ギャングスタにとっては同じこと
時代が変わったんだ
若いニガだって歳をとる
新しいルールで新しい顔触れでゲームが始まる
だけどラップっていうのは事実が小説よりも奇なもので
ニガっていうのはイメージの中にはめられてる
ニガはキャップを被らされて
プラスティックで包まれてる
ことが起こったらさっさと牢獄行きだし
それだけで終り
成功していくヤツらも見てきた
吹っ飛ばされるヤツらを見てきた
結果を出せたヤツらを見てきた
成長してきたヤツらを見てきた
金を失ったヤツら そしてその訴訟も
親友と金 俺はその両方を失ったv ニガの見舞いに病院にも行った
それはこの世界で同時に起こってきたこと
俺はゆったり構えてこのショウを見守ってきた
俺が行く場所全部
それまでとは全然違う
前の知り合いは
俺のことなんか知らん振り
だけど俺は何処に行っても
知り合いに出会う
誰かか誰かの知り合いで
だからなんとかなるんだって
俺は足を洗ったし
お前はそれを非難するけど
ニガは別に怒っちゃいない
ニガは眼に入らないヤツらのことなんか
気にしちゃいない
俺なんか眼中にないみたいだし
俺に手は届かない
もしもニガがお前を殺そうとしたらどうする?
お前はきっと夜逃げするんだろう
新しいシマを探すんだろう
もしもニガがお前を撃とうとしたら
2パックはどうだった?
俺にはビッチもいないんだ
それは俺とお前どっちかの人生
俺はずっとここにいる
俺は生きていたいから
ニガはずっと変わらないんだ
眼には眼を 歯には歯を
もしもリアルなニガだったら家庭的な男なんて想像できるか
俺には失うものがお前よりも多いんだ
ギャングスタにとっては状況が変わったみたいだ
おまわりは手錠をかけるの気乗りしないみたいだし
ヤツらは絞首刑にしたいらしい
死ぬところを見るか奴隷になったところを見たいらしい
俺達が成功すると同じとこで罠にかけようとする
そのくせ「どうしてお前らは反抗的なんだ」とか
抜かしやがる
異端児は市民にとって危険な存在だから
だけど今はギャングスタの新世紀
新しい時代が台頭してる
俺達はバスターって呼ばれてる
過去を思い出してみればそれが俺達なんだ
ニガ ギャングスタってのは俺達が始めたんだ
少しは感謝しやがれ
時の流れはどうしてこんなに速いんだ
楽しかったけど
ただ時が流れていくのが楽しかった
最終更新:2008年08月26日 23:48