜくれてやっても・・・」

 にやりとほくそ笑むゆっくりたち(ぱちゅりー意外)相手が絞れると見れば絞れるだけ絞る最後の血一滴まで
 まるでヤクザ・・・テロリスト・・・最悪の思考!

 「ゆふん!れいむに恐れをなしたね、なかなか利口な判断だよ」
 「さあ白髪じじいはとっととアンパンさんをよこすのぜ」
 「あら?ぱちゅりー食べてすぐ寝ると牛さんになるわよ」
 「・・・きゅ・・・ちが・・・水・・・」

 しかしゆっくり達は見逃していた、男の口の端がわずかに笑みを浮かべていたことに

 「・・・俺一つと賭けをしようじゃないか・・・簡単なギャンブルさ・・・
  俺の投げたコインをお前らが裏か表か当てる・・・一回勝てばアンパンだけじゃなくこの
  袋にあるポテチとオレンジジュースもやろう・・・嫌なら俺はもう戻るぜ・・・」

 そう言うと男はベンチから腰を上げ公園を出る素振りを見せた

 「ゆゆっ?まってねレイムのポテチさん返してね!」
 「そうなんだぜ!白髪じじいに負けるわけないぜ、オレンジジュースさんはまりさのものなんだぜ!」
 「そうよぉ!都会派にアンパンさんゲットだわ」
 「む・・・・きゅお・・・・・・」

 こうして勝負は開始された・・・ゆっくりの根拠のない自信と共に・・・

 「一番はれいむがやるよ、白髪ジジイを瞬殺だよ」

 そういってふんぞり返りながら男の前にれいむが踊り出た

 「フッ・・・れいむが一番手か・・・いいだろう・・・だがお前にはその頭の上のリボンを賭けてもらう・・・」

 男の予想外の発言に唖然とするれいむ。自分は勝利しあまあまをムーシャムーシャする、それだけで頭がいっぱいだったのだ

 「・・・なっ何言ってるのぉー!!おリボンさんがなくなったらゆっくりできな・・「やるのぜ!!」

 れいむの抗議の声をまりさがさえぎる

 「ばりざぁなに勝手な事言ってるのぉ!れいむのおリボンさんでしょぉー!」
 「大丈夫なのぜれいむ、あんな白髪じじいに負けるはずないのぜ!それにここでゴネたらじじいに逃げる口実をやる
  だけなのぜ」
 「そうよ、れいむなら都会派に完勝できるわ。ねっぱちゅりー」
 「・・・・・・・」

 ぱちゅりーはパンが喉につまりすでに永遠にゆっくりしかけていた。が、お昼寝を始めたと勘違いされ見事にスルーされていた

 「決まりだな・・・始めるぜ・・・ピンッパシッ・・・さあ表か裏か・・・」

 男は親指でコインを弾くと右手の甲で受け取り左手で挟みこむ

 「さあ・・・れいむ・・・表か・・・裏か・・・」

 おリボンを賭けた今れいむに当初の勢いはない、それどころかダラダラと砂糖水の汗を流している
 「ゆゆぅ・・・表・・・嫌、裏のような気もするよ・・・」
 「なにやってるのぜ!れいむそんなじじい相手にびびってんじゃないのぜ!!」
 「そうよれいむ都会派じゃないわ!」

 苛立つ外野の声、乱れるれいむの心、真綿のごとし
 「ゆっ決めたよ!!表にするよ!!」

 「・・・わかった・・・オープンだ・・・」
 男はゆっくりと手をどかす・・・注がれる視線

 コインは裏、敗北!覆る・・・れいむの絶対勝利!

 「コインは・・・裏だ・・・お前の負けだれいむ・・・」
 「ゆゆっ!ぞんなーどぼじでコインさん表じゃないのぉ!!」
 「れいむなにやってるのぜー!そんな白髪じじいに負けるれいむはグズなんだぜ!!」
 「この田舎物!制裁っしてやるわ!」
  まりさとありすに挟まれ激しい暴力を受けるれいむ。まったくの加減なし

 「おいおい・・・そのへんにしておけよ・・・とりあえずれいむのリボンはもらうぜ・・・」
 「ゆんやぁ・・・れいむのおりぼんさんがえじでぇ・・・」
 仲間にぼこぼこにされおリボンまで奪われるれいむ・・・もはや動く気力もない


 「さあ・・・次は誰だ?・・・まりさかありすか・・・」

 「まりさ様が勝負するのぜ!!」

 勢いよくまりさが名乗りを上げる、その表情に一切の恐れはない

 「いいだろう・・・ならばまりさお前にもそのとんがり帽子をかけて「まつのぜ!!」

 男の話をまりさがさえぎった

 「まりさが賭けるのはそこでお昼寝しているぱちゅりーのお帽子をなのぜ!」
 「まりさ!何言ってるの都会派じゃないわよ!」

 意外、まりさの提案。他人のお帽子を賭ける暴挙!しかも本人の承諾一切なし!!

 「フッ、なるほどね・・・いるんだよな・・・自分は安全地帯で他人を危険にさらし勝負しようとする奴・・・
  今まで他人をハメることばかり考えて来た奴の思考・・・痩せた考え・・・」

 実際まりさは他のゆっくりを犠牲にすることで生き延びてきたゲスである、仲間を囮にお野菜を盗んだり
 口先だけで口説いたゆっくりとすっきりーをしそのまま母子共々捨てたことすらあった

 「ゆっそれは違うぜじじい!ぱちゅりーはまりさの親友なのぜ!まりさのお帽子より・・・いや・・・まりさ
  自身より大事なのぜ!その大切な物を賭けることでまりさは背水の陣をしいたのぜ!!」
 「まりさ・・・そこまでぱちゅりーの事を・・・感動だわぁ!」

 無茶苦茶な理論であるがまりさは大真面目である、無意識のゲス。罪を意識しないもっともドス黒い悪、それが
 まりさなのだ

 「フフッ・・・アハハ・・・そう来るか・・饅頭の癖になかなかおもしろい事いうじゃないか・・・
  ならば俺も少しはお前の狂気に答えなくちゃな・・・」

 「じじい何を言ってるのぜ?」

 「何・・・このままじゃまりさお前を鉄火場に引き込めない・・・だから掛け金を上乗せするのさ・・・
  俺は、当初のアンパン、ポテチ、オレンジジュースに加え先ほど得たれいむのおリボンを賭ける・・・
  倍プッシュだ・・まりさ・・・これでお前は自分の帽子を賭けざるをえなくなった・・・」

 見る間に青ざめるまりさの顔

 「なっ何言ってるのぜー!そんなこと勝手に「やるよぉ!!」

 まりさの声をさえぎったのはれいむであった、その顔は腫れまるでゾンビである

 「ヒィィッ!でいぶぅぅ!!」
 「やるよねぇまりさぁ・・・逃げたりしないよねぇ・・・れいむに言ってたよねぇ・・・
  あんな白髪じじい楽勝だってぇ・・・」
 「そうよ、まりさは逃げたりしないわ!!だって自分より大事なぱちゅりーのお帽子を賭けたのよ
  今更自分のお帽子なんてうんうんみたいなもんよ!!」
 「ぞんなぁぁ!!」

 まりさ追いつめられる、行動がすべて裏目。完全な自業自得・・・

 「決まりだな・・・いくぜ・・・ピンッパシッ・・・裏か・・表か・・・」

 「ゆあー!かってに始めるなだぜー!」

 ありすとれいむの応援が響く

 「まりさ!!まりさ!!まりさ!!まりさ!!MARISA!!」
 「ばりざぁ・・・ばりざぁ・・ばりざぁ・・・」

  まりさに掛かる重圧、プレッシャー、ストレス、この状況から抜け出したい
 その一心でまりさは答えた

 「はぁっはぁっ・・・表なのぜぇ!!」

 「オープンだ・・・」

 コインの向きは・・・

 「・・・裏だな・・・残念だったなまりさ・・・」

 「ゆがーん!ウソなのぜぇー!」

 「まりさぁ!この田舎物ぉ!」  
 「まりさぁ・・・まりさのお帽子素敵だよねぇ、でももう似合わないようにグシャグシャにしてあげる
  ねぇ・・・てめーの顔面の方をな!」
 「やべでーばりざに近寄るなー!」

  こうして男はまりさとぱちゅりーのお帽子を得ていびつな饅頭は二つになった

 「さあ、ありす・・・次はお前だ・・・」
 「来なさい、白髪じじい!ありすは負けないわ!」

  ありすには秘策があった、裏・裏と連続したのだ次まで裏のはずがない。
 事実コインギャンブルの確立は常に1/2である、確立的にも最善、安全な選択

 「表よ!」
 「・・・死ねば助かるのに・・・」
 「えっ?」
 「オープン・・・裏・・・」
  三連続で裏はない・・・この考えはギャンブルでは通用しない・・・埋まっている・・・首まで底なし沼に!

 「都会派じゃないわーーー!」
 「ありずー」「制裁っ」


  そのころぱちゅりーは三途の川で生死の境をさまよっていた
 「むきゅ・・・ここは何処かしら大きな川さんね・・・あらなんだか光が見えるわ・・・それにあたたかい
  ゆっくりできるわぁー」

 「おいお前、そこのぱちゅりーお前だよ!!」

 声をかけたのは三途の川の渡し役、ゆっくりこまちである

 「むきゅ!ゆっくりしていってね!!」
 「ゆっくりしていってね!じゃないよせっかく仕事さぼってすーやすーやしようと思ってたのに
  悪いタイミングで死にやがって!」
 「そう言われても、ぱちぇはなんだか川の向こう側へ行かなくちゃいけないような気が・・・」
 「うるさい、あたしはお昼寝がしたいんだとっとと現世に帰れ!」くぱぁ!
 「むきょおおー!」

 川原の地面に穴が開きぱちゅりーは落ちてゆく



 「・・・ぐえっ!がはっごほっ・・むきょ!」

 ぱちゅりーが気が付くと背中の上にはぼろぼろのありす、自分の目の前には吐き出した餡庫にまざりぱちゅりー
 の喉を塞いでいたパンが落ちていた。

 「みんながぱちゅの背中を押して助けてくれたのね・・・」


 「まりさのせいで負けたんだよーこのゲス!」
 「うるさいんだぜ!このレイパーのせいなんだぜ!」
 「違うわよ、田舎者のでいぶのせいよ!」


 「そこまでよ!」

 「「ぱちゅりー」」

 「なんだ・・・お前・・・てっきり死んだと思っていたが・・・生きていたのか・・」

 どうやら男だけはぱちゅりーが死にかけていたことに気がついていたようだ

 「むきゅ・・・たしかにぱちゅは一度死んだわ・・・でも地獄の鬼達を叩き伏せこの世に舞い戻ったのよ!」

 「すごいのぜぱちゅりー!」「都会派よ!」「だかられいむにあまあまちょうだい!」


 仲間の声援を一身に受けぱちゅりーは周りを見回すと瞬時に状況を理解した

 「どうやらぱちゅ達は負けたようね・・・」

 「なんだ・・・お前初めて見た時とはまるで別人だな・・・いや別餡とでも言うのかな・・・」

 死線を潜り抜け、ぱちゅりーは何かを得ていた。神は困難を乗り越えた者に新たなる力を授ける事があるのだ

 「むきゅむきゅむきゅー!」

 ぱちゅりーの餡庫脳が唸りを上げ計算を開始する、この状況を打開するロジックそして勝利へのルート


 「むきゅ!ぱちゅ達は白髪じじいに再戦を申し込むわ、ただしギャンブルの種目はぱちゅが決めるわ」

 「何いってるのぉぱちゅりー!」「どうしたのぜー!」「すーやすーやzzz」

 れいむ達からすれば寝耳に水である

 「いいぜ・・・受けて立とう・・・ただお前らには相応の物を賭けてもらう・・・」

 「当然ね・・・ぱちゅは全員のもみあげさんを賭けるわ!」

 「何言ってるのぜ狂ってるのぜ!」「いやじゃぁーもみあげさんなくなったらゆっくりできないぃ!」「ぱちゅりー都会派な提案だわ!」

 「ありす、あなたはもみあげさんがないからぺにぺにをかけてもらうわ」

 「全然都会派じゃないー!」

  阿鼻叫喚・・・当然であるゆっくりにとってもみあげを奪われる事は、人間が両腕を奪われる事に等しい

 「面白い・・狂気の沙汰ほどおもしろい・・・ギャンブルらしくなってきたじゃないか・・・」

 「白髪じじい・・・ぱちゅ達は作戦会議をするから少しまってちょうだい、みんなこっちに来て」

  あまりの出来事の連続で混乱するばかりの仲間を落ち着かせるため、そして間を空ける事で男の勝負熱を下げ
 流れを返るため、ぱちゅりーは作戦会議を始めた

 「ぱじゅりーのばがーどうじでれいむのもみ上げさん賭けたのぉ!」
 「勝手に人の物を賭けるなんてゲスすぎるんだぜぇ・・・」
 「ありすのぺにぺに・・いやぁ!」

 先ほどの敗戦が効いているのか、浮かぶのは敗北のイメージばかりである

 「むきゅ作戦を説明するわ、勝率100パーセント、絶対勝利の計画をね・・・」


  男はタバコをふかしていた、タダの暇つぶしのはずがここまで面白くなるとは正直思っていなかった
 公園の端からはギャアギャアとゆっくり達の嘆きが響いている、しかしその声が止まったかと思うと不気味な
 笑い声へとかわった・・・ 

 「ゆっへっへっこれは絶対勝てるのぜ、白髪じじいめ」
 「白髪じじいも年貢の納め時だよ、ゆふふふ」 
 「田舎者の破滅する姿がみえるわぁ」
 「むきゅきゅきゅ・・はじめましょうか」

 ニヤニヤしながらゆっくり達は再び男の前の立つ、気持ちの悪い笑みには絶対的な自信が見え隠れしていた

 「終わったか・・・ギャンブルの内容を説明してくれ・・・」
 「ええ・・勝負は、れいむの左右のもみあげさんどちらかにコインを握り
  じじいがそれを当てる。それだけ・・・一回勝負よ」

 「なるほどね・・・」
 「ただし、れいむはじじいみたいにコインを弾けないから握る時にはじじいには後ろを向いて貰うわ」

 「わかった・・・コインだ・・・」ピンッ・・・パシッ
 「ゆふふ、たしかにれいむが受け取ったよ・・・後悔させてあげるね」
 「やめるなら今なんだぜぇ白髪じじい!」

 男はまりさの挑発を一切無視するかように後ろを向いた

 「いいぜ・・・始めよう・・・」

 「ふんっ・・・まりささまにびびってやがるのぜ」

 にやりとぱちゅりーが笑いゲーム開始の合図を出す

 「始めるわ!れいむはコインを握ってね!」
 「わかったよぱちゅりー、コインを握るよ!」

  れいむはコインを右のもみあげから左のもみあげに移し、そのままコインを
 投げた、コインの行く先は大口を開けたまりさの口の中である。

 そしてれいむは空になった両方のもみ上げを空のまま握りこんだ

 「(むきゅきゅ、れいむ、まりさ完璧な仕事よ)」

  これがぱちゅりーの作戦だった。
 男が右左、どちらのもみあげを選んでも男の勝利はない、勝利を示すコイン自体
 れいむのもみあげにはなく、まりさの口内にあるのだ。

  あとは、男の指定した空のもみあげが開き男の負けが確定した瞬間、ありすがれいむによくやったと
 飛び掛り全員で大騒ぎ、そのドサクサにコインを地面におけばいい。


  完璧すぎる作戦、並の人間ではまず打破不可能な作戦とゆっくり達は思っていた

  しかしゆっくり達は思い知ることとなる、この男が並ではないことを・・・


  後半へ続く



  みなさんならどのようにぱちゅりー達の作戦を打破するでしょうか
 もし宜しければ推理して感想欄に書いてみて下さい。

  後半はすでに出来ていますのでみんなの推理を見てから結末を変えるような
 ズルはしません、ご安心を。

  後半は2日以内にはあげます。


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感想

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  • DIO「この人間が、条太郎が吉良に行ったセリフを言ってた気がする」
    ブロリー「?」
    DIO「まあ、ジョジョ知らないお前には、分からないだろう」 -- 2015-02-04 22:34:28
  • カイジネタはゆっくりできるね! -- 2014-03-09 03:20:38
  • 白髪じじいなら兵藤会長だろ・・・
    -- 2013-09-12 21:54:37
  • ↓白髪だからア〇ギのほうじゃね? -- 2011-07-16 12:59:39
  • おいwwこいつカ●ジだろww -- 2011-07-12 18:14:06
  • ロト紋読んだやつには通用しない -- 2010-12-03 03:42:50
  • うーん、…言葉を使い、ゆっくりの顔色を見て正解を当てる、かなぁ。 -- 2010-11-17 19:14:43
  • どっちにコインがあるかじゃなくて、どっちにコインがないかを当てるんじゃないか? -- 2010-10-28 16:43:11
最終更新:2010年02月20日 20:01
ツールボックス

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