国民を担保に金を借りることは、蒼梧藩国の精神にもとるため行いません。また、ひとまずの財源が確保できたため、よんた藩国からの借り入れも必要ないと判断します。ただし、一国民である蓮花の情報がどのようなルートで伝わったのかを探り、彼女の身の安全を確保するため、忍者に諜報と警護を命じます。
一方そのころ、蓮花はよんた藩国の王に出した手紙の返事がないのでさらに追い詰められていた。しかも最近見張られている気すらする。
追い詰められた彼女は職場に逃げ込んだ。ポー教授(法統)にもとに転がり込んだのである。
法統:「何か悩んでいるようだが、意外に永遠の命も悪くないと思うがね」
牙を見せて笑う法統は、そっぽを向かれた。
蓮花:「他人事だからって……!」
法統はそれで、牙をしまった。まあこれは蛇の仕事であろう。自分は自分で仕事がある……