Thank You

ありがとう、ありがとう、今夜はみんな、来てくれてありがとう
ここまでの歓迎をどうもありがとう、どうぞ拍手はそのくらいで
これはキミたちの歌なんだ、オレの歌じゃない
どうも、どうも、ありがとう、どうぞ拍手はそのくらいで
よくよく考えてみると、ちゃんと説明がついたんだ
あらゆる「鍵」をつかって、あらゆる「ドア」を開けてきた
気づけばオレはブラック・タキシードを着て
ブラックラックスの双眼鏡をもって
オペラ座のバルコニーに立っていた
拍手はそのくらいで、そこまで人気じゃ困っちまう
TVを観てると、オレの名前が持ち上がり、オレの写真が映された
バッキャオ(プロボクサー)の試合を観戦してたんだ
そこをHBOのTV番組に盗撮されていた
リングにすれすれのところがオレの席でね
油断してると選手の鼻汁が飛んできた
おねがいだから、オレの目の前でぶっ飛ばさないでくれ
どうしてオレが伝説(レジェンド)と呼ばれるかって?
1位獲得のアルバムが10枚という記録、これで11枚だろうね
『Now!11』のアルバムよりもヒットを飛ばしてきた
だけど、だからってオレは天使でもなんでもない
間違いだっておかしてきたさ、天はオレたちの全てを見通している
神に感謝だな、ここまで上がってこれた、だから祈りをささげる
ストリートで稼いでた一羽の鳥が、冬には渡り鳥となり
夏にはここまで雅やかに、大空を舞うことになるとは
いったい誰に予想ができた? こう言わせてくれるかい

HOOK
ありがとう、ありがとう、今夜はみんな、来てくれてありがとう
ここまでの歓迎をどうもありがとう、どうぞ拍手はそのくらいで
これはキミたちの歌なんだ、オレの歌じゃない
どうも、どうも、ここまでの歓迎をどうもありがとう
みんなにひとつお願いがあるんだ
「オレが頼みごとをしても、けっして聞き入れないでくれ」
自分のことは自分で始末する

それがホヴァだぜ、ベイビー
今夜はとっても、とっても機嫌がいいんだ
ウェイターへ100ドルのチップを残しておいてあげようか
冷たいアイスバケットを用意してくれたお礼にね
ギャングスターの契りに関しては
もうオレたちの世代でおそらく最後になるだろう
もし誓いを守れないくらいなら、オレは死んだほうがましだ
いえいえ、お礼なんてとんでもない、オレは生まれつきそうなだけ
他とは違った生き方を強いられたんでね
単にありのままの自分を生きているだけで
『ハスラー2』のトム・クルーズのようにね
ただ、ビリヤードの"8番ボール"(コカイン)に関しては
スティックを使わずに、コーナーポケットに入れてあげたけどね
シャンパンボトルが奏でる音楽、なんて美しい響き
ルージュリップの美しい女性たち、グラスを啜ってる
そんなとき危険が身に迫り、「いったい誰だ」とオレたちは言う
ややこしい争いが起きないように、すぐに始末してやった
「オマエのスーツのサイズを言ってみろ
ルーガーが鳴り響き、銃弾が床に落ち
オマエが眠るとき、新品のスーツが必要だろうからな」
射撃の練習台になってくれてサンキューな
オマエの命日には、たっぷりの花束を贈ってやるからな

REPEAT HOOK

2、3人のラッパーを始末してやろうとしたんだ
なのに気づけば連中は、とっくに自決してた
やつらをフロウで始末してやろうとしたんだ
なのに気づけば連中は、とっくに「数字」が終わってた
「911」に電話して、救急車を呼んでやろうとしたんだ
なのに気づけば連中は、息を吹き返してたよ
たいしたもんじゃないか、才能あるんじゃないか
煉瓦(コカイン)でリッチになって、ビルを所有するまでになって
そこへ飛行機を突っ込ませて、ビルが崩れ落ちたあと
マスクをやらずに、あわてて跡地まで飛んでいって
瓦礫(がれき)の毒素(トキシン)を肺に吸いこんで
両方の肺が、それで機能停止になっちまった
まるでLライン(地下鉄)のようにね、煙を吐いていた
そのスモークを瓶詰めにして、匂いを嗅いでいた
副流煙でハイになろうとしたんだね
それを「イル」だと思っていたんだね
だけどほんとに・・・イル(ビョーキ)になっちまってね
もしかしてオレのこころを読んでいたかの如くね

REPEAT HOOK

今夜のオレたちは、とってもとっても気分がいいんだ
ツイてるサウスポー(ラッキー・レフティ)とはオレのこと
今夜はカミさんに、オレの分までキスしてあげな

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最終更新:2010年01月24日 16:00
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