01 Rappaz R. N. Dainja

ブラスマスター・クリスはいい加減なことを口にしないのさ
お前らの意識を高めて、バカな考えを取り除いてやる
今、初めて聞く話じゃないだろ、
クリスは前からそういう話をしてやってんのさ
ヒップ・ホップという名の原子構造において、俺は原子核なんだ
つまり、俺たちヒップ・ホップ連中の中軸って訳さ
グループ、団体、仲間、全ての中心
本物のラッパーが登場したら、
歯切れをよくする糸ようじなんて何の役にも立たないぜ
金は降って湧いてくるようなもの、
けど、人間を堕落させるためにあるんじゃない
俺のスタイルがひよっこ同然なら
コンサートの入場料$25をお客からもらうために
お前と一緒にもっと練り直さないとな
俺のラップに耳を傾ければ、きっと忘れかけていたものを取り戻すぜ
それは磨かれたラップの業さ
曲が盛り上がるにつれて、俺の詞はどんどん過激になっていく
中身のないアルバムなんて絶対に作らない、
シングル用の曲だってちゃんとリミックスするんだ
老いぼれて、目の前がチカチカするまでラップし続けてやる
俺のヒップ・ホップは神がかり的なのさ

[Chorus]
ラッパー連中はヤバいとこまできてるぜ

まるで火曜日の朝に食べるクロワッサンみたいに旨いだろ
だからラッパーどもは、あれこれ不平を言いながらもラップをやめられないのさ
生き残るためなら、他人のスタイルを平気で盗むんだ
どうせお前のキャラクターは煮ても焼いても食えないからな
そんなお前を見てると、強烈なパンチを食らわせてやりたくなるぜ!!
こうやって俺は地を這うようにラップするのさ
俺の後から最高のラップがついてくるようなもんだからな
お前らの仲間をひとり残らずブチのめしてやる
パーティに銃をブッ放す連中を送り込んでくる連中もいる
俺のラップは自己啓発を促すもの、お前の心と身体を癒してやるのさ
女を漁るためにパーティにやってくるラッパーどももいるけど
俺はその場で鍛錬されたラップを披露して、
パーティ会場を後にする頃にはみんなから尊敬されるのさ

[Chorus]

俺流のヒップ・ホップは新語をたっぷり盛り込んだもの
自分が歌えるって気になったら、きっと歌えるぜ
俺なら、公共の電波を使って、
何の役にも立たない事実をまくしたてたりはしない
ラッパー連中はイキがってるけど、俺に言わせりゃ、
ただの無能のブラックさ
俺のラップに打ちのめされたら、その時のことをしっかり憶えておいてくれ
きっとバランスの喪失ってやつを経験するぜ、
いい加減に暴力はやめろよ
お前らはラッパーという仮面を着けた、ただの臆病者さ
'83年を振り返れば
ラッパーにプロモーション・ヴィデオなんてなかったから、
誰もがライヴでラップしなけりゃならなかったんだ
今の若いラッパー連中は何だってできるだろ
力のないプロダクションに言っておくぜ
ラッパーなら、誰でも栄光を目指してしのぎを削ることができるけど
同胞の意識を目覚めさせるような曲をラップするってのはそれとは別問題
俺の詞を耳にしたら、目からウロコだろうな
俺がその辺のラッパーたちとは一線を画しているからさ

[Chorus]

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最終更新:2008年09月07日 13:04
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