ふたば系ゆっくりいじめ 1350 ゆっくり研究所

注意
 *人間メインです
 *ゆっくりの繁殖力は現実的です
 *希少種相手にも容赦ありません
 *希少種は優秀じゃないと嫌な人にはお勧め出来ません  
 *独自設定あり
 *考察系です




とある高校の昼休み…



「なぁ、ゆっくりって何で絶滅しないのかな?」
僕はゆっくりに詳しい(虐)友人にこんな疑問をぶつけてみた
「そりゃ、バカみたいに増えるから絶滅なんてしないだろw」
「でも、ゆっくりの繁殖力ってネズミより遥かに下だろ?」
ネズミは一度に9匹生むのに対して
姉が飼っているれいむは三匹だった
「それでも十分すぎるだろ」
「でも大規模駆除とかされるじゃん」
「なら地面からかってに生えてくるんだろ」
「でも…」「いや…」「だからな…」


昼休みが終わるまでこの論議の決着は着かなかった


本当ならこのまま話が流れて終わりなんだろうが
お互いゆっくりに思い入れがあり、お互いが譲れない思いが有った為
一か月近く論議は続いた…

そして、最終的な決着をつけるためゆっくりについて一番詳しい情報がある研究所に向かった







「ゆっくり研究所」






ゆっくり研究所…
政府が立ち上げたゆっくり専門の研究機関であり
各大学企業の優秀な人材を集めてゆっくりを調査している所である
主な仕事は
ゆっくりの生態調査
    対薬品開発
    ゆ体実験
    品種改良などである。

政府の重要な機関であり、唯の学生である俺達が気軽で入れる場所では無いが
自分には多少のコネが有ったので何とか入れてもらえた…








「なるほどね…○○君達はゆっくりが何で絶滅しないか聞きに来たのか」
若い白衣の男性がやさしく対応してくれた
「下らない事で訪ねてすみません…」
「いやいや、君の姉には良く御世話になったからね」
この男性は姉の小さい頃からの幼馴染で自分も良く遊んでもらった親しい人である。
「えーと…ゆっくりが絶滅しない理由って繁殖力がバカみたいに有るからですよね?」
研究所独自の雰囲気に戸惑いながらも友人は訪ねた。

「結論から言うと…違うよ」
「「えっ!?」」
一番根拠がある説がアッサリ否定されてしまった
「ゆっくりの繁殖力は確かに高いですがゴキブリに比べれば数百分の一
ネズミが相手でも十分の一以下です」
そのあと繁殖力について丁寧に説明してもらった
ゴキブリは一回の繁殖で約40匹
ネズミは6~9匹ほど
ゆっくりは植物型で平均で6~8程、胎生型で2~3匹

で一年での繁殖力はと言うと…
同じ条件下で一組の組みから…
ゴキブリ約20.000匹
ネズミで約10.000匹
ゆっくりは約50匹ほど増える…桁が違いすぎる。

話を聞くとゴキブリとネズミは見つかり難い事もあるが繁殖可能時期までの期間が短く、殆どが繁殖可能時期まで成長した上
一夫多妻制で二度目の繁殖で、増える数が桁違いに上がる。
野生のゆっくりは繁殖可能になるまでの期間が長く、それまでに半数以上が死ぬのが数の決定的な差の原因らしい。

一応、加工場で無理させれば一か月で一組から1.000匹産まれるらしい(殆どの母体は半月でストレスで死ぬ)が
自然だと絶対に無理だ…ゴキブリと違い赤ゆは親の加護が無ければ生きていけない。


「なら何故?ゆっくりは絶滅しないんですか?」
一番の有力候補が消え、戸惑いながらも友人は次の質問をぶつけた

「ドスまりさを知ってるかい?」
白衣のお兄さんは笑顔で語りかけてきた
「知ってます、確か大きいまりさ種ですよね?」
実物は見たこと無いが知識だけなら知っている。
「わかった!!ドスまりさが居る群れだけ爆発的に増えているのか!!」
友人は勢い良く答えた
「残念!!でも半分正解」
お兄さんは指を鳴らして大げさなアクションをとりながら答えた
「確かにドスまりさの群れは安全だから絶滅は免れるよ
けど繁殖力で行くと群れの1.2~1.5倍ぐらいしか増えなんだよね」

「ウソ!」
友人は目を大きく開いて驚いていた。
僕も驚いた
「ドスによってはスッキリ制限してる群れもあるし
家族ごと追放するドスもいるし
安全な御蔭で危機感が無いからあんまり増えないんだよ」
お兄さんは笑顔で話を続けた。
「ゆっくりが絶滅しないのはドスに守られたゆっくりが高確率で生き残るからなんだよ
だから…」
お兄さんは一息ついて
「数が年々減少してもドスが居る限り絶滅は有り得ないんだよ」
さらりと爆弾発言が飛び出してきました。

「「数が減っている!?」」
この発言には本当に俺も友人も驚いた。
ゆっくりって絶対に減らない印象が有ったんだけどな…

「あくまで野生のゆっくりの話ですけど、
初めてゆっくりが現れた当時に比べてもう半分も居ませんね」
お兄さんは一息つくと理由を話してくれた

理由は人間の手による自然破壊
周辺の町村による駆除
群れ規模での越冬の失敗などを挙げてくれた

「なら!!野良ゆっくりはどうですか?」
友人は先程の「野生」と言った部分に着目して次の質問を浴びせた
「野良の場合…場所によりますが自然以上にゆっくりに厳しいかんきょうですからね。
爆発的に増えるような事はありませんね」
「そうですか…」

友人は落ち込んでいる。
ゆっくりを虐待するのが趣味な友人にとってゆっくりが減るのは死活問題なんだろう。
だが此処で僕は一つの疑問が出てきた。





「希少種はどうなんですか?」
基本種より優秀だと言われているゆっくりも同じ運命なんだろうか



「希少種と言っても色んなタイプが居るけど、色々な理由で減って行ってるね」
「色々な理由?」
「例えば、るーみあ、みずちー、は捕食種なの基本種以下の知能と身体能力しか持たないから
獲物に返り討ちに会う可能性が高い」
そう言うと実際の映像を見せて貰いながら説明された。
「ほしょくなのかー!!」
「ちんちん!!」

映像には成体ゆっくりや子ゆっくりを襲うるーみあ、みずちーの映像が流れていたが


「「げすはしね!!!!!!!!!」」

成体に挑んだるーみあ、みすちーは100%の確率で返り討ち
子ゆっくりを襲ったのも50%の確率で近くの親に撃退されてる


「これで同じ捕食種のれみりぁ、ふらん、からも餌として狙われてるから自然界ではもう殆ど残っていないだろうね」
「れいむ以上のバカで弱さ……哀れ過ぎて言葉がでねよ…」
虐待趣味の友人がホントに憐れむほど確かに酷い

彼女達が子ゆっくりを狙ったのは映像を見た限り単に目についたからと言うのは殆ど
中にはスキ狙った個体もいたが、多くは親が近くに居ても気にしないで正面から突撃→返り討ち→食料化と言う展開





「次は逆に優秀過ぎるタイプだね」
映像にはゆっくりかなこ、ゆっくりゆかりんが其々群れを指揮している姿が有った。
かなり的確に指示を出したりして優秀なのが分かる

「優秀だから希少種なんですか?」
「基本、上に立つゆっくりで基本子を持とうと言う考えに、至らないみたいなんだ」
確かに長って大へん・・・アレ?ゆうかりんの代わりにらんが指揮を執ってるぞ?
「ゆかりん種は一日の半分以上寝て過ごす上に、秋から春まで冬眠するから
その間に群れが壊滅してる事も有るみたいだね」
お兄さんが説明してくれている間にかなこの群れでも異変が起きた。

「かなこがこのむれのおさだよ!!」
「ちがうよ!!かなここそこのむれのおさだよ!!」

「「オンバシラー!!」」


別個体の若いかなこと長かなこが戦い始めた
「長タイプの希少種は長の座を巡って決闘をする事もあるんだ」
ようは猿のボス争いか…

「オンバシラー!!!」
「ゆっ!!!」
若かなこのオンバシラが長かなこの顔に直撃して顔の一部が消し飛んだ

勝ったのは若い方のかなこみたいだ


「うわぁぁぁ、かなこのしめなわがぁぁぁ!!!!」
勝負は着いたはずなのに若かなこが長かなこのおかざりを破壊していく
「もう勝負は着いた筈なのになぜ?」
「負けた、かなこは二度と長になれないようにかざりを破壊されるんだ」


「すわこぉぉ!!さなえぇぇぇ!!」
元長かなこ顔の三分の一が消し飛ぶ重傷の状態で群れの広場に放置されいた
最愛の家族の名を叫ぶが誰も寄り添う者は居ない
元長かなこは中身が漏れて死ぬまでの三日間誰からも相手にされる事無く息を引き取った

「群れの奴等、薄情だな・・・」
友人の言う通りだと僕も思う

「そうでも無いよ。かなこの重要性はその戦闘力の高さだからね。
高い戦闘力で外敵から群れを守る代わりに、群れから食料を分けて貰うのが、かなこ種の特性
だから負けた上にかざりが破壊され認識されなく成ったかなこは信仰を失うのさ」
「かなこと一緒に住んでるすわこ、さなえもですか?」
「彼女達にとって重要なのは、かなこ種と一緒に或る事だからね。
現に問題無く群れが運営されているだろう?」

確かに若かなこが長に成った後も以前と変わらず群れが運営されている

「長は群れに一匹居れば良い…
だから優秀な希少種はお互いを消し合い数を多く減らした。
さらに、自分にとって代わる可能性もある自分の子を産まないようにした」
成るほど…
それが優秀がゆえに希少種になる理由ですか…




その後も色々な希少種が減っている理由を教えてもらった

危険性により人為的に駆除される、ふらん、ゆゆこ…
他の種との関係を立ってゆっくり減って行く、ゆうか…
人間やクマ相手に戦いを挑む、ちるの…
特徴も人気も無く空気になって行く面々…




色々聞けて満足した僕と友人と一緒に帰ろうとすると…

「君達、折角来たんだ、研究所の内部を見学していかないか?」
僕と友人は速攻でハイと答えた。



最初に連れて行かれたのは『限界』を研究する部屋らしい

「ゆっくり、きろくをこうしんするよ!!」
ガラスの壁の向こうで3mのハードルに挑戦するれいむ種や
「ほかのまりさにはまけないんだぜ!!」
流れる水の上を必死で逆流するまりさ種
「むきゅ!!9×7は63よ!!」
計算問題を解くぱちゅりー種などが居た

どうやら、訓練すればどれだけゆっくりのスペックが上がるか実験しているみたいだ。
僕は面白いと思ったが友人は退屈そうだった。



次の部屋は『品種改良』の研究をする部屋だそうだ

「プクプク~♪(おみずのなかはゆっくりできるよ)」
水槽の中で泳ぐれいむ
「いいぐあいにやけたんだぜ!!」
オーブンで焼かれても焦げ茶になるだけのまりさ
「むきゅむきゅ!!」
高速のランニングマシーンの上を走るぱちゅりー

此処ではペット用やゆ害対策用の希少種や変異種を元に基本種の改良をしているらしい






次に向かったのは『希少種&捕食種』と書かれた部屋だ


部屋の中には、れみりゃなどメジャーな捕食種からかなこ等の滅多にお目に掛かれない希少種が
白いケースに入れて居た。
「自由に中を見ていいよ」
お兄さんがそう言ってくれたので部屋の中を見回った。

僕はレアな希少種が観れると感動して見回っていたが
しばらくして、ケースのゆっくり達の様子がおかしい事に気付いた。

必死にケースに体当たりを繰り返す、さくや もこう ゆうか ふらん かなこ 
天井を見て悲観な顔なきめぇ丸
泣き叫ぶ れみりゃ すわこ さなえ
絶望的な顔で此方を見てくる らん ゆかりん えーりん さとり
何時もと変わらない ちるの るーみあ かぐや


僕は少し気になったので、お兄さんに聞いてみることにした

「それはね、彼女達は自分が辿る末路を知っているからだよ」
お兄さんはそう言った後、詳しい事は教えてくらなかった。



どうやら一般人が見学出来るのは此処までみたいで
これ以上は見せてもらえなかった…


僕と友人はお兄さんにお礼を言い研究所を後にした。









研究所(裏)


『希少種&捕食種』と書かれた部屋の地下

「おお・・・・!!」
一匹のきめえ丸が台の上で色々弄られていた

きめぇ丸は分からなかった
何故人間にこんな目に遭わされるのか

人間に理由を説いても誰も答えてくれず

有無を言わず飾りは取られ

髪も毟られ

目玉を取られたり

強制的に繁殖させられたり

頭を切られて中身を混ぜられた事もあった…

正直生きているのが苦しい…

死にたいけれど死ねない…死にかければ的確な治療で再生させられてしまう。

「ころしてくれませんか?」
以前、きめぇ丸は人間に頼んだがだれも答えてくれなかった

きめぇ丸は、ある実験で作られた薬の副作用で死ぬまで苦しみ続けた。








「ゆ゛っ……お゛ね゛がい゛でずぅ……ゆ゛る゛じでぇ……」
別の台ではゆうかを解剖していた

このゆうかは自分の花畑の花を無断に採った人間の子供を傷つけた事で
此処に連れてこられた



研究者達は、ゆうかの懇願を無視しメスで的確に体を刻んで分解していった

ゆうかは体中を切り刻まれ
体中の餡子や中枢餡を削り採られたり
体の中を調べられた後元の形に戻された。

体を弄られる度に、死んだ方がマシな激痛が走るがゆうかも又
治療により死ぬことが出来なかった



このゆうかは長年多くのゆ体実験をされた後
繁殖用として20匹のゆうかを産んだ後、力尽きて死んだ




その他の台でも同じように かなこ らん うどんげ等が同じ目に遭っていた


希少種愛好家が見れば気絶しそうな光景である。

希少種を知る人は通常のゆっくりとは違うと思う人が多いが
研究者にとって観れば、両方ゆっくりである事に違い無く
むしろ、希少種の特殊性から徹底的に調べられ解剖される。

もったいないと思う人が居るがゆっくりは生命力が非常に強く
限度を過ぎなければ死なないし、自然界に不適合で数が少ない種も居るので
希少種と言えど数は増えるタイプの種類が多い(さなえ種等)。
各研究所では繁殖用の希少種、観察用の希少種、実験用の希少種が在り
滞る事無く希少種も含めたゆっくりの研究を進めている。


研究所その他にも群れ規模のゆっくりの観察やドス級のゆっくりや特殊な基本種を研究しているが
その話はまた今度…














あとがき

駄文をすみません…
前半の絶滅しない理由を真面目に考察した結果
何処からか沸いてくると言う考えを除くと、絶滅しないまでも数は減ると考えた結果です。
基本原作もゆっくりも全部好きです。
だから後半の希少種虐待は苛めたい衝動に負けてムシャクシャしてやった反省はしていない

あと独自希少種設定ですが
元々ゆっくりの子共設定はゆっくりの希少度を下げる物だったはずなのに
個体が少ないと言う意味の希少種はどうかと思ったので量産可能設定にしました。

この世界では希少種は捨てられたら群れを作るタイプは真っ先に人間に駆除されて
弱いタイプは他の野良に消されます。

最後に本編と関係ありませんが




東方の新作ネタバレで悪いが
射命丸が能力とはいえ霊夢に最速の称号を奪われていたのは驚いた
このネタ使って、きめぇ丸虐待SS書こうと思うんだが良いかね?


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最終更新:2010年08月02日 19:47
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