みんな大好きゆレンタイン 6KB
ギャグ 小ネタ 調理 バレンタインネタ
・季節ネタには乗っておきたいのですが
時間無いので小ネタで勘弁ください
『みんな大好きゆレンタイン』
D.O
1.人間さんの場合
俺の名前は余百 明。
自分で言うのもなんだが、スポーツ万能・学業優秀、小学生の頃から結構モテた。
別に自慢している訳でも、自意識過剰なわけでもなく、
実際友人達に比べると人気がありまくるのでしょうがない。
さて、今日は2月14日。言わずと知れた、バンアレンタインデイ。
俺のようなモテてモテてしょうがない男にとっては、
意外かもしれないが憂鬱なイベントである。
ホント、あんな甘いモノを大量に渡されても、
こっちは処理に困るわ、男性教師・クラスメイトに白い目で見られるわ、
まったくいい迷惑というものだ。
さて、今日も例年通り紙袋を用意してきた。
冴えてきた。わかる、わかるぞ。
学校に到着して最初の洗礼、靴箱だ。
勢いよく開けたら、中にムリヤリ詰め込まれたチョコ達が溢れだしてくるんだよなぁ!
「そーっと、そーっと。」
パカリッ・・・
「わ・・・ぎゃ・・・」
靴箱の中にみっちりと、きんちゃく袋のようなキレイな包装に包まれた、
大量のちぇん達が押し込まれていた。
2.人間さんの場合・その後
紙袋に詰め込んだ大量のちぇん達を見ながら思う。
「こいつら意外と軽いんだなぁ・・・じゃなくて、これは嫌がらせか?」
女子のみんなも、恥ずかしがり屋なんだから、ホントまいったまいった。
しかし、コレ生きたまま食う方が美味いってことなのか?
ハート型に成型する程度の手間はかけて欲しいんだけど。
そんな事を考えながら、教室の扉を開けると、最後列にある俺の机が目に飛び込んできた。
「わぎゃ・・・ぎゃりゅ・・・・」
俺の机の中、そして机の上にも、大量のちぇんがねじ込まれ、
こぼれおちないようにわざわざ、赤いリボンできつく縛りつけられていた。
ぱっと見、机に傷がつかないように、布団を巻きつけているかのようにも見える・・・
「何コレー!?コレなに?なんなのー!!?」
周囲の男子生徒達の視線は冷たかった。
3.人間さんの場合・さらにその後
わかった。きっとそうだ。
俺の人気に嫉妬した男子生徒達が、嫌がらせでやったに違いない。
「そりゃそうだよなぁ。好きな相手にあの仕打ちは無いよなぁ、ははは・・・」
今は昼休み中。
俺はいつも通り屋上で弁当を食べているのだが、手すりから校庭を眺めながらも、
後方から熱い視線が寄せられていることに気付いた。
「フッ。俺に熱い視線を向ける子猫ちゃん。恥ずかしがらずに、可愛い顔を見せてごらん。」
「よ、余百さん・・・」
階段室の影から顔を出したのは下級生で、
俺も所属する『エクストリーム測量部』のマネージャー、Z美ちゃんだった。
そして・・・
「こ、これっ!きゃー!わたしちゃったー!!」
「あ・・・ちょっ・・・」
彼女は俺の胸元に何かを押し付けるように手渡すと、あっという間に屋上から走り去っていった。
「・・・わ・・・ぎゃ・・」
俺が胸元をみるとそこには、
1匹の、正拳を叩きこまれたかのように顔面を陥没させて呻く、
バスケットボール大のちぇんがあった。
4.ゆっくりの場合
「ゆ゛ぁぁぁ・・・」
「わからないよー。」
人間さん達がお互いに手渡しているのはなんだろうか。
そんな事を考えながら、仲良しちぇんとれいむは人間さん達を観察していた。
その多くは、カラフルなきんちゃく袋のような服で包装された、ゆっくりしたちぇんだった。
れいむもちぇんも、最初はその包装ちぇん達の事を『飼いゆっくり』だと思っていたので、
うらやましそうにゆっくりと眺めていたのだが・・・
「じゃあ、早苗さん。一つ食べていいかな。」
「はい・・・御満さん。食べて下さい。」
そう言うと、人間さんのゴツい方が、ソフトボールサイズの包装ちぇんの服をするりと脱がし、
あにゃるに口をつけたのだ。
「わ、わきゃらにゃいよー!」
チュー!チュルチュルチュルッ!
「わきゃ・・きゃ・・・」
「うん、とっても美味しいよ。」
「あ、ありがとうございます。」
「じゃあ、近くにホテルが・・・・・・」
あにゃるを吸われていた子ちぇんは、あっと言う間にシワシワに萎んでしまい、
皮だけになった後は、包装に包まれてクシャクシャと丸められてしまう。
「にんげんさん、ちぇんたたちのうんうんを、おいしそうにむーしゃむーしゃしてるよ・・・」
「わが、わ、わがらにゃいよー!」
だが、人間さんを恐れ続けるちぇんとは異なり、れいむの表情はゆっくりとしたものに変わりつつあった。
れいむの視線は、ちぇんのあんよに見え隠れする、小さなあにゃるに注がれて・・・・・・
5.人間とゆっくりの場合
この年のバレンタインデイでは、試験的な意味もあって、
生きたちぇん=生チョコを菓子メーカーが一斉に販売していた。
無論、自分で溶かしてハート型にでもしてもらうための、素材としてであったのだが。
しかし、この国の怠惰な女性たちは加工をめんどくさがり、
実際生きたちぇんをそのまま食べる方が美味しいと言うこともあって、
生ちぇんをそのままプレゼントすると言う現象が発生してしまった。
だが、・・・そんなもん渡されて喜ぶバカ、そうそういねーよ。
ちぇんをもらえなかった者達と同様、いや、それ以上に悲しんだのは、
大量のちぇんをもらったものの途方に暮れた激モテお兄さん達だった。
潰している所を見られては虐待お兄さん扱いされて評判を落としたり、
捨てている所を見られて非常識扱いされたり、
食べるまで餌を与えて保存するつもりが情が移ってしまい、
数十匹もの飼いゆに適しない駄ちぇんを育て続ける羽目になったりと、ロクな目にあわなかった。
そしてバレンタイン翌日には町に大量の捨てちぇんが溢れ、
3日後には大量のチョコゴミとして町を汚す。
結局責任を問われた菓子メーカーは、
『今後はちぇんは、しっかりブッ殺してから販売します。』
と発表し、以降生きたゆっくりが食用として販売されることは無くなったのである。
※おまけ
今日のあまりな仕打ちにショックを受けた俺は、幼馴染の凡ちゃんの家に駆け込んでいた。
彼女は『竹槍部』で2年生キャプテンも務める典型的なスポーツ少女で、
男女の仲を気にせずに話せる、数少ない女性の友人だったりする。
凡ちゃんは以前からちぇんを飼っており、まさか飼いちぇんや、
市販品とはいえその同族達をプレゼントすることもないだろうと言う計算もあった。
・・・と、思っていたが・・・
「ね、余百・・・私だって・・・結構おいしそうでしょ?」
「見ない、俺は見ないぞぉぉおお!『ちらりっ』むほぉぉぉ!?」
凡ちゃんは、白く輝く柔肌に、大事なところだけ申し訳程度に隠す紅いリボンを巻き、
頭に緑色の帽子をかぶっただけの姿で私を誘惑する。
おしりには二股の尻尾、頭には猫耳・・・
それは、ちぇんの仮装のつもりであろうか
「お前、その帽子と尻尾・・?」
「うん。なかなか大きくならないから、間に合うか心配だったけど、・・・似合うでしょ?」
油断してた。
わざわざこの日の小道具のためにちぇんを育ててたなんて。
「ほら、下ごしらえ、大変だったんだよ・・・たくさんたべて。」
「ぶっ・・・すげぇ・・・」
その、幼稚園の頃以来見ること無かった秘密の場所に、
ちぇんから吸い出したのであろう液状のチョコがゆっくりとたらされ、
その茶色が、凡ちゃんの白い肌をよりいっそう際立たせていく。
「ホントにいいのか?」
「うん・・チョコも・・わたしも・・・あなたにあげたいの・・・・・・」
「あはは・・・俺、少しだけ、ちぇんのこと好きになった。」
みたいなSSの構想とか、全然思いつきませんでした。
トップページに戻る
このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- ゆっくりしないで爆発してね! -- 2021-09-08 09:40:38
- うんうん妄想でしか描けないんだねわかるよー -- 2020-11-15 00:25:46
- リア充は死ね -- 2020-10-07 06:41:02
- 爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破爆破ァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアァァァアァァアアア
-- 2018-08-26 21:36:09
- リア充ぶぅぁぁきゅぅふぁぁぁつすぃぃるぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2016-05-24 14:39:58
- リア充が爆発しないのはなんでなのかわからないよーーーーーー -- 2015-12-13 22:15:10
- 皆でリア充を相手にヒャッハーだろjk -- 2014-05-11 18:26:55
- …わからないよー -- 2013-08-06 00:53:25
- わからないよーーーーーーリア充なんで爆発しないのかわからないよーーーーーーーーー -- 2013-05-25 20:35:58
- わからないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- 2013-03-13 20:24:15
- リア充はゆっくり死ね! -- 2013-01-22 12:24:42
- リア充の存在意義がわからないよー。 -- 2013-01-04 13:32:57
- ちぇんとれいむのその後が気になる。
っていうかこのリア充共って高校生以下なんだよな‥。
なんてマニアックなプレイを‥。 -- 2012-01-27 04:06:54
- 全くだ -- 2010-12-13 21:11:59
- リア充爆発しろ -- 2010-12-04 12:31:40
最終更新:2010年03月02日 19:55