設問222

蒼梧藩国の全体的な産業構成をどうしよう?30年計画くらいになりそうだが。

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222 産業育成計画
 産業育成については長期的な視野の元に進める必要がある。そのため、大まかに三期に区分する。ただし、汚染や技術の異常な発展、治安悪化、貿易摩擦などの問題がないか久保氏の残した組織や伊藤信士氏の助言を得て常に確認し、問題が認められた場合は彼らの助言の元に適宜修正を行うものとする。

 ■第一期 既存産業の確認と法整備
  観光、繊維、農業が現在の主力産業であり、繊維および農業は観光業とも密接に関連している。これらが健全に発展するために、現状を確認するとともに必要な法整備を行う。観光業における法整備は215の風営法に関する回答、および223の観光ガイドの国家資格化、繊維業についてはえっちな服だけでなく、「ファッションセンターしばむら」等のチェーン店で販売できる、安価で着回せる服の生産も奨励します。また、燃料繊維は高効率で公害も少なく便利に利用されているが、技術開発を突き詰めるとかつてのような異常な技術発展を招く可能性があるため、改良や関連する新技術の開発については政府に届け出た上で許可制とする。この最終決裁は藩王が行う。
  上流・中流域では人口増加による開発が進んでいるため、環境・資源保護を目的とし、原生林の自然保護区化、アオギリの植林を中心とする林業、工場や都市開発における植林や緑地・公園の整備を行う。また、下流域では繊維業や軽工業などの工場を徐々に建築する
  なお、羅幻王国より贈られた船舶の退役後、伏見藩国より輸送船が導入された。これを活用し、貿易や国内の物資輸送も推進する。

 ■第二期 産業の更なる発展のための投資
  観光、繊維、農業が順調に発展し、服飾業の育成に成功し、下流域の汚染が軽減している場合、以下の政策を実施する。
  開発の進展により、土木技術の集積が予想される。工場や都市開発における植林や緑地・公園の整備を行ってきた蓄積もあり、治水や護岸工事、環境保全についても蓄積があると考えられる。国内融和の進展度合いも勘案しつつ、これらの技術を利用し、下流域の本格的な復興に取りかかる。デルタを除く下流域における汚染状況を確認しつつ、安全が確かめられた土地から農業等への利用を再開する。農作物は安全確認を行い、その数値を政府より消費者に交表する。さらに、治水技術を利用し、水没した旧首都・九江天啓府の復興に着手する。
  観光業においてはさらに多様な需要の高まりが予想されるため、首都であり温泉町である湯城だけでなく、避暑地リゾートとして天池、昔ながらの山村の暮らしを体験できる孤竹、海のリゾートとして昇竜島の開発を、各領主の指揮で進める。
  また、エアバイクのライセンス供与コピーからはじまった工業の集積を利用して、下流域にて船舶の整備と、自国での漁業・輸送用船舶の建造が可能になるように、通呉を拠点にせこいあの指揮で開発を進める。  

 ■第三期 産業と文化の国への挑戦
  環境保護と繊維・農業・工業の振興によって多様な観光業が成り立つようになった結果として、財政が豊かになることが予想される。それを財源に、汚染から回復した下流域における漁業・農業の復興と、文化の振興に取り組みたい。
  蒼江は淡水魚、沿岸部では海産物が豊富であり、資源管理を行いながら漁獲し、民だけでなく観光客の目や舌を楽しませる料理として提供したい(参考アイドレス:魚の唐揚げ http://kusamura.sakura.ne.jp/sougo/sougo_idressbbs/wforum.cgi?mode=read&no=54&reno=no&oya=54&page=0#54 )。
  アオギリの植林が進んでいることを受け、建材以外にも籠などの民芸品や、琴などの楽器も生産し、お土産だけでなく、蒼梧藩国の文化として育成を行う。
  多様な文化を内包しつつ、それぞれが認め合って融和した国を、そこで暮らす民が誇りに思えるよう、藩王以下の国民(領主)は積極的に街に出て、生の様子を身をもって視察する。
  下流域の汚染が解決し、旧首都・九江天啓府の治水にも成功した場合、国内世論の動向を見つつ、首都帰還を行う(その場合も湯城は副都とする)。この帰還をもって、蒼梧藩国の復興の終わりと、新たなる歩みの始まりと宣言する。


  • 結果
長期的計画を作って経済発展を目指した。
最終更新:2017年07月29日 22:37