後世に残るような曲をラップしてやる
そして腰を落ち着けるのさ
この曲は誰かをケナしたものじゃないぜ
オレはジタバタするのをやめたってことさ
ストーン・アライアンスの「スウィート・パイ」みたいに
女の子と愛し合って、身を固めるってこと
オレが情報源だってことは、みんなが知ってる
オレの体の中にはディック・ハイマンのような電流が走ってるんだ
オレの仲間がラップする所を見たいんだろ
ステレオのサウンドでみんなをガッカリさせたりはしない
さァ、マイク、マイクを持ってみんなをアッと言わせてやれ
オレたちが言いたいのは、身を固めるってこと、
オレは靴を脱いでリラックス
オレと闘う気なら、武器は捨てなよ
日頃の喧騒から逃れて、腰を落ち着けろと言ってるのさ
オレはハメをはずすのをやめて、
マイク・スタンドへと歩み寄ってく
さァ、アッパー・ウェストの連中の心意気ってやつを見せてくれよ
金を稼ぐ才能がるかどうか、オレを試してもいいぜ
時々、オレは恵まれてるって思うこともあるんだ
なんたって、好きなことやってられるんだからな、
だから一休みなんてしないのさ
オレは”フルーツ・オブ・ザ・ルーム”のファッションに
身を包んでるような奴みたいに
すぐにのぼせ上がる男じゃない
ただ、ミーターズのように”ルーカ・パイ・パイ”と口ずさみながら
肩で風を切って歩くだけさ
何たってオレはダウンタウンのブルックリン生まれ
けど、ショウが失敗に終わった時は、オレはとっとと姿を消すぜ
オレの頭がイカレちまってると思ってるんだろ
ユタ州から電話でもかかってきた時には、
オレだって狂気を撒き散らすさ
けど、曲を落ち着いてラップするときは
オレたちだって基本に返るんだぜ
ジミー・スミスはオレのダチ
あいつのために強烈な音を出してくれ
(コーラス)
AD・ロック、マイク片手にノン・ストップでラップしな
ブリムのようにオマエを拾い競技場に追い詰めてやる
オレがオマエの近所に歩いていったら
オマエは”ヤツだ”と思わず漏らすのさ
ファンキーなサウンドと共にアイツがやって来るってな
ビースティ・ボーイズは思いっ切りハメをはずすぜ
オレが自分のアソコを掴んだなら、調子が出てくるからさ
そしてこう言うのさ”Oh 何てファンキーな曲なんだ!”
そしたら次の奴にマイクを渡して、
オレはまた狂気を撒き散らすんだ
元祖鼻タレ小僧がデカい一発を食らわせてやるぜ
毎朝、オレはハイ・ストリート駅までの電車に乗るのさ
電車の中で宿題をやるなんて、考えただけでもゾッとするな
帰りの電車の中で聴くのは
余り知られていない場所や高層ビルを仰ぎながら闘った
ラップ・バトルの様子を録音したテープさ
ハーレムで行われているようなバトルが、
ズールー・ビート・ショウでも催されてる
例えば”クール・モー・ディーVSビズィ・ビー”
みたいなバトルさ、けどひとつだけ言っておくぜ
もうその辺でやめときなよ、アンタたちが偉いのは判ったからさ
M.C.A.、マイクを握ったなら、マー・ベルから連絡があるからな
ボブ・マーリィは、自由を勝ち取るための闘争を予言していたんだ
”踊ることで神への祈りになるのなら
きっとサイコーの気分だろうな”
オレだってそうしたいよ、だから涙が溢れてくるのさ
こんなにスムーズに流れる曲、誰も止められやしない
そんな曲をやらせたらNo.1の奴は、
一瞬のうちに大打撃をもたらすようなサウンドを提供するのさ
オレを生んでくれた父さんと母さんに
ここでちょっくら挨拶しておこうか
大好きだよ
最終更新:2008年09月08日 15:22