労働の意義 5KB
虐待-いじめ 理不尽 飼いゆ 短いお話ばかりですが、これもD.Oだと思って下さい
『労働の意義』
D.O
ここは、私の家の、大して広くもない庭。
ロクに雑草も生えていない、殺風景な庭だ。
その庭の隅っこには、赤と青の縄跳び用ロープで作った直径50cmほどの輪が、
5mほどの間隔をおいて一つづつ置いてある。
無論、置いたのは私だ。
「ゆっくし、ゆっくちーっ!」
「ゆんしょ、ゆんしょっ!」
「ゆぁーん、ゆっくちさせちぇー。」
そして、その二つの輪の間を休むことなく往復しているのは、
れいむ、まりさ、ありす、ぺにす、ちぇん、みょん・・・
種類は様々、しかし全員がピンポン玉サイズの、小さな赤ゆっくり達。
「ほら、休んじゃダメよ。」
「でもれいみゅ、ゆっくちつかれちゃよ。」
「5個運ぶまでは、お水も無しって約束でしょ。休んでたらむーしゃむーしゃ出来ないよ。」
「ゆぁーん。ゆっくちりかいしちゃよ。」
そう言うと、赤れいむは再び小石を咥えて跳ね始める。
実はまだ元気な事などお見通しだ。
あんよを止める直前、こっちをチラッと見て、これ見よがしに弱音を吐くようじゃ、人間さんは騙せない。
ところで赤ゆっくり達が何をやっているかと言うと、
赤い輪っかに置いてあるおはじき大の小石を、青い輪っかまで運ぶ、と言う作業をしている。
小石を5個運んだ赤ゆっくりには水の配給。
20個運んだら30分の休憩とペレット状の餌を配給する。
そして、全ての小石が青い輪っかに運ばれたら、次はその小石を、赤い輪っかに運び直す。
そして全ての小石が赤い輪っかに運ばれたら、再びその小石を、青い輪っかに運ぶ。
これを我が家の赤ゆっくり達は、朝から晩まで、雨の日は屋内の土間で、毎日毎日続ける。
見張りは数匹の胴付きゆっくり達に3交代でやらせている。
無論、休日など存在しない。
「わきゃらないよー!」
「ん?」
と、一匹の赤ちぇんが、急に大声を出した。
「まいにちこいしさんをはこんでるんだよー。なんのいみがあるのー?」
「意味・・・意味ねぇ。」
私は、赤ゆっくり達に集合をかけた。
「ちぇん、みんな。ゆっくり聞いてね。」
「ゆっくちきくよ!!」×20
「ゆっくりしたい?」
「ゆっくちしたいわ!」
「ありす、どうしてゆっくりしたいの?」
私は赤ありすの返事に対して、質問で返す。
「・・・ゆぅ?ゆっくちは、ゆっくちできりゅのよ?」
「ゆっくり出来たら、何がいいの?」
「・・・ゆ、ゆぅぅ?ゆ、ゆっくちできたら、ときゃいはで、うれしいわ・・・?」
「ゆっくり出来たら嬉しいでしょ?でも、ゆっくり出来たら、どうして嬉しいの?理由は?」
この辺で、赤ありすの思考力は完全に崩壊している。
「ゆ、ゆ、みゅほぉぉおお!?」
「それと同じよ。どうして働く?理由なんて必要ないのよ。ただ、働くの。」
「ゆぅぅううう???・・・ゆ、ゆっくち、りきゃい?ゆゆぅ??」
一応煙に巻く事には成功したんだけど、うーん、微妙な反応。
私の残念な話術ではこれが限界っぽいので、少し話を変えてあげよう。
「しょうがないわねぇ。じゃあ、お外を見て。」
「ゆっ!ゆっくちみりゅよ!!」×20
庭の外、柵の隙間から見える道路の向かいに、一匹のみすぼらしい野良まりさがいた。
表情だけでは、生きているのか死んでいるのかもわからないが、
わずかに呼吸をしているので、なんとか生きているだろう。
だが、帽子はボロボロ、髪の毛はほとんど抜け落ち、片目は潰れ、全身汚れきり、見るからにゆっくりしていない。
野良の中でも、おそらく最底辺と言っていい、酷い姿だった。
「そこのまりさ、こっち来なさい。」
私は、そんなまりさに声をかけて、柵のすぐ近くに来させる。
野良まりさの歩みは遅く、ふらふらと半ば墓穴にあんよを突っこんでいるのか、視線も定まらない様子。
だが、人間に対する恐怖がそうさせるのだろうか、何とか柵までたどり着いた。
「まりさ。」
「ゆぅ・・・ゆっぐぢ、みのがして・・・ぐだざぃ・・・。」
「別に何も怒っちゃいないわよ。」
「ゆ、ゆぅ・・・じゃあ、かいゆっく・・・だめだよね・・・」
「そうね。でも、土下座してお願いしたら、ごはん恵んであげるわ。惨めったらしくお願いしてみなさい。」
『ご飯』・・・その一言を聞いた野良まりさは、一瞬の躊躇もしなかった。
「ゆぅ、ゆっぐぢ、ごはんさん・・・くださぃ。おでがいしますぅ・・・」
ぐしゃっ!ぐちっぐしぐし・・・べちょっ!!
私は、手に持っていた饅頭を地面に落して足で踏みにじり、
泥と饅頭を混ぜて潰した何かになったそれを、野良まりさの顔面にぶつけた。
「それあげるから、残さず食べて、さっさと失せなさい。臭いわ。」
「ゆ、ゆっぐぢありがどうございばずぅ。」
ざりっ!もしゃ、もしゃじゃりっ、もそもそもしゃりっ・・・
野良まりさは、何のためらいも無く、その泥饅頭を美味しそうに食べている。
その姿を、我が家の赤ゆっくり達は顔を青ざめながら眺めていた。
「これが、働くことを教わらなかったゆっくりの姿よ。」
「ゆ、ゆ、ゆぁぁああ!?こんなのとかいはじゃにゃいぃぃいいい!?」
「自分でご飯を集めるために働く事も、人間さんの言いつけどおり働く事も出来ないゆっくりはね、
這いつくばって、ゴミみたいなご飯を恵んでもらうか、のたれ死ぬしかないの。わかる?」
「ゆ、ゆぅぅうう、わがらないよぉぉぉ!!!!」
「働いて、ご飯をもらう。それが、どんなにゆっくり出来るかわかったでしょ。」
「ゆっぐぢりかいしちゃよぉぉ!!」
「じゃあ、続きを始めなさい!」
「ゆっくちがんばりゅよぉぉぉ!!」
今度こそしっかり理解してくれたようだ。
とりあえず、こうして赤ゆっくり達は、また無意味な小石運び作業に戻った。
労働の喜び、労働の価値をしっかりと理解して・・・・・・
3ヶ月後私は、
あの時以降毎日毎日、小石運びだけを続けてきたゆっくり達がおとなと呼べるサイズに成長したのを見とどけ、
眠っている間に全員、近所の森に捨ててきた。
成体用に集めた大きな石と、赤と青の輪っかを一緒に置いてきたので、
きっと今日も糧を得るために、必死で石を運び続けることだろう。
石を運び終えれば、誰かが餌をくれると信じて・・・
挿絵 by絵本あき
挿絵 by嘆きあき
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- このサイコ女、そのうち人殺しそう
こんな女に可愛いゆっくりはもったいないから俺が飼う -- 2023-05-27 02:30:07
- サイコパスクソ女かよ -- 2023-05-27 02:28:42
- 赤ゆって言うこと聞かせれば可愛いもんだな -- 2022-12-24 11:33:01
- 胴付き優遇といっても胴付きを虐待したら、それはそれで批判されそう。 -- 2021-08-12 17:33:57
- ↓お前が書けよ雑魚雑魚ちゃん♪ -- 2014-06-17 02:51:26
- ↓じゃあお前が自分で書け。そこまで言う程つまらないならブラウザ閉じろゲス -- 2012-11-09 02:50:25
- 胴付き優遇。ワンパ。書くの止めたら? -- 2012-10-05 23:06:19
- まりさは俺が始末します -- 2012-08-30 00:18:11
- ぱちゅとちぇんとみょんがほしいんだよー! -- 2012-07-18 13:27:38
- また胴付き優遇か -- 2011-10-20 12:13:51
- ちぇんは俺が貰う。銀バッジまで躾た後にらんしゃまと一緒に愛でる -- 2011-10-20 06:01:19
- みょんは俺が保護します
あとはてきとーに・・・します -- 2011-10-17 00:52:44
- >しかも「空手家は拳から出血したからといって修行をやめないだろうが」とコンクリオナニーを続けたそうな。
挿絵のぺにありすとこのコメントのインパクトが強すぎるよ!! -- 2010-10-28 10:16:24
- 「…ありす、ぺにす、ちぇん…」 -- 2010-09-29 23:13:23
- 挿絵のありすは何に興奮してるんだよ・・・石か?
コンクリートの床にチンコこすりつけるってオナニーして、チンコから出血した変態を思い出しちゃったよ。
しかも「空手家は拳から出血したからといって修行をやめないだろうが」とコンクリオナニーを続けたそうな。 -- 2010-08-25 22:02:29
- ちぇんとみょんだけ捨てないでー
-- 2010-08-10 19:56:32
- 良いお姉さんだ -- 2010-07-03 02:30:22
- ちぇんは飼ってあげて欲しい… -- 2010-06-27 10:38:27
- 面白かった。 -- 2010-06-21 02:38:09
最終更新:2010年05月25日 16:06