ふたば系ゆっくりいじめ 455 ゆっくり研究発表

ゆっくり研究発表 3KB


 ゆっくり研究発表


 幻想郷の皆様、最近はゆっくりとか言う奇天烈な動物が巷を騒がせています。
 ところで、ゆっくりはどうやって生きているのだろうと疑問に思った事は無いでしょうか?
 ご存知の方も多いと思いますが、ゆっくりの構造は饅頭に似ています。
 それでいて運動、思考、生殖など生き物と同じ機能を持つのです。

 これは科学者として無視できない問題です!
 既存の生態系を真っ向から否定するような不思議生命体。
 なぜ人の言葉を理解するのか、なぜ饅頭なのか。
 幾ら幻想郷でも正体不明に限度があります。
 これは科学に対する挑戦だと考え私は研究を始めました。

 そして昨日、不思議生命体の正体の一端をつかむ事が出来たのです。
 わたしは観察、解剖あらゆる手段を使って、ゆっくりの運動機能を解析する事に成功しました。


 ゆっくりの様に球体の身体では人間や多くの動物のような筋肉では動く事が出来ません。
 人間の筋肉は骨格を支柱として機能する様に出来ているからです。
 ゆっくりにも飴のような骨の役割をしている器官は有ります。
 それは顎骨と牙歯として存在しますが、それだけでは運動の骨格に成らない事は明白です。

 よって、ゆっくりは体皮の収縮運動によって運動しているのではないかと仮説をたてました。
 体皮の収縮運動を使って運動するという事は自然界でも珍しい構造では有りません。
 身近な例ではミミズがいますし、幻想郷では見られませんがナマコという生物も居ます。
 むしろ足が無い生物にとっては効率的な移動方法と言えるでしょう。


 解剖してみると、実際その通りでした。
 内部には筋肉の役割を果たす物は殆ど無く、体皮に運動機能が集中している事が分かりました。
 ゆっくりの体皮は上層と下層に分けられます。
 上層が外部の衝撃などから内部を守る層で、下層が運動機能を司る層です。
 下層は一枚の収縮する小麦粉の生地の様な筋肉で出来ています。
 驚くべき事にミミズの様に縦横に糸状の筋肉を張り巡らせた布の様な構造ではないのです。

 筋肉が一枚構造であるために、縦横斜め、平面全てに対して収縮する事が出来ます。
 また穴が空いても周りを収縮させる事によってある程度内容物の流出を防ぐ事が出来ます。
 つまり非常に優秀な構造なのです。

 これはゆっくりがジャンプする為の構造であると推測されます。
 ミミズやナマコは素早く運動する必要がありません。
 しかしゆっくりは地上で活動する為にいくらか素早く運動する必要があります。

 ゆっくりは身体下部を蠕動させる事によって歩く事が出来ます。
 これは採集をしたり巣を作ったりするのには適した運動ですが、外敵に襲われた時など早く動けません。
 そこでジャンプを使います。
 ゆっくりは地面に平行な体皮を瞬間的に収縮させる事によってジャンプします。
 この時、微妙な角度を付けたりする為に自由な収縮運動が活用されるのです。
 またジャンプする場合は蠕動より多くの力を必要とします。
 これも一枚の筋肉が全体的に無駄の無い収縮を行うから出来るのです。


 こうしてゆっくりはあの身体で運動を行っています。
 私はゆっくりの運動機能を解析しましたが、この研究によってまた一つ課題が増えました。
 小麦粉のような物で出来ている皮がどの様な構造で力を発揮しているのか分からないのです。
 これを解析するためにはもっと多くのゆっくりを解剖しなければなりません。
 そしてゆっくりはまだまだ謎に包まれています。
 私は好奇心の尽きるまで研究を続けるでしょう。




 発表者 幻想郷科学研究部朝倉研究室班長 朝倉理香子




 あとがき

 あの形で動けるのはこうとしか考えられない
 それと、沙耶って言うな!


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このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

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  • 良き良きなっs -- 2021-02-26 22:28:49
  • チルノ作品出来れば書いてください -- 2013-03-28 17:01:38
  • ↓虐待スレに犯されすぎだw -- 2010-06-07 22:50:42
  • 空想の産物とはいえ、ゆっくりなんてゴミと動物を一緒にすんな -- 2010-03-08 20:16:32
最終更新:2009年11月01日 16:59
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