ブルックリンに行く途中の地下鉄の中で彼女を見た
こんにちはグッドルッキン、この席空いてる？
Aトレインに乗って彼女の頭の中を探ってた
電話番号も名前も聞きだせなかった
それでもお前のファッションはいかしてるよ
だけどその同情しようっていう態度はムカつくな
ブラザー達がじろじろ見るからかい？
それともシャイであまり喋らないからか？
彼女は顔を背けた、俺はノリが悪いなと思って言ってやったんだ
本当はお前なんて大したことないぜ
悪い一日になるといいな
座ってくつろいだけどヴァイブは中々良かった
夕べ作ったライムのことを考えていたから
次が下りる駅だったよ 見慣れた街だ
ダチと会ってフォークイーンズに行ったんだ
あそこの女は本物だな 言いたいことを伝えてくれる
軟弱ならソフト、ハードなら鉄のよう
俺は瞬きもしないし錆びついたりもしない
押し付けたりしないし文句も言わない
道を歩いてたら何かが聞こえた
へぇ、この辺に住んでたのか 俺を探してたのか
ボロを出したくなかったから少しカッコつけた
寄り道してギネスビールを買った
彼女はシャイなのか、傍に寄り付かない
店に入ってきたら挨拶してくれた
興味をそそるハイベロシティ
もしかして俺に惚れてるのか？
もしゲームなら俺のやり方でやるんだ
時間がないから俺がルールを決める
気持ちを言い表さなくてもすぐ分かるんだぜ
何を考えてるか知りたいんだ
一週間彼女に電話した
ハロー、喋ってもいいかいと聞いたら
ダメよと答えが返ってきた
お前に迫ろうと思って電話してるわけじゃないんだ
印象を与えて服を脱がせたいわけでもない
知り合いたいだけなんだ
何でだ？二人は仲良くなれるんだよ
だけど俺を信じて愛してくれないといけない
受話器を抱きしめて頭を愛撫してくれ
俺のメンタルマッサージはどうだい？
お前に送るヴァイブで電話が熱くなってるんだ
それじゃお前の心の中を教えてくれよ
次にエクスタシーそのものだ
会いに行くよ、一緒にいよう
俺はロマンチックな戦士じゃないけど、罪じゃないだろ
気持ちを言い表さなくてもすぐ分かるんだぜ
何を考えてるか知りたいんだ
あれから何ヶ月か経ったけど、うまく行ってる
俺のことを考えてくれるように頭の中に入ってるんだ
クイーンズに行ってバレーストリームズまで行った
今観た映画が思い出せない
だけど水曜だから電車でアップタウンまで行こう
125番街はどうだい？
アポロ劇場ではアマチュア・ナイトだ
ビル・コズビー・ショウでも観ようか
その後は盛り上がろう
すごく親密になって 言葉を使うよ
歌と呻きの声を出す
俺の唇はヘッドフォンのようにぴったりくっついてる
彼女は微笑んで、あなたって楽しいわと言った
いつも新しい歌が歌える
次の日彼女の家へ行って
びしっとキメてドアをノックした
中に入れてくれた彼女はネグリジェ姿で
リズクレアボーンの香りがした
俺が寛いでテレビを見ていたら
彼女が横に座って、何を考えてるの？、って尋ねた
俺はセクシュアルヒーリングがして欲しい
それとメンタルヒーリングも お前は？
彼女はわざと間を置いてから同じだと答えた
痛みを和らげるように
頭をマッサージしてくれる？
欲望と炎が燃え出している
お前のハートの思うまま
お前のインナーワールドを復活させてやるよ
始まりは時間がかかる
テレビを消して楽になろう
明かりを消して、心で俺を見るんだ
肉体を使うんだ、簡単だろ
何を考えてるか もう分かったから
何を考えてるか もう分かったから
最終更新：2008年08月14日 18:06
