03 MC's Act Like They Don't Know

今の時点で俺のことを知らないなら、これからも俺を知る機会は訪れないぜ
これまでグラミー賞を受賞したこともないし、
トニー賞にはこれからも縁がないだろうな
けど、一本筋が通ったラッパーは俺だけじゃないぜ
俺がマイクを握って他のラッパーを打ち負かすと、
女たちはもう大騒ぎ!
俺が顔を出すパーティは、どこも盛り上がるのさ
詞の達人と一緒に盛り上がってくれ
口パク・ラッパーにはない躍動感があるのさ、
チャートを席巻するラッパーがどういうもんか、知ってんだろ
俺がまくしたてると、ラッパーを次から次へと圧倒するのさ
ブラスマスターのデータをしっかりファイルしておけよ
俺の名前はK(Knowledge) R(Rrigns) S(Supreme) O(Over) N(Nearly) E(Everybody)
KRSをパーティに呼んでくれたら、必ず盛り上げてやるさ
フラット・トップ、ブレイズ、スキンヘッド、
ドレッド、どんなヘアスタイルでも構わない
その昔、ジェドという名の男がいたんだ
ジェドは自分の子供たちのために命を落としちまったよ
その子供たちのために俺はラップしてやりたいのさ
世の中は移り変わっていくもの
今じゃ、白人のガキどもが“ニガー”と名乗る御時世なんだぜ
十字架に火が放たれると同時にターンテーブルもぐるぐる回る
俺のスタイルと俺がどんな風にワイルドになっていくのか
その過程をちゃんと憶えておけよ
俺は宇宙時代の宇宙船みたいに先へ進んでいくんだ
金持ち気取りの伊達男、色男、ギャンブラーに遊び人、
なりたけりゃどれを選んでもいい
けど、自分が傑作ライムの伝達人だってことだけは忘れるな

[Chorus]
ラッパーどもの立ち居振る舞いを見ちゃいられないぜ

こういう曲を何年もの間、待ってたんだろ
KRSはハードコアなラップをブチかますためにこうしているのさ
グランド・ウィザード・シオドアもマッ青
一度、俺のラップに触れたら、俺の腕前をとことん見せてやる
オチのあるライムをラップできるラッパーだけがバトルに参加できるんだ
誰が主役になるか、とくと見てみようぜ
惰性でラップするんじゃなしに、ちゃんとショウらしくラップしようぜ
身体の隅々まで神経をとんがらせてシャンとしな
多くのラッパーどもが“MC”という言葉を軽視してるのさ
そんな連中は、観客をほんの少しでも盛り上げることができないんだ
連中のラップがどうしようもないっていう証拠だな
誰が一番まっクロいラッパーか、はっきりさせてやる
その筋書きは俺に任しておきな、
お前は少しでもそこから業を盗みたいんだろ
そんなお前の姑息さにはもうウンザリだ、
お前のラップが偽者だとわざわざ認めてるようなもんだろ
俺の足元にも及ばないと悟った途端に、お前はトーン・ダウン
俺はお前なんかよりずーっと賢いのさ
お前の家族に同情するぜ
俺のスタイルに病み付きになるはずさ、俺のラップは大打撃だからな
タガが緩んだお前の頭にヒップ・ホップをたたき込んでやる
そして早口でまくし立ててやるんだ
お前のドアタマに食らわす俺の完璧なラップにお前はついてこれないだろ

[Chorus]

KRSを嫌ってるラッパーどももいるけれど、
連中のことも認めてやらなけりゃな
俺のラップは連中の直腸にガツンと響くぜ
連中を打ちのめして、連中のラップをチェックしたなら、
結局は連中に対する軽蔑の気持ちしか残らないのさ
そんな連中をこてんぱんに負かしてやる
俺のスタイルを真似しているバカなあいつらは一体何物なんだ?
俺はライムをアートのように形作って、
そいつをレコード盤に作り上げているんだぜ
外野のラッパーどもは、いつだって他のラッパーの悪口を言ってるのさ
俺がその場に登場して、連中の仲間に詰め寄ったら、
途端に連中は及び腰になっちまう
俺ならビビッたりしないぜ、そうさ、聞いてんのかよ
連中がラップしても、どうせ舌がもつれるだけさ
俺が登場したら、自己主張はやめて十字を切りな
俺のショウはまるで大海原のように壮大だぜ
いつまでもそうやって誤魔化しのラップでウソをついてなよ、
俺のラップは文明の産物みたいにいつまでも生き残るのさ
お前が曲でしくじった部分は、聴く側をギョッとさせたぜ
逃げ隠れしないで出てきたらどうだい
お前の防衛機制が俺の作詞に傾けた情熱を冷まさなけりゃいいけどな
俺が強烈なラップを披露し始めたなら、
そこからが1996年型のスタイルの発進なのさ

[Chorus]

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最終更新:2008年09月07日 13:05
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