さくらちゃんのいうとおり、
そーーーっと、そおーーっと…

「…っ!」

思わず声をあげそうになったけど、なんとか飲み込んだ。
中には二人の女の子がいて…二人は、固く抱きしめあって…
き、き、き、…キス、してた。

「ね?ダメでしょ?」
「う、うん…」

二人は、キスしてるだけじゃなかった。
お互いの股間を、伸ばした手が、まさぐり合ってる。
荒い息が、そして熱い空気が、ここまで届くようだった。
ぼくは眼が離せなくなっていた。そして…

…あ…だめ…

気付いたら。
おちん●んが。固くなってた。
お●んこが、熱くなってた。
…そう、ぼくはオトコノコでも
オンナノコでもない。
ふたなり。

「私、もう行きますね。くす、あの二人、邪魔しちゃ、悪いし。
 センパイもいつまでもいちゃまずいですよ?」
「!あ、あ、うん、そうだね、うん。」

…忘れ物は気にかかるけれど…
とにかくここにいちゃいけないと思った。
でも。

さくらちゃんが先にその場を離れても、ぼくは。
ぼくは眼を離す事が出来なくなっていた。

(見てる?
(うふ、見てる見てる。
(ね、ユキ…
(なぁに、マキちゃん?
(もっと、見せつけてろっか
(うふ♪りょーかい

…長い栗色の髪のコが、黒髪のコのスカートに手を掛けた。
ファスナーを下され、するりと床に落ちる。
中からは勃起したオチン●ン…いや、黒光りするソレは、疑似チン●…
彼女はペニスバンドを装着していた。

「うあ…!」
おおきい。ニセモノとは言え、すごい、たくましいオチン●ンに…
ぼくのオ●ンコがきゅんと反応する。

栗色の髪のコのぷっくらとした唇が、黒髪のコの体を唇から、首筋、胸元、お腹、おへそへと…丹念に舐めながら徐々に下へと降りていく。そして…

「くっ…い…いいよ…ユキ」
「うふ…マキちゃんのオチン●ン、もうすっごく硬ぁい…」

ユキ、と呼ばれた栗色の髪のオンナンコは、
マキちゃんと呼んだコの疑似オチン●ンに…口づけた。

「は…うぁ…」

今度は、その刺激を自分が感じたかのような錯覚を感じて、ぼくのオチン●ンが震える。
ユキと呼ばれたオンナノコの口が、マキと呼んだコの疑似オチン●ンを咥え、しゃぶり、舐めあげる。

そのたびに、刺激が中に伝わるのか…マキというコは悦びの声をあげる。

「うふ…あ!い、いいよ!ユ、ユキのクチ●ンコ…は!」

…クチ●ンコ。
その刺激的な、卑猥な単語に、ぼくのオチン●ンとオ●ンコが同時に反応する。
うらやましい。あんな風に、しゃぶられたい。あんな風に、しゃぶりたい。
その欲望が…ぼくの股間を、両方を、疼かせる。

「もういいよ、行くよ、ユキ。」
「うん、マキちゃん。気持ちよくしてぇ…」

ユキを部室のテーブルに横たえ、スカートをたくしあげるマキ。
ショーツが降ろされると、現れたのは…無毛のオ●ンコ。
刺激を求め、ぱくぱくと震えている様までよく見えた。

知ってる。パイパンって言うんだ。

ユキのむき出しの乳首に、すべやかな脇腹に、そして…無毛のオ●ンコに。
マキが細く、長い、繊細な指を滑らせる。

「んん!あっ…!マキちゃん…マキちゃあん!あ!あ!あ!」

つぷり…と、ユキのオ●ンコが、マキの指をくわえこんでいく。

「ユキの●ンコ…暖かい…ほら…2本も咥えて…」
「ひあ!あ!マキちゃん…いい、いいよぉ…」

あんな指で責められたら、ぼくも…
ぼくのオ●ンコがキュンキュンとなっているのが解る。
きっと、濡れてる。ぼくのオ●ンコ。

「あ!マキ、ちゃん!そこ!いい!あ!あ!あ!」

…マキは相当なテクニシャンのようだった。
あっと言う間に、ユキは絶頂に押し上げられようとしてる。

「ひあああ!そこ!だ、だめぇ!い、いっちゃう、よぉぉ!!」
「かわいいよ、ユキ。いいよ、いっても。」
「マキちゃ!マキちゃん!あ!ああああああああああ!」

「…え!?」

ぷしゃああああああああああああ!

ユキがイクのと同時に、その無毛のオ●ンコから噴水のように水が噴き出した。
…潮吹きって言うの?はじめて、みた。

ううん。人のこういう行為を覗き見してるなんて、
生で、見てるなんて、そもそもはじめて。

急に罪悪感が襲ってくる。でも、オ●ンチンとオ●ンコの疼きは収まらない。
そうだ、ここを離れて。一人になって、そして…はやく。はやく。

…そのとき。

「そこ!」
「え!?うあああ!!」

気付かれた。気付かれてた!?
ぼくは足を滑らせて、転んだ。

部室のドアが開き、中から声が響く。

「ずっと見てたろ?観念して入ってきな。」

…ドスの効いた声だった。拒絶を許さない、堅い声。
ぼくは…ぼくは…

逃げる>?逃げない?

続き…「逃げない」を選んだ場合

…逃げようと思えば逃げられたはずだった。
だって、中の二人は裸同然で…即座には追いかけてこれない。
ぼくは窓の隙間から覗いていたから…顔もろくに見られていない、はず。

なのに。なのに。

ぼくは逃げられなかった。…逃げなかった?解らない。
なにかを…期待してたのかも知れない。

………
……

震える足取りで部室に入る。
さっきのままの姿で、マキが腕を組んで立っている。

後ろで、ドアが閉じられた。
振り返ると、ユキが、にっこりとほほ笑んでいた。
ドアを閉めたのはカノジョのようだった。その笑みは…ぼくに「小悪魔」という言葉を連想させた。

「…思ったより、かわいいじゃない?」
「…まぁね」

その言葉に、つい顔が熱くなる。頬が、赤くなる。

「うふ。照れちゃって、かっわいい~」
「ユキ。でばがめに優しくしてやる必要はないよ。
 ねぇ、あんた」
「は、はい…!」

反射的に返事したぼくを見て、マキは邪悪な笑みを浮かべる。

「脱ぎな。全部」
「え…そ、そんな…!?」
「うふ…ねぇ…私たちを見て興奮しちゃったんでしょぉ?
 だ・か・らぁ…仲間に入れて、あ・げ・る♪って言ってるの」

なかま、に…?
それって…さ、3Pってやつ?

そんな。
ぼくはきっと二人から問い詰められ、詰られ、
痴漢とか変態呼ばわりされるものだと覚悟してたのに…
なかま?

「…なかまってのはちょっと違うと思う…」
「…うふ?まぁいいじゃないマキちゃん。とにかく、キミ?」
「は、はい…!」

やっぱり、条件反射で返事してしまう。
逆らえない。覗いてたって…負い目があるから?

「キミの秘密は知ってるよ。キミ…ふたなり、なんでしょ?」

さっきまでと違う恐怖が、ぼくの全身を貫く。
どうして?秘密、なのに。誰にも…知られていないはず、なのに。

「くくく…はっはっはっは!あんたはね、ハメられたんだよ。
 わたしたちがこんな場所でヤッてたのは、あんたをおびき寄せるためさ」

わな?どうして?なんのために?ぼくは混乱していた。

「さ、解ったら…脱いで」

有無を言わせぬユキの命令。
…結局、ぼくは全部脱いだ。

「あはぁオ●ンチン、びんびんだぁ…ふふ、ホントにふたなりなんだね。
 …あれ、おいしそう…」

クチ●ンコ、と言われたユキにそんな風に言われ、ぼくのオ●ンチンが即座に反応する。
それをみて、ユキはくすくすと…小悪魔の笑みをもらす。

羞恥で頬が熱くなるのが解る。
全裸をさらしてるだけでも恥ずかしくてしょうがないのに…
そのとき。

「あーーーーー!これって…くんくん」

あろうことか、ユキはぼくのショーツに鼻をくっつけて匂いを嗅いでいる。

「あ…そ、そんな…」
「うふふ~エッチな匂い~ねぇキミ、そんなに興奮しちゃったの?」
「ふふ、そうみたいだね。ねぇ、あんた…」
「は、はい…!」
「さっきユキは仲間、なんて言い方をしたけど…違うよ。
 あんたは…今からわたしたちの、オモチャだ」
「おも…!」
「あは!オモチャ!いっただきま~す!」
「こらユキ!抜け駆け!?」

…それはまさにクチ●ンコと呼ぶにふさわしいものだったんだろう。
まるで生き物のように吸いつき、吸い上げ、からみついてくる。
唇が、舌が、そして唾液が絡み、ぼくのオ●ンチンは、あっという間に悲鳴をあげる。

「ひぅ…!くぁ!あっ!ひっ…んく!」

声が、出ちゃう。

「ふふっ、このままじゃあっという間にイッちゃうんじゃないの?
 あんた…童貞だろ?」
「!!あぅ…あ、は、はい…!!」
「やっぱりね、ユキのクチ●ンコじゃ刺激が強すぎるかも。」

くすくすと笑うマキの言うとおり、もう我慢の限界だった。
はじめてクチでされて…ぼくはイキそうになって…

「っ…ぷはぁ~!あはぁ童貞●ンポ、おいしい♪」

と、突然中断された。

「よぉしユキ、交代」

ずいっとマキが前に出る。その右手の指をわきわきと動かして…

「くくく…ゴッドフィンガーと異名をとるわたしのテク、味あわせてあげるよ…!」
「うぁ…!だ、だめぇ!!」

入ってきた!中を…ぼくのオ●ンコの中に、マキのゴッドフィンガーが。
ゴッドフィンガー、そのふざけた異名の意味を、ぼくはすぐに思い知らされた。

「んひっ!ひああ!あ!あ!だ、だめぇ!あ!」

さすり、なで、つつく。時に優しく、時に激しく。
ぼくの一番敏感な所を、ゴッドフィンガーが縦横無尽にかきまわす。

「だ、め…!あ…!うあ!あああ!イク!イッちゃうぅ…!!」

しかし、またしても。

「とと…!はい、お預け~。」
「は…!はぅ…!?」
「はい、交代~♪」

…と、再びクチマンコがぼくのオチンチンを包み込む。

「ふぁあぁああ!?ひっ…!ひあああああ!!!!」
「ふふ…!どうしたの?気持ちいい?気持ちいいんだろ?」
「ひぅ!ぼ、ぼく…!ふわあぁああぁあ!!」
「だったら素直に言いな?さぁ!」

マキの指が…ゴッドフィンガーがぼくの胸に伸び…
乳首を転がし、なでさすり、つついて…!!

「ひああ!うあ!あああ!」

もう、我慢できない。

「き、気持ちいい!気持ちいい!気持ちいいよぉおおぉぉ!!」
「くく、いいコだ。ねぇユキ」
「ぷはぁ。うん、カワイイね、マキちゃん」

…また中断された。イキかけのオチンチンはビンビンと震え、はち切れそう。
そこへまたマキのゴッドフィンガーが、ぼくのオマンコに入ってくる。

「は、はいって、くるっ!ふあ!!い、いやああああ!!」

そして、オマンコがイキそうになる直前、また止められ、再びクチマンコがオチンチンを襲い…
何度も、何度も。寸止めで繰り返され、ぼくはもうおかしくなりそうで…!!

「も、もう…だめぇ!お、お願い!ゆ、ゆる、して!お願い!ぼく、もう!!!!」
「どうして欲しいのか、言わなきゃ解んないよ。ん?」

ぼくにイヤらしい言葉を言わせ、それを楽しんでるのは解ってる。
でも、もう、ぼくは。そんな羞恥心など吹き飛んでいた。

「い、イカせて!イカせてください!お、おかしくなっちゃう!」
「うふ…そんなに、イキたいのぉ?」
「イキたい!イキたい!イキたいです!イカせて!もう!もう!!」
「くく…くっくっく!」
「ふふ…ほんと、イヤらしいコ!」

…二人のイヤらしい笑いも、気にならなかった。
意識はオチンチンとオマンコに集中してて…とにかく、イキたい。
イカせて欲しい、それしか考えられなかった。

「おね、おねがい、です!イカせて!イカせて下さい!
 ふあ!も、もう!おかしくなっちゃうよぉお!!」
「どっちをイカせて欲しいの?これ?それとも…」
「こっち?」
「ひああ!だ、だめぇ!!!!」

二人に同時に責められる。ユキの手でオチンチンをしごかれ、
同時にマキのゴッドフィンガーがオマンコをかき回す。

「ど、どうじに、なんて…だ、だめぇ!ほんとに!ほんとに、狂っちゃう!」

…オナニーの時も、両方同時にした事なんてない。
試しかけたこともあるけど…あんまり気持ち良すぎて…怖くなって止めた。

「イカせてって泣いて頼んだのはあんたでしょ?ほら!思いっきりイキなさい!」
「じゅぷ!ちゅぶ!んん!じゅっじゅっじゅっじゅっ!!」
「ひああ!あ!だ、だめ!く、くるっ!くるっちゃう!!!!」

気持ちいい!気持ちいい!気持ちいい!
気持ちよすぎて…!!!!

「ひっ!ひあああああああああああああああああああああああああ!!!」

オチンチンから白濁を、そして…さっきのユキと同じように
オマンコから初めて潮を吹きながら、ぼくは絶頂を迎えた。
体が震え、硬直する。放出されたはずの精液は見えない。
ユキがぼくのオ●ンチンを咥えたまま、すべてその中に収めたから。
…ぼくの精液は、全部ユキの、クチ●ンコに、消えた。

「んく…ん…ぷはぁ…」

すべてを嚥下し、満足げな吐息を吐くユキ。
その顔を見ながら、ぼくの意識は急速に…

………
……

…ぼくは、気を失っていたらしい。
目を開けると、マキとユキはセックスの真っ最中。
ペニスバンドを付けたマキが、ユキを後ろから犯していた。
二人は繋がりながら、ぼくに言った。

「…明日も、ここで待ってるんだよ。いいね?あんたは私たちのおもちゃなんだから。」
「んん!んは!明日は、何して、遊ぼっかな?うふふ!…んあ!ま、マキちゃん!
 は、激しいよぉ!!んん!」

ぼくは朦朧とした意識の中でその言葉を反芻した。
…明日、も?
…ぼくはおもちゃ、二人の、おもちゃ…?

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最終更新:2013年04月14日 22:42