カリスマにあこがれて 18KB
虐待-いじめ ギャグ 小ネタ 虐待人間 非常にぬるくなっております
俺は美容師見習いの鬼威参。
今はまだまだ上手とは言えないが、いつか必ずカリスマ(笑)美容師になる予定だ。
友人の鬼威参達に協力してもらって練習していたんだが…
「何でお前はモヒカンばっかりなんだ?これじゃ会社に行けないだろぉぉぉ?!」
「俺、一応公務員なんだけど…こんな髪型じゃ市民に怒られるでしょぉぉぉ!!」
「いくら土木作業員だからって黄色いアフロは不味いだろぉぉぉぉ?!これはヘルメットのつもりかぁぁ?!」
「お前、俺が漁師だからってリーゼントはないだろう?俺が乗ってる船は軍艦じゃねぇぇ!!」
と、まあこんな感じで最近はカットモデルにすらなってくれないのである。
そこで目をつけたのが、まあこいつ等なんだが…
とりあえず用意したのは基本種4匹、れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーだ。
山に行って捕まえて来たものを、鬼威参御用達の「透明な箱」に個別に入れてある。
山に帰せだの、あまあまよこせだのと、喚いているこいつ等を見ると思わず血が騒ぐ。
だが今日はゆ虐する訳じゃないので我慢しよう。
「そういう訳でお集まり頂いたゆっくりの皆さん………ゆっくりカットされていってね♪」
「「「「なにいってるのぉぉぉぉぉ?!」」」」
「まずはれいむ!お前からだぁぁぁぁ!ヒャッハァァァァ!我慢できねぇぇ!!丸刈りだぁぁぁぁぁ!!」
「やめろぉぉぉぉ!れいむのきれいなかみのけさんに、きやすくさわるなぁぁぁぁ!!」
「触らないとカット出来ないでしょぉぉぉぉ!!ゆっくり理解してね♪」
「ゆがぁぁぁぁぁ!やめろぉぉぉぉぉぉ!」
ジャキジャキジャキジャキ!
バリバリバリバリバリバリ!!
「れいむのもみあげさんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
数分後…
「完成だぁぁぁぁ!丸坊主れいむだぁぁぁぁ!………ありゃ?ただのハゲ饅頭だ」
「ゆがぁぁぁぁ!どおしてこんなことするのぉぉぉぉ?!」
おぉ美しいかな、泣きハゲ饅頭………じゃなかった、練習になると思ったのだが、これでは定番のゆ虐でしかないな…
ここは初心に帰って基本的なものからやってみるか…
「さあ、気を取り直していってみよう!次はまりさの番だぜぇぇぇぇぇ!!」
「ゆんやぁぁぁぁぁ!まりさのおぼうしかえしてねぇぇぇぇ!!」
「ヒャッハァァァァ!それはカットが終わってからだぁぁぁ!!」
「ゆわわわ…まりさのすてきなおさげさんがぁぁぁぁ!やめてぇぇ!ゆっくりできないぃぃぃぃ!!」
「俺のカリスマ(笑)なテクニックで、ゆっくり出来るカットにしてやるぜぇぇぇぇぇ!!」
バリバリバリバリバリバリ!!
ジャキジャキジャキジャキ!
シャッシャッシャッシャ!
数分後…
「完成だぁぁぁぁ!リーゼントまりさだぁぁぁ!!………あら?リーゼントが邪魔で、帽子がかぶれないな…」
「ゆんやぁぁぁぁぁ!まりさのきれいなきんぱつさんがぁぁぁぁぁぁ!!」
金髪リーゼント…素敵だ!………うん?何でこうなったのかな?何時ものノリでいったのが不味かったのかな?
これじゃ鬼威参達をモデルにしてるのと変わらないな…
「さあ、次はありすだぁぁぁぁ!お前の大好きな『とかいは』な髪型に仕上げるせぇぇぇ!!」
「やめなさいぃぃぃ!このいなかものぉぉぉぉぉ!!あああああ!ありすのおかざりとらないでぇぇぇ!!」
「それは無理な注文だぁぁぁ!少しは考えて喋ってねぇぇぇ?!」
ジャキジャキジャキジャキ!
バリバリバリバリバリバリ!!
数分後…
「おらぁぁ!完成だぁぁぁぁ!スポーツ刈りありすだぁぁぁ!………これは『とかいは』と言うより体育会系だな…」
「ありすのとかいはがぁぁぁぁ!これじゃいなかもの、まるだしよぉぉぉぉぉぉぉ!!」
涼しげなスポーツ刈り…爽やかなれいぱーだな………じゃなかった、もっとカリスマ(笑)っぽいものが欲しいな…
体育会系も良いが、知性的な中に隠れる野性味がほしいな…
「と、言うわけで…ヒャッハァァァァ!!『もりのけんじゃ』を散髪だぁぁぁぁぁぁ!!」
「むっぎゅぅぅぅぅぅぅ?!やめなさい!ぱちゅのおぼうしかえしなさいぃぃぃ!」
「はっはっは!慌てるな『もりけん』よ!お前はもっと知的で野性的なゆっくりに生まれ変わるんだぁぁ!!」
「むぎょぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」
ジャキジャキ!
シャッシャッシャッシャ!
ゴアァァァァァァァァ!
数分後…
「ヒャハッ!完成だぁぁぁぁ!アフロぱちゅりーだぁぁぁぁ!!………うーん…紫アフロにこの帽子は微妙かな?」
「むぎゅぅぅぅぅぅ?!なんなのこのかみのけさんはぁぁぁぁぁ?!…ぐ…エレエレエレエレエレエレ…」
ふむ…紫アフロは不味かったかな?…いっそのこと角でもつけて雷様にしたほうが良かったかな?
そんな事をやっていたら何時の間にか用意したゆっくりが底を付いた。
とりあえずこいつ等は箱に戻しておいて記念撮影。
後で他の鬼威参達に見せびらかすとしよう。
…じゃなくて、これだけでは物足りないので町に出て、野良ゆっくりをモデルにしようと考えた。
そうと決まれば早速行動、鬼威参はやっぱり勢いが大切だね。
そんな訳で町をフラフラ歩き回り、野良ゆスポットも探し回る。
………居ました!ゴミ捨て場に第一野良ゆっくりを発見!
ばれない様に背後から近づいていく。
「おちびちゃん、きょうはたべられそうなものがないのぜ、ゆっくりあきらめるのぜ」
「ゆんやぁぁぁぁ!まりちゃ、おなきゃすいちゃぁぁぁぁ!ゆっくちできにゃいよぉぉぉぉ!!」
「おちびちゃん、わがままいわれてもこまるのぜ!それに、そんなにおおごえだしたら、
にんげんさんにみつかっちゃうのぜ!」
「はーい!もう見つかってまーす!!」
「「ゆわわわわわわっ!」」
「まあ、早速で悪いが………ヒャッハァァァァ!!青空美容院だぁぁぁぁ!!」
「ゆぎゃぁぁぁぁ!まりさのかみのけがぁぁぁぁぁぁ!やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
「ゆんやぁぁぁぁぁ!ちょきちょきしゃん、きらいぃぃぃぃぃ!!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃぃ!!」
ジャキジャキジャキジャキ!
バリバリバリバリバリバリ!!
数分後…
「よし完成だ!タイトルは『カツ○とわか○、波○に叱られる』…うーん良い出来だ!!」
「ゆがぁぁぁぁぁぁ!どぼじでごんなごどするのぜぇぇぇぇ?!」
「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!まりちゃのかがくきんぱちゅしゃんがぁぁぁぁ!!」
某海の一族、カ○オ君風親まりさと、ワ○メちゃん風子まりさが出来上がった。
親子そろって泣いているので、まるで親父のナミ○イに怒られて泣いてるかのようだ。
あまりの出来栄えに思わずシャッターを切る。
せっかくの髪型をアピールする為に帽子を破り捨て、次のゆっくりを探しに行く事にする。
「ゆびえぇぇぇぇぇん!まりさのおぼうしがぁぁぁ!ゆっくりできないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「ゆんやぁぁぁ!おぼうししゃん、ゆっくちなおってにぇぇぇぇぇ…」
人気のない公園までやって来た、ここは鬼威参達の間で有名な野良ゆスポットだ。
寂れた公園なので、野良ゆ達が小さな群れを作っていたりする。
「ゆふふーん!きょうもいい天気なのぜ!………ゆわわわわわわ!にんげんさんだぜぇぇぇ!!」
ちっ!ばれてしまったか…ってか、またまりさか…無駄に増えやがって…
だが、この程度では鬼威参はうろたえない、まりさに向けて飴玉を放り投げる。
「まて、それをやる!別にお前に危害を加えるつもりは無い」
「ゆっひぃぃぃ!………ゆゆ?にんげんさんはまりさたちを、つかまえにきたんじゃないのぜ?」
「いや、別にそんな事はしない。ただ少し協力して欲しいだけだ…あまあまやるから群れ全員呼んで来い」
「ゆん!しんようできないのぜ!なにをたくらんでいるのぜ?」
ちっ!妙に賢い奴だ、案外群れの長とかやってたりするかも知れないな。
「安心しろ、お前らを駆除するならガスとか撒いた方が早い、加工所もお前らみたいな汚いのは捕まえんぞ(嘘だけど)」
「ゆぅ…………わかったのぜ…みんなをよぶのぜ…」
汚いと言われ少しムッとするまりさ、これから綺麗に生まれ変わらせてやるぜ!
何か疑っているみたいだけど…まあ、いいや。
「にんげんさん!あまあまくれるってほんとうなの?れいむはしんぐるまざーだから、たくさんちょうだいね!!」
「れーみゅにもたくさんちょだいね!」
「れいむ、とりあえず、そのあめさんをなめるのぜ…」
連れて来たのはしんぐるまざーだけか、要するにゲスに毒見をさせるんだな…
塩飴にしておけば良かったぜ…じゃなかった、賢いまりさだな…
「ゆゆ!あめさんはゆっくりできるよ!………ぺーろ、ぺーろ、しあわせぇぇぇぇ!!」
「ゆわぁぁぁん!おきゃーしゃんずるいよぉぉぉ!れーみゅもぺーろ、ぺーろしたいよぉぉぉ!!」
「なにいってるのぉぉぉ?!しんぐるまざーがさきにきまってるでしょぉぉぉぉ?!ししししあわせぇぇぇ♪」
「………どくは、はいってないようなのぜ…」
「信用したか?俺は愛でお兄さんなんだよ。」
「…うさんくさいのぜ…まあ、あまあまくれるならもらうのぜ………みんなー!あつまるのぜー!」
ムカつくまりさだな…コイツをマルガリータにして……いやいや、それじゃ駄目だ…ゆ虐しに来たんじゃないんだ…
焦るんじゃない、俺は髪をカットしに来ただけなんだ。
そんな事を考えていたらゆっくり達が大量に集まっていた成体だけでも10匹いる。
子ゆっくりや赤ゆをあわせれば30匹ほど居るだろうか?
流石にれいむとまりさが多いけど、ちらほらとありすが居るな…これだけ居ると潰し甲斐が…じゃなかった。
まあ、モデルは沢山いるに越した事ない、これは存分に楽しめそ……いやいや、練習になるな。
とりあえず、約束の物でもばら撒くか…
「じゃあ、あまあまばら撒くぞ!沢山食えよ!」
「ゆわーい!たくさんちょうだいね!」
「おいちー!しあわしぇー!ゆっくちー♪」
「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!ゆっくりできるよー♪」
流石に喰らいつきが良いな、でもあのまりさと数匹は食べてないな…
疑り深い奴らめ…まあ、ゆっくり捕獲用餌やゆ毒餌なんて鬼威参は使わないから良いけどね。
ちなみにばら撒いたのは麦チョコだ、野良にはそれでも貴重なあまあまだろう。
それにしても食べ方が汚いな、それにムカつく幸せそうな顔が鬼威参心を刺激するな。
どうしてこいつ等は、こんなにも苛めてくれとアピールするんだ?
「ゆん!…どくやラムネさんもはいってないようなのぜ…まりさもあまあまをもらうのぜ♪」
「どうやらだいじょうぶそうね…さあ、おちびちゃん、とかいはにいただきましょう♪」
「ゆわーい!ゆっくちー!」
警戒していた何匹かもようやく食べ始める。
賢い個体は警戒心が強いので餌系ではなかなか捕まえられないのだ。
そこで登場するのがこのゆっくり捕獲網「一網打尽君」である。
柔らかい素材を使っているのでゆっくりを傷つけず捕獲できる。
網目も細かいので小さな赤ゆも逃さずキャッチの優れものである。
まあ、加工所が開発した鬼威参御用達グッツなのだが、結構便利な物だ。
群れが固まって菓子に群がっているところに網を投げる。
「そおぉぉぉぉい!今日は大漁だぁぁぁぁぁ!!」
「「「「ゆゆゆ?」」」」
「ゆんやぁぁぁ!にゃんにゃのぉぉぉぉぉぉ!ゆっくちできにゃぁぁぁい!」
「どおしてこんなことするのぉぉぉぉ?!れいむはしんぐるまざーなんだよぉぉぉぉぉぉ!!」
「うごけにゃいわぁぁ!こんにゃのとかいはじゃにゃいわぁぁぁぁ!!」
「ゆゆ!なにをするのぜ!まりさたちをだましたのぜ?」
「いやーこうでもしないと逃げちゃうだろ?そういう訳で…ヒャッハァァァァ!お待たせしました!カリスマ(笑)美容師です!
安心しろぉぉ!これは野良ゆっくりへのボランティアだぁぁぁぁ!!只でカットしてやるから喜べぇぇぇぇぇ!!」
「ゆがぁぁぁぁぁぁ!なにいってるのぜぇぇぇぇ!!」
ジャキジャキジャキジャキ!
「ゆあぁぁぁぁ!まりさのだんでぃーなおさげさんがぁぁぁぁ!!」
バリバリバリバリバリバリ!!
「れいむのじまんのもみあげさんがぁぁぁぁぁ!どおしてこんなことするのぉぉぉぉぉぉ?!」
シャッシャッシャッシャ!
「ゆんやぁぁぁぁ!おぼうしかえしちぇぇぇぇ!かみのけしゃんきりゃないでぇぇぇぇ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」
『ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
一時間半経過…
「どあぁぁ!つかれたぁぁ!…でも完成だぁぁぁ!モヒカン族の群れだぁぁぁ!!………ん?…どうしてこうなった?」
「ゆんやぁぁぁぁ!!こんにゃかみのけしゃんじゃ、ゆっくちできにゃいよぉぉぉぉぉ!!」
「ゆがぁぁぁぁぁ!どおしてこんなことするのぜぇぇぇ?!」
「ゆわわわわ…いだいなじんぐるまざーのかみのけさんがぁぁぁぁぁぁ!!」
始めはあの長っぽいまりさをモヒカンに仕上げたんだけど…他の奴のモヒカンも見たくってついついやってしまった。
気が付けば群れ全部もモヒカンだし…でも、モヒカン見ると何だが楽しくなるんだよな。落ち着くって言うか…
でも、ゆんゆん泣いてるモヒカンの群れってのもなかなか壮観だな。
まあ、せっかくなので群れの集合写真撮って、お飾り没収でいいか。
モヒカン族のゆっくりも悪くないだろう。
「まてぇぇぇ!このくそにんげん!おぼうしかえせぇぇぇぇぇ!!」
「ゆんやぁぁぁぁ!れーみゅのおりぼんしゃんがぁぁぁぁ!!」
「このいなかものぉぉぉぉぉ!ありすのかみをもとにもどしなさい!ゆっくりできないわぁぁぁぁ!!」
なんか騒いでいるけど次行ってみよう。
「にんげんさーん!ちぇんはすてられちゃったんだよーわかるねー?」
自販機の裏でちぇんを発見した、どうやら元飼いゆっくりだったようだ。
正直れいむやまりさばかりでウンザリしてたので丁度いい…ヒャッハ……
じゃなかった、こいつは尻尾と耳があるので、これの魅力を損なわずカットするのは大変だ。
「ちぇんは、なにもわるいことしてないのに、すてられたんだよー!わからないよー!だからちぇんをひろってねー!」
「わかった拾ってやろう…ただし、カットモデルになってもらってからだぁぁぁぁ!!」
「?!………いやぁぁぁぁぁ!!わからないよぉぉぉぉぉぉぉぉ?!」
ジャキジャキジャキジャキ!
「ちぇんのかみのけさんがぁぁぁぁぁ!わからないよぉぉぉぉぉぉ!!」
「安心しろぉぉぉ!俺にも、どうなるか解らないぞぉぉぉぉ!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!たすけてよぉぉぉぉぉぉ!わがらないぃぃぃぃぃ!!」
バリバリバリバリバリバリ!!
シュッシュッシュッシュッシュッ!
ゾリゾリゾリゾリゾリゾリ!
数分後…
「ふー!終わったぞぉぉぉぉぉい!!ちぇんの剃毛完了だぁぁぁぁ!!………うん?なんだこりゃ?」
「わがらないぃぃ…わがらないよぉぉぉぉぉぉぉ?!」
…始めは剃り込みを入れようと思っただけなのに、尻尾と耳の毛を剃ったらどうなるのかと思ってやってみたのだが…
これはキモイ、非常にキモイ…特に肌色の耳と尻尾がキモイ…これじゃ「UMA」……いや「ゆーMA」だ…新生物発見だな。
普通に泣いているだけの筈なのに、この姿だと得体の知れない液体を撒き散らしてるように見えるし…
一応写真を撮って、現物も鬼威参達に見てもらうか…
「…喜べちぇんよ!お前はお持ち帰りだぁぁぁぁぁ!」
「いやぁぁぁぁぁ!わからないよぉぉぉぉぉ!!」
「うっうー!れいむのおやこだどー!きょうのごはんになるんだどー!」
「ゆぎゃぁぁ!れみりゃだぁぁぁぁ!!おちびちゃん、ゆっくりにげるよぉぉぉぉ!」
「こわいのじぇー!おきゃーしゃん、たしけちぇぇぇぇぇぇ!」
「れーみゅ、こわいよぉぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁ!」
「うっうー!にがさないんだどぉぉぉぉ!」
薄暗い路地裏で、れみりゃに襲われているれいむ親子を発見した。
もしかして、またしんぐるまざーなのか?
普段なら喜んで飛びつくのだが、今日は大分見飽きてしまった顔である。
れみりゃは普段なら、鬼威参の共有財産である野良ゆっくりを食い荒らす「空飛ぶ不愉快」なのだが、
今日に限ってはとても愛しく見える。
さあ、こいつをどんな髪型にしてやろうか?
「うっうー!にげてもむだ 『ガシッ!』 うー?………にんげんさんだどぉぉぉぉぉ?!」
「こんにちは、人間さんです!さあ、おぜうさまの髪をカットしてやるぞぉぉぉぉぉ!!」
「うー!やめるんだどー!おぜうさまのかみのけがぁぁぁ!ざぐやー!ざぐやー!」
「ゆわぁぁぁぁ……ゆゆ?どおなってるのぉぉぉ?!」
バリバリバリバリバリバリ!!
ジャキジャキジャキジャキ!
シャッシャッシャッシャッ!
数分後…
「おぉぉぉぉし!完成だぁぁぁ!中華まんはやっぱり弁髪だぁぁぁぁ!…………うん?あんまり面白くないな…」
「うー!どおしてこんなことするんだどー!れみりゃはおぜうさまなんだどー!」
うーむ…なんかイメージと違うな。何か可愛くないかも…まあ元が不愉快極まりない奴だしな。
でも、とりあえず撮影しないと、ふむ…泣きながら飛び去る弁髪中華まんか…これはこれでありだな。
「にんげんさん、たすかったよ!ゆっくりありがとう!おかげでゆっくりできるよ!」
「にんげんしゃん、ゆっくちありがとー!」
「れみりゃはれーみゅのことが、こわくちぇにげたんだねぇー!」
どうやら俺に助けられたと勘違いしたらしい。
れいむと子まりさはお礼を口にするが、子れいむは更に勘違いをしてるようだ。
安心しきったこの親子の顔と、自信たっぷりにピコピコする子れいむの顔。
そんな顔をされると鬼威参としては放っておけない…いや、今日はカットモデルを探してたんだ。
最高の素材を見つけた気がしたので、こいつ等もカットしてやる事にする。
「はっはっは!礼など要らんぞ!その代りにカットされてもらうぞぉぉぉぉぉ!!」
「「「どぼじでぇぇぇ?!」」」
「まずは勘違いのれーみゅからだぁぁぁぁ!もっと強そうな髪形にしてやるぜぇぇぇ!!」
「はなしぇー!れーみゅおきょるときょわいんだよぉぉぉぉ!………ゆんやぁぁぁぁ!おりぼんかえしちぇぇぇぇ!!」
「………にんげんさん!なにしてるのぉぉぉぉぉ?!やめてあげてねぇぇぇぇぇ!!」
「ゆびゃぁぁぁぁん!きょわいよぉぉぉぉぉぉ!ゆっくちできにゃぁぁぁぁい!!」
バリバリバリバリバリバリ!!
ジャキジャキジャキジャキ!
シャッシャッシャッシャ!!
数分後…
「おらおらぁ!お次はまりちゃだぁぁぁ!!お前もれみりゃがびびって逃げ出すような髪型にしてやるぜぇぇ!!」
「ゆんやぁぁぁぁ!!やめちぇぇぇぇぇ!きょわいのじぇぇぇぇぇ!!」
「おちびちゃんがいやがってるでしょぉぉぉぉぉ?!はなしてあげてねぇぇぇぇ!!」
ジャキジャキジャキジャキ!
バリバリバリバリバリバリ!
数分後…
「ヒャハッと完成だぁぁぁ!お待たせしましたれいむさん!さあ、ゆっくりカットされていってねぇぇぇぇ!!」
「やめろぉぉぉぉぉ!れいむのかみのけさんがぁぁぁぁぁぁ!!ゆがぁぁぁぁ!はなせぇぇぇぇ!!」
「ゆびゃぁぁぁぁん!おかーしゃんがぁぁぁぁぁ!!」
「れーみゅのかみのけしゃんが…もみあげしゃんが………もうゆっくちできにゃいよ…」
ジャキジャキジャキジャキ!!
バリバリバリバリバリバリ!!
さらに数分後…
「ヒャーハッ!完成だぁぁぁ!ヤンキーゆっくり一家だぁぁぁぁぁ!!………あーでも弱そうだな…」
「なんなのぉぉぉぉぉ?!どおなってるのぉぉぉぉぉぉぉ?!」
「ゆびゃぁぁぁん!おきゃーさんのきゃみのけしゃんがぁぁぁぁ!」
「ゆぅぅ…れーみゅ…ゆっくちしちゃいよ…」
親れいむは角刈り、子まりさは逆モヒカン、子れいむはリーゼント、ゆんゆん泣いているのが堪らないね。
うーん、ノスタルジックなヤンキーゆっくりだな。なめんなよゆっくりってか?
でも、これだけ泣いていると今一迫力に欠けるな…これじゃ逆にかつ上げされたみたいだな…
まあ、せっかくなので記念撮影&お飾り没収でいいな。
「まてぇぇぇぇ!おちびちゃんたちのおかざり、かえせぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ゆびゃぁぁぁぁん!おきゃーしゃんのおりぼんかえしぇぇぇぇぇ!」
「れーみゅのおりぼんかえしぇぇぇ!それがないちょゆっくちできにゃいよぉぉぉぉぉぉ!!」
『おぉ!あわれあわれ…』
「うわ!こんな時間か!きめぇ丸が鳴くから帰るぜぇぇぇぇ!!」
「…で、結局そうやってお前は、町の野良ゆっくりの髪を刈りまくっていたと?」
はい…そうです…
「流石にあの公園のモヒカン族はびっくりしたよ…『ゆっくりできないー!』ってゆんゆん泣いてたしな…」
あの群れは傑作だと思うのですが…
「確かに面白かったけど、あれじゃ虐待する楽しみがないでしょぉぉぉぉぉ!」
「あーこの磯野の家ゆっくり見たな……始めは新種かと思った…とりあえず全部髪の毛毟り取っておいたぞ」
どおしてそんなことするのぉぉぉ?!
「それはこっちのセリフだな…町の野良どもが生きる気力を無くしてるし…あれじゃ面白くないぞ!」
そう、今俺は友人の鬼威参達から説教を喰らっている。
彼らが野良を虐待しようと町に探しに行ったら、髪を刈られて絶望している野良に遭遇したそうだ。
犯人を捜していたところに、俺が写真を見せに行ったらこうなったのだが…
「なにブツブツ言ってるんだ?まったく…しばらくは野生のを探しに行くしかないかな?」
でも…ゆっくりは勝手に生えてくるんだよ…
「生えてくるまでに時間がかかるだろぉぉぉ?!」
じゃあ、このキモちぇんをどうぞ…
「こわいよぉぉぉぉ!わからないよぉぉぉぉぉ!」
「気持ち悪すぎる!俺もわからないよぉぉぉぉぉぉ!!」
「そもそもお前、ゆっくりなんかカットモデルにしたって駄目に決まってるだろう?」
「まあ、どうやってリーゼントやらアフロにしたのかは知らないが…これも新しいゆ虐だろ?」
「そもそもこんな変な髪形ばかりでカリスマ美容師(笑)なんて言われてもね……」
この後説教が3時間続いたのだった。
撮った写真は友人の鬼威参が「月刊趣味のゆ虐」に投稿したところ、
編集者から『ゆ虐界のカリスマ(笑)美容師』の称号を貰ったそうだ。
キモちぇんは新種のゆっくりコーナーで話題になったそうだ。
髪を刈られたゆっくり達がその後どうなったのかは解らない…
完
元々は、ちぇんの毛を全部剃ったらどうなるのかな?と思ってこの話を書きました
気が付いたらキモちぇんが隅っこにいってしまってますね。
ちぇんの毛を全部剃ったら、おそらく「スフィンクス(毛無しの猫)」のような感じになるんでしょうか?
ちなみに作者はスポーツ刈りと角刈りの違いがわかりません。
徒然あき
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- モヒカン族を見て れみりゃ「ぎゃあぁぁ!!!!虐待お兄さんだどおぉぉ!!」 -- 2015-01-09 17:02:33
- >スポーツ狩りと角刈りの違い
もみあげじゃね? -- 2011-09-15 19:19:55
- 妙なノリで面白かった -- 2011-09-14 17:11:50
- ↓↓のコメント見て吹いた -- 2011-08-25 16:31:04
- キモちぇんをみてみたいのぜ。 -- 2010-06-20 11:22:02
- 落ち着いて書けよ。 -- 2010-06-17 21:46:32
最終更新:2010年03月27日 11:13