【二乗で二倍で半分個】


2.

 さて、どう料理したものか。
 目の前に転がった愛ちゃんは舞ちゃんの手によって容赦なく脱がされてしまっていて、
すっぽんぽんでもせめて局部くらいは手で隠そうと体を縮こまらせながらくすんくすんと
啜り泣いていた。
 ちょっと可哀相、なんだけれどやっぱり可愛い。私はこういう内気な美少女が大好きだ。
 愛ちゃんの隣りには同じく素っ裸――ただし自主的に――の舞ちゃんがぺたんと座っている。
さすがに3人で1つのベッドは無理だから、2つあったベッドをくっつけて特設会場にして
みていた。まあ、保健室貸し切りだし。
「もー、愛ちゃんはすぐ泣くんだから。せんせとエッチしたくないの?」
「わたしはもっと雰囲気とか大事にしたいんだもん……舞ちゃんみたいな無神経と
 一緒にしないでよぉ……」
 呆れた風に言う舞ちゃんに、拗ねたように言い返す。私としてはそれもそうねと同意して
あげたいところだけれど、無神経と言われた舞ちゃんは見るからに不機嫌になってしまっていた。
 むぅっと眉根を寄せながら股間を隠している愛ちゃんの手を引き剥がして、小さなペニス
の先端で余っている皮を指できゅっと摘みあげる。
「や、やめてよぉ! 先生に見られちゃうじゃない!」
――いやまあ、今更だと思うけどね。
「愛ちゃんなんて粗チンで淫乱でしょー? こんなちっさいちんちんのくせに」
「そちっ……お、女の子なんだから別にいい……きゃぅぅ!」
 愛ちゃんは真っ赤になって反論しようとするけれど、くにくにとペニスを弄ばれ始めると
すぐに何も言えなくなってしまう。
 舞ちゃんの手つきはまるでおもちゃでもいじくっているような感じで、一丁前にぴんと
反り返った白い芋虫みたいなペニスをくしゅくしゅ扱いたり指で弾いたりこね回したりと
やりたい放題だ。その度に愛ちゃんがびくんと体をのけ反らせて喘ぐものだから、舞ちゃんは
ぺろりと唇を舐めて舌なめずりする。

「ほら、ちんちん気持ち良いでしょ? 愛ちゃん」
「ふぅぅ……あっ……はぁ……」
 くてんと力が抜けてしまったようにふにゃふにゃになった愛ちゃんは、さっきまでの
威勢はどこにやらといった感じで舞ちゃんの愛撫を甘受しながらこくりと頷く。
 それにしても二人ともそっくりな顔をしているくせに、片方は意地悪な笑みを浮かべ
ながら姉を攻め立てて、もう片方はすっかり蕩けた表情で妹に身を任せているのだから、
こんな淫靡で背徳的なシチュエーションには滅多にお目にかかれるもんじゃない。
「――せ。せんせってば」
「え? あー、何?」
「何じゃないよー。ぼけっとしちゃってさ」
 舞ちゃんに声をかけられて間抜けに首を傾げる。いかんいかん。姉妹ばかり盛り上がって
私は少し置いてけぼり状態だったからつい見入ってしまっていた。
「せんせも脱いでよ。愛ちゃんの粗チン虐めたいでしょ?」
「ん……まあね」
 にこっと笑顔で言われて、一瞬ためらったけれど頷いた。まだくにゅくにゅペニスを
弄られていた愛ちゃんが、それを聞いて困ったような顔をする。
「先生まで舞ちゃんみたいにならないでよぉ……そ、それにそんなにそちんそちんって
 言わないで!」
「気にしてたの? いいじゃん、可愛いよ愛ちゃんの粗チン」
「だからぁ……やぁん!」
 からかうように舞ちゃんが手を動かし続けるものだから、このままだとまた私だけ
置いてけぼりだ。
 誰かとエッチ出来るなんて結構久しぶりかもしれないなと思いながらいそいそと白衣とスーツ
を脱ぐ。思い切って下着も一気に取り払ってしまった。興奮しっぱなしのまま一度も触れる
事のなかった私のペニスは、垂れた先走りでぬらぬらになってしまっていて少し恥ずかしい。

「へぇー。せんせのおっきいね」
「……舞さんに言われてもなぁ」
 舞ちゃんに股間を覗き込まれてこほんと咳払いをする。私のはどちらかといえば一般サイズ
だから、彼女と比べるとやはり見劣りしてしまう気がする。
「はい、せんせが来ましたよー」
「先生ぇ……」
 上気した顔でこちらを見つめてくる愛ちゃんに覆い被さって、額に小さくキスをする。
やっぱ可愛いなぁ、この子。ほんとに食べちゃっていいのかなぁ。
 愛ちゃんはとろんとした表情を浮かべていて、散々舞ちゃんに弄られていたペニスも
ぴくぴくと脈打って震えている。その耳元に息を吹き掛けながら、舞ちゃんは相変わらず
悪戯っぽく囁いていた。
「まだ雰囲気とか大事? 今はせんせとしたくない?」
「あぅ……」
「無神経なあたしが一緒でもいーい?」
「……も、もういいよぅ」
 意外と根に持っているらしい舞ちゃんに、観念したように愛ちゃんがぽそぽそと答える。
というか、多分我慢出来なくなってきたんだろう。私もそうだし。
「じゃ、せんせやったげてー」
「……え、いきなり?」
 私だってもうちょっとこう、色々と楽しんでからというかたっぷり嬲ってからというか、
それから挿入したいんだけれど。
 不満そうな私に、違う違うと舞ちゃんは笑った。
「せんせの巨根で、愛ちゃんの粗チンをスマタしてあげましょうー」
「……舞さんに言われてもなぁ」
 どうも褒められた気がしないまま仰向けに寝転んでいる愛ちゃんの足を抱きかかえて、
閉じた太腿の間にぬるんとペニスを突き入れる。腰の高さや向き、それにナニの位置を調整
して、ぴったりと二人の秘部を密着させた。

 愛ちゃんのぴくぴくした熱いペニスと、柔らかく綻んできた割れ目が裏筋に押し当たって
くる。側面はすべすべとした内腿で圧迫されていて心地良かった。若い子の肌って羨ましい。
 これは、結構良いかもしれない。
「せ、先生わたし……」
「うん? いっぱいすりすりしてあげるからね」
「きゃっ――!」
 ずるっと腰を引くと、恥ずかしそうにしていた愛ちゃんが息をのんだ。私もはぁっと息を
吐いて、ゆっくりとピストンを開始する。
 愛ちゃんのペニスだと擦り合わせるというよりもこね回すとか転がすといった方が正しくて、
包皮にくるまれた芯がこりこりと私のペニスを刺激する。秘裂がくちゅくちゅと音を立てて
絡みながら潤滑液を吐き出して、滑りのよくなった事に興奮した私は腰の動きを早めていく。
 擦り付ける度にぐちゅぐちゅ、こりこり。結構良いかもどころか、ヤバいくらい良い。
「はぁ……愛さん、気持ち良い?」
「んくっ……あ、ひゃああっ……!」
 尋ねてみるけれど返事をする余裕もないのか、ぎゅっとシーツにしがみついた愛ちゃん
からは鳴き声しか返ってこない。
 まあ、気持ち良いのは良い事だよなと思いながらこりこりと包茎ペニスを転がし続ける。
「あーいちゃんっ」
 私と愛ちゃんがしているところを隣りで楽しそうに眺めていた舞ちゃんが、その小柄な体
にはミスマッチな長大な勃起を手で軽く扱きながら愛ちゃんにすり寄ってきた。喘ぎ声を
漏らしっぱなしの口元に先端を突き付けて、べたべたに濡らす。
「ほら、さっきは愛ちゃんのせいで出せなかったんだよ?」
「あ……ぷぁ……」
 大きすぎて咥える事も出来ないから、横笛でも吹くみたいに唇に太い幹を滑らせる。
ピンク色の舌がちろちろと裏筋を這っているのが見えた。舌の届かない竿の上側を指で
すりすりと擦りながら、舞ちゃんは気持ち良さそうに愛ちゃんを見下ろしている。
 こんな妹を持って大変だなぁと、内心愛ちゃんに同情してしまった。

「はぷ……まいひゃ……まーひゃぁん……!」
「ん……何言ってんのか分かんないよ。あたしの噛まないようにしてねー」
 ああ、わざとやってるんだろうなぁ。
 私に擦られ続けている愛ちゃんのあそこはもうかなりトロトロで、女の子の方はひくひく
と開いて蠢いているし、ペニスだってすっかり濡れそぼってしまっている。
 きっと、限界が近いから鳴いているんだろう。
 正直私もそろそろ限界で、さっきから我慢汁が止まらない。くびれで愛ちゃんのペニスを
ぐりっと弾く度に腰の奥がむずむずして、ぶっかけてやりたくなっていた。
「ま、舞さん……私ももう無理そうなんだけど……」
「えー。あたしまだなんだけどなー……」
 そんな事を言われても、とてもタイミングは合わせられそうにない。私はもう一度しっかり
と愛ちゃんの内腿を閉じさせてから腰を打ち付けた。ぴったり張り付いてキツいだけ
じゃなくて、トロトロが溢れているお陰で最初よりもずっと具合が良くなってる。
「んー! んーっ!」
「うわっ……くぅ……!」
 舞ちゃんのペニスを横向きに咥えたままだった愛ちゃんが、苦しそうに呻きながら
とぷとぷと自分のお腹の上で射精していく。粘ついた精液がべとべとと絡み付くのが
堪らなくて、私も結構な量を色の白い下腹部に出してしまっていた。柔らかくなった
愛ちゃんのペニスが、私の精液でねとねとになる。
「あ、あたしも……愛ちゃん口開けといてねー……」
「はぁぁ……まいちゃんのぉ……」
「でる、でるよっ……!」
 舞ちゃんが角度を調整しながらペニスを扱いて、張り詰めた亀頭を下に向ける。甘える
ような声を出す愛ちゃんの口をコップに見立てるように、びゅるびゅるとその中に精液を
吐き出していった。
 少しさらっとした感じの白濁を注がれて、愛ちゃんは幸せそうに目を細めながらこくんと
喉を鳴らして飲み下していく。かなり出したはずなのに舞ちゃんの射精は随分長く続いて、
愛ちゃんが飲み切れない分は荒く息をつく胸やお腹をどろどろに汚した。
 あの量を中出しして貰えたら、相当凄いんだろうなぁ。
「えへへー。愛ちゃんぐったりだよ、せんせ」
 疲れきってバテてしまったらしい愛ちゃんは精液塗れで横たわったままだ。その頬を指で
ぷにぷにとつつきながら、舞ちゃんは私に笑いかけた。
「……ね、続きはどうする?」
 本当にあのやかましい問題児と同一人物なのか思うほど、妖艶な笑みで。

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最終更新:2007年05月04日 16:12