【人の魔王決戦】
ことの発端は何の変哲も無い一人の男が、「禁断の魔筆」を手にしたことから始まった。
デバイスリフレクターというものをご存知だろうか。
人の意志を現実に「反映」させるこの星の中心構成物だ。
「魔女ゴケ」などと呼ばれているものがそれにあたる(最近採取されるものは力が弱く多少魔力がある程度である)が、
稀にそれらの特性を更に凝縮し、「人のイメージを事実に変換するアイテム」がこの世に出現することがある。
そのひとつが「禁断の魔筆」だ。
書いたことが全て事実になるという恐ろしい道具を手にした男は、ソロモンの悪魔を従える魔王となった。
神曲さながらの地獄の軍勢は忽ちに世界を席巻。
天秤の騎士すらも表舞台に現れる異例の大戦争へ発展する。
クライン亭のメンバーもこの戦争に参加し戦ったが、この戦争の結末を知る者はなぜか居ない。
その理由を知るものも居ない。
最終更新:2009年06月11日 23:46