神様、かなり打ちのめされているんだ
何をやってもマイナス方向に進むだけ
俺はブラックである自分自身を誇らしく思ってるけど
抱えてる問題が俺を悲観的な気分にさせるよ
ブラザーズ&シスターズは
いつまでも滅茶苦茶なことをやってる
何故そうやって状況を緊迫させるのさ?
そんな連中から目を背らすには
一体どこへ行ったらいいんだい
おばぁちゃんは死んじまったし
仲間も俺のもとを去ってしまった
急に孤独感に襲われたことはないよ
神様、単なるスペアタイヤじゃなく
俺の車輪になってくれるんだろ?
つまり、俺の居場所さ
神様、俺を導いてくれる力と真実を与えて欲しい
つまり、俺の居場所さ
妙な話だけど、俺の居場所と呼べるものが欲しいんだ
神様は俺をテネシーへと誘ったよ…そこが俺の戻る場所
どこか他の場所へ
どこか他の土地へ俺を連れて行ってくれ
俺を悩ます全てのものを忘れさせてくれよ
神様、何を考えてるのか教えてくれないかな
神様、俺たちは夜も昼も絆で結ばれているんだ
神様が俺より優っているのは確かだけど
俺たちは友だち同士のように語り合う
すると、どこからともなく神様の声が聞こえてくるのさ
“ダイズバーグからリプリーへ、
田舎町を出たらまた他の田舎町まちへと漂い、そして休め”
そこは、子供の頃の俺が幻となって現れる町
祖先が歩いた道を歩き
祖先が登った木に登ってみる
木々に祖先が残してくれた教えを尋ねると
木々は馬の耳に念仏だよと囁くのさ
俺は自分の居場所が欲しい
生まれ故郷の俺の居場所に戻るんだ
俺の親族、俺の家名、それが俺の戻る場所
妙な話だけど、俺の居場所と呼べるものが欲しいんだ
神様は俺をテネシーへと誘ったよ…そこが俺の戻る場所
どこか他の場所へ
どこか他の土地へ俺を連れて行ってくれ
俺を悩ます全てのものを忘れさせてくれよ
神様、何を考えてるのか教えてくれないかな
今になって歴史の大切さが判ったんだ
俺の同胞が何故ひどい目にあわなきゃならなかったのか
自由までの旅路のほとんどがムダになってしまったのさ
街角のブラザーどもはゲットー暮らしを遊び半分に楽しんでるんだ
神様、何故俺の同胞全員ではなく
俺だけに教えを施したのですか
“それは、真実を求めてさまよったから”
神様は、俺の渇きを潤してくれたけど
俺の渇きはまだいやされてはいない
神様は俺がもっと水を欲することを許可してくれたよ
神様が言うには、俺が探し求めてる答えが
俺の目の前に転がってるんだとさ
究極の真実はまたかすんで見えなくなっちまった!
妙な話だけど、俺の居場所と呼べるものが欲しいんだ
テネシーへの憧れは夢に過ぎなかったのさ
最終更新:2008年08月14日 01:03