10 Bridging The Gap feat. Olu Dara

[Chorus]
「ミシシッピから来た俺は、若い時は悪さもしたよ
ニューヨーク・シティに流れ着き
そこで初めての子供が産まれたのさ
そいつを俺はナシールと名付けた
仲間は皆ナズと呼んでたな
まだ小さかったセガレに俺は言ったよ
『お前はいつか最も偉大な男になるぞ』ってな」

[Verse 1]
ヘイ、ヘイ、ヘイ
ラップ・スキットのチャック・ベリー
色んなスタイルをマスターしたよ
沢山のヤツらがそれを真似て俺に近づこうとしたけれど
ナンバー・ワンは俺だけさ
俺は好きなことを口にする、お前らがどう思おうと構いやしねえ
俺は俺自身の主人だからな
オヤジが言ってたよ、「お前のボスはお前だけであれ、品格だけは失うな」ってね
俺の故郷はミシシッピー州ナッチェス
マイケル・デイヴィスやディジー・ガレスピーと一緒に音楽をやって来たんだ
そして、今こうして俺達はブルーズとジャズ、そしてラップの溝を埋めているところさ
このトラックは音楽史に名を残すぜ
俺はこのゲームに生まれつきオヤジの音楽を発見したんだ
プリンスが『パープル・レイン』で箱を探り当てていてみたいに
だが、ミネアポリスが俺の架け橋となり
そこから生まれた天才もいりゃ、ムショで服役中のヤツもいる
もし、オヤジが俺を呼んでこう言ってくれなかったら
俺は人生で足を踏み外しちまってたかもしれないんだ

[Chorus]

[Verse 2]
ブルーズはゴスペルから生まれ、ゴスペルはブルーズから生まれた
スレイヴ達のため息からハーモニーが生まれたんだ
オールド・スクールもニュー・スクールも、規則なんて無いのさ
今までずっと俺はこのブルーズを声にしてきたんだ
俺は元来のアーティスト、ヒップホップが心に響いたんだ
壁のグラフィティ、俺はもしかしたら少年院送りになってたかもしれないんだ
オヤジは俺が思考するために相応しい道具や
マルコムXの自伝とか、読書するための本を与えてくれたんだ
学校じゃ俺は難読症と呼ばれ、教室じゃ教師の似顔絵ばかり描いていた
誰ひとりとして俺のスタイルを気に入ってくれる教師なんていなかったし
学校のカリキュラムなんかよりもよっぽど多くの本を読んでたんだ
ある教師は言ったよ
「ミスター・ジョーンズ、息子さんを迎えに来て下さい
彼は詩ばかり書いていて手がつけられません」ってね

[Chorus]

[Verse 3]
オヤジはローリング・ストーンズなんかじゃなかったよ
トランペットを吹いて世界中を回ってたけど
それでもちゃんと家に帰って来てくれた
それから名前をオルと変えた
さあ、皆に今までどんな場所に行って来たのか教えてやれよ
「サウジアラビアにモザンビーク、マダガスカル、パリ、ギリシャ
だが、俺達が住むのはリトル・アフリカことクイーンズブリッジなのさ」
ナズ、ナズよ、止まらずに行け
オル・ダラが登場だぜ、親父もこのままやってってくれよ
マディ・ウォーターズにハウリン・ウルフ、そのままでいてくれ
ブルーズからストリート・ホップまで、止まらずに行くぜ

[Chorus]

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最終更新:2008年09月08日 15:12
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