ふたば系ゆっくりいじめ 999 ゆーSB

ゆーSB 10KB


虐待-いじめ ギャグ 小ネタ 実験・改造 野良ゆ れいぱー 現代 虐待人間 独自設定 PC用語注意


【注意】
 ・冗長です
 ・ネタ被りはご容赦を





俺、実験中。

唐突に何かと思うだろうが、実験中なのだから仕方ない。
テーマは『ゆっくりと電撃』、新作トラップのための基礎データ集めだ。

「ゆぶぶ……ぶ…ぶぶ……」
「ゆわあああああああああああああああああああああ!?」

目の前には、電極を突き立てられた結果として白目を剥いて泡を吹いているゆっくりまりさが一匹。
その隣には、番の惨状に泣き喚いているゆっくりれいむが一匹。

ま、うちに来て「さっさとあまあまもってきてね!」とか言ったのが運の尽きだったな。
おとなしく科学の礎となる栄光に打ち震えるがいい。

「ゆっ…ゆっ……ゆっ………」

致命になるか否かは電流の方が大事なんだろうが、餡子の抵抗値なんて知らんし電圧だけで十分だと思うので以下略。
そして現在の電圧は150V。
意外と頑張りやがったが、まあこんなモノだろう。

「それじゃこいつ終了。次、お前」
「ゆんやあああああああああああああああああああああああ!!」

まりさから電極を一本引き抜いてれいむに向けると、狭い水槽の中を必死に逃げ回り始めた。
とはいえ所詮ゆっくりの速さだし、水槽の中はもう一匹分程度の余裕しかない。
つまり、無駄なあがき。

「ちょえいっ」
「っっっっっ!?
 ゆっぎゃあああああああああああああああああああ!!!」

途端にれいむが大音量で悲鳴を上げる。
電極一本刺されただけで大袈裟な。

「ゆぶっ! ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ……」
「…ん?」

れいむが痙攣を始めた。
目も裏返って白目全開。
舌を伸ばしてお口も全開。
キモイ、主に顔がキモイ。

「……あ」

いくら何でも反応がおかしいので、手元を見回してみて気付いた。
電流計がビンビンに振れています。
水槽内をよく見れば、2匹が漏らしたしーしーで水浸し。

なるほど、これを伝って2匹直列で電流が通っていたのだなあ。
ていうかスイッチ切るの忘れてた。

そしてスイッチに手を伸ばしかけ、切るのをやめた。
2匹の動きに気付いたのだ、こいつら、動きがシンクロしてる。

やけに元気よく振り回されている、まりさのお下げ。
それが、れいむの左側のもみあげと、同じ動きをしているのだ。

ふと思いつき、2匹が痙攣しなくなる程度まで電圧を下げる。

「「ゆひっ、ゆひっ……ゆひーっ……」」
思った通り、同じ声を上げている。

れいむにでこピン。
「「ゆぎゃんっ!?」」
思った通り、まりさも痛がっている。



うん、いいこと思いついた。



「「ゆぎっ!? ゆぎいいいいいいいい!!」」
まりさのお下げを引っ張り、同じ動きをするれいむのもみあげを眺めながら、俺は予定のトラップをすっかり忘れて別の実験を考え始めていた。





【ゆーSB】





「ということで完成しましたこの装置」
「ぬいでねえええええええ!?
 ごれいだいがらざっざどぬいでねええええええええええ!?」

目の前では取れたてのれいむが大粒の涙を流している。
そうか、お前も装置の完成を喜んでくれるか。
体中におよそ256本も電極を刺されてるのに喜んでくれるとは、俺もうれしい。

それでは装置の概要を説明しよう。
れいむに刺さった電極は簡単な回路を通してPCにつながっている。
PCでは自作のプログラムが動いている。
画面には3Dで表現されたゆっくりれいむが一匹。
あまりにひどいモデリングだがそれは指摘するなチクショウ。

まあ、見た目はあんまりなプログラムだが、大事なのは中身。
こいつにはゆっくり都合32匹の、尊いようなそうでもないような犠牲の上に得られたデータが打ち込んである。
ここまで説明すれば、察しの悪いアニキやアネキでも何がしたいかわかるだろう。



「リモートコントロールゆっくりぃぃぃぃぃぃ!!」
「ゆぎゃあああああああああああああ!!!」

威勢の良いかけ声と共に、俺はちみっとマウスをクリック。
画面の中、れいむのもみあげの上でパーの形になっていたマウスカーソルがグーに変わる。
そのままマウスを上に滑らせると、グーになったカーソルがれいむのもみあげを持ち上げる。

そして当然のごとく! 現実のれいむのもみあげも持ち上がる!

ついでにれいむは絶叫を上げている。
電流で強制的に動かしているので、まあ感電して痛いのだろうな。
おお、ぶざまぶざま。



「ゆぎょおおおおおおおおおおお!!」
画面のまぶたを引っ張れば、現実のれいむのまぶたも変な風に歪む。

「いぢゃああああああああああああ!!」
画面のほほをつねれば、現実のれいむのほほも引きつる。

「ぼうやべでえええええええええええ!!!」
画面の髪を上に引き上げれば、現実のれいむは強制のーびのーびだ。



「つまらん」
「ゆべっ!?」

俺は飽きてマウスを投げつけた。
現実の方のれいむに。

あれ、ていうか計画中はもっとおもしろいはずだったんだけど。
何でこんなにつまらないんだ?

「どうしてでしょうか、れいむさん」
「いいがらごれぬいでよおおおおおおおおおおおお!?」

いや、まあ、理由はこいつに尋ねるまでもなくわかってるんだ。
こういうのは、本来思い通りにならないモノを自由に動かせるからこそおもしろい。

なのに、ゆっくりになんて、ねえ。



「画面の中でやらなくたって、好き勝手に出来るもんな」
「ゆんやあああああああああああああああ!!!」

もみあげだってまぶただって、現実のを引っ張ってやればいい。
ほほをつねるのも髪を引き上げるのも、わざわざ画面の中でやることもない。

「…こっちの方がおもしろいな」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお!?」

現実のれいむに連動して、画面の中のれいむも動く。
現実をリモコンにして画面を動かした方が、まだ面白みがある。

「ゆびゅぶぶぶっ!?」
「ははっ、この顔見ろよ。すげー不細工」

両手でれいむを押し潰すと、画面のれいむもひどく変形する。
モデリングのひどさも相まって、なかなかお目にかかれない表情になっている。
現実のれいむも不細工になっているが、画面のれいむの足下にも及ばないな。
チクショウ。



「そーれそーれ」
「ゆんぎゅぐぎゅうぅぅぅ!!」
引っ張った上に捻ってみたり。

「おらおらおら」
「ゆぎゃぶべらばああ!!!」
バスケの要領でドリブルしてみたり。

そんなこんなでれいむの変顔を堪能すること5分ほど。



「ぼうおうぢがえるうううううううううううううう!!!」



れいむがそう絶叫すると、くたっと力が抜けて全く反応が無くなってしまった。

「ありゃ、死んだか?」
そう独りごちつつも、違和感を覚えていた。

プログラム側から操作をすればれいむに電流が流れるが、逆の場合は電流は流れない。
俺が感電するのはまっぴらごめんだからだ。
なので、れいむには電極が刺さっている以外はこね回す程度のことしかしておらず、死ぬほどのダメージは無いはずなのだ。

俺が感電しなかっただけで、実はプログラムが誤動作して電流が流れていたのか?
そう思い、ログを確認しようとPCに向き直り、そこで俺はしばし固まった。



『ゆんゆ~ん、ゆっくりーのひ~♪…』

画面のれいむがくつろいでいやがった。



ちょっと待て。
俺は自律するようにプログラムを組んだ覚えはないぞ。
だがどう見ても、画面の中のれいむは好き勝手に動き回っている。

落ち着け俺、奇数を数えろ、って多すぎるわ。

現実のれいむがぐったりして、仮想のれいむが動き回る。
これはマトリックス的な何かか?
攻殻的な何かなのか?

『ゆっゆーん、ばかなじじいがいなくてゆっくりできるよ!』



イラッ。



ドカッと渾身の打撃音。
『ゆべらあああああああああああああっ!!?』
狭い画面の中を跳ね回る仮想れいむ。

何のことはない、現実れいむをブン殴ったのだ。
どんな仕組みでれいむの精神がどこに行こうが、仮想と現実が繋がっているんだから、本体を殴れば痛がるのが道理ってものだ。

「何がゆっくりできるだオラオラオラオラオラ」
『ゆべぶぶばびぼばぶぶべべべべ!!』

見る見るうちに仮想れいむの顔面が腫れ上がっていく。
勝手に新機能を実装すんなアホが。

『ぼうやぢゃあああああああ!!
 おうぢがえるううううううううううううう!!』
「そう言ってそこに逃げ込んだくせにどこ行くんだボケ」



次の瞬間、れいむがウィンドウの枠の外に消えた。



『ゆっへん! ここならじじいはこれないよ!』
「………」

一瞬だが、本当に敗北感が降りてきた。
こいつ、俺のPCの中でどこまで好き勝手動きやがる。

ふと、マウスの反応が鈍いことに気づいた。
こういうときは落ち着いてCtrl+Shift+Escキーの同時押し。
起動したタスクマネージャを確認すると、CPUもメモリも、100%に張り付いている。

確かにゆっくりの食欲は底なしだが、リソースまで食い潰すとは思わなかったぞ。
試しに本体を殴ってみたが、今度こそ仮想れいむの反応が全く無い。

『こんなゆっくりぷれいすをみつけるなんて、れいむはえらばれたゆっくりだったんだね!
 ゆぷぷ、ばかなじじいはここまでこれないんだね…。 おお、おろかおろか』

ああ、そんなところに逃げ込んだれいむを虐める術が、確かに俺にはない。
なので。

『ゆっくりーのひー、すっきりーのひー、まっt   』
タスクマネージャから「タスクの終了」を行い、仮想れいむのプロセスは跡形もなく消え去った。
マトリックス的なアレなら死んだな。
ハハッ、ざまぁ。



…何の余韻も無い、空しい…。



などと嘆いている場合じゃない。
あんな事が起こるとは、さすがの俺でも予想外すぎる。
このPCには流出したら困るモノがたくさん保存してあるので、普段はネットワークに繋がっていない。
だかられいむも流出しなかったはずだが、代わりに俺のコレクションの安全があまりにも不明すぎる。
とりあえずウイルス対策ソフトでPC全体のスキャンを行いつつ、特に大事なファイルが無事か確認するためにエクスプローラを開いた。

「……なんぞこれ」

そして、今日3回目くらいの、驚きと脱力感がまとめてやってくる不思議な感覚に襲われた。

表示されているドライブがおかしい。
システムのCドライブ、データのDドライブ、そして身に覚えのないリムーバブルディスク、Yドライブ。
Yドライブのアイコンは事もあろうにアレだ、赤くて白くて毛の生えた。

おそるおそる右クリックして、プロパティを表示してみる。

「ぶっ!」

そして噴いた。
使用領域0バイト、空き領域2メガバイト。
これはあれか、3から先は数えられない的な。
お前が思っている以上に高性能だぞこれ。
単位なめてるだろお前。



で、こんなもの見た以上はどうしても試したい。
誰だってそうする、俺だってそうする。
こんな事にしたれいむが全部悪い、そうに違いない、そうに決まってる。

だから俺は、好奇心の赴くままにそれを実行した。










それから1週間後。

町ではあるゆっくりが話題になっていた。
いわゆるれいぱーなんだが、こいつが有志の網をかいくぐり、飼い野良問わずに被害を出しまくっている。

こいつの特徴は2つ。

1つ目は襲ったゆっくりを殺さないこと。
れいぱーである以上はれいぷするのだが、普通のよく知られたれいぱーのように犯し殺すことがない。
むしろれいぷよりも子作りが目的であるかのように、相手が孕むと次の獲物を求めて去ってしまう。

2つ目はありす種ではないこと。
目撃情報を総合するとれいむ種のようなのだが、今ひとつ断言しきれない。
一部始終を目撃した者が、赤いリボンに黒い髪という特徴を挙げておきながら、ではれいむ種かというと首をひねるのだ。

理由はこのれいぱーの行動様式。
無表情のまま、黙って襲い、黙って犯し、黙ったまま去っていく。
聞いてもいないことまで逐一報告するゆっくりと同一種とは、とても思えない。
このため、この個体は巷で「れいむのようなれいぱー」として知られていた。



そんなことはどうでもいい、そんなれいぱー俺は知らない。
例えば1週間前、興味本位で謎のYドライブにファイルをコピーした後でれいむに逃げられたのだとしても、俺は断じて関係ない。
そのときのファイルが、古典的な自己複製型でハードディスクの空き容量が無くなるまで増えまくるコンピュータウイルスだとしてもだ。
本当だぞ。

だってそうだろう?

ゆっくりをPCにつないだらゆっくりの精神がPCに入り込んだ。
代わりにゆっくりの体にウイルスをコピーしたらゆっくり自身がウイルスになった。

こんな事を真顔で話して、俺の頭を心配しない相手がいるだろうか、いやいない。
だからそんなことはあり得ない、だから俺は関係ない。



だから、1週間前にウイルス対策ソフトが検知したこのファイル
“reimu.exe”
をこれから削除するのも、証拠隠滅では決して無い。

本当だぞ。










作者:元ネタ → 「USB石」
   (http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100213/etc_geek.html)
   その斜め上すぎる発想に惚れました。

P.S. ごめんなさい、最初に書きかけのバックアップファイルを上げてしまいましたorz


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感想

すべてのコメントを見る
  • ホントいい加減な奴らだなw -- 2011-09-09 20:40:56
  • pcに逃亡か……面白いなw
    電源切っても生きてるのかな? -- 2011-09-08 17:04:06
  • リモートコントロールゆっくりは面白そうだったなw
    こいつら操作して戦いあうゲームとか流行りそうだ -- 2010-12-03 21:17:34
  • 逃がしたのか?まずいだろ常識的に考えて
    ただ、流出して困ることをスタンドアロンのPCで行っていた事は評価できるが -- 2010-08-26 00:03:36
  • しょうもない。 -- 2010-07-11 01:02:36
  • つまんね。 -- 2010-06-16 03:31:59
最終更新:2010年03月17日 17:25
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