設問190

藩王は誰か呼んでどや顔したい。誰を呼ぶ?

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  • 回答(真)
大変遅くなりました。設問190の面会ACEについて、久保雄一郎さんをお願いできましたら幸いです。怒られるかもしれませんがお会いしたく。

  • 結果(真)
久保雄一郎は書類を読んで偽装や間違いを洗い出して官僚達を追い詰めている。
久保雄一郎:「なめてますか! なめているんですか! 助け合いするぞコラ!」
 人々は震え上がった。
久保雄一郎はチェック部隊を二つ作ると全裸で二つの隔離部屋に入れて作業をさせ、両方を突きつけ合わせ始めた。官僚どころか国民まで震え上がり始めた。
ところが久保雄一郎は、自首したものには寛大に接した。
笑顔で僅かな率の罰金を科すだけに留めた。この表裏ありすぎる対応に国民は震えだし、相争って自首ブームが始まった。

 一方で密告者は誰であろうと政疔城前に吊された。例外はなかった。
久保雄一郎は何度も暗殺されかかったが、そのたびに実行犯を捕まえては手下にするか政疔城に吊すかした。手下になったら、助け合いを手伝わせた。一方で藩王に直訴する者は全て許した。だからといって手綱は緩めなかったが。
久保雄一郎:「話し合いとか嫌いなんで。アイドレス得意じゃないんだよね」
 確かに本当だった。国民はこの暴君のもとで生き残るために、必死に順応しようとした。全裸チェック部隊で他と連絡している様子がしれるとそれも吊した。偉そうにするチェック部隊も助け合いされた。
恐ろしい一年が過ぎると、久保雄一郎は目立たなくなった。やりつくしたのか、学習が間に合ったか。彼に殺される者はめっきり少なくなり、密告者は消え、自首は増えた。そもそも助け合いという言葉を使う者もいなくなった。どんな有力者もその言葉を使うたびに顔を歪めて震えた。
その上で久保雄一郎は藩王と面会することを受理した。藩王のドヤ顔はもはや無理であろう。
(続きは22時頃から)
この情勢を受けて設問回答は修正できる。

一方そのころ、久保雄一郎が藩王に面会した。直前に藩王の護衛二人が逮捕されて政庁城の門の下に吊るされた。首にかけられた縄の形から蝶結びとも、久保式とも呼ばれる粛清だった。
雄一郎は藩王の足元に分厚い帳面を置いた。
平林@蒼梧藩国藩王
 久保さんに恭しく一礼します。
 「この度は本当に、なんと言っていいか……久保さん、ありがとうございます。こちら、拝見しても構いませんでしょうか?」
 メガネを直しながら、帳面を手にしようと屈みます。
雄一郎:「そこにはいいことをしている人間が10万人乗っている。辞書的に正しい助け合いを教えようとして泣かされた女教師、脱税を告発しようとして殺された税務官の家族、ごみ拾いしながら花売る少女……」
雄一郎:「明日から褒めてください。一々褒めてください。編集が作家に対するように接してください。これが今日からの平林さんの飯の種です。誠意こめて褒めろ。これまでの分も」
平林@蒼梧藩国藩王
 涙が溢れてきましたがぐっと堪えます。しかし堪えきれません。
 「はい……」
 そう答えて頷きます。
雄一郎:「じゃ、そういうことで。解任したと発表するのは24時間後で。その時には亡命してますんで」
平林@蒼梧藩国藩王
 帳面を手に取り、大事に胸に抱いて、深々と久保さんに頭を下げます。
 「いつか、必ずご恩に報います。この国の形で……必ず。ご指導ありがとうございました!」
 そのまま、久保さんが去るまで頭を下げ続けます。頭の中では、久保さんの残してくれた帳面を使って、良き民を褒める方法を考え始めます。
雄一郎:「頭下げるのはプレイヤーだけじゃなくて、国民にもですよ。あと数時間はあるんで自分のやったこと見て回ります。じゃ」
久保雄一郎は去った。そして二度と戻らなかった。

国民をもっと褒めたり、様子を見たり、叱ったりしなければならない。
あんな劇薬を使う前に……

平林@蒼梧藩国藩王
 「……はい。必ずまたどこかで。海法さんにもよろしくお伝えください。では、これにて」
 執務室に戻り、摂政以下を呼びます。帳面を調べ、街に出て民に頭を下げる準備と、これからの国づくりについて話し合います。
さておき久保雄一郎は共和国へ出国した。そのままFEGへ。亡命、逗留の華麗なるコンボを決めた。蒼梧藩国は久保雄一郎を解任したがなんと一人も連鎖して処刑されることはなかった。あの護衛二人が最後の処刑者であった。
久保雄一郎は猫ぉと叫びながら猫たちに抱き着き、面倒くさそうなゼータの額を存分に撫でたとされる。


  • 回答(旧)
李さんこと李世蘭氏と面会します。アラタ氏を失ったこと、国の現状含め至らない点が多いことを伝えます。ひっぱたかれるかも知れませんが、甘んじて受け入れます。また、アドバイスが得られるならお願いしたいです。

  • 結果(旧)
 李世蘭は藩王との対話を謝絶した。なんでも急病という。一部の噂では暗殺されるのを恐れたと言われている。
最終更新:2017年07月28日 22:46