12 Rule feat. Amerie

[Intro]
ナズの登場だ
俺のことを倒そうとしてるヤツらがいるが
そんなことは決して起こらないぜ

[Verse 1]
俺はプロジェクト出身
安アパートのビル群に殺しが絶えないようなところ
死の背後に聖職者の影あり
プロジェクトとして知られてる
ジャンキーにコカイン中毒がうろついてるような
ガキの頃から毎日が生存競争
俺はお前の一部だと思う、そしてそれを誇りに思え
人種差別を受けて疎外感を感じてた
肌の色が黒ければ黒いほど
抱える問題ももっと困難なものになっていくんだ
星を手に入れようと手を伸ばしたが○いてばかりだったこの人生
次に何が起こるかはわからない
古代エジプトのキングからジュリアス・シーザーまで
どの大陸にも財産を保有していた
アジアにアフリカ、ヨーロッパに日本
パキスタン、アメリカ、アフガニスタン
プロテスタントも入ればユダヤ人も、黒人もアラブ人もいるんだ
停戦しろ、世界平和だ、野蛮人みたいな真似はよせ
世界戦争とは時間をかけて考えられるべき問題だ
爆弾や戦車は人類を滅亡させることだって出来る
だが、ずっと昔から人類は武装して戦ってきた
命を失った人間達、ツイン・タワーズ、ペンタゴン何故なんだ？
こんなことが続いていく必要はあるのか、殺しの手を止めなくてはならない
何故俺達は死ぬんだ？皆神の子供達だというのに

[Chorus]
この憎悪が一生続く
一緒になって立ち上がる時が来た
皆が世界を支配したがっているんだ
世界、世界

[Verse 2]
ブロックのブラザー達は
ニューヨークからカリフォルニアまで
道角を所有したかのように振る舞うんだ
ブロックを支配下におさめ
お前と一緒に居れば番犬を連れたかのごとくいつも安全
いいか、ここは俺の街なんだ
ガキ共はゲットーで育ち
若くしてムショに送られ何が自分の敵かを知る
だから、ヤツが生き延びていくためには
暗がりにも目を光らせ自分で上がっていかなきゃならないんだ
このチャンス溢れる土地で誰もが輝きたいと思ってる
この国が何を持ってるか考えてみろ
ホームレスなど存在するべきじゃないし
自分の家庭の問題を解決出来ない大統領に
どうして他の問題が解決出来るっていうんだ？
この地球は一人の男だけの力で支配されるために創られたんじゃない
全ての人種と信教にとっても故郷なんだ
俺は土地、豪邸、銀行、金、アフリカに眠るダイヤを全て
コントロールしたいんだ
世界の天然資源を
残存分も全部だ
しかし、敵が現れれば
ミサイルで保護しなきゃならなくなるだろう
そして、俺は世界一のお尋ね者になっちまった
だが、何百万人ていう人間の問題に耳を傾けることに価値はあるのか
そして、シークレット・サーヴィスに付回されるようになるなんて
弾丸を込めた銃を持って人生の挑戦をするってことか
さあ、コリン・パウエルよそこを退け、もしくはタオルを投げ入れるんだな

[Chorus]

[Verse 3]
これが俺のスタイル
絶妙のタイミングでお前を攻撃
ナズの書くことは誰も比較にならない
俺の夢について教えてやろう
俺の痛みはお前の痛みだってことを教えてやろう
チェーンでも何でも、お前の好きなものを手に入れることが出来るようになる
お前は今は生きているが
死んだヤツらや
ポリスに囲まれてムショ暮ししてるヤツらは沢山いるんだ
分かりやすく言ってやろう
考えたことが全て実現するんだ
目覚めるプラン
時間が明らかにしてくれる
この憎悪の全てが永遠に続くわけじゃない
俺のゲットー・ヒーロー達はみな天国にいる
いまでもここに居るようだ、死んだなんて信じられない
お前らは超越しただけ
またお前らに会えることは分かってる
俺がそこに辿り着いた時には
世界の指導者が勝利を手にすることを祈るぜ
困難無くては何も手に入らない
よく聞け、大事な話だぜ
俺達は武器を恐ろしがっていたのに
今じゃ化学兵器を使う時代
ヒップホップじゃ武器は言葉の力
ベストになるためにはベストで挑戦しなくてはならない
祝福とはスピリチュアルなもの
どんなラッパーの頭も肩から撃ち落してやる
コンテストなんかじゃねえんだ
神には俺の声が届いていることを知っている
高過ぎてお前には近寄れない
お前は自分の姿を映し出す鏡を恐れている
知は力なり、それが俺のセオリー
全てのプロジェクトにストリートの道角まで
今こそ俺達は自分達のものを手にしなければならないんだ

[Chorus]