突然の休講に、彼女はやや苛立ちを覚えていた。
朝の貴重な睡眠を削ってまで来たって言うのに。

だから構内のカフェテラスで一息ついて、
昼食何にしようといつもの思考になるまで少しの時間が必要だった。

財布を見る…軽い。軽すぎる。バイト代の入金は明後日、か。

仕方ない、家にあるものでもつまむか。
そうして帰途についたのだが。
家に着き玄関に入ると、何か面妖な気配。
これは妹の靴━━
そういや今日は試験休みとか言ってたっけ。
「ただい━━」という声は、甲高い声に遮られた。

悲鳴?! まさか強盗?!


側に立てかけてある箒を手に、そろそろと足音を出さないように声の方へ…


不意を打てば私だって…!

だがしかし、そこで彼女が見たものは、想像だにしないものだった。。。

なんだこの淫らな光景は。
妹は「付きっ娘」だったんだ、とか
気持ち小さいようなペニスは、だけど堅くてきっと中に来たら
凄いことになりそうとか
指であんなに激しくして痛くないのかなとか
ていうか妹の顔がいやらしくてぞくぞくするとか
頭の中をいろんなことが巡り巡って

そんな桃色思考の間に、淫らな少女はひときわ大きな声を上げて
音が聞こえるくらいの勢いで快楽の証を噴き出していた。

━━すごい。

今まで男性経験は少しだけあるけれど、
あんなに、叩きつけるみたいにされたことなんてない。
もちろん、未成年の身だから、ゴムつけてるから直に精を受けた事はないけど、
あんな勢いで膣の中で出されたら…


あー、やばい。濡れてきたぞこれは。
しかも実の妹にくらくらきてるたぁどんな変態なんだ。

でも、下半身が丸裸で上だけシャツとブラがはだけてるのって
やらしくて綺麗だよなぁ

がたんっ

…しまった。
見とれて箒落としちゃった。


鏡についた白いのを拭き取る体勢のまま
ぎぎぎっとブリキの人形のように、妹は首だけをこちらに向けた。

目が、合った。
だんだんと妹の表情が泣きそうな顔になっていく。
そうだろう。
私が同じ立場だったら今すぐ向かいのビルに駆け上ってそこから飛び降りることを選択する。

だけど、今は私が優位だ。
何よりも私は姉なのだ。
たぶんぎこちない笑みを貼り付けて、部屋に足を踏み入れる。

 ◇  ◇  ◇  

えっと、これはどういうこと?
え、だって、なんでお姉ちゃんが今この時間にいるの?
大学で授業中じゃないの?
ていうか
もしかして
全部見られた…

いや
だめ
やめて
こないで!

…ふぇぇ…見られちゃった…こんなヘンタイな姿…

 ◇  ◇  ◇  

狼狽えてパニック寸前の妹の姿は
もう高校生になってるのに、幼稚園の頃おもらしして泣いていた頃と何の変わりもなかった。
だから、あの時と同じように、問答無用でぎゅっと胸に抱き締めた。


やっぱり泣いてる。
恥ずかしいんだね。
そんなことないよ。誰でもすることだよ。
それにとっても可愛かったんだから。

髪を撫であやしながら囁く。
泣いてひくついている妹の身体がだんだん落ち着いてきてるのがわかる。
はむっと耳を甘噛み。
なんかよくわからない声をあげてぎゅっと抱きついてくる。
うわーかわええ。なんだこの生き物は。
耳から頬、そして唇。
猫みたいに舐める。
お姉ちゃぁんと、か細い声が聞こえてますます興奮してしまう。

…む。
お腹の辺りに感じるびくびくした堅い感触は…
唇のふちを舐めながら、気付かれないように右手をそれへ伸ばす。

ぎゅっ

うわ、あつっ。それに堅いよ。
いつか触ったそれよりは大分ちっちゃいけどめっちゃ堅くて熱い、
それにびくびくしてる…

と。
唇を妹の方から合わせてきた。
うわ舌入れてきたよ。ってふぇぇ。気持ちええ…

キスなんて半年以上もしてなくて、それにこんなにぞくぞくするキスなんて
ちょっと記憶にないぞ。

唇を離した妹は、言った。
お姉ちゃん、もっと、もっと手で激しくして…

私は即座に、妹の右手を掴んで、私の潤みすぎたそこに当てた。
手でいいの? ここに、入れてみたくない?

手の中の、妹の勃起が震え始めてる。
今さっきあんなにすごい勢いで出してたのに。
私の中に、入りたくてこんなになってるのかな。

妹の指が私の中におずおずと入ってくるのと、
私の奥がずくん、と疼いて潤みが溢れ出すのはきっとほとんど同じタイニングだった。

ふゎ、指気持ちいい。
もっと、中も外も、触って欲しくて自分から愛撫する指に腰を押し付けてしまう。
それくらい昂ぶってる。

「お姉ちゃんのここ、すっごく熱いよ」
当たり前だ。
そもそも触られるのが久しぶりな上にこんなに昂ぶってるのは生まれて初めてなんだ。
指のちょっとした動きで頭の中が桃色に染まってく。
あぁダメ、このままじゃ指でくたくたにされちゃう、

「お姉ちゃんの中って、ぐしょぐしょできゅうって指を食べちゃうみたい」

そうだよ、でも一番食べたいのはあんたのこれだよぅ
そういう思いを込めて、親指と人差し指で、亀頭にあたる部分を軽く捻るように。

んあぁぁぁぁっっ!!

喘ぐ声が耳に心地いい。
ああ、私ってSだったんだなぁ。
だからアイツとは合わなかったんだ。
そんなことを思いながら、私は妹の背中に回していた左手を、
妹の勃起の下、きっと私と同じくらい潤みきってるそこへ伸ばした。

「だめっ、お姉ちゃん、そっちも触っちゃおかしくなっちゃうよぉ!」

じゃあ、そろそろこれ、入れてよ…





二人とも生まれたままの姿で、布団の上。
早く入れて欲しくて仕方がなくて、だけどやっぱりキスから。
舌を貪りあって、妹の掌が私の乳房に触れた。

━━お姉ちゃんのおっぱい、やっぱり大人だ。柔らかくて張りもあって。
ふにふにしたくなっちゃう。

いやもうしてるだろってあぅ、乳首はダメだ敏感すぎるんだ、
あぁぁ揉むのもダメだよ、また疼いちゃうじゃない!
妹の手が全身をくまなく撫でてく。
うー、なんかどこ触られてもぞくってしてしまうなんて
この子、何気に凄いテクもってってうきゃぁぁぁ…

もぅ、もぅ入れて、お願い…


「だって、もっともっと、お姉ちゃんをいっぱい触りたいんだもん」

これ以上焦らされたら、ホントに先に達しちゃうじゃないか。
左指を彼女の下腹の潤んだ秘所に荒っぽく突っ込む。

私の上でびくんびくんと全身を震わせて、それでも必死に快楽に耐えながら、
私に体重を預けてくる。

「お姉ちゃんの指、魔法みたい。自分で触るのと全然違う」

蕩けた表情で快楽で苦しそうに息をしてる。
更に指を動かしてみる。
まぁアレだ、年季が違うってやつだ。
付きっ娘の勃起のいぢり方はまだ未知数だけど
同じ女の部分ならいくらでも快楽を与えてあげる。
だから、
だから速く、その勃起を私にうずめてよ…

 ◇  ◇  ◇

お姉ちゃんの裸って本当に大人で、綺麗で、触ってめちゃくちゃにしたくなっちゃう。
見てるだけでアレがずきんずきんしてる。
だけど、実の所、お姉ちゃんの指に濡れてるところを擦られるのがたまらない。
摩られるたびに、アレがはちきれそうになって、
ホントに爆発しちゃうんじゃないかってくらいになってる。

お姉ちゃんのいけないとこに入れたら、どうなっちゃうんだろう。怖い。

 ◇  ◇  ◇

なにか躊躇ってるみたいだけど、私はもぅ、あの堅いので中をかき回して欲しくて

限界だった。
キスして妹の潤みの中で指を出し入れして。
力が抜けてまたもたれてくるのを見計らって、体勢を入れ替える。
話と雑誌でしか知らない、騎乗位ってやつ。
びっくりした顔の妹。
妹の勃起をしっかりつかんで、私の潤みの奥に狙いを定めて腰をゆっくりと落とす…

嬌声が上がったのは同時だった。
それほど大きくはない妹の勃起が姉の秘所に埋まりきって、
初めての膣の感触に妹がのた打ち回るような快楽を得、
溜まりに溜まっていた白い欲望を姉の膣の奥深くへ注ぐ。
注がれた姉はその初めてのその感覚に悶え、さらに中で暴れるように跳ねる勃起に
中をかき回され、全身を掻き毟るような快楽に全身が満たされる。
しかし姉の膣は他の筋肉のように弛緩するのではなく、
中で暴れる勃起を絞り上げるように締め付ける。
妹は欲望を放出しつつも、その姉の秘所の締め付けと襞の感触のもたらす快楽に溺れている。

妹の上で悶え続ける姉は、微かに残ったイタズラ心で、妹の秘所に左指を差し入れる。

悲鳴と共に、腰の快楽の負荷に耐えかねて、大きく腰を突き上げ、その衝撃に姉もまた、
深い深い快楽の淵へ誘われ…
数分後、姉妹は秘所を繋げたまま、二人仲良く悦楽の海に沈んでいった━━



━━ある学者の付きっ娘の研究結果に、
付きっ娘の性的絶頂時に擬似ペニスから放たれる液体には、
強烈な性的興奮を催させる、所謂フェロモンの効果を持つものも存在し、
その効果は特に、付きっ娘ではない通常の女性により強く影響を与える、とあるが、
いまだその臨床実験に疑問視する声も多い、という━━

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最終更新:2007年05月04日 16:36