12 Airplanes, PartII (feat. Eminem & Haylay Williams Of Paramore)

[Chorus]
夜空を飛ぶ飛行機を流れ星だと思えたら
今、すぐに、この瞬間、願い事をするだろう(x2)

[Verse 1: B.O.B]
仮定の話をしよう、
今は1998年
俺はスチロールのトレイにランチを乗せて食べてる
A-town（※１）から来た次のビッグ・ラッパーになることを夢見ながら、
レコードの売り上げが俺の罪を洗い流してくれると願いながら
仮定の話をしよう、俺はステージに上がって
ビートが流れればみんな一気にぶっ飛ぶ
OK、
みんなが俺の名前を知ってて、どこへ行っても俺の曲がかかってる
新作の売り上げは最初の週で50万枚
春にはゴールド・ディスク、秋にはプラチナ・ディスクを獲得（※２）、ワールドツアーは満員御礼
仮定の話をしよう、今じゃみんなが俺が「満員にできないアリーナはない」と言う
みんなが俺を愛してる、誰も嫌う者はいない
そんな仮定の話さ

[Chorus]

[Verse 2: B.O.B]
仮定の話をしよう、
実はこんなことは起きちゃいない
俺はラッパーになるなんて夢にも思ってないし
授業の間中ラップをノートに書くなんてこともしない、
「黒人らしさ」なんて何とも思っちゃいない
仮定の話をしよう、これらはみんな良い事さ
俺はラップを書いたノートしか見てないわけじゃない
するべきことをしてるだけ
でも俺にはみんなが「フッド」って呼ぶような地元はない
仮定の話をしよう、もしみんなが呼ぶBOB / Bobby Rayって名前が俺になかったら…
時間を昔へと戻すんだ、ミックステープを出す前、PVを出す前、セールスと栄誉を勝ち取る前まで、
みんなが俺をAndreと比べ始める前（※３）、俺がマイスペースのアカウントを作る前、
俺の顔が世間に知られるようになる前まで…さぁ、飛行機にお願いしよう

[Chorus]

[Bridge]
昨日のことはまるで夢のよう
でもその日々は過ぎ去っていくんだ、そして記憶になる(x2)

[Verse 3: Eminem]
オーライ
仮定の話をしよう、マーシャル・マザーズはペンを取らない
仮定の話をしよう、それでも事態は変わらない
マーシャルはぐずぐずして動こうとしない
そいつの言い分は紙のように薄っぺら、だからみんなに吹っ飛ばされちまう
マーシャル、お前は何も成しえない、そのゲームでお前が勝つ見込みなんかありゃしない
仮定の話をしよう、マーシャルは一日中外で遊んでる
「友達だよ」と言えるような友達だっている
引越しでまた転校しなきゃいけない、なんてこともない
社会ののけ者じゃないし、頭のおかしいガキでもない
父親がいるし、母親もクソみたいに狂ってたりしない
スタジアムを熱狂させようとも思わない、マーシャルはただの怠け者、クソ野郎
学校で収録するタレント・ショウなんかクソくらえ、クソがきは白昼夢をやめない
お前のアタマ、検査してもらった方が良いぜ、お前の思考は非現実的だ、エイリアンかよ
仮定の話をしよう、こんなこと言ってもマーシャルは怒らない、誰かにムカつくこともない
目覚ましが鳴って起きるけど、ラップ・オリンピックに行く飛行機には間に合わない
彼には辛い経験が待ち構えてる、ヘイリー、レイニー（※４）、食料の配給、WIC（※５）…
何も危険にさらしたことがないから、祈っても願ってもラップは聞いちゃくれない、そして彼はここにはいないだろう
そんな仮定をマーシャルはするのさ…

[Chorus]

※１…アトランタ。B.o.bの故郷。
※２…ゴールド・ディスク：売り上げ50万枚。プラチナ・ディスク：100万枚。
※３…B.o.bの初期シングル"I'll be in the sky"に人気ヒプホプ・デュオ、アウトキャストのアンドレ3000が参加したこと、を言ってるのかも。
※４…エミネムの姪。娘のヘイリーくらい大事にされてるらしい。
※５…「Woman, Infants, Children」のことか。NPOだか何だか、支援組織。もしくは単にwickedのことかもしれない。