農家の悩み 11KB
虐待-普通 ギャグ 小ネタ 変態 非常に生温いです
ここは静かな農村。
最近は農家なんて跡を継ぐ者がいなくて何処も困っている。
俺の家もそんな問題を抱えていた。
俺の兄達は農家を継ぐのが嫌で皆家を出て行った。
そんな訳で結局俺が農家を継ぐ事になった。
まあ、それでもこうして野菜を育てているとなかなか楽しい物である。
だが、ここに来てもう一つ問題があった。
それは、農家に嫁に来てくれる娘がいない事だった。
実際俺の付き合っていた女が、俺が農家を継いだと知ったとたん別れ話をしだした。
まったく、女って奴は…
で、跡継ぎ問題で悩んでいた所に親が見合いの話を持ってきたんだが…
「どうだ?この子なんて良いんじゃないのか?」
「……………」
「それじゃあ、こっちの子なんてどうだい?結構可愛いと思うけど…」
「……………」
「どれも可愛い子ばかりじゃないか?一体何が気に入らないんだ?」
「だぁぁぁぁぁぁ!!これはどれもゆっくりじゃないかぁぁぁぁ!!」
そう、俺の親が見合いの相手に択んだのはゆっくりだったのだ。
「いくら嫁不足だからって、何を血迷っているんだ?俺はHENTAIじゃねぇぇぇぇ!!」
「そうは言ってもな……こればかりはどうにもならん問題だぞ?」
「そうよ、せっかくだからお見合いしてみたら?案外気に入るかもよ?皆胴付なんだし」
「あほな事言ってるんじゃねぇぇぇぇ!!そういう問題でもねぇぇぇぇ!!」
まあ、そんな流れで強引に親に見合いを進められてしまったのだが…
俺の目前には胴付のさなえが座っている。
身長は低め、というかお子様みたいなさなえだ。
緊張しているのか妙にモジモジしている上に、顔が少し赤い。
「えーっと………おにいさんのごしゅみはなんですか?」
「………ゆっくり苛めです」
「…えーっと………それは…さなえもふくまれるのでしょうか?」
「……(こら、何言ってるの!さなえちゃんが怖がるでしょ!)」
俺の話を聞いてさなえは怖がっている様だった。
まあ、実際にはゆっくりは苛めるんじゃなくて駆除するのがメインなのだが。
「うるせー!この話はなかった事にしろぉぉぉぉぉ!!」
「あうぅぅぅ………ごめんなさい!さよなら……」
泣きながら走り去っていくさなえ。
その姿を見ると流石にちょっと可愛そうになってくる。
俺が悪いんじゃないぞ…ってか、何処から連れて来たのやら?
「あ、待ってください!…こら、お前のせいで帰って行ってしまったぞ!!」
「うるせー!こんなのやってられるか!」
「ふむ、何が気に入らなかったのかねぇ…まあ、まだまだ良い子は沢山いるから安心してね」
「出来るかぁぁぁぁ!!」
「うっうー!おぜうさまなんだどー!」
「………帰れ!」
次に連れて来られたのは胴付のれみりゃだった。
何と言うか、先ほどのさなえが可愛く見えるほど、こいつはふてぶてしい奴だった。
何でコイツも顔を赤くしているんだ?
「どうしてそんなこというんだどー!まだ、ぷっでぃーんもたべてないんだどー!」
「おい親父!こんなのが嫁で本当に良いのか?」
「うーむ………」
「悩むような奴を最初から連れてくるなぁぁぁ!!」
「うー!ざぐやー!ざぐやー!」
泣いて何処かへ飛び去るれみりゃ。
まあ、コイツには罪悪感は湧かないけど。
「おぉ…こわい!こわい!」
「こら、そんなに見つめたらきめぇ丸さんが怖がるだろう?すみませんね、
コイツはきめぇ丸さんに見惚れているんですよ。」
「おぉ……ひわいひわい」
今度は胴付きめぇ丸が連れて来られた。
俺が睨んでいたのを怖がっていたようだが、親父の話を聞いて急に顔を赤くしだした。
確かに妙に色っぽい気がするが………いかん、いかん、俺はHENTAIじゃないぞ!
「だぁぁぁ!誰が見惚れるかぁぁぁぁ!ってかそのヒュンヒュンするのやめろぉぉぉぉ!!」
「おぉ………ひどい!…ひどい!!」
「こら!何てこと言うんだ!………あぁ…せっかく……」
「せっかく…なんです?」
「なんでもないです…」
泣いて飛び去るきめぇ丸、ちょっと可哀想かも…
いやいや、それにして親父め………何か企んでいたな…
「ゆるさなえ!」
「………………」
「どうだ?良い子じゃないか、この子に決めなさい!いやむしろ、この子で決まりだ!」
「あなた………………」
「ごめんなんさい…」
「ゆるさなえ?」
今度はゆるさなえか…
噂には聞いていたがまさか本当にいるとは…
それにしても、この親父は…自分の趣味で択んでないか?
流石にこの格好は不味いだろう…お袋に思いっきり睨まれてるし…
この後、ゆるさなえには丁重にお帰りいただきました。
「ちーんぽ!」
「……………」
「しろうとどうてい?でかまらいんぽ?」
「「「……………」」」
胴付みょんは珍しいけど……
こいつは狙って喋っているのか?もしかしてワザとなのか?
ってか、何で顔赤くしてるんだ?隠語喋って恥ずかしいからなのか?
「うなちんぼーい?せくはらおやじ?」
「………おかえりください!」
「!!………ちーんぽ!おなにーましーん!」
ったく、やっぱりワザとだろ!ってか隠語叫びながら泣いて走り去るな!
まあ、ちょっと可哀想かもしれんが………
というか、さっきからどのゆっくりも泣いてるって事は俺に気があるのか?
やれやれ、困ったな。
「あぁん!おにいさんのつきささるしせん…とっともいいわぁ♪」
「……………」
「あら?ほうちぷれいなのかしら…そういうのもきらいじゃないけど……はげしくいじめてほしいわぁぁ♪」
「そうか、ならわしが……」
「あなた!何言ってるんですか!」
隠語の次はメス豚か……
これも親父の趣味なのか?まさか親父がHENTAIだったとは…
「あぁん!てんこをかまってぇ!かまってくれないとしんじゃうわぁぁ!」
「かまってやるからお引き取りください!」
そう言う訳で、しばらくの間てんこをしばき倒してやったら満足して帰って行った。
まったく、これだから変態は……
「はじめまして、ゆうかです……その…よろしくおねがいします」
「すまないが、帰ってくれないか?」
「うぅ……そんな………」
「こら!ゆうかを泣かすんじゃない!」
「あなたは黙ってて」
「ごめんなさい………」
今度は胴付のゆうかか…よくこんなに胴付を探してきたものだ。
だが、俺はHENTAIじゃない。
きっぱりとお帰りいただこうかと思ったんだが…
ゆうかは今にも泣き出しそうだ。
流石にゆっくりとはいえ、こうも泣かれると罪悪感がわいてくる。一部例外も居たが…
「ぐす……もうゆうかには…うぅ…かえるところがないんです……」
「そう言われてもなぁ……」
ゆうかは涙混じりにお見合いに来た経緯を話してくれた。
なんでも、元々は山に住んでいて自分の花畑も持っていたそうだ。
ところがドス率いるゲスの集団に花畑を荒され、殺されかかったそうだ。
そこにこのアホ親父が通りかかって、助けてもらったお礼にお見合いする事に決めたそうだ。
「おにいさんのおよめになれば…ぐす……おはなばたけをよういしてくれるって………だから…うぅ……」
「なるほどね………で、このアホ親父に変な事されてないか?」
「こら!何を言っている!俺が連れてきた胴付はみんな新品だぞ!お前のために我慢していたんだぞ!!」
「あなた………もしかして、まだそんなあほな事していらしたんですか?」
「まだそんな事って……もしかして、やっぱりなのか?お袋よ」
「そうよ、この人は『ドス殺し』と『胴付ごろし』なんてあだ名があってね……
昔から暇さえあれば山に行って、ドスを苛めたり、胴付きめぇ丸を追い掛け回していたのよ…」
おふくろはそう言うと親父を見て睨んだ。
なんだかその背後にはよく分からん鬼のようなものが見える…気がする。
「はっはっは!まあ落ち着け!最近は年には勝てなくってな………山で胴付を追い回すのは月一にしているんだよ…」
「他に言いたい事はある?」
「ひぃ!………ごめんなさい……ぐばっ!」
謝罪の言葉を聞いたとたんにお袋が親父を殴った。
そこから一方的に親父が殴り倒されていた。
「ま、まって…ぐほっ!あやまったじゃ…ぶばっ!…ゆるして…ぼぐっ!いたいのはいやぁぁぁ!!」
「あなたの謝罪は鳴き声でしょぉぉぉぉ?!たっぷり反省しろぉぉぉぉ!!」
あまりの惨劇に思わず俺とゆうかは抱き合って震えていた。
まさか現代に鬼がいようとは………
「おにいさん、みずまきおわりました」
「こっちもおわったにゃん」
「お疲れ様、ところで…子持ちだったなんて聞いてなかったんだけど…」
「このこはゆうかのいもうとよ」
「ふーむ、妹ねぇ…」
結局ゆうかは家で面倒を見る事になった。
まあ、俺は胴付を結婚する気はさらさら無いのだが、
いく所が無い上にアホ親父に連れてこられた手前、放って置く訳にも行かなかった。
ゆうかは流石に園芸知識があるだけあって、農家としてもやっていけそうだった。
猫耳を生やした妹のゆうかにゃんも、頑張って姉を手伝ってくれていた。
のんびり働く彼女達を見ていたら、畑にはってある柵の外から声が聞える。
「ゆゆ!おやさいがいっぱいあるよ!おいくそじじい!れいむはしんぐるまざーなんだよ!
やさしくしないといけないんだよ!だからおやさいいっぱいちょうだいね!」
「かわいいれーみゅに、おやさいいっぱいちょーだいね!それきゃらくそじじいは、どりぇーにしてあげりゅよ!」
声の主は我等が農家の敵、ゆっくりである。
それも鬱陶しいしんぐるまざーのれいむだった。
親子そろってふてぶてしい顔をしてニヤついている。
「おにいさん、しんぐるまざーがきました!わからないわー」
「キャディーさん5番アイアン取ってください」
「ゆうかはきゃでぃーさんじゃないですけど…はいどうぞ」
「ゆゆ?!なんなのそれは?そんなものはいらないよ!さっさと 『バキッ!』 ゆぼふっ?!」
状況を理解していなかったれいむは、5番アイアンとちゅっちゅして吹っ飛んでいった。
流石に重いだけあって飛距離はそんなには出ないが………空を飛んでいた何かに当たったな。
子れいむは何が起こったのか理解できず固まっている。
これは最近趣味と実益ををかねて始めたゆっくりゴルフ。
娯楽の少ない農村で流行っている新スポーツだ。
まあ、ゆっくりをゴルフクラブで吹っ飛ばしているだけなのだが…
「じゃあ、次は子れいむな!」
「ゆん?……………ゆびゃぁぁぁぁ!れーみゅこ 『バスッ!』 ゆびゃび!」
「おにいさん、ようしゃないですね…」
何かを撒き散らしながら勢いよく飛んでいく子れいむ。
流石に軽いだけあってよく飛ぶ…………空とぶ何かに当たりそうになったな。
ちなみに赤ゆだともっとよく飛ぶか砕け散る。
「あら、おにいさんこんにちは、ゆっくりしていってくださいね」
「はいはい、ゆっくりしていって………あら?このまえのさなえか?」
突然挨拶されたので、声が聞えた方を向く。
そこには先日の胴付さなえと思われる少女が風呂敷包みを持っていた。
「はい、そうですよ。せんじつないていたところを、あのいえのおばあさんにひろわれまして」
そう言って指を刺す方を見れば、自分の家のお隣さんだった。
確かにあの家は先日連れ合いをなくしたお婆さんが住んでいる。
「そういうわけで、よろしくおねがいしますね」
なんだか嬉しそうに微笑むさなえ。
ってか、何で顔が赤いんだ?
コイツも親父に何処から連れて来られたのだろうか。
そんな事を考えていると、さらに声が聞えた。
「ちーんぽ!おまえちんこもげろ!」
「おにいさん、おひさしぶりね♪」
今度は胴付みょんと胴付きてんこが現れた。
てんこは何故か少し顔が赤い、みょんは案外解って喋っているのかもしれないな…
「てんこもこのむらでおせわになることになったわ♪おにいさんにたたかれた、おしりのいたみがわすれられなくって♪」
「せっくすふれんど!こんどーむ!」
「そういうわけでよろしくね♪」
何故か嬉しそうに笑うみょんとてんこ。
なんだかとんでもない事が始まる予感だ、そんな不安が頭をよぎる。
そんな俺の方に向かって走ってくる影が二つあった。
あれはれみりゃときめぇ丸?
「うっうーどうしてこんなことするんだどー!」
「おぉ、あぶない、あぶない!けがするところだったじゃないですか!」
なぜか怒っているれみりゃときめぇ丸。
よく見ればれみりゃの服が餡で汚れており、その手には瀕死のれいむを持っていた。
「さっきれいむに当たりそうになった(当たった)のはお前達か」
「そうなんだどー!」
「そのとおりです!」
「何でこの村に居るんだ?帰ったんじゃないのか?」
「わたしはとおくからつれてこられたので、かえりたくてもかえれないのです。
このむらのおてらで、おせわしてもらうことになりました」
「おにいさんとけっこんすれば、ぷっでぃーんたべほうだいって、いわれたんだどー!だからけっこんするんだどー!」
「そういうわけで、よろしくおねいします」
「けっこんだどー!」
だからきめぇ丸よ、何故顔を赤くするんだ?
嫌な予感は的中した。親父が連れてきたゆっくりがむらに住み着いてしまったようだ。
いくら女が少ないからといっても、俺はゆっくりと結婚するつもりはさらさらない。
「俺はゆっくり達とラブコメするつもりはないぞぉぉぉぉ!!」
「おぉ、もてもて、もてもて♪」
「うれしくないぞぉぉぉぉぉ!!」
「ゆるさなえ!」
こいつも居たのか、ってか服くらい着ろ!
しばらくして、この村は胴付が沢山暮らしていると評判になり、ゆっくり愛好家とHENTAIさんで賑わう事になった。
完
おまけ
胴付えいきと…
「じゃあいくよ、えいき」
「あぁ、くろ!くろ!そこはだめですぅ」
「じゃあここは?」
「くろ!くろ!くろぉ!そこもだめですぅ!いじわるしないでください…」
「じゃあ、ここだね!」
「あぁ…しろ、しろ、しろ、しろぉぉぉ!おにいさんはいじわるですぅ…」
「そんな事言われてもねぇ♪」
「いじわるなおにいさんは、しけいですよ!」
「いや、オセ○くらいで死刑にされてもね…」
完
ハイテンション農家の話を書こうと思ったらこうなってました。
とりあえず、続きを書く気は無いです。
オ○ロは商標名でリバーシーなんて言ったりするみたいですね。
徒然あき
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- ちーんぽ!おまえちんこもげろ! -- 2016-08-31 06:30:16
- おお、ひわい、ひわい -- 2016-08-31 06:25:59
- ゆっくりのルーミアっていたか?
れみりゃ扱い雑すぎだろおいwwwレミ☆リャ☆う~☆
-- 2013-07-21 03:29:07
- いやいや胴付きなら通常種も出しなさいよ!胴無しよりかなりお利口になって可愛いんだから! -- 2013-06-20 08:15:13
- WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!最高に住みTAIって奴だァ! -- 2013-06-16 12:24:04
- うおおおお胴付き食べ放題ぃいいゆうかにゃんくれぇえぇえええええ! -- 2012-05-22 10:40:55
- お兄さんもてるねー、わかるよー -- 2011-10-10 01:23:44
- 胴付きゆうか羨ましいぞクラァァァ!!! -- 2011-10-08 16:39:20
- おいおいちょっと待て!!胴付きるーみあはどうした!!??
-- 2011-05-26 15:44:56
- TIKUSYOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!
この男羨ましすぎるZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!! -- 2011-05-26 15:43:55
- こんな村が有ったら住に行くわw
さなえちゃん可愛いよー -- 2010-12-22 11:51:34
- きぉいいおいさああああああまああああああ1!!
俺と立場をかわりやがれえええ!! -- 2010-12-21 21:22:27
- こんなお父さんほs『HENNTAI』どぼじでぞんなごどいうのおおおおお -- 2010-12-13 00:27:29
- softolk使うとヤバい!おもしれええ
-- 2010-11-27 22:45:18
- ここにいるやつら、リアルで結婚できない匂いがプンプンするぜ…!俺も含めてな…! -- 2010-11-25 01:44:20
- ああうん、多分俺はHENTAIだ。 -- 2010-11-07 02:18:52
- ↓↓↓配偶者を最初から家政婦扱いしてかかるのは良くない。相手を便利な道具としか見なしていない、一種の女性蔑視。
というかゆっくりに住み込みで家事やらせるだけのことを結婚とは言わないよ。あなたは結婚相手となるゆっくりを前提から家政婦扱いし、妻として愛する気がないので結婚する権利は無いね。
一人でホームヘルパーでも雇ってろ! -- 2010-10-30 01:40:28
- DQNな女性と結婚するよりかはマシだと思うよ。 -- 2010-10-17 06:28:54
- 冗談抜きで、知性のある胴つきなら嫁に最適だと思うんだ -- 2010-09-29 18:04:54
- あえて結婚するなら家事万能で従順な胴つきさくや一択だな
次点で農作業が得意なのうかりんが候補になるかな -- 2010-09-27 00:17:20
最終更新:2010年04月17日 16:41