いなか 7KB
【】 () ※を思いっきり使って蛇足と思える部分まで説明しています
うっとおしいと思った方は【】 () ※を飛ばして読むと
普段の自分のSSと同じくらい描写を省いた内容になります
「がんがんか…」
半月ぶりにデスマーチ(稲刈り的な意味で)から解放された僕が
ログやらSSを斜め読みしていると、またおもしろそうな虐待法が取り扱われていた。
特別注目度が高いわけでもないが
おもしろいSSでは何本か取り扱われている。
ようは音や振動による虐待(制裁や躾の要素が強い場合もある)らしい
んー、少し大雑把過ぎるくくりかもしれない
これだと電子レンジなんかの振動もがんがんに含まれそうだ
メリットとしては本体に影響を与えず(例外はあるが)
絶大なダメージを直接内部に与えることが出来るところだろうか
これもちょっと都会では出来ない虐待だなぁ…
マンションとかでやる時は相当防音に気をつけないと
自室では叫び声がうるさすぎて出来ないだろう
かといって口をふさいでやるなんて、虐待目的で行うなら悲鳴が聞けないじゃないか
こういうとき実家っていうのはやっぱりいい
僕の住んでいる地域は田舎なので、都会の野良ゆっくりとは趣の違う
昔ながらの野生のゆっくりというやつが沢山いる
一次産業がメインだった頃は害蟲扱いされていたが
十数年前から里山の自然を生かした地域づくりが始まって
野生動物の個体数管理とか生息域の把握とかが進むにつれ
しっかり数を管理して人間が手を入れてやれば
ゆっくりは森に色々と有益だということが明らかになったのだ
で、なんやかやあって
山の中にいるゆっくりは保護区と呼ばれる地域で幸せに生活し
時折山から降りてくるゆっくりたちは駆除されるでもなく
発見した人間の裁量でどういう風に扱ってもいい
よくある押しつけがましい過剰な愛でや病的なまでの排斥運動も
田舎特有の緩い気風の中で
なんだか知らないうち、にどちらも棲み分けがされているのだ。
だからここS本市では、山から降りてきたゆっくりは
沢山のあまあまをもって縁側でご老人と戯れたり
子供たちに混ざってサッカーや野球に興じたり
手作りのお菓子を振舞われることもあればする事もあれば
現役活躍中のボットン便所の清掃用に使われたり
サッカーやラグビーのボールとして扱われたり
餅と一緒に蒸篭(せいろ)で蒸されることもある
とはいえ両者に徹底する厳然たるルールは存在する。
飼うにせよ遊ぶにせよ【野生のゆっくりを家に入れる場合は消毒しましょう】というのが
小学生からご老人にまで浸透するゆっくり衛生の基本だ
なんだかんだ言って田舎なので子供や老人の比率がちょっと余所よりとんがっている
何か悪い病気がはやればローカルテレビのお悔やみコーナーが15分番組なったりすることもある
というわけで殆どのご家庭に専用のスプレーやウェットティッシュの様な
除菌アイテムが必ず用意されている。
というわけで虐待を趣味にする僕の様な人間としてもコレは普通に行う
排気ガスや汚染物質で畸形だらけの都会の野良よりはマシかもしれないが
なんだかんだで山の生き物だから変な病気を持っていると嫌なので
ゴム手袋をしたまま掴んでビニール袋に入れて
向こうで衝動買いした寸胴で煮沸消毒するのが最近のトレンドだ
その絶叫たるや最高に勃起モノなのだが
これをやると体力の消費が激しいのか、大がかりな虐待をする事が出来ない
ほんの少し玄翁で殴打すると死んでしまう
このれいむも身体の皮の六割剥いた時点でちょっと元気がなくなってきたので
干しておいた種用ありすを余った熱湯でもどして交尾させて
疲弊しているれいむにありすを与え(※1)、小休止中という感じだ。
(※1)
【こういう描写が分かりにくいとよく言われるので説明すると
事後のありすの性器(通称ぺにぺに)を
強制的な交尾で心身ともに瀕死のれいむ(六割ズル剥け)の口に押し込み
マヨネーズの容器よろしく「ギュッ」と絞って中身を流し込みました。
れいむは自分が何をされたのかを理解したとたん白目をむいて意識を失いました。】
ズル剥け部分に塩を振ってやると一つ大きく痙攣して汚汁を漏らしながら意識を取り戻した
「しにたくない」とうわ言のように呟きながら
しきりに膨らんだ下胎を気にして
「あかちゃん」と漏らしているのも得点が高い。
やっぱり田舎のゆっくりはいい。
高校卒業と同時に上京していた僕は都会の野良を良く知っているが
野良と野生は一文字で大違いで
生まれた時から荒んだ環境で過酷に生きてきた都会のゆっくりは
知能は高いし語彙は多いが生を諦めているというか
「ゆっくりすること」に対する執着が薄いので
運よく捨てゆっくりでも拾わないと虐待の醍醐味である感情の動きをみる事が難しい。
しかも捨てゆっくりは自分本意な固体が多く
良質な個体は三年間で3000匹に50といなかった。
気がつくとNARUTO少年編が終わっている
三十分経過小休止終了
「かわいい赤ちゃん産みたいよなぁ、どう足掻いてもかわいくないけど
れいむ、お前死にたくないか?」
「ゅひ…ぃ、し゛に゛だく゛ない…」
「お前が死ぬのと赤ちゃんが死ぬのとどっちがいい?」
「え゛ら゛べる゛わ゛け゛ッない゛……おにい、さん いじわるしないでね……ゆっくじざぜで、おうちにかえじで」
「………」
なんで第三の選択肢を選ぶかな
伝説の勇者様なの?
武者頑駄無なの?
「正直お前をどうしてやろうかとか
赤ちゃんを殺すかお前を殺すかしか考えてなかったんだ
色々と考えるのが面倒だから妥協してくれないか?
どうせお前なんか…」
『殺されるためだけに生まれたんだし』
で、またしばらくして
あのあともう一度同じ質問をすると
れいむは腹の中の赤ん坊を守るために自分の命を差し出した
胎生型だから産み終わるまでは生かして置く事になるわけだが
あれ以降何をやってもれいむは無反応だった。
ただ宙の一点を見ながら刺されても殴られても
「ゆーゆー」と歌い続ける。
目の前でほかのゆっくりが惨たらしく殺されても
糞尿(ゆっくりの)を餌に与えても
一番ひどかった都会のゆっくりでもここまで無気力ではなかった
一日経ち、二日経ち三日目遂に気味悪くなった俺はれいむの入っている透明な箱に
コンクリを流し込むと、ようやく悟ったような表情をやめて
惨めな命乞いをしながら死んだ
「あかちゃんとゆっくりしたい」とか「おうちにかえらせて」とか
汚い言葉を知らないのか、下腹部にクるような哀願をしてくれるあたり
かなり善良な個体だったのだろう。
もちろん饅頭相手とはいえ約束を破ったりはしない
赤ゆっくりたちは(未熟児ながら)産まれ(強制的にとり出し)ている
ずっしりと重くなった透明な箱を車に乗せて
僕は里山に向かった。
「おーい!ドスいるかー?」
「ゆ、おにいさん!」
ここには何度か来ているので、ドスは僕の顔をすっかり覚えた
今日はあのれいむが産んだ子供を押し付けに来たわけだが
ここに連れてきた途端に取り出してから死んだように静かだった
赤れいむたちがドスに向けてわめきたてる
「こにょじじぃはれいみゅたちがうみゃれるまえにおかーしゃんをこ゛ろじだよ!!」
「いぼうどのあでぃずもごろじだよぉ!!」
「どすぅ!ごろじでね!!おがあぢゃんのがたきをどっでね!!」
どうやらドスに僕を殺してもらう心算らしい
「うんうんいかのよそものはだまってね、むれにつれていくからだまってついてきてね!」
満面の笑みでドスがまくしたて、赤ゆっくりを放って群のある森の開けた地点に跳ねていく
「…」
「…」
「…」
状況が理解できないれいむ三匹は呆然としているが
S本市ではコレが普通だ。
ここでは棲み分けがきっちりとされている
それを乱すのはよそ者だけだ
人間もゆっくりも、ここではよそ者は決して受け入れない
法的に追い出せないから近所に住まわせてやるだけで
昔から知っている相手でもなければ線の内側とはとられない
群の外から来たゆっくりは群のルールを守る限りは置かなければいけないが
可愛がったり世話をする必要はないし、彼らもそれをしない
まぁゆっくりの時間感覚は人間と違うから
一月ほどでなじんで仲良くするようになるが、コイツらは未熟児の赤ゆっくり
コレから寒くなってくるし、生きていられるかは甘く見積もって半々といったところか
人間だとこれに長いと10年はかかるのだから、ゆっくりは楽だろう
よっこらしょっと
コンクリートの詰まった透明な箱を広場の入り口の「同じような箱」の上に積んでやる
頑丈なコンクリート入りのブロックは風雨や外的からゆっくりを守る防壁だ
群のある広場を囲うように数百の箱がならんでいる。
高校の時ちょっと流行って、みんなでやっていたのだが
あれ以降も順調に数を増やしているらしい。
「あれ、お前帰ってきてたの?」
「お、ひさしぶりー」
懐かしい顔に逢った、高校の同級生だ
コイツも箱を持ってきたらしい
ソイツが持っていた焼きゆっくりを頬張りながら
世間話に花を咲かせながら俺は里山を後にする
ふと振り返ると
三匹のうち、二匹はとぼとぼとドスの後を追っているが
一匹が鬼の形相でこちらを追ってくる。
その顔は流石親子というか
煮沸消毒したときのれいむによく似ていた※3
※3
【ちなみに死ぬ瞬間の顔も、両親ともにそっくりだった】
【おわり】
今までで一番だらだらと書きました
なにもタバコを押し付けなくてもいいじゃない編集さん
by古本屋
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- ↓激同 -- 2012-09-10 16:25:05
- もうちょっと続きが読みたかったです
ところで、がんがんはどうした?ww -- 2011-12-31 02:02:31
最終更新:2009年10月24日 00:48