[Intro]
ここずっとひとりで生きてきた
他人に頼らずやってきた
誰にでも自分らしくなれる一人の世界がある
俺の名前を呼んでいるのか?
俺と連絡を取ろうとしてくれているのか?
俺に手を伸ばしてくれているのか?
俺が君に手を伸ばそうとしているように…
[Verse 1]
ただ落ち込んでいるだけさ、そこから立ち上がれそうにないだけさ
この丘をどうしても乗り越えたい、この穴からどうしても抜け出したい
傷つくこともあった 重荷にも耐えた 転ぶこともあった
だけど立ち上がった
でもまたマイクを持つために
しかしあの”スパーク”をもう一度感じてみたい
何時、何処で、何故こうなったのか分からない
また意識が遠ざかり始めてる
だから俺はペンを持った
この怒りをどうにか発散させるため
「もうラップはやめたんだ」という事実を受け入れられなかった
どうしても認められなかった
俺には別のはけ口が必要なんだ
生きていれば受け入れがたいもある
だけど、同じ場所でずっと寝転がることもできない
悔やんでばかりいられない
然し1つだけ確かなことがある
俺の後を継ぐ事は、相当タフな事だろう
明日になれば俺はもういない
俺のことを知るためには、1000マイル歩くんだ…
[Chorus]
俺の”靴”に履き替えて歩くまで分からないだろう
俺がお前となりお互いの立場を入れ替えてみようじゃないか
お前の苦しみを味わってやる だから俺の苦しみも味わってみろ
お互いの頭の中に入っていくんだ
お互いの目で物事を見ればどんなものが見えるだろう
他人に「お前は美しくない」なんて言わせるな
他人なんかクソ喰らえ ただ自分に正直でいればいいんだ
「お前は美しくない」なんて言わせるな
他人なんかクソ喰らえ ただ自分に正直でいればいいんだ
[Verse 2]
そうだ…
ユーモアのセンスが色褪せていくように感じる
全てに神経質で陰鬱で
人の多い部屋に入った途端、どうしても気温を確かめてしまう
みんなの視線が俺に降りかかっているように感じるんだ
それに俺はアイコンタクトを避けようとしている
目を合わせてでもして、会話を求めているなんて思われたくないし
これ以上注目なんてされたくない
俺はただ「あんた」のようになりたいだけ
人混みの中に紛れ込んで
その後は近くのトイレにこもっていたい
一日中俺の後をつけ
俺のケツを拭いてくれるような召使なんて要らないし
面白くもない俺のジョークを
一つ一つ愛想笑いするようなヤツもいらない
「マーシャル、お前は面白いヤツだ。コメディアンになれるぜ!」
哀しいかな、俺はコメディアンにしかなれない
仮面の裏で涙を流すピエロさ
で、そこに座って俺の話を聞いてくれるのか?
どうやら、立場なんて逆にする必要もないみたいだ
だから、1000マイルなんて歩いてくれなくてもいいんだ…
[Chorus]
[Verse 3]
辛いことだらけのこの人生 誰に頼まれて生きているわけでもない
ただ与えられたカードを自分なりに並び替えるだけ
誰かが助けてくれるわけじゃない
同じ場所で寝転がって、クソして、文句言ってることもできるし
逆に自分の置かれた状況から立ち上がり
自分で摑んでいくこともできる
幼い頃、俺は荷物を持って、親父が迎えに来てくれるのを
じっと玄関先で祈って待っているような性格じゃなかった
どうせ親父は永遠に迎えに来ることはなかっただろう
いつも俺は、周りに馴染もうとした
どこの学校に転校してもそうだった
「クールなヤツ」だと呼ばれたかった
たとえ馬鹿馬鹿しい事をしてでさえも
エドナ叔母さんはいつも言っていた「そんな顔をしてるとそんな顔の大人になっちゃうよ
俺は舌を噛みながら喋ろうとした
果てに、凍りついた道路の「止まれ」の文字を舐めさせられた
それが8歳の時
いい勉強になった
あれから友達の前で見栄を張るのはやめた
しかし、今までも俺は自分の人生を語ってきた
時には他人の視点から
人が違えば、見方も違う、おそらく110%視点が違うだろう
どうやらお互いの”靴”に履き替えて
最低一マイルは歩く必要があるようだな
お前の靴のサイズはいくつだ? 俺のサイズは10(28cm)だ
お前の足に合うかどうか、見てみようじゃないか?
[Chorus]
[Outro]
ここずっとひとりで生きてきた
他人に頼らずやってきた
誰にでも自分らしくなれる一人の世界がある
俺の名前を呼んでいるのか?
俺と連絡を取ろうとしてくれているのか?
俺に手を伸ばしてくれているのか?
俺が君に手を伸ばそうとしているように…
子供たちへ
強く生きるんだ
パパはもうすぐ家に帰るからな
そして、世界中の人たちへ
神から授けられた"靴"が、自分に合うのなら
それを履いて歩いていけばいい
自分らしくいるんだ
自分が誰であるかに誇りを持て
クサい言葉に聞こえるかもしれないが
他人に「お前は美しくない」なんて言わせるな
最終更新:2022年11月05日 21:15