野良ゆっくりNo.3 16KB
虐待-普通 自業自得 仲違い 親子喧嘩 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 元気でました。とにかく終わらせてから考える事に.....
まぁ、そんなこんなで、ゆっくり親子を飼う事になったのだが、いつものようにゲスなゆっくりをイビリ倒して嬲り殺すのではなく。
親子愛をめいっぱい育ませてから、じわじわと責めようと画策していたけど、思いがけない方向に進んでいくゆっくり親子共。
ここはとりあえず暢気に育てて行く末を見たくなったのが正直なところだ。はてさてどうなることやら.......。
「なぁ、おめーらっていつもそんなバカなことやってんのか?」
「ゆぅ、おにーさん!ゆっくりしていってね!」
「していってね!!」
「は~な~ちぇ~!!れいにゅをはやくはなちゅんだよ~!!にゃにやっちぇんだ!このぐぢゅ!!」
「あいかわらずひでぇな、このクソガキは。」
「しっかし、なんでこうも....ププププ......しっかりと...嵌まり込んで....ゲタゲタゲタ!!何でこいつは勝手に生首晒してんだ?」
「おにーさん。」
「お!なんだ?クソガキ!」
「おにーさん、れいむはこれでも、れいむのかわいいいもうとなんです。どうかたすけてあげてください。」
「....れ...れいむ....あんたってこは....なんてやさしいこなの?....。」
「..ププププ....助けろって言われてもなぁ......まぁいいや、どれ!」
俺がコイツを助けたら、またおめーら餌食われんぞ!でも、それがまた面白いことになりそうだ......。
「しっかし綺麗に嵌ってんな。こんなもん押せば....簡...単に....あれぇ?...なかなか...この...あ、やべ!駄目だなこれ」
「いじゃっ!いじゃ!いじゃいいいい!!こにょくじゅ!にゃめろ~!おしゅにゃ~!いぎぃ!いぎぎぎぎ!うじゅっ!」
緑の網の蓋から飛び出している末っ子のれいむの頭を親指でぐいぐい押し込もうとしたが、なんせ相手は饅頭風情、ただ単に親指が末っ子の
れいむの頭にめり込むだけだ。何度押しても一向に蓋から外れる気配は無く、押すたびにひしゃげた顔から目玉が飛び出したり引っ込んだり
で何か悪い夢でも見ているようだ。
「ひぐぅ....ぎぃ...このくしょじじぃ......。」
「....おちびちゃん.....。」
「れいむぅ....。」
「ん~押してもダメかぁ~。.......お、そうだ!」
そういや「押してダメなら引いてみろ」と、昔からよく言うな。ならば下から引っ張ってみるか......。
俺は末っ子のれいむが嵌った水槽型虫かごの蓋を末っ子のれいむごと外して下から掴んで引っ張ってみることにした。
「いぎゃぁぁっぁあああ!!いぎぃぃぃいいいいい!ちゅ!ちゅ....ちゅぎれりゅぅぅぅうう!れいみゅのおにゃかしゃんがちゅぎゅれるぅううう!」
緑の網の蓋の下にぶら下がっている末っ子のれいむの体を鷲づかみにして何度も引き抜こうと引っ張ってみたが、全然抜ける気配は無く、
ただ醜くひょうたん型に太って下に垂れ下がっている末っ子のれいむの体が伸びるだけだ。ギューッと引くと末っ子のれいむの首から
下が伸びて皮が薄くなり、薄くなった皮の向こうで、もぞもぞと体内の餡が蠢いているのが見える。
で、それを何度も繰り返すと、とっても面白い。
引いたときは「ぎにゅあああああ!」と叫び、強めに戻してやると体内の餡が顔に集中して顔をパンパンにさせる、その圧力で目が押し出され
今にも飛び出そうだ。目尻には薄っすら黒い餡が滲み出ている。
さらにもう一度引っ張ると顔に集中した餡が顔に留まり、体の皮が引っ張られ、顔に残った餡の圧力がさらに上がる。末っ子のれいむの目玉は常に
体の表面から2~3ミリ飛び出している。
でも、俺はやめない
だって面白いんだもの。
で、また押す。
今度は飛び出している顔が膨らんだ!これは愉快だ。最初に見た時よりも1.5倍になろうとしていた。ただ丸く大きくなるのではなく、
頬、おでこ、唇と、柔らかそうな所が醜く腫れたように膨らみ、目はさらに飛び出て、今にも零れそうになるくらい飛び出す。
おんもしれえええええええ!!!
んで、引く
「ぎゅぎょああああ!ちゅぎゅれりゅうううう!れいみゅおがじぐなりゅううううううう!!!....げぐぼぁああぁぁぁ。」
とうとう口から多量の餡が出てきちゃった。
「おにーさん!おねがいだからやめてあげてね!れいむくるしそうだよ!」
「おにーさん、やめてあげてください。おちびちゃんは、おちびちゃんは......そんなんでもれいむのおちびちゃんなんです!」
親のれいむがお得意のポーズ「ゆっくり式土下座」で額をガンガンと足台に打ち付けて「おねがいしますおねがいします」を連呼している。
俺もここで殺すのはちょっと惜しいので、こいつらの願いを聞き入れた。
「ん~ちょっと無理だなぁ。」(まぁ頭を摘んで萎ませれば簡単に抜けたんだが)
「最後にもう一回頭を押してみるかぁ」←かなり棒読み
本当は、パンパンになった頭を直接押すとどうなるか見たかった.....。
期待に胸をパンパンにした俺はパンパンになった末っ子のれいむの頭をもう一度押そうとした。
その時!
「いってぇえええええ!いてぇ!こ...こいつ!噛みやがった!」
頭を押そうと親指を近づけたら瀕死の末っ子のれいむが急に噛み付きやがった。砂糖菓子の歯で噛まれたのでたいしたことは無いが
急に噛まれるとやっぱ痛い。痛いというかびっくりした!
「きょの...きょのくしょじじぃ!.....にょくも....にょくもきゃわいいれいみゅをいじゅめたな!いいきゅみだ!げしゅなくしょじじぃ!
くしょじじぃなんか、さっさとちゅねばいいのに!」
あぁ。やっぱ、こいつはここで潰すか。
冷静にそう思ったが、せっかく今まで我慢した意味が無くなる。コイツにはもっとお似合いの死に様があると思い、グッと堪えた。
「おちびちゃん!おちびちゃ....ん....おにーさんになんてこというの......どうして..どうして...。」
「おにーーーーさーーーんごべんんざいいいいい。れいむが、がわりにあばやりまずあばやりばず.......。」
「いや、いいんだれいむ。俺は全然気にしてないから。」
「ぉぉぉぉおおおにいいざあああんんん。あじがどうごじゃいまずううううう。れいむのおちびじゃんをゆるしてくれてあじがどうごじゃいまず。」
「おにーさんおにーさん!だーいすきだーいすきだーいすき......れいむ、ほんとうにおにーざんがだいずぎでずぅうう」
うへぇきもちわりぃ。どうせなら人間、いや可愛い女の子に言われたいぜ。まったく....。
「でも、許さないよ」
「ゆっ!」
「ゆっ!」
「まぁ、とりあえず今は生かして置いてやる。そうだなぁ~このクソガキは暫くこのままだな」
「ありがとうございますありがとうございます、れいむは「ぜいったく」いいません。おちびちゃんがいきているだけでじゅうぶんです。」
「れいむもれいむも「ぜいったく」いいません、おにーさんだーいすき」
だ~か~ら~。もう饅頭からの「大好き」宣言はいいってよ!いい加減鬱になるわっ!
「そんじゃコイツは元通りな、まぁ飲まず食わずはなんだから足台の下に置いてやる、水だの餌だのやりたかったら足台から蓋に飛び乗って
与えればいい。ここならそれもできるだろう。」
そう言うと俺は足台のすぐ脇に水槽型虫かごを置いた。無論蓋はしっかりと元通りで。
「だしぇぇぇ!はやきゅれいみゅしゃまをここからだしぇええええ!このげしゅ!くじゅ!くしょじじぃいいいい」
「れいむ!!いいかげんにしなさい!あんたってこは!ほんとうにいいかげんになさい!」
「そうよれいむ!ほんとうにおねーちゃんは、れいむのことがだいっきらいになるよ!」
「.....ゆぅ....ゆぅうう。ゆっきゅりりきゃいしちゃから.....おねーしゃん.....れいみゅのきょちょ...きゅらいになりゃにゃいで...。」
そう言うと末っ子のれいむは押し黙って為すがままにぶらぶらと揺れていた。
ここで位置関係がぼやけてしまったので、もう一度おさらいすると。「れいむ一家の新しいお家>窓の下に置いてある足台>水槽型虫かご」と、なる。
れいむ一家の新しいお家は元々飼い犬の為にあった犬小屋の流用品で、ちょっとした足が付いている。そのおかげで雨期の浸水は問題なく免れる構造だ。
でも、その足のおかげで地面からは直接れいむ一家の姉のれいむは新しいお家には入れない。それで、れいむ一家の新しいお家は足台のすぐ傍に置いてある。
次に足台だが、それは薄いコンクリートで出来た板であり、主に庭から窓を経て家の中に入る際、履物を直接地面に置かなくて済むようにと使われる。
また地面から直接家の中に入る際、その段差を緩和させるための台でもある。そして足台の高さは丁度れいむ一家の新しいお家の出入り口と地面との中間の
高さにあり足台の上にはジャンプすることによって簡単に登れる状態だ。普段のれいむ一家の動線は地面からジャンプして足台に登り。
足台からさらにジャンプして新しいお家に入る感じになる。
最後に末っ子のれいむが綺麗に嵌っている水槽型の虫かごだ。末っ子のれいむの頭が飛び出している蓋の部分の高さは最初に説明した「れいむ一家
の新しいお家」の入り口の高さと等しく、当初足台の上に置かれていた水槽型の虫かごの蓋部分には姉のれいむがジャンプしても届かない位置にあるのは
これらの説明で理解できると思う。
現在は水槽型の虫かごは足台のすぐ脇に置いてあるため姉のれいむでも簡単に末っ子のれいむの目の前に行けるようになっている。
(おかーさん、なんだかれいむ達とおにーさん以外の誰かが説明補足台詞を喋っているような気がしてゆっくりできないよ)←本筋とは関係ないっす。
「あーなんだか疲れたので俺はもう寝る!お前らも、もう寝ろ!近所迷惑になるから騒ぐなよ。」
「はーい、おにーさん。ゆっくりおやすみなさい。」
「ゆあーい!ゆっくりおやすみなさい。」
「.......。」
カラカラカラ....ピシャリ!ガチャ。
「おにーさん、ねちゃったね。」
「ふぅ、おかーさんもなんだかつかれちゃったよ。」
「おかーさん、ゆっくりしていってね。」
「おちびちゃんも、ゆっくりしていってね。」
「ねぇ、おかーさん。れいむさむくないかな?」
「そうねぇ.....。そうだ!れいむ、これをおちびちゃんにかけてあげてね」
そう言うと親のれいむは「こーでねいと」の際に見つけたボロボロに穴が開いた軍手を、お家の奥から引っ張り出して姉のれいむの渡した。
「ゆぅ、それは「めいっあん」だね、おかーさん!」
「れいむ、いくられいむがすきだからといって、あんまりあまやかしちゃだめよ。」
「はーい、れいむゆっくりりかいしたよ。」
姉のれいむは嬉しそうにボロボロに穴が開いた軍手を咥えて、足取り軽くポンポンと末っ子のれいむの傍らに跳ねて行った。
「れいむ、だいじょうぶ?」
「.......おねーしゃ...。」
「れいむ、いまはこれしかできないけどがまんしてね。」
姉のれいむは咥えてきたボロボロに穴が開いた軍手を、そっと優しく末っ子のれいむの頭にかけてやった。
「.....おねーしゃん、あっちゃきゃいよ...。」
「れいむ、きょうのれいむはだめなれいむだったよ。」
「.....。」
「.....おねーしゃん..ありゅぎゃちょうにぇ...。」
「れいむ....。」
「.....おねーしゃん、れいにゅ......「ごーくごく」しちゃいよ。」
「ゆぅ。「ごーくごく」ねぇ。」
「れいにゅ「ごーくごく」しちゃいにょおおお!」
「わかったわ、れいむ。ちょっとゆっくりまっててね。」
「....ゆぅ、れいにゅゆっきゅりりかいしちゃよ、いみゃしゅぐでいいにょ。」
姉のれいむは末っ子のれいむのために地面に置いてある水が入った皿に向かって進んだ。正確には水が入った皿が置いてあった所に.......
姉のれいむは蓋の上からポンと足台に飛び降り、そこからさらに地面に飛び降りた。
そこはまるで真っ暗な闇の世界、明るい時はすぐ傍にあったはずの皿はすっかり闇の世界に飲み込まれてしまい。皿は闇の力によって
遥か遠くに押しやられたかのように感じた。
「ゆぅ....ゆぅ...まっくらでこわいよ...ゆっくりできないよ......たしか、このへんに.....ゆ!これだわ!」
闇の世界の中を彷徨っていた姉のれいむは突然、頬に当たる無機質で、とても冷ややかな物体が今まで探し求めていた水が入った皿だと瞬時に理解した。
「やっとあったわ、でもどうやってれいむに....。」
「そうだ!おくちにいれて「ごーくごく」しないで「ぷくー」したまま、れいむのところにいって「ぴゅー」してあげればいいわ!」
これは名案と思った姉のれいむは身軽にポンと皿の淵に飛び乗った。
ズルッ、バチャ!
姉のれいむは皿の中に落ちてしまった。
暗闇で目測を誤ったせいでもあるが、すべらかな陶器で出来た皿は夜露で濡れていた。
「ゆぅー!ゆぅー!ゆぅー!ゆわっぷ!ゆわっぷ!」
姉のれいむは必死に皿の水からの脱出を試みたが、なかなか出られない。その水の入った皿は元々、前に飼っていた犬用の皿で内部は緩やかな
曲線を描いたすり鉢状の形をしていた。さらに姉のれいむの体の表面は少しづつ水でふやけてヌルヌルになっているのも原因だ。
「ゆぅうううううう!れいむとけちゃうううう!!!あんこさんでちゃうよおおおおおおお!!」
水に長時間浸かる、皮が溶ける、中身の餡子が出る、死。
これらのプロセスは、ゆっくりにとって非常に重要な危険シグナルである、まだまだ幼い姉のれいむにも理解できるように「本能的知識」として、
先祖代々餡子遺伝子を経て、今も餡子脳に組み込まれている。誰に教わるのでもなく最初から知っている知識、ゆっくり種はいまだ多くの謎のベールに
包まれている。
皿の中の水で徐々にふやけながらも姉のれいむは冷静に脱出の手法を変えた。今度は「の~びのび」によって脱出する事を思いつき、
昼間に青虫さんと遊んだ経験を生かしてなんとか無事に皿の外に脱出した。
「ゆひぃ~れいむ、びっくりしたよ。でも、もうだいじょうぶ!れいむ、ゆっくりおもいついたよ。」
そう言うと姉のれいむは皿の淵には飛び乗らず。ギリギリの所で立ち止まって、そこから皿の中に向かって「の~びのび」を始めた。
姉のれいむの思惑は的中、なんの危険もなく水面に口が届いたのだ。ただし「の~びのび」しているので「ぷくー」の時のように頬にいっぱい
水は含めないが成功は成功なので満足げだ。
「んっんん~♪」
姉のれいむは上機嫌で末っ子のれいむの目の前に現われた。
「おにぇーしゃんおしょいよ、れーみゅはやきゅ「ごーくごく」したいにょといっちゃのに!」
「ん~ん、んんん!んんん。」
「おにぇーしゃん!ちゃんちょしゃべってにょ!ばきゃにゃの?しにゅの?」
「んんんんん!んんん!んんんんんんー!」
「おにぇーちゃんはきっちょ、ばきゃがうちゅったのだにょ!あのくじゅのばきゃがうちゅったんだにょ!あんにゃくじゅはちゃっちゃとちんでね!」
「ぼぇあああ...ジャバジャバジャバ...........れいむ...おねーちゃん......ほんとうにおこったよ。」
「ゆ?おにぇーちゃんにゃんでおきょっちゅるの?」
「おねーちゃんはぜんぜん「はんっせい」しないで、おにーさんのわるくちばっかりいうれいむのことが.....だいっきらい!」
「ゆ!ゆ!ゆ!ゆゆゆー!にゃんでー!にゃんできゅらいににゃるのー!にゃんでー!れいみゅなんにもわりゅくにゃいのにいいいいい!!」
怒り心頭の姉のれいむは無言でクルリと踵を返し、黙って足早に親のれいむが待つお家の中にポンポンと跳ねて行ってしまった。
「ゆわあああ!おにぇーちゃんいきゃないでえええええ!!にゃんでー!にゃんでいっちゃうのー!おにぇーちゃーん!」
もうすでに末っ子のれいむの目には姉のれいむの姿は写っては居なかった。
「にゃんで...にゃんで...れいみゅわりゅくないよ...ゆっきゅりわきゃらないよ...にゃんでれいみゅばっきゃり....。」
末っ子のれいむは目の前で光る姉のれいむが口から吐き出した水の水滴を長い舌で力なく舐め取っている。
舐め取った場所には新たに甘い水滴が、ひとつふたつと光っていた。
~~~翌朝~~~
「ん!んん~れいむ、ゆっくりおきたわ。おちびちゃんおはよう。」
「ゆぅ...ゆぅ...」
「ゆぅ~♪れいむのおちびちゃんは、おねぼうだねぇ。でも、かわいいねがおが、とってもゆっくりしているわ♪」
「....ゆぁ?おかーさん。」
「おちびちゃん、ゆっくりおこしちゃった?かわいい、れいむのおちびちゃん。おはよう。
「おかーしゃん、おはよう!れいむ、ゆっくりおきた~♪」
「おはよう、れいむ。ゆっくりしていってね!」
「おかーさんも、ゆっくりしていってね!」
「れいむ、あさのおさんぽにいってくる~!」
「おかーさんは、あさごはんさんのよういがあるから、おちびちゃんひとりでいきなさい。」
「れいむ、ゆっくりりかいしたよ。いってきま~す。」
「れいむ~きをつけてね~!」
「はーい♪」
姉のれいむは元気良く庭の地面に躍り出た。そこは昨夜の漆黒の闇とは同じと思えないほど、大地の生命力溢れる若草の草原であった。
頭の上からは春の暖かな日差しが射しており、世の中の幸せがすべて降り注いでいるかのような錯覚さえ覚えるほどであった。
「はぁ~とってもゆっくりしたきぶんだわ。」
思わず姉のれいむは口に出して感想を述べてしまうほど感激していた。
「ゆ!ゆ!ゆ!とってもゆっくりしていそうなおみずさんが、あっちにもこっちにもある~♪」
姉のれいむは自分の周りにある青々とした若草に、美しいアクセサリーのような朝露の水滴を見つけた。
「ゆっくり、あじみするよ!.........おいちいいいいいい!おかーさん!おかーさん!すごいよ!すごいゆっくりできるおみずさんがいっぱいあるよ!
いっしょに「ぺーろぺろ」しょうよ~♪」
「おちびちゃ~ん♪ごはんさんのじかんよ~♪いっしょに「むーしゃむしゃ」しようね~♪」
「ゆあ~い♪」
「...........ゆぁ.........うぐ.........ぎぃ......。」
「ゆ?」
「おちびちゃ~ん♪はやくおいで~♪」
「ゆぅ~♪」
姉のれいむは一瞬なにかとっても冷たいものを感じたが、暖かな親のれいむの鈴の音のような呼び声に包まれ、何事も無かったように
親のれいむの元へ跳ねていった。
先ほど、春の暖かな日差し、大地の生命力、そして当たり前のように絶え間なく注がれる母の愛情を小さな体でめいっぱい受けて「ゆん生」
最高の幸せを感じていた姉のれいむを凍てつかせた声の主は。
末っ子のれいむであった。
たった一瞬だが、その寒さは末っ子のれいむの心の温度であった。命の灯火が消えかけている者の心の温度は一瞬で相手を凍てつかせる。
「...ゆぎ...ゆぎ....ゆぎぎぎ..........ゆぎゃいよ.....しゃむいよ....あんにょが....あんにょがうぎょかない....れいみゅのうちゅくちい
あんよしゃんが....つめたい....。」
春とはいえ夜の帳が落ちた後の外は、とても暗く、寒い。
だが、本当に牙を剥くのは漆黒の闇が広がる夜ではなく。
薄っすら明るくなる早朝に、朝もやのベールに身を隠しながらやってくる。
それは先ほど姉のれいむに一時の幸せを分け与えた
朝露だ。
一晩、外で放置された末っ子のれいむに容赦なく牙を剥く朝露。
朝露は末っ子のれいむの全身に牙を剥いて喰らい付く。かろうじて蓋から飛び出た頭部には、姉のれいむが掛けたボロボロに穴が開いた軍手で
守られたが、その下にぶら下がる無防備な体は成す術もなく朝露の牙に蹂躙されていた。
常に重力と言う力に引き伸ばされ薄くなった皮は付着した朝露によってふやけてしまい、表面は溶けだした皮と朝露の水分がぬらりと濁った膜を作る。
頭から下の体は常に幾万本の針を緻密に刺されたような激痛が走り。自分の思い通りに動き、そして自分をいろんな所に連れ出してくれた足は
もう、動かない。
「いじゃい...いじゃいよ...ざむいよ...あじざんゆっぐりうぎょいてね....れいみゅのあじざん...れいみゅ...ざびじいよ..おねーしゃん..。」
もう、末っ子のれいむには大きな声で悪態をつく力も残っては居ない。
「おいっすー!元気がねぇな~。おいっすー!ん?.....おわっ!なんじゃこりゃ?気持ち悪ぃなぁ~。
つづく.....と、いうか纏め切れなくて続いてしまう。あともう少しお付き合いください。
挿絵 by街中あき
挿絵 by街中あき
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- げすな妹霊夢にはゆっくりせいっさいしようね!!! -- 2016-03-18 18:01:03
- 結局、このままくたばりそうなのがなぁw
個人的には愛想尽かした家族のせいっさいっでつぶれるのが希望なんだがw -- 2011-07-14 21:06:36
- ゲスな分、めっちゃしぶといなw -- 2011-01-13 21:26:34
- ゲスを駆除しない人間もれいむ親子もまとめて潰したい -- 2010-12-11 12:34:53
- 良い絵だ。妹れいにゅのウザさが眉毛からひしひしと伝わってくるぜ! -- 2010-08-21 10:36:12
- ↓ヒント遺伝 -- 2010-08-19 12:20:33
- 同じ母体から生まれ、同じ環境で育ったのに、この差は何…?
「兄より優れた弟などいない!」って世紀末に誰かが言ってたけれど…ゆっくり界はそうなのかな。 -- 2010-07-14 12:43:23
- いや、簡単に殺さないで反省するまで長期間苦しめるべきだ。まあちゃんと反省したとしても最後はどのみち潰すんだけど -- 2010-07-12 00:23:54
- 何が、しゃむいよぉ~しゃみちぃよぉ~、だwはwやwくwくwたwばwれw -- 2010-07-03 02:47:19
- 子でいぶ、壮絶に苦しんで無残に死ね -- 2010-06-21 19:41:07
- はやく死ねよクソれいむww -- 2010-06-18 06:28:22
- ざまあwwww -- 2010-06-06 15:01:21
最終更新:2010年05月25日 18:31